有価証券報告書-第19期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい環境にありましたが、年度後半にかけては資本財輸出が堅調な製造業の回復基調が持続しました。一方、緊急事態宣言の再発出を受け、個人向けサービス業などの非製造業では赤字幅が拡大するなど景況感が二極化いたしました。
このような環境の中、2020年3月頃に表面化した新型コロナウイルス感染症のパンデミックに始まり、3月の緊急事態宣言発出時にはレストランや浴室などの営業を停止したことにより、運営面における出遅れは否めませんでした。
法人会員が多い当倶楽部において、会食や表彰式計画のコンペの取り消しはレストランの運営成績に大きく影響し、個別予約や小規模コンペ中心の販促に営業施策を切り替えていくことになりました。同時に、新型コロナウイルス感染症感染防止策として、来場者や従業員の検温、マスクの着用、消毒、レストランではアクリル板の設置、十分な座席の間隔の確保、ゴルフ場内でも密閉、密集、密接の3密を避けることに繰り返し対応してまいりました。
結果、会員制ゴルフ場のもたらす安心感、信頼感は来場者数に比較的影響は無く、むしろ、会員のプレー回数は増加し、年間来場者数は前事業年度より184名上回る39,072名と開場以来の新記録を達成いたしました。
また、11月に開催予定であった兵庫県ゴルフ連盟主催「第14回のじぎくオープンゴルフ」も、12月に制限を設けて開催し、テレビ放映や多くのシニアプロのプレー、練習ラウンドの予約増加やメディアへの露出によるゴルフ場のブランド構築にも繋がりました。それに伴い、会員権の売り買いが好回転し、名義書換や登録者変更は年間で61件ございました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料収入等で構成されており、年会費収入は117,993千円(前期比0.8%減)、運営委託手数料は72,000千円(前期同額)、利益配分手数料収入は9,760千円(前期比1.2%減)、売上高は208,753千円(前期比1.4%減)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は190,487千円(前期比0.4%増)となり、この結果、営業利益は18,265千円(前期比16.9%減)、経常利益は35,533千円(前期比7.7%減)、当期純利益は20,659千円(前期比5.5%減)となりました。
前事業年度に比べ、資産は59,245千円増加の2,729,765千円、負債は25,085千円増加の128,714千円、純資産は34,159千円増加の2,601,050千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,244,290千円となり前事業年度末に対して86,571千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動における資金の増加は84,698千円(前事業年度は19,453千円の増加)となりました。これは税引前当期純利益を35,533千円、減価償却費を34,916千円計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動における資金の減少は11,091千円(前事業年度は30,600千円の増加)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が11,091千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動における資金の増加は12,963千円(前事業年度は16,034千円の増加)となりました。これは新株式申込証拠金の払込による収入が12,000千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は関西ゴルフ倶楽部をリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しておりますので、関西ゴルフ倶楽部の収容実績及び当社の販売実績を記載しております。
a. 収容実績
b. 販売実績
(注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
2 上記の金額には、消費税等を含めておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は35,533千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
当事業年度末の資産合計は2,729,765千円となり、前事業年度末と比較し59,245千円の増加となっております。これは主に、関係会社短期預け金が80,000千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の負債合計は128,714千円となり、前事業年度末と比較し25,085千円の増加となっております。これは主に、未払金が15,702千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の純資産合計は2,601,050千円となり、前事業年度末と比較し34,159千円の増加となっております。これは、当期純利益20,659千円があったこと等によるものであります。
経営成績については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高はなく、現金及び現金同等物の残高は1,244,290千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい環境にありましたが、年度後半にかけては資本財輸出が堅調な製造業の回復基調が持続しました。一方、緊急事態宣言の再発出を受け、個人向けサービス業などの非製造業では赤字幅が拡大するなど景況感が二極化いたしました。
このような環境の中、2020年3月頃に表面化した新型コロナウイルス感染症のパンデミックに始まり、3月の緊急事態宣言発出時にはレストランや浴室などの営業を停止したことにより、運営面における出遅れは否めませんでした。
法人会員が多い当倶楽部において、会食や表彰式計画のコンペの取り消しはレストランの運営成績に大きく影響し、個別予約や小規模コンペ中心の販促に営業施策を切り替えていくことになりました。同時に、新型コロナウイルス感染症感染防止策として、来場者や従業員の検温、マスクの着用、消毒、レストランではアクリル板の設置、十分な座席の間隔の確保、ゴルフ場内でも密閉、密集、密接の3密を避けることに繰り返し対応してまいりました。
