四半期報告書-第23期第3四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日)
(1)業績の状況
2019年2月期第3四半期累計期間は連結業績を発表しておりましたが、当第3四半期累計期間は非連結での業績発表としております。そのため、前年同四半期については非連結での業績を比較情報として記載しております。
当社は、アルバイト・パート求人情報「バイトル」などの求人広告メディアを中心に人材サービス事業を展開しております。日本の生産年齢人口が減少する中、顧客企業の課題を持続的に解決するため、当社は2020年2月期からAI・RPA(Robotics Process Automation)を活用したサービスの開発及び提供を行う事業を開始いたしました。これにより、当社は求人広告と最新テクノロジーの双方を活用し、人材不足や労働生産性などの諸問題を解決する「Labor force solution company」への進化を図っております。
当第3四半期累計期間における売上高は347億51百万円(前年同期比9.4%増)となりました。これは、人材サービス事業の求人広告メディアが好調に推移したことによるものです。
利益につきましては、営業力のさらなる強化を図るため、新卒社員の採用などの人材投資等を行うと共に(※)、広告宣伝投資を引き続き実施したものの、広告宣伝の効率化を実現したことにより、営業利益111億75百万円(前年同期比13.1%増)、経常利益112億7百万円(前年同期比13.2%増)、四半期純利益は76億41百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
(※)当社は2019年4月に362名の新卒社員を受け入れたほか、静岡・広島に新たに拠点を開設しております。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
① 人材サービス事業
人材サービス事業におきましては、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、及び看護師転職サービス「ナースではたらこ」などの事業を運営しております。これらの事業においては、当社の強みである営業力や媒体力を生かし、ユーザー層及び顧客層を拡大しながら成長を図っております。
当第3四半期累計期間におきましては、求人広告メディアの中でもアルバイト・パートの求人情報サイトのバイトルが好調だったことや、郊外・地方の売上増大が奏功したことなどから、売上高は347億43百万円(前年同期比9.4%増)、セグメント利益は144億48百万円(前年同期比12.1%増)となりました。
なお、2019年8月1日にパーソルホールディングス株式会社の連結子会社であるパーソルキャリア株式会社が、バイトルの同業サービスにあたる「an」の事業終了を発表しました。これを受け当社は、当第3四半期において、an既存顧客にバイトルを利用してもらうべく代理店経由での販売促進を行うと共に、anの既存顧客(※)をエリアごとにリスト化し直販営業が接触することで顧客基盤拡大に向けた取り組みを進めました。第4四半期においても、引き続き顧客基盤の拡大を図ると共に、積極的な広告宣伝を行うことで求職者の利用拡大を目指します。
(※)「an単独」または「an+バイトル以外の媒体」を利用している顧客企業
② その他
昨今、労働力不足の解消、生産性の向上を実現するテクノロジーとして、AI・RPAが大きな注目を集めています。しかし、現在主流となっているAI・RPAのサービスには、高額な開発・導入コスト、長期にわたる導入プロセス、導入した後に発生する高額な保守コストといった課題があります。
当社では、これらの課題を一気に解消するため、導入が容易で安価に利用できるFAST RPAサービス「コボット」の提供を2019年9月より開始しました。既存のAI・RPAツールを組み合わせ、独自にパッケージした「コボット」は、保守・サポートも含めた月額課金のサブスクリプションモデルとして提供しております。
第一弾として提供を開始した派遣会社向け「コボット」の契約社数は順調に拡大しており、当初目標とする契約社数を2019年11月末時点で100社としていたところ、同時点でそれを大きく上回る150社との契約締結に至っております。
また、飲食・小売業向けに「面接コボットライト」の提供も2019年11月から開始し、同月末までに300社と契約を締結しました。今後も、人材サービス事業で培った広範な顧客企業との接点を顧客企業のニーズに沿った商品の開発・販売を目指します。
当事業は立ち上げ期にあり、当第3四半期累計期間における売上高は7百万円(前年同期比50.6%増(注1))、セグメント損失は3億19百万円となりました。
(注1)2019年2月期の当セグメントには紙等の代替製品としてのLIMEX(注2)を販売するLIMEX事
業が含まれていましたが、2018年10月より製品開発の促進、販売の強化を目的として、同事業を株式会
社TBMに移管いたしました。
