2413 エムスリー

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四半期報告書-第15期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/10 11:00
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、入手可能な情報に基づいて当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
当社グループは、平成27年3月期第1四半期より国際会計基準(以下、「IFRS」)を適用しています。IFRSへの移行日は、平成25年4月1日です。平成26年3月期第3四半期及び平成26年3月期についても、IFRSに準拠して作成、表示しています。
日本基準からIFRSへの調整については、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 14.初度適用」をご参照ください。
(1) 業績の状況
医師会員約25万人を有する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開をしています。
既存サービスについては、顧客への各サービスの一層の浸透により、順調に推移しました。製薬会社向けのマーケティング支援サービスは、国内主要製薬会社のほぼ全社が既にご利用されている基本的な「提携企業」サービス、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」サービス、会員医師に対してメールで直接アプローチする「m3MT」サービスと、意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。
また、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、ITを活用した大規模臨床研究支援サービスを提供するメビックス株式会社、治験業務の支援を行う株式会社MICメディカル及び株式会社メディサイエンスプラニング(以下、「メディサイエンスプラニング」)、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMOである株式会社イスモ(e-SMO)を通じて治験支援関連サービスを提供しています。加えて、平成27年4月より約800の治験実施施設と提携する業界大手SMOのノイエス株式会社を子会社化することを決定しています。
さらに、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」(http://www.AskDoctors.jp/)、診療所の経営をサポートする「m3.com 開業・経営」等の新規サービスの拡充も進めています。
医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスを提供するエムスリーキャリア株式会社(以下、「エムスリーキャリア」)、クリニックの診療予約サービスを提供するアイチケット株式会社、医療用医薬品に関する広告代理店であるリノ・メディカル株式会社、電子カルテ等の開発・販売及びサポートを手掛ける株式会社シィ・エム・エス(以下、「シィ・エム・エス」)、次世代MR「メディカルマーケター」の育成、提供を行うエムスリーマーケティング株式会社(以下、「エムスリーマーケティング」)においてもサービス展開を進めています。
海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの展開が順調に進んでいます。業務提携の活用もあり、米国において60万人以上の医師にリーチできる体制となっています。また、英国では約20万人の医師会員を擁する医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において、製薬会社向けサービスの展開を進めています。さらに、中国において医療従事者向けウェブサイトに登録する医師会員数は100万人を超えました。
加えて、日本、米国、欧州、中国、韓国をはじめ、当社グループが世界中で運営する医療従事者向けウェブサイト及び医師パネルに登録する医師は合計250万人を超えており、医師パネルを活用したグローバルな調査サービスの提供も行っています。
当第3四半期連結累計期間の業績は、以下のとおりです。
(当期の業績) (単位:百万円)
平成26年3月期
第3四半期累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
平成27年3月期
第3四半期累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
比較増減(参考)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
売上収益26,79338,449+11,655+43.5%36,759
営業利益10,23812,271+2,033+19.9%13,738
税引前
四半期(当期)利益
10,47312,439+1,966+18.8%13,927
四半期(当期)利益6,6708,074+1,403+21.0%8,878

(セグメントの業績) (単位:百万円)
平成26年3月期
第3四半期累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
平成27年3月期
第3四半期累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
比較増減
医療
ポータル
セグメント売上収益14,73317,190+2,457+16.7%
セグメント利益8,24110,089+1,848+22.4%
エビデンス
ソリューション
セグメント売上収益4,8099,685+4,875+101.4%
セグメント利益1,1561,216+60+5.2%
海外セグメント売上収益4,8158,062+3,247+67.4%
セグメント利益8571,321+464+54.2%
診療プラット
フォーム
セグメント売上収益2,0312,030△0△0.0%
セグメント利益227203△24△10.5%
営業プラット
フォーム
セグメント売上収益921+921
セグメント利益△190△190
その他セグメント売上収益8191,154+335+40.9%
セグメント利益15880△78△49.4%
調整額セグメント売上収益(414)(593)
セグメント利益(401)(449)
合計売上収益26,79338,449+11,655+43.5%
営業利益10,23812,271+2,033+19.9%

