四半期報告書-第16期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、入手可能な情報に基づいて当社グループが判断したものです。
(1) 業績の状況
医師会員約25万人を有する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開をしています。
製薬会社向けのマーケティング支援サービス(「MR君」ファミリー)は、基本的な「提携企業」サービスに加え、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」サービス、会員医師に対してメールで直接アプローチする「m3MT」サービスと、意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。
治験支援関連サービスは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模臨床研究支援サービスを提供するメビックス株式会社、治験業務の支援を行う株式会社MICメディカル及び株式会社メディサイエンスプラニング、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMOである株式会社イスモ(e-SMO)及びノイエス株式会社(以下、「ノイエス」)、海外のバイオ医薬品企業を中心に、グローバル医薬品開発における日本及びアジアでの開発を支援する株式会社Integrated Development Associates(以下、「IDA」)、バイオテクノロジーを応用した先端医療技術を中心に、早期実用化に向けた研究開発活動全般を支援するPOCクリニカルリサーチ株式会社(以下、「POCクリニカルリサーチ」)を通じて提供しています。
会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」(http://www.AskDoctors.jp/)、診療所の経営をサポートする「m3.com 開業・経営」等のプラットフォームを活用した派生サービスの拡充も進めています。
医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスを提供するエムスリーキャリア株式会社(以下、「エムスリーキャリア」)、クリニックの診療予約サービスを提供するアイチケット株式会社、医療用医薬品に関する広告代理店であるリノ・メディカル株式会社、電子カルテ等の開発・販売及びサポートを手掛ける株式会社シィ・エム・エス(以下、「シィ・エム・エス」)、次世代MR「メディカルマーケター」の育成、提供を行うエムスリーマーケティング株式会社(以下、「エムスリーマーケティング」)においてもサービス展開を進めています。
海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの展開が順調に進んでいる他、M&Aの活用等により医師向けの転職支援サービスも拡大しています。業務提携の効果もあり、米国において60万人以上の医師にリーチできる体制となっています。また、英国では約20万人の医師会員を擁する医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において、製薬会社向けサービスの展開を進めており、英国版MR君も開始しています。さらに、中国において医療従事者向けウェブサイトに登録する医師会員数は100万人を超え、中国版MR君は順調に拡大しつつあります。
日本、米国、欧州、中国、韓国をはじめ、当社グループが世界中で運営する医療従事者向けウェブサイト及び医師パネルに登録する医師は合計で300万人を超えており、医師パネルを活用したグローバルな調査サービスの提供も行っています。
当第3四半期連結累計期間の業績は、以下の通りです。
(当期の業績) (単位:百万円)
※ 平成27年3月期第3四半期連結累計期間において行った企業結合に係る暫定的な会計処理の確定に伴い、平成27年3月期第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表を遡及修正しています。
(セグメントの業績) (単位:百万円)
※ 平成27年3月期第3四半期連結累計期間において行った企業結合に係る暫定的な会計処理の確定に伴い、平成27年3月期第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表を遡及修正しています。
① 医療ポータル
医療関連会社マーケティング支援分野の売上収益は、9,324百万円(前年同期比1.0%減)となりました。「MR君」サービスをはじめとする「MR君」ファミリーは、一部顧客が特殊要因により利用を一時的に抑制されたことや、「MR君」の新たなビジネススキームとなる成功報酬モデルの導入に向けた準備にリソースを充当したこと等により、前年並みで推移しました。
調査分野の売上収益は1,953百万円(前年同期比21.4%増)となりました。営業体制の整備が進み、製薬会社等への直販が拡大しました。
その他分野の売上収益は、7,383百万円(前年同期比19.8%増)となりました。エムスリーキャリアの医師向け人材紹介事業を中心に拡大しました。
これらの結果、医療ポータルセグメントの売上収益は、18,660百万円(前年同期比8.5%増)となりました。
売上原価と販売費及び一般管理費の総額は、エムスリーグループ業容拡大に伴う人件費増加等の要因を中心に、7,821百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
以上の結果、医療ポータルのセグメント利益は11,179百万円(前年同期比10.8%増)となりました。
② エビデンスソリューション
治験プロジェクトが順調に進展したことに加え、平成27年3月にIDA、平成27年4月にノイエス及び平成27年7月にPOCクリニカルリサーチが新たに子会社となり連結業績に加わったことにより、売上収益は14,737百万円(前年同期比52.2%増)となりました。治験プロジェクトの進展による増収は、順調に積み上がるプロジェクト(セグメント合計では230億円程度のビジネス規模に達する)に対応して、先行的に行った積極的な人材採用による人件費の増加や構造改革中のノイエスの赤字等を吸収し、セグメント利益は2,777百万円(前年同期比128.3%増)となりました。
③ 海外
