四半期報告書-第43期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/10 11:51
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、地政学リスクの増大や中国経済の減速を受けて、加工型産業を中心に民間設備投資が低調に推移したことに加え、消費税の増税による個人消費の縮減傾向が顕在化したため、景気の減速傾向が続きました。
当社が属する情報通信・エレクトロニクス業界におきましては、5G(第5世代移動通信システム)の普及に向けた技術開発本格化の動きはあるものの、世界的に半導体の在庫調整が長引き、その製造装置の需要も低調となったことに加え、貿易摩擦の影響の拡大もあったことから業況は低調に推移いたしました。
このような事業環境の中で当社は、通信ミドルウェア事業の単一セグメントでの事業形態として、イーサーネット通信技術・ストリーミング技術での強みを活かして、お客様に向けて付加価値が高く、かつ安心してご利用いただける製品・技術を提供できる「高収益」型の事業モデルへの転換を推進しております。
具体的には、通信ミドルウェア事業の中核である組込み領域において、着実に需要のある監視システム分野では、ストリーミング技術に対する高い評価を背景に新製品投入を継続し、またIP化の進むFAネットワーク分野、FAアプリケーションパッケージ分野では、イーサーネット通信技術の需要の底堅さを的確に捉える販売活動の展開に加え、安全技術への需要の高まりを踏まえた機能安全規格の認証取得に資する製品のプロモーションを推進し、新たなお客様の獲得と既存のお客様からの需要掘り起こしに努めております。特に当第3四半期累計期間においては、CC-Link IE TSNマスタ局対応の新製品「Ze-PRO CC-Link IE TSN(Master)」を開発するとともに、2019年11月に開催された「IIFES2019・オートメーションと計測の先端技術総合展」に出展し、多くのお客様から反響を得ることができました。
さらに、組込み領域以外からの需要拡大のため、当社が培った要素技術を組み合わせたパッケージ製品の提供を皮切りに、商談規模の大型化を推進するとともに、継続課金による安定的な収益確保に向けた積極的な販売活動を加速しております。
このように積極的な事業活動を展開してまいりましたものの、取引先各社において開発投資に慎重となる動きが広がったことから、当第3四半期累計期間の売上高は5億57百万円(前年同四半期比4.8%減少)となりました。また損益面では、営業損失は19百万円(前年同四半期は営業損失20百万円)、経常損失は19百万円(前年同四半期は経常損失20百万円)、四半期純損失は18百万円(前年同四半期は四半期純損失17百万円)となりました。
当第3四半期会計期間末における総資産は、8億24百万円となり、前事業年度末に比べ18百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少62百万円があったものの、現金及び預金の増加19百万円、前払費用の増加23百万円、長期前払費用の増加24百万円等によるものであります。
負債の部は2億10百万円となり、前事業年度末に比べ37百万円増加いたしました。これは主に、未払法人税等の減少12百万円、賞与引当金の減少21百万円があったものの、前受収益の増加34百万円、長期前受収益の増加29百万円等によるものであります。
純資産の部は6億14百万円となり、前事業年度末に比べ18百万円減少いたしました。これは、四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少18百万円等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は26百万円(前年同四半期比54.9%増加)であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
当社の生産実績及び販売実績は、製品の出荷や取引先の検収が9月及び3月に集中することから、第2四半期会計期間及び第4四半期会計期間の生産実績及び販売実績の割合が高くなる傾向があり、四半期会計期間毎の生産実績及び販売実績に季節的変動があります。

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