四半期報告書-第55期第1四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)
有報資料
以下の財政状態および経営成績の分析は、オリックスグループの財政状態および経営成績に大きなインパクトを与えた事象や要因を経営陣の立場から説明したものです。一部には将来の財政状態や経営成績に影響を与えうる要因や傾向を記載していますが、それだけに限られるものではないことをご承知おきください。なお、将来に関する事項の記載は、本四半期報告書提出日現在において判断したものです。以下の記載においては、米国会計基準に基づく数値を用いています。
(1)経営成績の分析
業績総括
当第1四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年6月30日)
営業収益……………………………………………………………………… 792,297百万円(前年同期比35%増)
営業費用……………………………………………………………………… 700,317百万円(前年同期比40%増)
税引前四半期純利益…………………………………………………………… 135,611百万円(前年同期比15%増)
当社株主に帰属する四半期純利益…………………………………………… 89,712百万円(前年同期比17%増)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(基本的)……………………… 69.81円(前年同期比19%増)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(希薄化後)…………………… 69.76円(前年同期比19%増)
ROE(当社株主資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)……… 14.3%(前年同期13.2%)
ROA(総資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)……………… 3.18%(前年同期2.82%)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、前年同期の587,945百万円に比べて35%増の792,297百万円になりました。「オペレーティング・リース収益」は国内において大型の賃貸不動産売却益を計上した前年同期に比べて減少しました。一方、オリックス生命保険株式会社(以下、「オリックス生命」)において新規契約の増加に伴い生命保険収入が増加したことや、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる資産の運用損益が市況の悪化の影響で減少した前年同期に比べて改善したことにより、「生命保険料収入および運用益」が増加しました。また、「商品および不動産売上高」は主にプリンシパル・インベストメント事業の一環として投資している連結子会社の貢献により、「サービス収入」は主に環境エネルギー事業の伸長により増加しました。
営業費用は、前年同期の500,522百万円に比べて40%増の700,317百万円になりました。上述の収益の増加と同様に、主に「商品および不動産売上原価」および「サービス費用」が増加しました。また、上述の新規契約の増加および運用損益の改善に伴い責任準備金の繰入が増加したことにより、「生命保険費用」が増加しました。
「持分法投資損益」は、主に不動産共同事業体において大口の売却益を計上したことから増加しました。「子会社・関連会社株式売却損益および清算損」は、事業投資事業部門において関連会社株式の売却益を計上した前年同期に比べて減少しました。
以上のことから、税引前四半期純利益は、前年同期の118,434百万円に比べて15%増の135,611百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の76,769百万円に比べて17%増の89,712百万円になりました。
セグメント情報
セグメント収益およびセグメント利益を事業の種類別セグメントごとに示すと以下のとおりです。
総資産残高を事業の種類別セグメントごとに示すと以下のとおりです。
当第1四半期連結累計期間のセグメント利益は、前年同期の115,342百万円から17%増の134,493百万円となりました。事業投資事業部門が減益となったものの、その他の事業部門は増益となりました。
各セグメントの当第1四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人金融サービス事業部門:融資事業、リース事業および各種手数料ビジネス
日本経済は、一部に弱さがあるものの全体としては穏やかな回復局面にあります。金融機関の貸出は引き続き増加し、貸出金利は低水準で推移しています。
セグメント収益は、有価証券売却益が増加したことや、弥生株式会社の収益貢献によりサービス収入が増加したことにより、前年同期の24,990百万円に比べて2%増の25,417百万円になりました。
セグメント費用は、上述の収益の拡大に伴う増加のほか、販売費および一般管理費等が増加しました。
上記に加え、関連会社株式の売却益を計上したことにより、セグメント利益は、前年同期の8,494百万円に比べて20%増の10,225百万円になりました。
セグメント資産は、ファイナンス・リース投資、営業貸付金ならびに関連会社投資等が減少したことにより、前連結会計年度末比2%減の1,007,431百万円になりました。
メンテナンスリース事業部門:自動車リース事業、レンタカー事業、カーシェアリング事業、電子計測器・IT関連
機器等のレンタル事業およびリース事業
企業の設備投資計画は穏やかな増加基調にあるものの、内外経済の不透明感などを背景に慎重な動きがみられます。自動車リース業界においては、緩やかな景気回復を背景に新規自動車リース台数が増加基調にあります。
セグメント収益は、金融収益およびオペレーティング・リース収益が増加したことから、前年同期の67,199百万円に比べて2%増の68,288百万円となりました。
セグメント費用は、自動車リース事業にかかる平均セグメント資産残高の増加に伴うオペレーティング・リース原価の増加や販売費および一般管理費の増加により増加しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期並の9,894百万円となりました。
セグメント資産は、自動車リース事業における新規実行の増加により前連結会計年度末比1%増の759,644百万円になりました。
不動産事業部門:不動産開発・賃貸事業、施設運営事業、不動産投資法人(REIT)の資産運用・管理事業、不動産投資顧問業
日銀の金融緩和および低金利を背景に、引き続き地価は高値圏で推移しており、オフィスビル市場は首都圏を中心に低い空室率が続いていますが、マンションの販売価格等では一部高止まり感が出てきています。ホテル・旅館の運営では民泊の利用など、一部観光スタイルの変化等の影響が出てきています。
セグメント収益は、施設運営事業からのサービス収入が増加したものの、オペレーティング・リース収益に含まれる賃貸不動産売却益が減少したほか、資産残高の減少に伴いオペレーティング・リース収益が減少したため、前年同期の57,338百万円に比べて19%減の46,520百万円になりました。
セグメント費用は、サービス費用の増加により前年同期に比べて増加しました。