米英においては、調査サービスと医師の転職支援サービスの拡大等により、売上収益は9,041百万円(前年同期比22.5%増)となりました。米国において当社eメールサーバーがスパム送信に使われていると誤って認識されてしまう事象が発生していたことにより、広告サービスが減収となりましたが、本事象については既に解消しています。中国においては、中国版MR君の利用が8社18薬剤まで拡大する等、好調に推移し増収となりました。費用面では、米国においてProfiles, Inc.(以下、「Profiles」)の事業譲受及びThe Medicus Firm, LLC(以下、「The Medicus Firm」)の子会社化に関する一時的な費用として合計156百万円が発生しています。これらにより、海外セグメントの売上収益は10,104百万円(前年同期比25.3%増)、セグメント利益は1,373百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
④ 診療プラットフォーム
シィ・エム・エスの事業の売上収益はほぼ前年並みの1,989百万円(前年同期比2.0%減)となりました。将来の成長を見据えた人員の増強を進めた結果、セグメント利益は119百万円(前年同期比41.5%減)となりました。
⑤ 営業プラットフォーム
エムスリーマーケティングの事業が順調に拡大しました。メディカルマーケターの稼働率の上昇による売上収益の増加が、先行的に行った積極的な人材採用による人件費の増加を吸収し、売上収益は978百万円(前年同期比6.2%増)、セグメント利益は12百万円(前年同期比201百万円改善)となりました。
⑥ その他
全体として事業は順調に推移し、売上収益は1,731百万円(前年同期比50.0%増)、セグメント利益は377百万円(前年同期比371.4%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上収益は47,391百万円(前年同期比23.3%増)、営業利益は15,031百万円(前年同期比22.8%増)、税引前四半期利益は15,087百万円(前年同期比21.6%増)、四半期利益は10,201百万円(前年同期比27.2%増)となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
資産合計は、前連結会計年度末比9,371百万円増の69,497百万円となりました。流動資産については、主にノイエスの子会社化及び業容拡大等に伴い営業債権及びその他の債権が4,795百万円増加した一方、現金及び現金同等物が2,798百万円減少したことにより、前連結会計年度末比2,388百万円増の34,738百万円となりました。非流動資産については、The Medicus Firmやノイエスの子会社化等によりのれんが4,697百万円増加したこと、及び、公正価値の変動等により売却可能金融資産が1,439百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比6,983百万円増の34,758百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末比1,665百万円増の15,281百万円となりました。流動負債については、法人所得税の支払等により未払法人所得税が726百万円減少したこと等により、前連結会計年度末比124百万円減の12,169百万円となりました。非流動負債は、The Medicus Firmの企業結合に伴う条件付取得対価の計上等によりその他の長期金融負債が983百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比1,789百万円増の3,112百万円となりました。
資本合計は、前連結会計年度末比7,705百万円増の54,215百万円となりました。剰余金配当2,588百万円を行った一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益9,433百万円を計上したことにより、利益剰余金が6,845百万円増加したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度残高より2,798百万円減少し、17,109百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、6,071百万円の収入(前年同期比789百万円の収入増)となりました。収入の主な内訳は、税引前四半期利益15,087百万円であり、支出の主な内訳は法人所得税の支払額5,333百万円です。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,432百万円の支出(前年同期比1,026百万円の支出減)となりました。The Medicus Firm等の子会社化に伴う連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,838百万円、Profiles等の事業譲受による支出643百万円が発生しています。
財務活動によるキャッシュ・フローは、5,241百万円の支出(前年同期比2,812百万円の支出増)となりました。主な内訳は、親会社の株主への配当金の支払2,586百万円、新たに子会社となったノイエス等の短期借入金の返済による支出1,845百万円です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は14百万円です。医療ポータルセグメントにおいて、電子カルテと治験を融合した新しいビジネスモデルに関する研究開発活動を行っています。
(1) 業績の状況
医師会員約25万人を有する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開をしています。
製薬会社向けのマーケティング支援サービス(「MR君」ファミリー)は、基本的な「提携企業」サービスに加え、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」サービス、会員医師に対してメールで直接アプローチする「m3MT」サービスと、意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。
治験支援関連サービスは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模臨床研究支援サービスを提供するメビックス株式会社、治験業務の支援を行う株式会社MICメディカル及び株式会社メディサイエンスプラニング、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMOである株式会社イスモ(e-SMO)及びノイエス株式会社(以下、「ノイエス」)、海外のバイオ医薬品企業を中心に、グローバル医薬品開発における日本及びアジアでの開発を支援する株式会社Integrated Development Associates(以下、「IDA」)、バイオテクノロジーを応用した先端医療技術を中心に、早期実用化に向けた研究開発活動全般を支援するPOCクリニカルリサーチ株式会社(以下、「POCクリニカルリサーチ」)を通じて提供しています。
