有価証券報告書-第25期(令和1年7月1日-令和2年6月30日)

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2020/09/28 15:30
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(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー
(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に
関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社グループの当連結会計年度(自2019年7月1日 至2020年6月30日)における業績は、前連結会計年度と比
べ売上高は15,268百万円と113百万円の増収、営業利益は746百万円と116百万円の増益、経常利益は517百万円と73
百万円の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は189百万円と20百万円の増益となりました。
当連結会計年度末における総資産の残高は、9,907百万円(前連結会計年度末は8,531百万円)となり、1,375百万円
増加しました。
流動資産は、7,947百万円(前連結会計年度末は6,410百万円)となり、1,536百万円増加しました。これは現金及び
預金の増加(1,851百万円)と受取手形及び売掛金の増加(295百万円)、在庫管理及び滞留在庫削減を徹底した結果商
品及び製品の減少(603百万円)等があったことによるものであります。
固定資産は、1,959百万円(前連結会計年度末は2,112百万円)となり、152百万円減少しました。これは有形固定資
産の増加(17百万円)があったものの、無形固定資産の減少(69百万円)及び投資その他の資産の減少(100百万円)が
あったことによるものであります。
繰延資産は、0百万円(前連結会計年度末は9百万円)となり、8百万円減少しました。これは株式交付費の減少(8百
万円)によるものであります。
流動負債は、4,461百万円(前連結会計年度末は2,822百万円)となり、1,639百万円増加しました。これは支払手形
及び買掛金の増加(97百万円)と短期借入金の増加(1,520百万円)があったことによるものであります。
固定負債は、1,143百万円(前連結会計年度末は1,554百万円)となり、411百万円減少しました。これは長期借入金
の減少(370百万円)と退職給付に係る負債の減少(19百万円)、役員退職慰労引当金の減少(18百万円)等があった
ことによるものであります。
純資産は、4,302百万円(前連結会計年度末は4,155百万円)となり、147百万円増加しました。これは利益剰余金の
増加(132百万円)等があったことによるものであります。
売上高につきましては、キッチン家電を中心としたインテリア商品ブランド「ブルーノ」は、ソーシャルディスタンス、テレワーク、テイクアウト等、Withコロナという大きくライフスタイルが変化するなか、家庭内で楽しく調理のできるキッチン家電の需要が高まり、売上を大きく伸ばしました。主力商品コンパクトホットプレートは、テレビ番組で「おうち家電」の人気アイテムとして紹介される等さらに認知度を高め、前期を上回る売上高でブランドを牽引、その他ホットプレート関連商品、マルチスティックブレンダー等のキッチン家電も売上を伸ばしました。また、スヌーピー等の人気キャラクターがプリントされた「PEANUTS」とのコラボ家電や、ポータブルファン、マルチふとんドライヤー等の季節家電も好調に売上を伸ばし、「ブルーノ」の売上高は前期比123%と増加しました。
トラベル商品ブランド「ミレスト」につきましては、フランスの「PAPIER TIGRE」とのコラボで開発したバックパック等のトラベル雑貨が好調に推移したほか、「Hutte」シリーズも発売から安定的に売上を確保、またキャリーバッグはアイテム数を増やし売上を伸ばしました。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の急激な落ち込みや直営店休業等が影響し、売上高は前期比75%となりました。
また、子会社の株式会社シカタにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大が生産、販売に影響し、バッグのOEM販売、オリジナルブランドの売上ともに前年を下回り、売上高は前期比89%となりました。
結果として、当グループの売上高は15,268百万円(前連結会計年度は15,155百万円)と過去最高となりました。
営業利益につきましては、「ブルーノ」をはじめ利益率の高い自社商品ブランドの売上が前期比114%と拡大したこと、また当社Eコマース売上高が対前期比160%と大きく拡大したこと等により売上総利益率が41%と前期39%から改善したこと等により、746百万円(前連結会計年度は629百万円)となりました。
経常利益につきまして、株主関連費用が増加したものの517百万円(前連結会計年度は444百万円)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響による店舗休業関連費用、一部店舗の減損損失、埼玉化粧品工場閉鎖費用等を計上したことにより189百万円(前連結会計年度は168百万円)となりました。
セグメントの経営成績につきましては、以下のとおりであります。 a.住関連ライフスタイル商品製造卸売事業
住関連ライフスタイル商品製造卸売事業においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、店舗を構える
販売先への売上は店舗休業の影響で大きく減少いたしましたが、Withコロナのライフスタイルの変化により「おう
ち家電」の需要が拡大するなか、インテリア商品ブランド「ブルーノ」においてコンパクトホットプレート等キッ
チン家電が売上を牽引し、ネット通販を有する得意先等への売上を大きく伸ばしました。また海外販売につきまし
ては、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、当社の主力販売先である中国等の東アジアへの売上
が、2月以降売上が減少していましたが、世界のなかでいち早く感染が収束、また香港では期間限定ショップ、壁
面広告、台湾ではテレビCM放映、中国ではEコマースサイトのイベント等の効果もあり、「ブルーノ」ブランド
商品の海外売上が4月以降急速に回復いたしました。
当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は9,531百万円(前連結会計年度は9,799百万円)、営業利益
は1,548百万円(前連結会計年度は1,389百万円)となりました。
b.住関連ライフスタイル商品小売事業
住関連ライフスタイル商品小売事業において、直営店販売は、京都、有明への新規出店があったものの、新型コ
ロナウイルス感染拡大の影響により、店舗休業、営業時間短縮を行ったこと、トラベル商品の需要の落ち込み等に
より、売上は大きく減少いたしました。しかしながら、Eコマース販売は前述の通り、巣ごもり需要により自社E
Cサイトの売上高が当第4四半期連結会計期間において前期比200%以上伸ばし、またAmazon・楽天等のモールでの
売上も好調に推移したことから、通期では売上高は2,386百万円と過去最高となりました。
当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は5,703百万円(前連結会計年度は5,346百万円)、営業利益
は294百万円(前連結会計年度は243百万円)となりました。
c.デザイン事業
当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高33百万円(前連結会計年度は9百万円)、営業利益は33百万
円(前連結会計年度は9百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,851百万円増
加し2,637百万円となりました。なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次
のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、1,191百万円(前連結会計年度は282百万円の減少)となりました。これは、売
上債権等の増加(298百万円)及び法人税等の支払額(126百万円)等による資金の減少があったものの、税金等調
整前当期純利益(403百万円)及びたな卸資産の減少(606百万円)等による資金の増加があったことによるもので
あります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、211百万円(前連結会計年度は259百万円の減少)となりました。これは、有形
固定資産の取得による支出(196百万円)及び無形固定資産の取得による支出(29百万円)等による資金の減少があ
ったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、867百万円(前連結会計年度は1,202百万円の減少)となりました。これは、長
期借入金の返済による支出(764百万円)等による資金の減少があったものの、短期借入金の純増額(1,520百万円)
及び長期借入れによる収入(350百万円)による資金の増加があったことによるものであります。
③仕入及び販売の状況
a.仕入実績
当社グループは、仕入実績をセグメントごとに区分できないため、仕入実績の記載はしておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)
住関連ライフスタイル商品製造卸売事業9,53197.2
住関連ライフスタイル商品小売事業5,703106.6
デザイン事業33361.8
合計15,268100.7