上記に加え、不動産共同事業体において大口の売却益を計上したことから、セグメント利益は前年同期の23,603百万円に比べて39%増の32,833百万円になりました。
セグメント資産は、関連会社投資残高が増加したものの、賃貸不動産の売却によるオペレーティング・リース投資の減少により、前連結会計年度末並みの655,900百万円になりました。
事業投資事業部門:環境エネルギー事業、プリンシパル・インベストメント事業、サービサー(債権回収)事業、コンセッション事業
日本ではインフラ分野、特にエネルギー分野への投資が多様化しています。エネルギー分野では再生可能エネルギーのなかでも太陽光から風力、地熱へと広がり、事業主体も多様化しています。インフラ投資市場では公共施設運営において民間資金の活用が拡大しつつあります。また、新興国では経済成長に伴いインフラ需要が急増しており、日本企業のインフラ投資増加が期待されています。
セグメント収益は、有価証券売却益の増加やプリンシパル・インベストメント事業の一環として投資している連結子会社や環境エネルギー事業において商品売上高やサービス収入が増加したため、前年同期の258,002百万円に比べて64%増の422,527百万円になりました。
セグメント費用は、上述の収益の拡大に伴って前年同期に比べて増加しました。
上記に加え、前年同期には関連会社株式の売却による売却益の計上および子会社の買収に伴うバーゲン・パーチェス益の計上があったことから、セグメント利益は前年同期の30,955百万円に比べて46%減の16,657百万円になりました。
セグメント資産は、棚卸資産や環境エネルギー事業における事業用資産等が増加したものの、投資有価証券の減少により、前連結会計年度末並みの768,407百万円になりました。
リテール事業部門:生命保険事業、銀行事業およびカードローン事業
生命保険業界は、マクロ要因である人口減少の影響を受けるものの医療保険等のニーズは高まっています。各社では新規商品の開発や運用状況を反映させた保険料設定等の動きがみられます。個人向けのカードローン市場は、銀行をはじめとして残高を拡大しており、低金利を背景に競争が熾烈化しています。
セグメント収益は、オリックス生命において新規契約の増加に伴い生命保険収入が増加したこと、また、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる資産の運用損益が市況の悪化の影響で減少した前年同期と比べて改善したことにより、前年同期の54,006百万円に比べて108%増の112,597百万円になりました。
セグメント費用は、上述のとおり新規保険契約の増加や運用損益の改善に伴い責任準備金の繰入が増加したことから前年同期に比べて増加しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期の12,532百万円と比べて76%増の22,014百万円になりました。
セグメント資産は、銀行事業における資産拡大に伴い営業貸付金が増加したものの、オリックス生命において投資有価証券の売却が進んだことや変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより、前連結会計年度末比3%減の3,201,683百万円になりました。
海外事業部門:リース事業、融資事業、債券投資事業、アセットマネジメント事業、航空機・船舶関連事業
世界経済は、米国が雇用・所得環境の改善を背景に引き続き回復基調にあり、その他地域でも穏やかな持ち直しが見られます。金利は世界的には引き続き低い水準にありますが、米国などで金利上昇の見込みが強くなっています。資産運用業界は、中長期的に年金資産や富裕層の増加に伴い管理資産残高の増大が見込まれています。また、航空業界は新興国を中心に増加する旅客需要を背景に市場規模の継続的な拡大が見込まれます。また、一部地域の政治的・地政学的な緊張は引き続き注視する必要があります。
セグメント収益は、米州において金融収益が増加したことや、航空機関連事業におけるオペレーティング・リース収益が平均セグメント資産残高の増加に伴って増加したものの、前連結会計年度における連結子会社の売却に伴い商品売上高が減少したことにより、前年同期の125,821百万円に比べて8%減の115,826百万円になりました。
セグメント費用は、上述の連結子会社の売却により商品売上原価が減少したことから、前年同期に比べて減少しました。
上記に加え、米州およびアジア地域において関連会社株式の売却益を計上したことから、セグメント利益は、前年同期の29,866百万円に比べて44%増の42,870百万円になりました。
セグメント資産は、米州の投資有価証券が減少したものの、航空機関連事業におけるオペレーティング・リース投資およびアジア地域における営業貸付金が増加したため、前連結会計年度末比2%増の2,508,272百万円になりました。
(2)財政状態の状況
(注) 株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。1株当たり株主資本は当該株主資本合計を用いて算出しています。
総資産は、前連結会計年度末の11,231,895百万円に比べて1%増の11,317,946百万円になりました。「営業貸付金」は主に銀行事業における資産拡大により増加しました。一方、「投資有価証券」は主にオリックス生命において投資有価証券の売却が進んだことや変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより減少しました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて1%減の8,901,337百万円になりました。
負債については、資産と手元流動性および国内外の金融環境の状況に応じて有利子負債残高を適切にコントロールしています。この結果、前連結会計年度末に比べて「長短借入債務」および「預金」が増加しました。また、「保険契約債務および保険契約者勘定」は変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより減少しました。
当社株主資本は、自己株式の取得により減少したものの、主に「利益剰余金」が増加したことにより、前連結会計年度末から1%増の2,525,334百万円になりました。
(3)資金調達および流動性
オリックスグループは、運転資金の確保、新規の投資融資等のため常時資金調達を必要としています。そのために、調達の安定性維持と十分な流動性の確保、資金コストの低減を資金調達の重要な目標としながら市場環境の大きな変化に備えた方針を決定し、実際の資産の動きや市場の状況に応じて資金調達を行っています。具体的には経営計画に基づくキャッシュ・フロー、資産の流動性、手元流動性の状況を踏まえた資金調達計画を策定した上で、環境の変化や営業・投資活動の資金需要の変化に迅速に対応して計画を見直し、機動的に必要な資金を調達しています。資金調達を行うにあたり、資金調達の多様化、調達期間の長期化および償還時期の分散、適切な手元流動性の確保等の施策を実施し、また、負債・資本バランスの最適化を図り財務体質を強化しています。