会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」(http://www.AskDoctors.jp/)、診療所の経営をサポートする「m3.com 開業・経営」等のプラットフォームを活用した派生サービスの拡充も進めています。
医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスを提供するエムスリーキャリア株式会社(以下、「エムスリーキャリア」)、クリニックの診療予約サービスを提供するアイチケット株式会社、医療用医薬品に関する広告代理店であるリノ・メディカル株式会社、電子カルテ等の開発・販売及びサポートを手掛ける株式会社シィ・エム・エス(以下、「シィ・エム・エス」)、次世代MR「メディカルマーケター」の育成、提供を行うエムスリーマーケティング株式会社(以下、「エムスリーマーケティング」)においてもサービス展開を進めています。
海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの展開が順調に進んでいる他、M&Aの活用等により医師向けの転職支援サービスも拡大しています。業務提携の効果もあり、米国において60万人以上の医師にリーチできる体制となっています。また、英国では約20万人の医師会員を擁する医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において、製薬会社向けサービスの展開を進めており、英国版MR君も開始しています。さらに、中国において医療従事者向けウェブサイトに登録する医師会員数は100万人を超え、中国版MR君は順調に拡大しつつあります。
日本、米国、欧州、中国、韓国をはじめ、当社グループが世界中で運営する医療従事者向けウェブサイト及び医師パネルに登録する医師は合計で300万人を超えており、医師パネルを活用したグローバルな調査サービスの提供も行っています。
当第3四半期連結累計期間の業績は、以下の通りです。
(当期の業績) (単位:百万円)
| 平成27年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) | 平成28年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) | 比較増減 | (参考) 前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) | ||
| 売上収益 | 38,449 | 47,391 | +8,942 | +23.3% | 51,346 |
| 営業利益 | 12,240 | 15,031 | +2,791 | +22.8% | 16,061 |
| 税引前 四半期(当期)利益 | 12,408 | 15,087 | +2,678 | +21.6% | 16,174 |
| 四半期(当期)利益 | 8,017 | 10,201 | +2,184 | +27.2% | 10,428 |
※ 平成27年3月期第3四半期連結累計期間において行った企業結合に係る暫定的な会計処理の確定に伴い、平成27年3月期第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表を遡及修正しています。
(セグメントの業績) (単位:百万円)
| 平成27年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) | 平成28年3月期 第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) | 比較増減 | |||
| 医療 ポータル | セグメント売上収益 | 17,190 | 18,660 | +1,469 | +8.5% |
| セグメント利益 | 10,089 | 11,179 | +1,089 | +10.8% | |
| エビデンス ソリューション | セグメント売上収益 | 9,685 | 14,737 | +5,052 | +52.2% |
| セグメント利益 | 1,216 | 2,777 | +1,561 | +128.3% | |
| 海外 | セグメント売上収益 | 8,062 | 10,104 | +2,042 | +25.3% |
| セグメント利益 | 1,290 | 1,373 | +83 | +6.5% | |
| 診療プラット フォーム | セグメント売上収益 | 2,030 | 1,989 | △41 | △2.0% |
| セグメント利益 | 203 | 119 | △84 | △41.5% | |
| 営業プラット フォーム | セグメント売上収益 | 921 | 978 | +57 | +6.2% |
| セグメント利益 | △190 | 12 | +201 | - | |
| その他 | セグメント売上収益 | 1,154 | 1,731 | +577 | +50.0% |
| セグメント利益 | 80 | 377 | +297 | +371.4% | |
| 調整額 | セグメント売上収益 | (593) | (808) | - | - |
| セグメント利益 | (449) | (809) | - | - | |
| 企業結合に伴う再測定による利益 | - | 3 | +3 | - | |
| 合計 | 売上収益 | 38,449 | 47,391 | +8,942 | +23.3% |
| 営業利益 | 12,240 | 15,031 | +2,791 | +22.8% | |
※ 平成27年3月期第3四半期連結累計期間において行った企業結合に係る暫定的な会計処理の確定に伴い、平成27年3月期第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表を遡及修正しています。
① 医療ポータル
医療関連会社マーケティング支援分野の売上収益は、9,324百万円(前年同期比1.0%減)となりました。「MR君」サービスをはじめとする「MR君」ファミリーは、一部顧客が特殊要因により利用を一時的に抑制されたことや、「MR君」の新たなビジネススキームとなる成功報酬モデルの導入に向けた準備にリソースを充当したこと等により、前年並みで推移しました。
調査分野の売上収益は1,953百万円(前年同期比21.4%増)となりました。営業体制の整備が進み、製薬会社等への直販が拡大しました。
その他分野の売上収益は、7,383百万円(前年同期比19.8%増)となりました。エムスリーキャリアの医師向け人材紹介事業を中心に拡大しました。