結果、会員制ゴルフ場のもたらす安心感、信頼感は来場者数に比較的影響は無く、むしろ、会員のプレー回数は増加し、年間来場者数は前事業年度より184名上回る39,072名と開場以来の新記録を達成いたしました。
また、11月に開催予定であった兵庫県ゴルフ連盟主催「第14回のじぎくオープンゴルフ」も、12月に制限を設けて開催し、テレビ放映や多くのシニアプロのプレー、練習ラウンドの予約増加やメディアへの露出によるゴルフ場のブランド構築にも繋がりました。それに伴い、会員権の売り買いが好回転し、名義書換や登録者変更は年間で61件ございました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料収入等で構成されており、年会費収入は117,993千円(前期比0.8%減)、運営委託手数料は72,000千円(前期同額)、利益配分手数料収入は9,760千円(前期比1.2%減)、売上高は208,753千円(前期比1.4%減)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は190,487千円(前期比0.4%増)となり、この結果、営業利益は18,265千円(前期比16.9%減)、経常利益は35,533千円(前期比7.7%減)、当期純利益は20,659千円(前期比5.5%減)となりました。
前事業年度に比べ、資産は59,245千円増加の2,729,765千円、負債は25,085千円増加の128,714千円、純資産は34,159千円増加の2,601,050千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,244,290千円となり前事業年度末に対して86,571千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動における資金の増加は84,698千円(前事業年度は19,453千円の増加)となりました。これは税引前当期純利益を35,533千円、減価償却費を34,916千円計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動における資金の減少は11,091千円(前事業年度は30,600千円の増加)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が11,091千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動における資金の増加は12,963千円(前事業年度は16,034千円の増加)となりました。これは新株式申込証拠金の払込による収入が12,000千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は関西ゴルフ倶楽部をリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しておりますので、関西ゴルフ倶楽部の収容実績及び当社の販売実績を記載しております。
a. 収容実績
| 内容 | 前事業年度 自 2019年4月1日至 2020年3月31日 | 当事業年度 自 2020年4月1日至 2021年3月31日 | ||
| 人数(人) | 前年同期比(%) | 人数(人) | 前年同期比(%) | |
| メンバー | 11,053 | 6.4 | 13,329 | 20.6 |
| ゲスト | 27,835 | △1.4 | 25,743 | △7.5 |
| 合計 | 38,888 | 0.7 | 39,072 | 0.5 |
b. 販売実績
| 内容 | 前事業年度 自 2019年4月1日至 2020年3月31日 | 当事業年度 自 2020年4月1日至 2021年3月31日 | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 年会費収入 | 118,930 | 1.1 | 117,993 | △0.8 |
| 登録料収入 | 11,000 | 37.5 | 9,000 | △18.2 |
| 運営委託契約等による手数料収入 | 81,880 | ― | 81,760 | △0.1 |
| 合計 | 211,810 | △76.2 | 208,753 | △1.4 |
(注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 (自2019年4月1日 至2020年3月31日) | 当事業年度 (自2020年4月1日 至2021年3月31日) | ||
| リゾートトラストゴルフ事業㈱ | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) |
| 81,880 | 38.7 | 81,760 | 39.2 | |
2 上記の金額には、消費税等を含めておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は35,533千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
当事業年度末の資産合計は2,729,765千円となり、前事業年度末と比較し59,245千円の増加となっております。これは主に、関係会社短期預け金が80,000千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の負債合計は128,714千円となり、前事業年度末と比較し25,085千円の増加となっております。これは主に、未払金が15,702千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の純資産合計は2,601,050千円となり、前事業年度末と比較し34,159千円の増加となっております。これは、当期純利益20,659千円があったこと等によるものであります。
経営成績については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高はなく、現金及び現金同等物の残高は1,244,290千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。