資金調達は、金融機関からの借入と資本市場からの調達および預金で構成され、その合計額は、当第1四半期連結会計期間末現在で5,912,559百万円です。そのうち金融機関からの借入については、大手銀行、地方銀行、外資系銀行、生損保会社等、調達先は多岐にわたり、その数は当第1四半期連結会計期間末現在で200社超にのぼります。資本市場からの調達については、社債およびミディアム・ターム・ノート、コマーシャル・ペーパー、ファイナンス・リースおよび貸付債権等の証券化に伴う支払債務(ABS等)で構成されています。また、預金の多くはオリックス銀行株式会社(以下、「オリックス銀行」)が受け入れたものです。
当第1四半期連結累計期間には、長期資金の確保と投資家の分散を図るため、国内で60,000百万円、海外で7,829百万円相当の普通社債、ミディアム・ターム・ノートを発行しました。今後も調達のバランスを考慮しながら、財務の安定化を図っていきます。
短期、長期借入債務および預金
(a)短期借入債務
当第1四半期連結会計期間末現在における短期借入債務は375,895百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は前連結会計年度末7%、当第1四半期連結会計期間末現在9%です。
また、当第1四半期連結会計期間末現在における短期借入債務375,895百万円であるのに対し、現金および現金等価物とコミットメントライン未使用額の合計額は1,581,676百万円であり、充分な水準を維持しています。
(b)長期借入債務
当第1四半期連結会計期間末現在における長期借入債務は3,881,442百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は、前連結会計年度末93%、当第1四半期連結会計期間末現在91%となっています。
(c)預金
上記の長短借入債務に加えて、オリックス銀行およびORIX Asia Limitedは預金の受け入れを行っています。これらの預金を受け入れている子会社は金融当局および関連法令により規制を受けており、当社および子会社への貸付には制限があります。
(4) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末現在の現金および現金等価物(以下、「資金」)は、前連結会計年度末より152,355百万円増加し、1,192,225百万円になりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払が増加したことなどにより、前年同期の118,119百万円から当第1四半期連結累計期間は69,456百万円へ資金流入が減少しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に顧客への営業貸付金の実行が増加したことにより、前年同期の60,442百万円から当第1四半期連結累計期間は12,935百万円へ資金流入が減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に満期日が3ヶ月以内の借入債務が減少から増加に転じたことにより、前年同期の53,603百万円の資金流出から当第1四半期連結累計期間は65,380百万円の資金流入となりました。
(5) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、オリックスグループの対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動の金額、その状況
当第1四半期連結累計期間において、オリックスグループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変動はありません。
(1)経営成績の分析
業績総括
当第1四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年6月30日)
営業収益……………………………………………………………………… 792,297百万円(前年同期比35%増)
営業費用……………………………………………………………………… 700,317百万円(前年同期比40%増)
税引前四半期純利益…………………………………………………………… 135,611百万円(前年同期比15%増)
当社株主に帰属する四半期純利益…………………………………………… 89,712百万円(前年同期比17%増)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(基本的)……………………… 69.81円(前年同期比19%増)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(希薄化後)…………………… 69.76円(前年同期比19%増)
ROE(当社株主資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)……… 14.3%(前年同期13.2%)
ROA(総資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)……………… 3.18%(前年同期2.82%)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、前年同期の587,945百万円に比べて35%増の792,297百万円になりました。「オペレーティング・リース収益」は国内において大型の賃貸不動産売却益を計上した前年同期に比べて減少しました。一方、オリックス生命保険株式会社(以下、「オリックス生命」)において新規契約の増加に伴い生命保険収入が増加したことや、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる資産の運用損益が市況の悪化の影響で減少した前年同期に比べて改善したことにより、「生命保険料収入および運用益」が増加しました。また、「商品および不動産売上高」は主にプリンシパル・インベストメント事業の一環として投資している連結子会社の貢献により、「サービス収入」は主に環境エネルギー事業の伸長により増加しました。
営業費用は、前年同期の500,522百万円に比べて40%増の700,317百万円になりました。上述の収益の増加と同様に、主に「商品および不動産売上原価」および「サービス費用」が増加しました。また、上述の新規契約の増加および運用損益の改善に伴い責任準備金の繰入が増加したことにより、「生命保険費用」が増加しました。
「持分法投資損益」は、主に不動産共同事業体において大口の売却益を計上したことから増加しました。「子会社・関連会社株式売却損益および清算損」は、事業投資事業部門において関連会社株式の売却益を計上した前年同期に比べて減少しました。
以上のことから、税引前四半期純利益は、前年同期の118,434百万円に比べて15%増の135,611百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の76,769百万円に比べて17%増の89,712百万円になりました。
セグメント情報
セグメント収益およびセグメント利益を事業の種類別セグメントごとに示すと以下のとおりです。
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減(収益) | 増減(利益) | |||||
| セグメント収益 | セグメント利益 | セグメント収益 | セグメント利益 | 金額 | 率 | 金額 | 率 | |
| (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