これらの結果、医療ポータルセグメントの売上収益は、18,660百万円(前年同期比8.5%増)となりました。
売上原価と販売費及び一般管理費の総額は、エムスリーグループ業容拡大に伴う人件費増加等の要因を中心に、7,821百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
以上の結果、医療ポータルのセグメント利益は11,179百万円(前年同期比10.8%増)となりました。
② エビデンスソリューション
治験プロジェクトが順調に進展したことに加え、平成27年3月にIDA、平成27年4月にノイエス及び平成27年7月にPOCクリニカルリサーチが新たに子会社となり連結業績に加わったことにより、売上収益は14,737百万円(前年同期比52.2%増)となりました。治験プロジェクトの進展による増収は、順調に積み上がるプロジェクト(セグメント合計では230億円程度のビジネス規模に達する)に対応して、先行的に行った積極的な人材採用による人件費の増加や構造改革中のノイエスの赤字等を吸収し、セグメント利益は2,777百万円(前年同期比128.3%増)となりました。
③ 海外
米英においては、調査サービスと医師の転職支援サービスの拡大等により、売上収益は9,041百万円(前年同期比22.5%増)となりました。米国において当社eメールサーバーがスパム送信に使われていると誤って認識されてしまう事象が発生していたことにより、広告サービスが減収となりましたが、本事象については既に解消しています。中国においては、中国版MR君の利用が8社18薬剤まで拡大する等、好調に推移し増収となりました。費用面では、米国においてProfiles, Inc.(以下、「Profiles」)の事業譲受及びThe Medicus Firm, LLC(以下、「The Medicus Firm」)の子会社化に関する一時的な費用として合計156百万円が発生しています。これらにより、海外セグメントの売上収益は10,104百万円(前年同期比25.3%増)、セグメント利益は1,373百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
④ 診療プラットフォーム
シィ・エム・エスの事業の売上収益はほぼ前年並みの1,989百万円(前年同期比2.0%減)となりました。将来の成長を見据えた人員の増強を進めた結果、セグメント利益は119百万円(前年同期比41.5%減)となりました。
⑤ 営業プラットフォーム
エムスリーマーケティングの事業が順調に拡大しました。メディカルマーケターの稼働率の上昇による売上収益の増加が、先行的に行った積極的な人材採用による人件費の増加を吸収し、売上収益は978百万円(前年同期比6.2%増)、セグメント利益は12百万円(前年同期比201百万円改善)となりました。
⑥ その他
全体として事業は順調に推移し、売上収益は1,731百万円(前年同期比50.0%増)、セグメント利益は377百万円(前年同期比371.4%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上収益は47,391百万円(前年同期比23.3%増)、営業利益は15,031百万円(前年同期比22.8%増)、税引前四半期利益は15,087百万円(前年同期比21.6%増)、四半期利益は10,201百万円(前年同期比27.2%増)となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
資産合計は、前連結会計年度末比9,371百万円増の69,497百万円となりました。流動資産については、主にノイエスの子会社化及び業容拡大等に伴い営業債権及びその他の債権が4,795百万円増加した一方、現金及び現金同等物が2,798百万円減少したことにより、前連結会計年度末比2,388百万円増の34,738百万円となりました。非流動資産については、The Medicus Firmやノイエスの子会社化等によりのれんが4,697百万円増加したこと、及び、公正価値の変動等により売却可能金融資産が1,439百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比6,983百万円増の34,758百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末比1,665百万円増の15,281百万円となりました。流動負債については、法人所得税の支払等により未払法人所得税が726百万円減少したこと等により、前連結会計年度末比124百万円減の12,169百万円となりました。非流動負債は、The Medicus Firmの企業結合に伴う条件付取得対価の計上等によりその他の長期金融負債が983百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比1,789百万円増の3,112百万円となりました。
資本合計は、前連結会計年度末比7,705百万円増の54,215百万円となりました。剰余金配当2,588百万円を行った一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益9,433百万円を計上したことにより、利益剰余金が6,845百万円増加したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度残高より2,798百万円減少し、17,109百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、6,071百万円の収入(前年同期比789百万円の収入増)となりました。収入の主な内訳は、税引前四半期利益15,087百万円であり、支出の主な内訳は法人所得税の支払額5,333百万円です。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,432百万円の支出(前年同期比1,026百万円の支出減)となりました。The Medicus Firm等の子会社化に伴う連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,838百万円、Profiles等の事業譲受による支出643百万円が発生しています。
財務活動によるキャッシュ・フローは、5,241百万円の支出(前年同期比2,812百万円の支出増)となりました。主な内訳は、親会社の株主への配当金の支払2,586百万円、新たに子会社となったノイエス等の短期借入金の返済による支出1,845百万円です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は14百万円です。医療ポータルセグメントにおいて、電子カルテと治験を融合した新しいビジネスモデルに関する研究開発活動を行っています。