有価証券報告書-第8期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 15:59
【資料】
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【項目】
127項目

経営上の重要な契約等

1 当社グループは、平成22年12月24日付で、以下の融資契約(コーポレート・シンジケート・ローン契約(以下、「コーポレート・シンジケート・ローン契約」といい、かかる契約の修正契約を含む。))及び平成22年12月17日付で独立行政法人日本貿易保険の海外事業資金貸付保険付保ローン契約(以下、「NEXI保険付きローン契約」という。)を締結しております。
主な契約内容の概要は、以下のとおりであります。
コーポレート・シンジケート・ローン契約NEXI保険付きローン契約
タームローンコミットメント・ライン
借入人当社AvanStrate Korea Inc.
借入額又はコミットメント額52,000百万円10,000百万円20,000百万円
実行日平成22年12月30日
契約期間最長5年1年毎に更新5年
アレンジャーアレンジャー:株式会社三菱東京UFJ銀行
ジョイント・アレンジャー:株式会社日本政策投資銀行
アレンジャー:
株式会社三菱東京UFJ銀行
貸付人国内複数金融機関
保証人AvanStrate Taiwan Inc.、AvanStrate Korea Inc.、AvanStrate Asia Pte Ltd.当社、AvanStrate Taiwan Inc.、AvanStrate Asia Pte Ltd.
担保当社の保有する当社子会社株式に第一順位の質権設定

コーポレート・シンジケート・ローン契約に付されている主要な財務コベナンツは『第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(連結貸借対照表関係)』に記載のとおりであります。
なお、上記コーポレート・シンジケート・ローン契約及びNEXI保険付きローン契約について、平成26年6月20日付で変更契約書を締結しました。詳細については以下のとおりであります。
借入条件変更前借入条件変更後
満期日平成27年12月30日平成27年10月30日
元本の返済額及び返済方法コーポレート・シンジケート・ローン
- 平成26年12月末日
9,000,000千円
- 平成27年6月末日
4,000,000千円
- 平成27年12月末日
4,000,000千円
- 第1回返済(平成26年12月29日)
平成26年7月から平成26年11月(5ヶ月間)のフリーキャッシュ・フロー(連結キャッシュ・フロー計算書上の営業キャッシュ・フローに投資活動によるキャッシュ・フローを加えた金額)の50%
- 第2回返済(平成27年6月29日)
平成26年12月から平成27年5月(6ヶ月間)のフリーキャッシュ・フローの50%
- 第3回返済(平成27年10月28日)
平成27年6月から平成27年9月(4ヶ月間)のフリーキャッシュ・フローの50%
- 満期(平成27年10月30日)
なお、各金融機関の返済金額については、借入残高のうちコーポレート・シンジケート・ローン及びNEXI保険付きローン契約のシェアに応じて両契約に分配した金額を、それぞれの契約においてコーポレート・シンジケート・ローンの参加割合及びNEXI保険付きローン契約の参加割合に応じて按分した金額を返済する。
但し、各返済日において、フリーキャッシュ・フローの50%を支払うことにより連結上の預金残高が20億円を下回る場合には、満期日における弁済を除いて、連結預金残高20億円を維持できる金額まで弁済額を減額する。
利息TIBOR + 1.85%TIBOR + 1.85%
なお、条件変更による重要な増減は見込んでおりません。
利息の支払日利息の支払日は上記の各元本返済日利息の支払日は上記の各元本返済日