| 法人金融サービス事業部門 | 24,990 | 8,494 | 25,417 | 10,225 | 427 | 2 | 1,731 | 20 |
| メンテナンスリース事業部門 | 67,199 | 9,892 | 68,288 | 9,894 | 1,089 | 2 | 2 | 0 |
| 不動産事業部門 | 57,338 | 23,603 | 46,520 | 32,833 | △10,818 | △19 | 9,230 | 39 |
| 事業投資事業部門 | 258,002 | 30,955 | 422,527 | 16,657 | 164,525 | 64 | △14,298 | △46 |
| リテール事業部門 | 54,006 | 12,532 | 112,597 | 22,014 | 58,591 | 108 | 9,482 | 76 |
| 海外事業部門 | 125,821 | 29,866 | 115,826 | 42,870 | △9,995 | △8 | 13,004 | 44 |
| セグメント計 | 587,356 | 115,342 | 791,175 | 134,493 | 203,819 | 35 | 19,151 | 17 |
| 四半期連結財務諸表との調整 | 589 | 3,092 | 1,122 | 1,118 | 533 | 90 | △1,974 | △64 |
| 連結合計 | 587,945 | 118,434 | 792,297 | 135,611 | 204,352 | 35 | 17,177 | 15 |
総資産残高を事業の種類別セグメントごとに示すと以下のとおりです。
| 前連結 会計年度末 | 当第1四半期 連結会計期間末 | 増減 | ||||
| 総資産残高 | 構成比(%) | 総資産残高 | 構成比(%) | 金額 | 率 | |
| (百万円) | (百万円) | (百万円) | (%) | |||
| 法人金融サービス事業部門 | 1,032,152 | 9.1 | 1,007,431 | 8.8 | △24,721 | △2 |
| メンテナンスリース事業部門 | 752,513 | 6.7 | 759,644 | 6.7 | 7,131 | 1 |
| 不動産事業部門 | 657,701 | 5.9 | 655,900 | 5.8 | △1,801 | △0 |
| 事業投資事業部門 | 768,675 | 6.8 | 768,407 | 6.8 | △268 | △0 |
| リテール事業部門 | 3,291,631 | 29.3 | 3,201,683 | 28.3 | △89,948 | △3 |
| 海外事業部門 | 2,454,200 | 21.9 | 2,508,272 | 22.2 | 54,072 | 2 |
| セグメント計 | 8,956,872 | 79.7 | 8,901,337 | 78.6 | △55,535 | △1 |
| 四半期連結財務諸表 (連結財務諸表)との調整 | 2,275,023 | 20.3 | 2,416,609 | 21.4 | 141,586 | 6 |
| 連結合計 | 11,231,895 | 100.0 | 11,317,946 | 100.0 | 86,051 | 1 |
当第1四半期連結累計期間のセグメント利益は、前年同期の115,342百万円から17%増の134,493百万円となりました。事業投資事業部門が減益となったものの、その他の事業部門は増益となりました。
各セグメントの当第1四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人金融サービス事業部門:融資事業、リース事業および各種手数料ビジネス
日本経済は、一部に弱さがあるものの全体としては穏やかな回復局面にあります。金融機関の貸出は引き続き増加し、貸出金利は低水準で推移しています。
セグメント収益は、有価証券売却益が増加したことや、弥生株式会社の収益貢献によりサービス収入が増加したことにより、前年同期の24,990百万円に比べて2%増の25,417百万円になりました。
セグメント費用は、上述の収益の拡大に伴う増加のほか、販売費および一般管理費等が増加しました。
上記に加え、関連会社株式の売却益を計上したことにより、セグメント利益は、前年同期の8,494百万円に比べて20%増の10,225百万円になりました。
セグメント資産は、ファイナンス・リース投資、営業貸付金ならびに関連会社投資等が減少したことにより、前連結会計年度末比2%減の1,007,431百万円になりました。
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 連結累計期間 (百万円) | 連結累計期間 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| 金融収益 | 8,078 | 7,945 | △133 | △2 |
| オペレーティング・リース収益 | 6,016 | 5,740 | △276 | △5 |
| サービス収入 | 9,537 | 9,702 | 165 | 2 |
| 商品および不動産売上高 他 | 1,359 | 2,030 | 671 | 49 |
| セグメント収益(合計) | 24,990 | 25,417 | 427 | 2 |
| 支払利息 | 1,671 | 1,352 | △319 | △19 |
| 貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 | △134 | 94 | 228 | - |
| 上記以外のセグメント費用 | 15,216 | 15,834 | 618 | 4 |
| セグメント費用(合計) | 16,753 | 17,280 | 527 | 3 |
| セグメント営業利益 | 8,237 | 8,137 | △100 | △1 |
| 持分法投資損益等 | 257 | 2,088 | 1,831 | 712 |
| セグメント利益 | 8,494 | 10,225 | 1,731 | 20 |
| 前連結会計 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 年度末 (百万円) | 連結会計期間末 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| ファイナンス・リース投資 | 433,929 | 429,891 | △4,038 | △1 |
| 営業貸付金 | 398,558 | 383,715 | △14,843 | △4 |
| オペレーティング・リース投資 | 30,114 | 25,692 | △4,422 | △15 |
| 投資有価証券 | 34,773 | 36,979 | 2,206 | 6 |
| 事業用資産 | 13,034 | 12,848 | △186 | △1 |
| 棚卸資産 | 51 | 49 | △2 | △4 |
| 賃貸資産前渡金 | 80 | 81 | 1 | 1 |
| 関連会社投資 | 18,392 | 13,172 | △5,220 | △28 |
| 事業用資産前渡金 | 139 | 839 | 700 | 504 |
| 企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 | 103,082 | 104,165 | 1,083 | 1 |
