四半期報告書-第37期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 13:34
【資料】
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【項目】
34項目
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の解除後、徐々に経済活動が再開されたものの、再び新規感染者数が増加しており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループにおいては、特に生産性向上コンサルティング事業において、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けております。建設関連事業及び設備関連事業においては、社員の安全確保と感染拡大防止の観点から営業活動を一部制限している影響から、新規リードの確保に困難が生じるなどの影響がありました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比して0.6%減少し4,660百万円となりました。
コスト面では、主力製品である土木工事積算システム初のクラウド版である『Gaia Cloud(ガイアクラウド)』に係る研究開発が収束したことから、前年同期に比して研究開発費が減少し、売上原価が増加しております。また、社員の安全確保と新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から一定の活動制限を行ってきたことにより、旅費及び交通費をはじめとする諸経費を抑制することが出来ました。
この結果、経常利益は前年同期に比して2.4%増加し417百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益については、前年同期に比して留保金課税の増加が見込まれることなどにより税金負担が増加した事から12.6%減少し221百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りであります。
(建設関連事業)
建設関連事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により商談機会の減少や商談の長期化といった影響がありました。そういった状況の中、政府のIT導入補助金施策により、対象ソフトウェアである土木工事積算システム『Gaia10』の需要が喚起されました。一方、2020年8月1日に発売した『Gaia Cloud(ガイア クラウド)』については、発売当初はIT導入補助金の対象となっていなかったこともあり、期初計画を下回って推移しております。
コスト面では、株式会社ラグザイアの損益が、前連結会計年度の第2四半期連結会計期間から連結されていることから、前年同期に比して増加しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期に比して1.5%増加し3,271百万円、セグメント利益は前年同期に比して4.7%増加し264百万円となりました。
(設備関連事業)
設備関連事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響がある中においても、意思決定者と直接コンタクトできる特性を活かし、その影響を最小限にとどめて活動しております。この結果、売上高はほぼ前年同期並みの1,285百万円(前年同期比0.5%増)となりました。
コスト面では、中小設備業者の経営課題に寄り添ったコーチングを事業化するための投資及び、人件費の増加等がありました。この結果、セグメント利益は前年同期に比して4.2%減少し176百万円となりました。
(生産性向上コンサルティング事業)
生産性向上コンサルティング事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、顧客企業がテレワークや自宅待機を実施するなどしたため、予定していたコンサルティング契約の多くが延期となりました。顧客企業の稼働が再開する中においても、感染拡大防止の観点からコンサルタントの訪問が制限される場合もあり、厳しい環境が続いております。
この結果、売上高は前年同期に比して45.2%減少し103百万円、セグメント損失は22百万円(前年同期は1百万円のセグメント利益)となりました。

(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が451百万円、未収入金を含むその他の流動資産が127百万円それぞれ増加し、受取手形及び売掛金が406百万円それぞれ減少したことなどから、前連結会計年度末に比べて115百万円増加し、8,068百万円となりました。
負債は、その他の流動負債が150百万円増加、前受収益及び長期前受収益が68百万円増加し、賞与引当金が141百万円それぞれ減少したことなどから、前連結会計年度末に比べて46百万円増加し、4,075百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により221百万円増加し、配当により156百万円減少したことなどから、前連結会計年度末に比べて69百万円増加し、3,993百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末より0.2ポイント上昇し、49.5%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは646百万円の増加(前年同四半期は101百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益414百万円の計上、売上債権の減少額406百万円などの収入、賞与引当金の減少141百万円、法人税等の支払額184百万円などによる支出があったことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは47百万円の減少(前年同四半期は309百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出31百万円、敷金及び保証金の差入による支出16百万円などがあったことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは157百万円の減少(前年同四半期は231百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払いによる支出157百万円によるものです。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて440百万円増加し、4,226百万円となりました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループの研究開発活動は、経営理念に基づき「お客様の求めるものを最高の形で提供すること」を基本方針として、お客様に信頼される製品・サービスを提供すべく研究を重ねております。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は130百万円であります。当第3四半期連結累計期間は、建設関連事業において、土木工事積算システムを中心に研究開発活動を行いました。

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