四半期報告書-第55期第1四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 16:16
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は新型コロナウイルス感染症にかかるワクチン接種の普及等に伴う行動制限の緩和により、個人消費や製造業をはじめとする企業収益に持ち直しの動きが見られました。しかし、足元では新型コロナウイルス変異株の感染拡大や、原油をはじめとする資源価格の高騰が続いており、先行きは予断を許さない状況にあります。
当社グループにおいては海外での新型コロナウイルス感染拡大による影響で、一部の取引先では生産調整を行う動きがあったものの、脱炭素を背景とした電動車関連市場等において電子部品の需要が拡大したことにより、貴金属の取扱い数量は前年同四半期を上回りました。主要製品の内、貴金属の価格は米国長期金利の上昇に伴い円安ドル高が進み、円建てでの価格が高騰したことにより、前年同四半期を上回りました。銅の価格は各国の脱炭素化に向けた動きの中で、電動車関連や再生可能エネルギー関連における需要がけん引し、前年同四半期を上回る水準となりました。
このような事業環境の中、当社グループは資源循環型社会の実現を見据えた取り組みを加速し、新規事業の確立及び経営基盤の強化に努めました。既存事業では新型コロナウイルス感染症により、対面での営業活動は一部制限されたものの、リモート営業の導入や人員の見直し等による営業力の強化に取り組み、堅調に推移する市場環境において取引を拡大することができました。新規事業ではリチウムイオン電池(以下、LiB:Lithium-ion Battery)再生事業の研究開発及び事業化に引き続き注力し、現在はより効率的な製品化プロセスの確立を目指した実証実験を行っております。なお、事業スキーム構築を目的とした事業パートナーとの連携につきましては現在も大きな枠組みの形成に向けて、複数企業とアライアンス締結に向けた交渉を継続しております。
当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は2,107,996千円(対前年同四半期21.3%増)、営業利益は203,311千円(同280.4%増)、経常利益は194,710千円(同258.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は143,710千円(同182.8%増)となりました。LiB再生事業の研究開発規模の拡大に伴い研究開発費等の経費は増加いたしましたが、主に貴金属の取扱い数量並びに主要製品価格が前年同四半期を上回ったことにより、増収増益となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりです。なお、各セグメントの金額についてはセグメント間取引を含んでおります。
(貴金属事業)
主に貴金属の取扱い数量並びに価格が前年同四半期を上回ったことにより、売上高は1,811,583千円(対前年同四半期17.6%増)、セグメント利益は158,759千円(同296.3%増)の増収増益となりました。
(環境事業)
銅の販売価格が前年同四半期を上回ったことに加え、主力製品である銅ペレット及び無機薬品の販売数量が増加したことで、売上高は269,957千円(同57.5%増)、セグメント利益は40,853千円(同238.3%増)となりました。
(システム事業)
品質管理システムの販売が増加した一方、ソフトウェア製作費用の増加や新型コロナウイルス感染症による納期変更等により、売上高は21,695千円(同4.6%増)、セグメント損失は9,003千円(前年同四半期は4,652千円の損失)となりました。
(その他)
その他に含まれる運送事業等は、売上高は76,808千円(対前年同四半期3.7%増)、セグメント利益は4,100千円(同40.1%減)となりました。連結グループ内の受注が増加し運送事業で増収となりましたが、運送にかかる経費等が増加したことにより、増収減益となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりです。
(資産の部)
前連結会計年度末に比べて341,483千円減少し、6,783,492千円となりました。
主な要因は、現金及び預金が36,824千円、棚卸資産が152,127千円、その他(投資その他の資産)が220,798千円減少し、建設仮勘定が60,834千円増加したことによるものです。
(負債の部)
前連結会計年度末に比べて454,296千円減少し、3,133,174千円となりました。
主な要因は、借入金が348,762千円、賞与引当金が52,998千円、借入金地金が68,950千円減少したことによるものです。
(純資産の部)
前連結会計年度末に比べて112,813千円増加し、3,650,317千円となりました。
主な要因は、利益剰余金が103,239千円増加したことによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、79,166千円です。
主な活動の概要は、次のとおりです。
・レアメタルを含んだ廃棄物からの効率的な分離精製技術の開発
・レアメタルの加工技術の開発
・レアメタルの高純度化の開発
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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