| セグメント資産 | 1,032,152 | 1,007,431 | △24,721 | △2 |
メンテナンスリース事業部門:自動車リース事業、レンタカー事業、カーシェアリング事業、電子計測器・IT関連
機器等のレンタル事業およびリース事業
企業の設備投資計画は穏やかな増加基調にあるものの、内外経済の不透明感などを背景に慎重な動きがみられます。自動車リース業界においては、緩やかな景気回復を背景に新規自動車リース台数が増加基調にあります。
セグメント収益は、金融収益およびオペレーティング・リース収益が増加したことから、前年同期の67,199百万円に比べて2%増の68,288百万円となりました。
セグメント費用は、自動車リース事業にかかる平均セグメント資産残高の増加に伴うオペレーティング・リース原価の増加や販売費および一般管理費の増加により増加しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期並の9,894百万円となりました。
セグメント資産は、自動車リース事業における新規実行の増加により前連結会計年度末比1%増の759,644百万円になりました。
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 連結累計期間 (百万円) | 連結累計期間 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| 金融収益 | 3,104 | 3,542 | 438 | 14 |
| オペレーティング・リース収益 | 45,769 | 46,364 | 595 | 1 |
| サービス収入 | 17,339 | 17,337 | △2 | △0 |
| 商品および不動産売上高 他 | 987 | 1,045 | 58 | 6 |
| セグメント収益(合計) | 67,199 | 68,288 | 1,089 | 2 |
| 支払利息 | 891 | 795 | △96 | △11 |
| 貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 | 141 | 69 | △72 | △51 |
| 上記以外のセグメント費用 | 56,316 | 57,309 | 993 | 2 |
| セグメント費用(合計) | 57,348 | 58,173 | 825 | 1 |
| セグメント営業利益 | 9,851 | 10,115 | 264 | 3 |
| 持分法投資損益等 | 41 | △221 | △262 | - |
| セグメント利益 | 9,892 | 9,894 | 2 | 0 |
| 前連結会計 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 年度末 (百万円) | 連結会計期間末 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| ファイナンス・リース投資 | 277,480 | 282,908 | 5,428 | 2 |
| オペレーティング・リース投資 | 469,824 | 471,820 | 1,996 | 0 |
| 投資有価証券 | 1,322 | 1,350 | 28 | 2 |
| 事業用資産 | 803 | 790 | △13 | △2 |
| 棚卸資産 | 445 | 362 | △83 | △19 |
| 賃貸資産前渡金 | 335 | 202 | △133 | △40 |
| 関連会社投資 | 1,880 | 1,787 | △93 | △5 |
| 企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 | 424 | 425 | 1 | 0 |
| セグメント資産 | 752,513 | 759,644 | 7,131 | 1 |
不動産事業部門:不動産開発・賃貸事業、施設運営事業、不動産投資法人(REIT)の資産運用・管理事業、不動産投資顧問業
日銀の金融緩和および低金利を背景に、引き続き地価は高値圏で推移しており、オフィスビル市場は首都圏を中心に低い空室率が続いていますが、マンションの販売価格等では一部高止まり感が出てきています。ホテル・旅館の運営では民泊の利用など、一部観光スタイルの変化等の影響が出てきています。
セグメント収益は、施設運営事業からのサービス収入が増加したものの、オペレーティング・リース収益に含まれる賃貸不動産売却益が減少したほか、資産残高の減少に伴いオペレーティング・リース収益が減少したため、前年同期の57,338百万円に比べて19%減の46,520百万円になりました。
セグメント費用は、サービス費用の増加により前年同期に比べて増加しました。
上記に加え、不動産共同事業体において大口の売却益を計上したことから、セグメント利益は前年同期の23,603百万円に比べて39%増の32,833百万円になりました。
セグメント資産は、関連会社投資残高が増加したものの、賃貸不動産の売却によるオペレーティング・リース投資の減少により、前連結会計年度末並みの655,900百万円になりました。
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 連結累計期間 (百万円) | 連結累計期間 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| 金融収益 | 406 | 496 | 90 | 22 |
| オペレーティング・リース収益 | 28,429 | 16,501 | △11,928 | △42 |
| サービス収入 | 26,601 | 27,928 | 1,327 | 5 |
| 商品および不動産売上高 他 | 1,902 | 1,595 | △307 | △16 |
| セグメント収益(合計) | 57,338 | 46,520 | △10,818 | △19 |
| 支払利息 | 904 | 628 | △276 | △31 |
| 貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、 有価証券評価損 | 551 | 1,082 | 531 | 96 |
| 上記以外のセグメント費用 | 32,949 | 33,343 | 394 | 1 |
| セグメント費用(合計) | 34,404 | 35,053 | 649 | 2 |
| セグメント営業利益 | 22,934 | 11,467 | △11,467 | △50 |
| 持分法投資損益等 | 669 | 21,366 | 20,697 | - |
| セグメント利益 | 23,603 | 32,833 | 9,230 | 39 |
| 前連結会計 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 年度末 (百万円) | 連結会計期間末 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| ファイナンス・リース投資 | 27,523 | 28,232 | 709 | 3 |
| 営業貸付金 | - | 310 | 310 | - |
| オペレーティング・リース投資 | 298,184 | 280,710 | △17,474 | △6 |
| 投資有価証券 | 3,552 | 3,056 | △496 | △14 |
| 事業用資産 | 185,023 | 185,581 | 558 | 0 |
