四半期報告書-第9期第3四半期(平成30年8月1日-平成30年10月31日)

【提出】
2018/12/13 15:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
22項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年2月1日~平成30年10月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調にあるものの、相次いだ自然災害による国内経済への影響や米中貿易摩擦の激化による海外経済及び金融市場への影響等が懸念され、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
出版流通業界におきましては、書籍・雑誌販売額及び書店数の減少傾向、電子書籍市場はコミックが紙と電子で販売額が逆転するなど、市場は引き続き縮小傾向にあり、大変厳しい状況にあります。
このような状況のなか、当社グループは書籍流通構造改革の推進、書店収益力の向上、“人生100年時代”への学び事業の創造をテーマに新しい付加価値及び新しい事業モデル創出に取組んでおります。
“人生100年時代”への学び事業創造の取組みとして、大学を主な市場とする当社グループの子会社である丸善雄松堂株式会社は、従前より提供する大学向けソリューションとの組み合わせによって、事務効率の向上に向けた新しいサービスの提供が可能になると考え、大学向け公開講座管理システムの販売・保守及びポータルサイトの運営を行うセカンドアカデミー株式会社の全株式を取得し、平成30年2月1日付で完全子会社化いたしました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は1,347億8百万円(前年同期比0.3%増)とほぼ前年並みとなりました。一方利益面は、粗利率の改善により営業利益は23億82百万円(前年同期比36.2%増)、経常利益は23億7百万円(前年同期比36.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億30百万円(前年同期比70.4%増)と増益となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
[文教市場販売事業]
当事業は以下の事業を行っております。
1.図書館(公共図書館・学校図書館・大学図書館)に対する図書館用書籍の販売、汎用書誌データベース「TRC MARC」の作成・販売及び図書装備(バーコードラベルやICタグ等の貼付等)や選書・検索ツール等の提供
2.大学などの教育研究機関や研究者に対する学術研究及び教育に関する輸入洋書を含む出版物(書籍・雑誌・電子ジャーナル、電子情報データベースほか)や英文校正・翻訳サービスをはじめとする研究者支援ソリューションの提供
3.教育・研究施設、図書館などの設計・施工と大学経営コンサルティングをはじめとする各種ソリューションの提供
4.大学内売店の運営や学生に対する教科書・テキストの販売等
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、教育・研究施設、図書館などの設計・施工において学部設置等に伴う大型案件の完工が増加した結果、売上高は475億51百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は27億33百万円(前年同期比15.0%増)と増収増益となりました。
[店舗・ネット販売事業]
当事業は、主に全国都市部を中心とした店舗網において和書・洋書などの書籍をメインに、文具・雑貨・洋品まで多岐にわたる商品の販売を行っております。
店舗の状況といたしましては、平成30年2月に「梅田ヒルトンプラザ店」、3月に「松戸伊勢丹店」、5月に「関西国際空港店」を閉店した結果、平成30年10月末時点で90店舗となっております。(内、1店舗は海外店(台湾)、4店舗は「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗名ではありません。)
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、引き続き店舗の改装や複合化・多角化を推進するとともに、「Pontaポイント」「dポイント」との提携による共通ポイントサービスの対象店舗の拡充等集客力の向上に注力してきました。しかし、厳しい市場環境に加え大阪北部地震及び西日本豪雨等の異常気象も影響し、売上高は545億49百万円(前年同期比2.5%減)と減収となり販管費の削減に努めましたが、2億41百万円(前年同期3億21百万円の営業損失)の営業損失となりました。
[図書館サポート事業]
当事業は、図書館の業務効率化・利用者へのサービス向上の観点から、カウンター業務・目録作成・蔵書点検などの業務の請負、地方自治法における指定管理者制度による図書館運営業務、PFI(Private Finance Initiative)による図書館運営業務及び人材派遣を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、図書館受託館数は、小規模案件の期間満了により期初1,365館から4館減少し、平成30年10月末時点では1,361館(公共図書館533館、大学図書館210館、学校図書館他618館)となりました。一方で比較的規模の大きな図書館の新規受託もあり、公共図書館、大学図書館ともに受託総額(売上高)は順調に伸長しております。
その結果、当事業の売上高は198億17百万円(前年同期比6.2%増)と増収となり、さらに公共図書館を中心に業務改善を進めたこともあり、営業利益は15億54百万円(前年同期比34.8%増)と増益となりました。
[出版事業]
当事業は、『理科年表』をはじめとする理工系分野を中心とした専門書・事典・便覧・大学テキストに加え、絵本・童話などの児童書、図書館向け書籍の刊行を行っております。また医療・看護・芸術・経営など多岐にわたる分野のDVDについても発売を行っております。
当第3四半期連結累計期間につきましては、専門分野として『動物学の百科事典』『Excelで操る!ここまでできる科学技術計算 第2版』『Effective Java 第3版』『犯罪の一般理論 ―低自己統制シンドローム』『極論で語る消化器内科』、児童書として『ほねほねザウルスシリーズ19』『ビックリ3D図鑑 ジュラシック・ワールド 炎の王国』『しずくちゃんシリーズ31』『かたちをはめこむ まるさんかくしかく』など、合計新刊161点(前年172点)を刊行いたしました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は30億2百万円(前年同期比0.3%増)とほぼ前年並みを確保しましたが、在庫引当及び返品調整引当等の積み増しによる原価増により、1百万円(前年同期1億15百万円の営業利益)の営業損失となりました。
[その他]
当事業は、書店やその他小売店舗を中心に企画・設計デザインから建設工事・内装工事・店舗什器・看板・ディスプレーなどのトータルプランニング(店舗内装業)や図書館用図書の入出荷業務、Apple製品やパソコンの修理・アップグレード設定等の事業(株式会社図書館流通センターの子会社であるグローバルソリューションサービス株式会社による)、総合保育サービス(株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社明日香による)を行っております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、総合保育サービス事業及びパソコンの修理アップグレード設定等の事業の増収により、売上高は97億86百万円(前年同期比3.3%増)と増収となり、利益面も店舗内装業の粗利率改善及び販管費減少の影響もあり、営業利益は4億93百万円(前年同期比24.3%増)と増益となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて105億65百万円減少し、881億円となりました。これは、前渡金が29億56百万円、その他が57億71百万円減少したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて3億96百万円増加し、366億27百万円となりました。これは、土地が5億35百万円増加したこと等によります。
繰延資産は、前連結会計年度末に比べて25百万円増加し、1億32百万円となりました。これは、社債発行費が25百万円増加したことによります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて101億44百万円減少し、1,248億59百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて125億84百万円減少し、592億24百万円となりました。これは、買掛金及び支払手形が17億27百万円増加し、短期借入金が114億75百万円減少したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて7億43百万円増加し、286億50百万円となりました。これは、社債が10億10百万円、長期借入金が3億69百万円増加し、その他が6億37百万円減少したこと等によります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて118億41百万円減少し、878億74百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて16億97百万円増加し、369億84百万円となりました。これは、利益剰余金が18億30百万円増加したこと等によります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。