(注2)「LIMEX(ライメックス)」は、株式会社TBMの商標です。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末と比較し27億60百万円増加し、364億64百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加9億45百万円、受取手形及び売掛金の増加6億3百万円、その他流動資産の増加2億52百万円、無形固定資産の増加6億29百万円、投資有価証券の増加4億21百万円によるものであります。
負債につきましては、前事業年度末と比較し2億46百万円減少し、75億57百万円となりました。主な要因は、未払法人税等の減少6億43百万円、その他流動負債の増加4億32百万円によるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末と比較し30億7百万円増加し、289億7百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加46億45百万円、自己株式の増加17億67百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は136百万円であります。これは、新規事業であるAI・RPA事業の開発費であります。
(5)従業員数
当第3四半期累計期間において、各セグメントで新卒採用を行ったことなどの要因により、当社の従業員数は前事業年度末1,629名から254名増加し1,883名となりました。セグメント別の従業員数は次のとおりであります。
(注)全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間における生産、受注及び販売の実績の詳細は(1)業績の状況をご覧ください。
(7)主要な設備
当第3四半期累計期間において、著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(設備の新設)
(注)上記の金額には、消費税等は含んでおりません。
2019年2月期第3四半期累計期間は連結業績を発表しておりましたが、当第3四半期累計期間は非連結での業績発表としております。そのため、前年同四半期については非連結での業績を比較情報として記載しております。
当社は、アルバイト・パート求人情報「バイトル」などの求人広告メディアを中心に人材サービス事業を展開しております。日本の生産年齢人口が減少する中、顧客企業の課題を持続的に解決するため、当社は2020年2月期からAI・RPA(Robotics Process Automation)を活用したサービスの開発及び提供を行う事業を開始いたしました。これにより、当社は求人広告と最新テクノロジーの双方を活用し、人材不足や労働生産性などの諸問題を解決する「Labor force solution company」への進化を図っております。
| 2019年2月期 第3四半期累計期間 | 2020年2月期 第3四半期累計期間 | 増減額 | 増減(率) | |
| 売上高 | 31,766百万円 | 34,751百万円 | 2,984百万円増 | 9.4%増 |
| 営業利益 | 9,878百万円 | 11,175百万円 | 1,296百万円増 | 13.1%増 |
| 経常利益 | 9,904百万円 | 11,207百万円 | 1,303百万円増 | 13.2%増 |
| 四半期純利益 | 6,781百万円 | 7,641百万円 | 860百万円増 | 12.7%増 |
当第3四半期累計期間における売上高は347億51百万円(前年同期比9.4%増)となりました。これは、人材サービス事業の求人広告メディアが好調に推移したことによるものです。
利益につきましては、営業力のさらなる強化を図るため、新卒社員の採用などの人材投資等を行うと共に(※)、広告宣伝投資を引き続き実施したものの、広告宣伝の効率化を実現したことにより、営業利益111億75百万円(前年同期比13.1%増)、経常利益112億7百万円(前年同期比13.2%増)、四半期純利益は76億41百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
(※)当社は2019年4月に362名の新卒社員を受け入れたほか、静岡・広島に新たに拠点を開設しております。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
| 2019年2月期 第3四半期累計期間 | 2020年2月期 第3四半期累計期間 | 増減額 | 増減(率) | |
| ① 人材サービス事業 | ||||
| 売上高 | 31,760百万円 | 34,743百万円 | 2,982百万円増 | 9.4%増 |
| セグメント利益 | 12,884百万円 | 14,448百万円 | 1,564百万円増 | 12.1%増 |
| ② その他 | ||||
| 売上高 | 5百万円 | 7百万円 | 2百万円増 | 50.6%増 |
| セグメント利益 | △263百万円 | △319百万円 | ― | ― |
① 人材サービス事業
人材サービス事業におきましては、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、及び看護師転職サービス「ナースではたらこ」などの事業を運営しております。これらの事業においては、当社の強みである営業力や媒体力を生かし、ユーザー層及び顧客層を拡大しながら成長を図っております。