| 棚卸資産 | 2,567 | 2,562 | △5 | △0 |
| 賃貸資産前渡金 | 18,634 | 17,173 | △1,461 | △8 |
| 関連会社投資 | 99,347 | 114,143 | 14,796 | 15 |
| 事業用資産前渡金 | 11,196 | 12,505 | 1,309 | 12 |
| 企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 | 11,675 | 11,628 | △47 | △0 |
| セグメント資産 | 657,701 | 655,900 | △1,801 | △0 |
事業投資事業部門:環境エネルギー事業、プリンシパル・インベストメント事業、サービサー(債権回収)事業、コンセッション事業
日本ではインフラ分野、特にエネルギー分野への投資が多様化しています。エネルギー分野では再生可能エネルギーのなかでも太陽光から風力、地熱へと広がり、事業主体も多様化しています。インフラ投資市場では公共施設運営において民間資金の活用が拡大しつつあります。また、新興国では経済成長に伴いインフラ需要が急増しており、日本企業のインフラ投資増加が期待されています。
セグメント収益は、有価証券売却益の増加やプリンシパル・インベストメント事業の一環として投資している連結子会社や環境エネルギー事業において商品売上高やサービス収入が増加したため、前年同期の258,002百万円に比べて64%増の422,527百万円になりました。
セグメント費用は、上述の収益の拡大に伴って前年同期に比べて増加しました。
上記に加え、前年同期には関連会社株式の売却による売却益の計上および子会社の買収に伴うバーゲン・パーチェス益の計上があったことから、セグメント利益は前年同期の30,955百万円に比べて46%減の16,657百万円になりました。
セグメント資産は、棚卸資産や環境エネルギー事業における事業用資産等が増加したものの、投資有価証券の減少により、前連結会計年度末並みの768,407百万円になりました。
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 連結累計期間 (百万円) | 連結累計期間 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| 金融収益 | 2,676 | 2,181 | △495 | △18 |
| 有価証券売却益および受取配当金 | 744 | 3,096 | 2,352 | 316 |
| 商品および不動産売上高 | 184,930 | 339,650 | 154,720 | 84 |
| サービス収入 | 67,495 | 75,396 | 7,901 | 12 |
| オペレーティング・リース収益 他 | 2,157 | 2,204 | 47 | 2 |
| セグメント収益(合計) | 258,002 | 422,527 | 164,525 | 64 |
| 支払利息 | 1,228 | 1,143 | △85 | △7 |
| 貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、有価証券評価損 | △134 | △384 | △250 | - |
| 上記以外のセグメント費用 | 247,686 | 406,932 | 159,246 | 64 |
| セグメント費用(合計) | 248,780 | 407,691 | 158,911 | 64 |
| セグメント営業利益 | 9,222 | 14,836 | 5,614 | 61 |
| 持分法投資損益等 | 21,733 | 1,821 | △19,912 | △92 |
| セグメント利益 | 30,955 | 16,657 | △14,298 | △46 |
| 前連結会計 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 年度末 (百万円) | 連結会計期間末 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| ファイナンス・リース投資 | 26,016 | 24,287 | △1,729 | △7 |
| 営業貸付金 | 56,435 | 57,968 | 1,533 | 3 |
| オペレーティング・リース投資 | 25,434 | 28,178 | 2,744 | 11 |
| 投資有価証券 | 51,474 | 40,231 | △11,243 | △22 |
| 事業用資産 | 187,674 | 189,302 | 1,628 | 1 |
| 棚卸資産 | 112,798 | 118,207 | 5,409 | 5 |
| 賃貸資産前渡金 | 1,237 | 895 | △342 | △28 |
| 関連会社投資 | 71,481 | 70,206 | △1,275 | △2 |
| 事業用資産前渡金 | 55,180 | 59,449 | 4,269 | 8 |
| 企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 | 180,946 | 179,684 | △1,262 | △1 |
| セグメント資産 | 768,675 | 768,407 | △268 | △0 |
リテール事業部門:生命保険事業、銀行事業およびカードローン事業
生命保険業界は、マクロ要因である人口減少の影響を受けるものの医療保険等のニーズは高まっています。各社では新規商品の開発や運用状況を反映させた保険料設定等の動きがみられます。個人向けのカードローン市場は、銀行をはじめとして残高を拡大しており、低金利を背景に競争が熾烈化しています。
セグメント収益は、オリックス生命において新規契約の増加に伴い生命保険収入が増加したこと、また、変額年金保険契約および変額保険契約にかかる資産の運用損益が市況の悪化の影響で減少した前年同期と比べて改善したことにより、前年同期の54,006百万円に比べて108%増の112,597百万円になりました。
セグメント費用は、上述のとおり新規保険契約の増加や運用損益の改善に伴い責任準備金の繰入が増加したことから前年同期に比べて増加しました。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期の12,532百万円と比べて76%増の22,014百万円になりました。
セグメント資産は、銀行事業における資産拡大に伴い営業貸付金が増加したものの、オリックス生命において投資有価証券の売却が進んだことや変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより、前連結会計年度末比3%減の3,201,683百万円になりました。
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 連結累計期間 (百万円) | 連結累計期間 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| 金融収益 | 14,146 | 15,314 | 1,168 | 8 |
| 生命保険料収入および運用益 | 37,099 | 93,996 | 56,897 | 153 |
| サービス収入 他 | 2,761 | 3,287 | 526 | 19 |
