有価証券報告書-第46期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/30 10:17
【資料】
PDFをみる
【項目】
103項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、主にスポーツクラブ経営事業を行うための事業計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
賃貸人等に対し、契約締結時に敷金及び保証金を差入れております。
借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に施設投資に係る資金調達を目的としたものであります。借入金の一部は、金利の変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
デリバティブ取引は、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(ヘ)重要なヘッジ会計の方法」」をご参照下さい。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
敷金及び保証金については、差入先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財政状況等の悪化等による回収懸念の早期把握を図っております。
デリバティブ取引については、取引相手先を高格付を有する金融機関に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
当社は、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限等を定めた社内規程に従っており、担当部署が決済担当者の承認を得て行っております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(平成27年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価 (千円)差額 (千円)
(1) 現金及び預金5,930,1915,930,191-
(2) 投資有価証券
その他有価証券56,59556,595-
(3) 敷金及び保証金11,201,50310,904,896△296,607
資産計17,188,29116,891,683△296,607
(1) 長期借入金(※1)10,163,52010,161,810△1,709
(2) リース債務(※2)3,983,2594,086,614103,354
(3) 前受金3,015,7713,015,771-
負債計17,162,55117,264,197101,645
デリバティブ取引---

(※1) 1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。
(※2) 流動負債「リース債務」と固定負債「リース債務」を合算しております。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価 (千円)差額 (千円)
(1) 現金及び預金6,378,8386,378,838-
(2) 投資有価証券
その他有価証券42,31542,315-
(3) 敷金及び保証金11,120,94811,125,1934,245
資産計17,542,10217,546,3474,245
(1) 長期借入金(※1)8,429,1368,439,49310,357
(2) リース債務(※2)3,991,1414,209,957218,815
(3) 前受金3,584,1093,584,109-
負債計16,004,38616,233,560229,173
デリバティブ取引---

(※1) 1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。
(※2) 流動負債「リース債務」と固定負債「リース債務」を合算しております。
(注) 1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
現金及び預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)投資有価証券
投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
(3)敷金及び保証金
敷金及び保証金の時価については、差入先ごとに、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定しております。
負 債
(1)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(2)リース債務
リース債務の時価については、元利金の合計額を、新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(3)前受金
前受金の時価については、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
非上場株式193,469193,462

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「資産(2)投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金5,837,595---
合計5,837,595---

敷金及び保証金については返還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金6,286,642---
合計6,286,642---

敷金及び保証金については返還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。
4.長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金3,487,3202,718,0641,915,0481,138,964549,385354,739
リース債務283,283221,320206,308203,635205,3082,863,403
合計3,770,6032,939,3842,121,3561,342,599754,6933,218,142

当連結会計年度(平成28年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金2,990,6922,187,6761,411,592822,013530,748486,415
リース債務291,125276,661274,533264,715237,0442,647,060
合計3,281,8172,464,3371,686,1251,086,728767,7923,133,475