有価証券報告書-第27期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/09/28 15:30
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133項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(自2021年7月1日 至2022年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染者数がワクチン接種の効果等により減少し、国内の人流増加にともない対面型サービスなどを中心に回復の傾向が見られました。一方、急激な円安や、原油・原材料価格の高騰など、仕入価格に大きな影響を受ける製造業には厳しい状況となっております。
このような状況のなか、当社グループの当連結会計年度における業績は、売上高は17,302百万円、営業利益は1,092百万円、経常利益は924百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は489百万円となりました。
当連結会計年度末における総資産の残高は、8,889百万円(前連結会計年度末は8,527百万円)となり、362百万円 増加しました。
流動資産は、7,476百万円(前連結会計年度末は6,848百万円)となり、628百万円増加しました。これは借入金の返済等による現預金の減少(406百万円)等があったものの、売掛債権の増加(346百万円)、商品及び製品の増加(797百万円)等があったことによるものであります。
固定資産は、1,412百万円(前連結会計年度末は1,678百万円)となり、265百万円減少しました。これは有形固定資産の減少(50百万円)と、無形固定資産の減少(82百万円)、投資その他の資産の減少(132百万円)があったことによるものであります。
流動負債は、2,768百万円(前連結会計年度末は2,583百万円)となり、185百万円増加しました。これは短期借入金の減少(174百万円)、未払法人税等の減少(132百万円)等があったものの、支払手形及び買掛金の増加(185百万円)、1年以内に返済予定の長期借入金の増加(310百万円)等があったことによるものであります。
固定負債は、936百万円(前連結会計年度末は1,213百万円)となり、277百万円減少しました。これは長期借入金の減少(244百万円)等があったことによるものであります。 純資産は、5,184百万円(前連結会計年度末は4,730百万円)となり、453百万円増加しました。これは利益剰余金の増加(431百万円)等があったことによるものであります。
売上高につきましては、ライフスタイル商品ブランド『BRUNO』は、国内販売におきまして、主力商品の「コンパクトホットプレート」が累計販売台数294万台を突破し、売上を牽引いたしました。また、TVCMやWEB広告など各種プロモーション効果により「スチーム&ベイクトースター」も前年を大きく上回る台数を販売いたしました。海外販売におきましては、台湾で「コンパクトホットプレート」が売上を増加したほか、インテリア家電においても「スタイリングハンディスチーマー」が好調に販売台数を伸ばすなど、海外における売上高は前年同期を上回りました。
トラベル商品ブランド『MILESTO』は、旅行需要の回復や出張機会の増加等により、「キャリー」や「ボストンバッグ」など各種トラベル関連商品が売上を伸長したほか、テレワーク需要に対応した機能性の高いバックパック類が売上を伸ばしました。
これらの結果として、当社グループの売上高は過去最高の17,302百万円(前連結会計年度は16,787百万円)となりました。
営業利益につきましては、記録的な円安や原油・原材料高に起因する原価率上昇の影響により、1,092百万円(前連結会計年度は1,217百万円)となりました。
経常利益につきましては、主に株主優待関連費用や新型コロナウイルス感染症拡大にかかる直営店舗の休業関連費用が発生し、924百万円(前連結会計年度は1,045百万円)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一部店舗の減損損失を計上したことから、489百万円(前連結会計年度は482百万円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載の通りです。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
a.住関連ライフスタイル商品製造卸売事業
住関連ライフスタイル商品製造卸売事業は、当社卸売販売におきまして、海外販売では台湾での「コンパクトホットプレート」の販売好調に加えて、タイで『BRUNO』商品が販売開始されるなど売上を拡大した一方、国内販売では巣ごもり需要の落ち着きからEコマース販路を持つ得意先への売上が減少し、結果として売上高は前年同期比93%となりました。子会社シカタ社卸売販売におきましては、量販店向けのOEM販売の売上が堅調に推移し、売上高は前期比119%となりました。結果として住関連ライフスタイル商品製造卸売事業の売上高は10,129百万円(前連結会計年度は9,830百万円)、営業利益は1,286百万円(前連結会計年度は1,763百万円)となりました。
b.住関連ライフスタイル商品小売事業
住関連ライフスタイル商品小売事業は、Eコマース販売においては、巣ごもり需要が一段落したことからキッチ
ン家電の売上は前年を下回りましたが、梅雨明けの猛暑が続いたことから「ポータブルファン」の売上が増加、ま
たTVCMやYouTube広告等の宣伝効果により「スチーム&ベイクトースター」も売上を拡大し、結果とし
て売上高は前年比101%と堅調に推移いたしました。直営店販売においては、当期6店舗を閉店した影響から直営店
舗の売上高は前年を下回りましたが、新型コロナウイルスの落ち着きに伴う旅行需要の回復や出張機会の増加によ
り、小型キャリーやボストンタイプなど豊富な種類を備える『MILESTO』のトラベル関連商品の売上が伸長
し、既存店ベースの売上高は前年を上回りました。これらの結果として、住関連ライフスタイル商品小売事業の売
上高は7,043百万円(前連結会計年度は6,915百万円)、営業利益は1,210百万円(前連結会計年度は752百万円)と
なりました。
c.デザイン事業
デザイン事業においては、中国におけるBRUNO商標のライセンス収入が前連結会計年度に比べ大きく増加し
た結果、売上高は129百万円(前連結会計年度は41百万円)、営業利益は129百万円(前連結会計年度は41百万円)
となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ406百万円減
少し、2,186百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は59百万円(前連結会計年度は1,742百万円の収入)となりました。これは主に税金等
調整前当期純利益(857百万円)により資金が増加したものの、棚卸資産の増加(763百万円)及び売上債権の増加
(58百万円)等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、103百万円(前連結会計年度は126百万円の支出)となりました。これは、有形固
定資産の取得による支出(114百万円)及び無形固定資産の取得による支出(44百万円)等による資金の減少があった
ことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、278百万円(前連結会計年度は1,667百万円の支出)となりました。これは、長期
借入金による収入(500百万円)があったものの、長期借入金の返済による支出(434百万円)及び短期借入金の純減
額(174百万円)等による資金の減少があったものであります。
③仕入及び販売の状況
a.仕入実績
当社グループは、仕入実績をセグメントごとに区分できないため、仕入実績の記載はしておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)
住関連ライフスタイル商品製造卸売事業10,129103.0
住関連ライフスタイル商品小売事業7,043101.8
デザイン事業129313.8
合計17,302103.0