| セグメント収益(合計) | 54,006 | 112,597 | 58,591 | 108 |
| 支払利息 | 1,084 | 939 | △145 | △13 |
| 貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、有価証券評価損 | 2,285 | 3,127 | 842 | 37 |
| 上記以外のセグメント費用 | 38,107 | 86,515 | 48,408 | 127 |
| セグメント費用(合計) | 41,476 | 90,581 | 49,105 | 118 |
| セグメント営業利益 | 12,530 | 22,016 | 9,486 | 76 |
| 持分法投資損益等 | 2 | △2 | △4 | - |
| セグメント利益 | 12,532 | 22,014 | 9,482 | 76 |
| 前連結会計 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 年度末 (百万円) | 連結会計期間末 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| ファイナンス・リース投資 | 518 | 411 | △107 | △21 |
| 営業貸付金 | 1,718,655 | 1,764,676 | 46,021 | 3 |
| オペレーティング・リース投資 | 46,243 | 45,647 | △596 | △1 |
| 投資有価証券 | 1,509,180 | 1,373,998 | △135,182 | △9 |
| 関連会社投資 | 810 | 727 | △83 | △10 |
| 企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 | 16,225 | 16,224 | △1 | △0 |
| セグメント資産 | 3,291,631 | 3,201,683 | △89,948 | △3 |
海外事業部門:リース事業、融資事業、債券投資事業、アセットマネジメント事業、航空機・船舶関連事業
世界経済は、米国が雇用・所得環境の改善を背景に引き続き回復基調にあり、その他地域でも穏やかな持ち直しが見られます。金利は世界的には引き続き低い水準にありますが、米国などで金利上昇の見込みが強くなっています。資産運用業界は、中長期的に年金資産や富裕層の増加に伴い管理資産残高の増大が見込まれています。また、航空業界は新興国を中心に増加する旅客需要を背景に市場規模の継続的な拡大が見込まれます。また、一部地域の政治的・地政学的な緊張は引き続き注視する必要があります。
セグメント収益は、米州において金融収益が増加したことや、航空機関連事業におけるオペレーティング・リース収益が平均セグメント資産残高の増加に伴って増加したものの、前連結会計年度における連結子会社の売却に伴い商品売上高が減少したことにより、前年同期の125,821百万円に比べて8%減の115,826百万円になりました。
セグメント費用は、上述の連結子会社の売却により商品売上原価が減少したことから、前年同期に比べて減少しました。
上記に加え、米州およびアジア地域において関連会社株式の売却益を計上したことから、セグメント利益は、前年同期の29,866百万円に比べて44%増の42,870百万円になりました。
セグメント資産は、米州の投資有価証券が減少したものの、航空機関連事業におけるオペレーティング・リース投資およびアジア地域における営業貸付金が増加したため、前連結会計年度末比2%増の2,508,272百万円になりました。
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 連結累計期間 (百万円) | 連結累計期間 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| 金融収益 | 18,838 | 23,429 | 4,591 | 24 |
| 有価証券売却益および受取配当金 | 2,258 | 6,049 | 3,791 | 168 |
| オペレーティング・リース収益 | 22,722 | 26,232 | 3,510 | 15 |
| サービス収入 | 55,088 | 56,615 | 1,527 | 3 |
| 商品および不動産売上高 他 | 26,915 | 3,501 | △23,414 | △87 |
| セグメント収益(合計) | 125,821 | 115,826 | △9,995 | △8 |
| 支払利息 | 8,838 | 11,520 | 2,682 | 30 |
| 貸倒引当金繰入額、長期性資産評価損、有価証券評価損 | 580 | 1,942 | 1,362 | 235 |
| 上記以外のセグメント費用 | 91,226 | 76,481 | △14,745 | △16 |
| セグメント費用(合計) | 100,644 | 89,943 | △10,701 | △11 |
| セグメント営業利益 | 25,177 | 25,883 | 706 | 3 |
| 持分法投資損益等 | 4,689 | 16,987 | 12,298 | 262 |
| セグメント利益 | 29,866 | 42,870 | 13,004 | 44 |
| 前連結会計 | 当第1四半期 | 増減 | ||
| 年度末 (百万円) | 連結会計期間末 (百万円) | 金額 (百万円) | 率 (%) | |
| ファイナンス・リース投資 | 357,732 | 363,341 | 5,609 | 2 |
| 営業貸付金 | 457,393 | 480,220 | 22,827 | 5 |
| オペレーティング・リース投資 | 420,207 | 456,185 | 35,978 | 9 |
| 投資有価証券 | 465,899 | 433,604 | △32,295 | △7 |
| 事業用資産 | 29,705 | 30,903 | 1,198 | 4 |
| 棚卸資産 | 1,811 | 2,104 | 293 | 16 |
| 賃貸資産前渡金 | 9,024 | 7,859 | △1,165 | △13 |
| 関連会社投資 | 332,154 | 332,037 | △117 | △0 |
| 事業用資産前渡金 | 39 | 41 | 2 | 5 |
| 企業結合に伴う営業権・その他の無形資産 | 380,236 | 401,978 | 21,742 | 6 |
| セグメント資産 | 2,454,200 | 2,508,272 | 54,072 | 2 |
(2)財政状態の状況
| 前連結会計年度末 | 当第1四半期 連結会計期間末 | 増減 | |||
| 金額 | 率(%) | ||||
| 総資産 | (百万円) | 11,231,895 | 11,317,946 | 86,051 | 1 |
| (うち、セグメント資産) | 8,956,872 | 8,901,337 | △55,535 | △1 | |
| 負債合計 | (百万円) | 8,577,722 | 8,652,576 | 74,854 | 1 |
| (うち、長短借入債務) | 4,138,451 | 4,257,337 | 118,886 | 3 | |
| (うち、預金) | 1,614,608 | 1,655,222 | 40,614 | 3 | |