①医療ポータル
医療関連会社マーケティング支援分野の売上収益は、9,418百万円(前年同期比20.1%増)となりました。製薬会社の利用の拡大により、「MR君」サービスの売上収益が前年同期比16%増となったこと等により、好調に推移しました。
調査分野は、事業としては堅調に推移したものの、製薬会社の新薬の上市に伴い一時的に拡大した大規模調査のニーズが一段落し、売上収益は1,608百万円(前年同期比9.6%減)となりました。営業プロセスの改善等により、翌連結会計年度に向けては再び増収トレンドに戻る見込みです。
その他分野の売上収益は、6,164百万円(前年同期比20.7%増)となりました。エムスリーキャリアの医師向け人材紹介事業を中心に拡大しました。
これらの結果、医療ポータルセグメントの売上収益は、17,190百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
売上原価と販売費及び一般管理費の総額は、エムスリーグループ業容拡大に伴う人件費増加等の要因を中心に、7,225百万円(前年同期比11.1%増)となりました。
以上の結果、医療ポータルのセグメント利益は10,089百万円(前年同期比22.4%増)となりました。
②エビデンスソリューション
前連結会計年度より新たに連結子会社となったメディサイエンスプラニングが連結業績に加わった他、順調に積み上がるプロジェクト(セグメント合計では188億円程度のビジネス規模に達する)に対応して、先行的に行った積極的な人材採用による人件費の増加を吸収し、売上収益は9,685百万円(前年同期比101.4%増)、セグメント利益は1,216百万円(前年同期比5.2%増)となりました。なお、当第3四半期連結累計期間においてはメディサイエンスプラニング等のオフィス移転費用175百万円が発生しています。
③海外
米英においては、調査サービスと製薬会社向けマーケティング支援サービスの拡大等に加え、人材関連サービスの展開により、売上収益は7,378百万円(前年同期比58.7%増)となりました。利益は、PracticeMatch Corporation(以下、「PracticeMatch」)の事業譲受に関する一時的な費用72百万円が発生したものの、業容の拡大により増益となりました。中国、韓国を含めた海外セグメントの売上収益は8,062百万円(前年同期比67.4%増)、セグメント利益は1,321百万円(前年同期比54.2%増)となりました。
④診療プラットフォーム
シィ・エム・エスの事業は堅調に推移したものの、診療報酬改定のタイミングや消費税率引き上げの影響により減益となり、売上収益は2,030百万円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益は203百万円(前年同期比10.5%減)となりました。
⑤営業プラットフォーム
メディサイエンスプラニングの新規連結に伴い加わったCSO事業(平成26年10月1日をもってメディサイエンスプラニングより分社化し、エムスリーマーケティングとして営業開始)を営業プラットフォームセグメントとして区分しています。先行投資期で人材拡充中であることから売上収益は921百万円、セグメント利益は△190百万円となりました。
⑥その他
人員増加に伴う人件費の増加等の要因により、売上収益は1,154百万円(前年同期比40.9%増)、セグメント利益は80百万円(前年同期比49.4%減)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上収益は38,449百万円(前年同期比43.5%増)、営業利益は12,271百万円(前年同期比19.9%増)、税引前四半期利益は12,439百万円(前年同期比18.8%増)、四半期利益は8,074百万円(前年同期比21.0%増)となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
資産合計は、前連結会計年度末比5,793百万円増の55,289百万円となりました。流動資産については、業容拡大に伴い営業債権及びその他の債権が2,782百万円増加した一方、現金及び現金同等物が1,408百万円減少したこと等により、前連結会計年度末比1,615百万円増の29,475百万円となりました。非流動資産については、PracticeMatchによる事業譲受等によりのれんが2,664百万円増加したこと、及び、売却可能金融資産の取得等により売却可能金融資産が1,673百万円増加したこと等により前連結会計年度末比4,178百万円増の25,814百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末比991百万円減の11,045百万円となりました。流動負債については、未払法人所得税が1,038百万円減少したこと等により、前連結会計年度末比603百万円減の9,947百万円となりました。非流動負債は、前連結会計年度末比387百万円減の1,097百万円となりました。
資本合計は、前連結会計年度末比6,783百万円増の44,244百万円となりました。剰余金配当2,101百万円を行った一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益7,528百万円を計上したことにより、利益剰余金が5,427百万円増加したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度残高より1,408百万円減少し、16,924百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、5,281百万円の収入(前年同期比340百万円の収入増)となりました。収入の主な内訳は、税引前四半期利益12,439百万円であり、支出の主な内訳は法人所得税の支払額5,226百万円です。
投資活動によるキャッシュ・フローは、4,458百万円の支出(前年同期比3,752百万円の支出増)となりました。主な内訳は、PracticeMatchの事業譲受による支出1,611百万円及び売却可能金融資産の取得による支出1,754百万円等によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、親会社の株主への配当金の支払2,100百万円等により、2,429百万円の支出(前年同期比386百万円の支出増)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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