(注) 1 住関連ライフスタイル商品小売事業の内訳を小売業態別に示すと下記のとおりであります。
小売業態販売高(百万円)前年同期比(%)
IDEA SEVENTH SENSE99879.4
BRUNO582124.1
TRAVEL SHOP MILESTO38263.3
TRAVEL STYLE by MILESTO19970.8
Terracuore8860.9
GOOD GIFT GO15589.2
インターネット販売2,386160.5
その他91097.9
合計5,703106.6

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりでありま
す。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されており
ます。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等
(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであ
ります。連結財務諸表の作成にあたっては、報告期間の期末日における資産・負債の計上、期中の収益・費用の計上
を行うため、必要に応じて会計上の見積りを用いております。この会計上の見積りには、その性質上不確実性があ
り、実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りのうち、特に重要なものは以下のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症による今後の影響等などを含む仮定に関する情報は、「第5 経理の状況 1
連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載してあります。
(棚卸資産の評価減)
棚卸資産については、原則として総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により評価し
ております。また、当社は定期的に陳腐化、滞留、又は過剰在庫の有無を検討し、該当する場合には正味実現可能
価額まで評価減しております。
評価損の見積りにあたっては、過去の出荷実績や評価時点で入手可能な情報等を基に、合理的と考えられる様々
な要因を考慮した上で判断しておりますが、市場環境が予測より悪化して正味実現可能価額が下落する場合には、追加の評価損計上が必要となる可能性があります。
(固定資産の減損)
当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産グループについて、資産グループから得られる割引前将
来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減
損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりま
すが、事業計画や市場環境の変化により、その見積額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、新たに減損処
理が必要となる可能性があります。
(繰延税金資産の回収可能性)
繰延税金資産については、将来の利益計画に基づく課税所得を慎重に見積もり、回収可能性を判断した上で計上
しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積額が減少した場
合は、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
b.キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動における運転資金の主なものは、商品等の仕入費用、人件費、広告宣伝費、主に店舗運営のための地代家賃等であります。また、設備投資資金需要の主なものは、新規店舗開設のための有形固定資産等の取得にかかる費用であります。
運転資金につきましては、内部資金の活用、コミットメントライン等の金融機関からの借入を基本としております。設備投資資金については、過年度に実施した公募増資で得た資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度における有利子負債の残高は3,612百万円、現金及び現金同等物の残高は2,637百万円となり、ネット有利子負債は974百万円(前年同期比43.8%減)となりました。

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