| 当社株主資本 (百万円) | 2,507,698 | 2,525,334 | 17,636 | 1 | |
| 1株当たり当社株主資本 (円) | 1,925.17 | 1,974.25 | 49.08 | 3 | |
(注) 株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。1株当たり株主資本は当該株主資本合計を用いて算出しています。
| 前連結会計年度末 | 当第1四半期 連結会計期間末 | |
| 当社株主資本比率 (%) | 22.3 | 22.3 |
| D/E比率(長短借入債務(預金除く)/ 当社株主資本) (倍) | 1.7 | 1.7 |
総資産は、前連結会計年度末の11,231,895百万円に比べて1%増の11,317,946百万円になりました。「営業貸付金」は主に銀行事業における資産拡大により増加しました。一方、「投資有価証券」は主にオリックス生命において投資有価証券の売却が進んだことや変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより減少しました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて1%減の8,901,337百万円になりました。
負債については、資産と手元流動性および国内外の金融環境の状況に応じて有利子負債残高を適切にコントロールしています。この結果、前連結会計年度末に比べて「長短借入債務」および「預金」が増加しました。また、「保険契約債務および保険契約者勘定」は変額年金保険契約および変額保険契約の解約が進んだことにより減少しました。
当社株主資本は、自己株式の取得により減少したものの、主に「利益剰余金」が増加したことにより、前連結会計年度末から1%増の2,525,334百万円になりました。
(3)資金調達および流動性
オリックスグループは、運転資金の確保、新規の投資融資等のため常時資金調達を必要としています。そのために、調達の安定性維持と十分な流動性の確保、資金コストの低減を資金調達の重要な目標としながら市場環境の大きな変化に備えた方針を決定し、実際の資産の動きや市場の状況に応じて資金調達を行っています。具体的には経営計画に基づくキャッシュ・フロー、資産の流動性、手元流動性の状況を踏まえた資金調達計画を策定した上で、環境の変化や営業・投資活動の資金需要の変化に迅速に対応して計画を見直し、機動的に必要な資金を調達しています。資金調達を行うにあたり、資金調達の多様化、調達期間の長期化および償還時期の分散、適切な手元流動性の確保等の施策を実施し、また、負債・資本バランスの最適化を図り財務体質を強化しています。
資金調達は、金融機関からの借入と資本市場からの調達および預金で構成され、その合計額は、当第1四半期連結会計期間末現在で5,912,559百万円です。そのうち金融機関からの借入については、大手銀行、地方銀行、外資系銀行、生損保会社等、調達先は多岐にわたり、その数は当第1四半期連結会計期間末現在で200社超にのぼります。資本市場からの調達については、社債およびミディアム・ターム・ノート、コマーシャル・ペーパー、ファイナンス・リースおよび貸付債権等の証券化に伴う支払債務(ABS等)で構成されています。また、預金の多くはオリックス銀行株式会社(以下、「オリックス銀行」)が受け入れたものです。
当第1四半期連結累計期間には、長期資金の確保と投資家の分散を図るため、国内で60,000百万円、海外で7,829百万円相当の普通社債、ミディアム・ターム・ノートを発行しました。今後も調達のバランスを考慮しながら、財務の安定化を図っていきます。
短期、長期借入債務および預金
(a)短期借入債務
| 前連結会計年度末 (百万円) | 当第1四半期連結会計期間末 (百万円) | |
| 金融機関からの借入 | 233,371 | 243,750 |
| コマーシャル・ペーパー | 50,096 | 132,145 |
| 合計 | 283,467 | 375,895 |
当第1四半期連結会計期間末現在における短期借入債務は375,895百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は前連結会計年度末7%、当第1四半期連結会計期間末現在9%です。
また、当第1四半期連結会計期間末現在における短期借入債務375,895百万円であるのに対し、現金および現金等価物とコミットメントライン未使用額の合計額は1,581,676百万円であり、充分な水準を維持しています。
(b)長期借入債務
| 前連結会計年度末 (百万円) | 当第1四半期連結会計期間末 (百万円) | |
| 金融機関からの借入 | 2,724,856 | 2,758,756 |
| 社債 | 688,488 | 684,174 |
| ミディアム・ターム・ノート | 196,570 | 197,217 |
| ファイナンス・リースおよび貸付債権等の 証券化に伴う支払債務 | 245,070 | 241,295 |
| 合計 | 3,854,984 | 3,881,442 |
当第1四半期連結会計期間末現在における長期借入債務は3,881,442百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は、前連結会計年度末93%、当第1四半期連結会計期間末現在91%となっています。
(c)預金
| 前連結会計年度末 (百万円) | 当第1四半期連結会計期間末 (百万円) | |
| 預金 | 1,614,608 | 1,655,222 |
上記の長短借入債務に加えて、オリックス銀行およびORIX Asia Limitedは預金の受け入れを行っています。これらの預金を受け入れている子会社は金融当局および関連法令により規制を受けており、当社および子会社への貸付には制限があります。
(4) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末現在の現金および現金等価物(以下、「資金」)は、前連結会計年度末より152,355百万円増加し、1,192,225百万円になりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払が増加したことなどにより、前年同期の118,119百万円から当第1四半期連結累計期間は69,456百万円へ資金流入が減少しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に顧客への営業貸付金の実行が増加したことにより、前年同期の60,442百万円から当第1四半期連結累計期間は12,935百万円へ資金流入が減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に満期日が3ヶ月以内の借入債務が減少から増加に転じたことにより、前年同期の53,603百万円の資金流出から当第1四半期連結累計期間は65,380百万円の資金流入となりました。
(5) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、オリックスグループの対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動の金額、その状況
当第1四半期連結累計期間において、オリックスグループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変動はありません。