(注) 1 住関連ライフスタイル商品小売事業の内訳を小売業態別に示すと下記のとおりであります。
小売業態販売高(百万円)前年同期比(%)
IDEA SEVENTH SENSE23124.8
BRUNO1,754185.1
TRAVEL SHOP MILESTO2529.5
TRAVEL STYLE by MILESTO3338.9
GOOD GIFT GO8650.8
インターネット販売4,551105.6
その他36193.8
合計7,043101.8

2 主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は以下の通りです。
相手先前連結会計年度当連結会計年度
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
株式会社しまむら1,78710.62,24312.9

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま
す。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されて
おります。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸
表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおり
であります。連結財務諸表の作成にあたっては、報告期間の期末日における資産・負債の計上、期中の収益・費用の
計上を行うため、必要に応じて会計上の見積りを用いております。この会計上の見積りには、その性質上不確実性が
あり、実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸
表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載してあります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
b.キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動における運転資金の主なものは、商品等の仕入費用、人件費、広告宣伝費、主に店舗運営のための地代家賃等であります。また、設備投資資金需要の主なものは、新規店舗開設のための有形固定資産等の取得にかかる費用であります。
運転資金につきましては、内部資金の活用、コミットメントライン等の金融機関からの借入を基本としております。設備投資資金については、過年度に実施した公募増資で得た資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度における有利子負債の残高は1,999百万円、現金及び現金同等物の残高は2,186百万円となり、ネット有利子負債は△189百万円(前年同期比60.0%減)となりました。

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