当第3四半期累計期間におきましては、求人広告メディアの中でもアルバイト・パートの求人情報サイトのバイトルが好調だったことや、郊外・地方の売上増大が奏功したことなどから、売上高は347億43百万円(前年同期比9.4%増)、セグメント利益は144億48百万円(前年同期比12.1%増)となりました。
なお、2019年8月1日にパーソルホールディングス株式会社の連結子会社であるパーソルキャリア株式会社が、バイトルの同業サービスにあたる「an」の事業終了を発表しました。これを受け当社は、当第3四半期において、an既存顧客にバイトルを利用してもらうべく代理店経由での販売促進を行うと共に、anの既存顧客(※)をエリアごとにリスト化し直販営業が接触することで顧客基盤拡大に向けた取り組みを進めました。第4四半期においても、引き続き顧客基盤の拡大を図ると共に、積極的な広告宣伝を行うことで求職者の利用拡大を目指します。
(※)「an単独」または「an+バイトル以外の媒体」を利用している顧客企業
② その他
昨今、労働力不足の解消、生産性の向上を実現するテクノロジーとして、AI・RPAが大きな注目を集めています。しかし、現在主流となっているAI・RPAのサービスには、高額な開発・導入コスト、長期にわたる導入プロセス、導入した後に発生する高額な保守コストといった課題があります。
当社では、これらの課題を一気に解消するため、導入が容易で安価に利用できるFAST RPAサービス「コボット」の提供を2019年9月より開始しました。既存のAI・RPAツールを組み合わせ、独自にパッケージした「コボット」は、保守・サポートも含めた月額課金のサブスクリプションモデルとして提供しております。
第一弾として提供を開始した派遣会社向け「コボット」の契約社数は順調に拡大しており、当初目標とする契約社数を2019年11月末時点で100社としていたところ、同時点でそれを大きく上回る150社との契約締結に至っております。
また、飲食・小売業向けに「面接コボットライト」の提供も2019年11月から開始し、同月末までに300社と契約を締結しました。今後も、人材サービス事業で培った広範な顧客企業との接点を顧客企業のニーズに沿った商品の開発・販売を目指します。
当事業は立ち上げ期にあり、当第3四半期累計期間における売上高は7百万円(前年同期比50.6%増(注1))、セグメント損失は3億19百万円となりました。
(注1)2019年2月期の当セグメントには紙等の代替製品としてのLIMEX(注2)を販売するLIMEX事
業が含まれていましたが、2018年10月より製品開発の促進、販売の強化を目的として、同事業を株式会
社TBMに移管いたしました。
(注2)「LIMEX(ライメックス)」は、株式会社TBMの商標です。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末と比較し27億60百万円増加し、364億64百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加9億45百万円、受取手形及び売掛金の増加6億3百万円、その他流動資産の増加2億52百万円、無形固定資産の増加6億29百万円、投資有価証券の増加4億21百万円によるものであります。
負債につきましては、前事業年度末と比較し2億46百万円減少し、75億57百万円となりました。主な要因は、未払法人税等の減少6億43百万円、その他流動負債の増加4億32百万円によるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末と比較し30億7百万円増加し、289億7百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加46億45百万円、自己株式の増加17億67百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は136百万円であります。これは、新規事業であるAI・RPA事業の開発費であります。
(5)従業員数
当第3四半期累計期間において、各セグメントで新卒採用を行ったことなどの要因により、当社の従業員数は前事業年度末1,629名から254名増加し1,883名となりました。セグメント別の従業員数は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
| 人材サービス事業 | 1,511 |
| その他 | 39 |
| 全社(共通) | 333 |
| 合計 | 1,883 |
(注)全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間における生産、受注及び販売の実績の詳細は(1)業績の状況をご覧ください。
(7)主要な設備
当第3四半期累計期間において、著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(設備の新設)
| 事業所名 (所在地) | 設備の内容 | セグメントの名称 | 取得価額(千円) |
| ソフトウエア | |||
| データセンター (東京都江東区) | サイトリニューアル等 | 人材サービス事業 | 749,918 |
| 全社(共通) | 36,620 | ||
| 計 | - | - | 786,538 |
(注)上記の金額には、消費税等は含んでおりません。