財務制限条項原則として連結財務諸表を基礎として算出される以下の財務指標値を満たすことを誓約しております。原則として連結財務諸表を基礎として算出される以下の財務指標値を満たすことを誓約しております。
(1) 各事業年度の決算に係わる、ネット・レバレッジ・レシオを以下に定める数値以下にそれぞれ維持すること。
平成23年3月期4.5
平成24年3月期3.0
平成25年3月期3.0
平成26年3月期3.0
平成27年3月期3.0
-
(2) 各事業年度の決算期に係わる、ネット・デット・エクイティ・レシオを以下に定める数値以下にそれぞれ維持すること。
平成23年3月期3.2
平成24年3月期2.7
平成25年3月期2.2
平成26年3月期2.0
平成27年3月期2.0
-
(3) 各事業年度の決算期及び中間期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額を当該本・中間決算期の直前の本・中間決算期の末日又は平成22年3月期の末日における純資産の部の金額のいずれか大きいほうの金額の80%の金額以上にそれぞれ維持すること。(1) 平成26年9月期及び平成27年3月期における連結ベースの純資産の部の金額を、平成26年3月期における純資産の部の金額の80%の金額以上に維持すること。
(4) 各事業年度の決算期に係わる連結損益計算書における経常利益及び当期損益について2期連続して経常損失及び当期損失を計上しないこと。(2) 平成27年3月期における連結損益計算書における経常利益及び当期純利益を計上すること。
-(3) 平成26年9月期及び平成27年3月期におけるフリーキャッシュ・フローを、事業計画上の数値の80%以上に維持すること。
担保当社の保有する当社子会社株式に第一順位の質権設定当社の保有する当社子会社株式に第一順位の質権設定
-当社が保有・利用している下記資産について質権を設定
①建物(第一順位)
②機械装置に含まれる保有地金(第一順位)
-当社の子会社であるAvanStrate Taiwan Inc.が保有・利用している下記資産について質権を設定
①機械装置に含まれる保有地金(第二順位)
②棚卸資産(第一順位)
③建物(第一順位)
④地金を除く機械設備(第一順位及び第二順位)

借入条件変更前借入条件変更後
満期日平成27年12月30日平成27年10月30日
元本の返済額及び返済方法NEXI保険付きローン
- 平成26年12月末日
5,000,000千円
- 平成27年6月末日
5,000,000千円
- 平成27年12月末日
5,000,000千円
- 第1回返済(平成26年12月29日)
平成26年7月から平成26年11月(5ヶ月間)のフリーキャッシュ・フローの50%
- 第2回返済(平成27年6月29日)
平成26年12月から平成27年5月(6ヶ月間)のフリーキャッシュ・フローの50%
- 第3回返済(平成27年10月28日)
平成27年6月から平成27年9月(4ヶ月間)のフリーキャッシュ・フローの50%
- 満期(平成27年10月30日)
なお、各金融機関の返済金額については、借入残高のうちコーポレート・シンジケート・ローン及びNEXI保険付きローン契約のシェアに応じて両契約に分配した金額を、それぞれの契約においてコーポレート・シンジケート・ローンの参加割合及びNEXI保険付きローン契約の参加割合に応じて按分した金額を返済する。
但し、各返済日において、フリーキャッシュ・フローの50%を支払うことにより連結上の預金残高が20億円を下回る場合には、満期日における弁済を除いて、連結預金残高20億円を維持できる金額まで弁済額を減額する。
利息TIBOR + 0.5%TIBOR + 0.5%
なお、条件変更による重要な増減は見込んでおりません。
利息の支払日利息の支払日は上記の各元本返済日利息の支払日は上記の各元本返済日
財務制限条項--
担保-当社の子会社であるAvanStrate Korea Inc.が保有・利用している下記資産について質権を設定
①機械装置に含まれる保有地金(第一順位)
②棚卸資産(第一順位)
③建物(第一順位)
④地金を除く機械設備(第一順位)
-当社が保有・利用している下記資産について質権を設定
①建物(第一順位)
②機械装置に含まれる保有地金(第一順位)
-当社の子会社であるAvanStrate Taiwan Inc.が保有・利用している下記資産について質権を設定
①機械装置に含まれる保有地金(第二順位)
②棚卸資産(第一順位)
③建物(第一順位)
④地金を除く機械設備(第一順位及び第二順位)

2 当社は、平成26年6月20日付で、HOYA株式会社と金銭消費賃貸借契約を締結しました。詳細については、下記のとおりであります。
(1)資金の使途
既存融資契約に基づく債務の弁済資金
(2)借入先の名称
HOYA株式会社
(3)借入金額
8,500,000千円
(4)借入条件
借入金利 市場金利を参考にした変動金利
返済方法 期限一括返済
(5)借入の実施時期、返済期限
実施時期 平成26年6月末日
返済期限 平成27年10月末日
(6)担保提供資産
当社の子会社であるAvanStrate Taiwawn Inc.が保有・利用している機械装置に含まれる保有地金に第一順位の質権を設定
3 当社グループは、当連結会計年度において、以下の融資契約を締結しております。
主な契約内容は、以下のとおりであります。
債権及び動産担保貸付
貸付極度額40億円
貸付実行日平成26年10月20日
契約期間1年間
担保対象物売掛債権及び機械装置
貸付人安泰銀行

(注)資金早期回収のためのファクタリングに類する取引であります。