四半期報告書-第21期第2四半期(令和3年2月1日-令和3年4月30日)

【提出】
2021/06/14 10:56
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症が東京や大阪の大都市圏を中心に急激に再拡大した影響により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
一方で、医療従事者や高齢者に対する国内でのワクチン接種は順次開始され、大規模接種会場の設置などワクチン接種を加速させるための様々な対策が図られており、今後の経済活動が正常化に向かうことが期待されております。
このような状況の中、当社グループは野菜苗・苗関連事業を中心に受注拡大に向けた営業強化、生産体制や生産工程の見直しを行うことにより製造コストの圧縮を図り、売上の拡大と収益力の強化に努めてまいりました。また、本社農場では閉鎖型育苗施設の新設や育苗施設の改築が行われ2月より稼働を開始したことにより、年間を通じて安定した苗の供給ができる生産体制が可能となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,381,116千円と前年同四半期と比べ112,291千円(4.9%)の増収となりました。損益面につきましては、営業損失142,865千円(前年同四半期は営業損失190,111千円)、経常損失144,683千円(前年同四半期は経常損失198,989千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、本社農場の設備投資に伴い交付決定をしておりました「産地生産基盤パワーアップ事業費補助金」に基づく補助金収入252,487千円の計上と圧縮積立金の計上及び税効果会計の適用等による法人税等調整額70,092千円を計上したことにより、46,903千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失119,993千円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(野菜苗・苗関連事業)
当事業部門におきましては、11~1月の閑散期の受注拡大に向けた営業推進活動により九州、東北、北海道地区の生産者や大規模菜園向けのトマト苗、3~4月の甲信越地区の需要増加によるキュウリ苗の受注拡大や福島県内向けのワクチン接種苗の受注拡大、ホームセンター向けの花苗の受注獲得により売上が増加いたしました。
また、春の家庭園芸の販売促進のため、全国の自社農場及びパートナー農場の苗在庫を野菜苗即納情報としてWEB上に公開する当社の専用サイト「ほうさく.ネット」の活用や新たにクラウド受注・発注システムを利用した「苗ばんく」の運用を開始しました。「苗ばんく」は当社で生産されている苗情報を公開することにより、お客様がその中からご注文いただくことで小口での発注が可能となったことから、小規模農家への支援や家庭菜園向けの販売強化を行ったことが売上増加に繋がりました。
損益面につきましては、本社農場、ベルグ福島の生産設備新設及び改築により生産備品や減価償却費が増加した一方で、技術指導に当たっている熟練社員を含め、ピーク時に接ぎ木作業に専念させることで生産効率が大きく改善するなど、各農場において生産体制の見直しが行われたことにより労務費の増加が抑えられました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,266,282千円と前年同四半期と比べ76,055千円(3.5%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)111,022千円と前年同四半期と比べ64,580千円(139.1%)の増益となりました。
品目分類別の売上高は次のとおりであります。
品目分類売上高 (千円)前年同四半期比 (%)
トマト苗667,03096.5
キュウリ苗598,147108.6
ナス苗220,663104.8
スイカ苗298,175105.8
メロン苗232,405101.8
ピーマン類苗 (注1)117,490102.1
その他(注2)132,370117.6
合 計2,266,282103.5

(注1) ピーマン類として、ピーマン・パプリカ・シシトウ・トウガラシをまとめて表示しています。
(注2) 玉ねぎ苗、葉菜苗、花苗等を含んでおります。
規格分類別の売上高は次のとおりであります。
規格分類売上高 (千円)前年同四半期比 (%)
ポット苗(7.5㎝~15㎝)1,264,987104.3
当社オリジナル(アースストレート苗、ヌードメイク苗、e苗シリーズ、高接ぎハイレッグ苗、ウィルスガード苗)517,56099.9
セル苗(288穴~72穴)447,455104.7
その他36,279114.6
合 計2,266,282103.5

(注) ポット苗は、ポリエチレンのポット(ポリ鉢)で育苗した一般的な苗(当社においては、主に断根接ぎ木苗にて育苗した苗)であり、ポットのサイズが大きくなると苗のサイズも大きくなります。セル苗は、小さな穴が連結した容器(セルトレー)で育苗した苗であり、穴数が増えると苗のサイズが小さくなります。
納品地域分類別の売上高は次のとおりであります。
納品地域分類売上高 (千円)前年同四半期比 (%)
北海道・東北426,451108.2
関東876,679101.3
甲信越217,853111.9
中部・北陸145,971108.7
近畿・中国298,370101.4
四国110,845106.8
九州・沖縄190,11093.5
合 計2,266,282103.5

(注) 静岡は「甲信越」に含めて表示しております。
(農業・園芸用タネ資材販売事業)
当事業部門におきましては、家庭園芸向けに品種提案を行ってきたことによるPB品種種子の販売強化、生産者向けに土壌病害における有効な機能をもつ肥料などの商品提案などの営業活動を行ってまいりました。新型コロナウイルス感染症の再拡大により営業活動やお客様との商談も制限されておりますが、今後も新規顧客への販売推進を行いながら、研究開発部門における商品の効果的な利用方法の発掘やメーカーとの商品開発などを行い商品ラインライナップの充実を図り売上拡大に向けて取り組んでまいります。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高44,702千円(前年同四半期比7.7%減)となりました。セグメント利益(営業利益)1,867千円(前年同四半期はセグメント損失2,227千円)となりました。
(海外事業)
当事業部門におきましては、前連結会計年度から新型コロナウイルス感染症の影響により、中国国内での生産及び営業活動が制限されております。この様な厳しい環境に対応する為、鉢花の生産販売事業を中断し、また現地生産者との競争が激しくなってきたことから債権回収を徹底する為、苗及び青果物の販売を抑制しております。一方で、アフターコロナを見据えながら、トマト苗の生産委託先の開拓、連携企業と事業拡大に向けて中国国内を中心とした農業資材(肥料・種子)の市場開拓を行っております。また、韓国では肥料販売の拡大や日本国内向けの種子や苗の輸出に注力してまいります。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高10,619千円(前年同四半期比64.8%減)、セグメント損失(営業損失)18,804千円(前年同四半期はセグメント損失26,650千円)となりました。
(小売事業)
当事業部門におきましては、前連結会計年度より小売事業を行うファンガーデン株式会社を連結範囲に含めました。小売事業は、総合園芸店を2店舗運営しており、店舗及びインターネット販売を通じて家庭園芸を行う一般消費者からプロの生産者向けに、当社が生産した各種苗を始め、地域の生産者に出品していただき、様々な植物や青果物、農業関連資材等を販売しております。また、店舗外営業拡大の為、植物や青果物の予約購買や定期購買にも積極的に取り組んでおり、新規パートナーとの取引が売上の拡大に繋がっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高59,511千円、セグメント損失(営業損失)は8,184千円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産の合計は、前連結会計年度末と比べ531,729千円(11.4%)増加の5,194,084千円となりました。これは、受取手形及び売掛金の増加379,706千円、有形固定資産取得による増加330,809千円、仕掛品の増加96,557千円等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前連結会計年度末と比べ509,260千円(14.5%)増加の4,033,454千円となりました。これは、長期借入金の増加549,860千円、支払手形及び買掛金の増加85,391千円、未払金の増加36,875千円等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産の合計は、前連結会計年度末と比べ22,468千円(2.0%)増加の1,160,630千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前年同四半期末と比べ33,915千円(10.7%)増加の349,413千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△348,200千円(前年同四半期は△296,634千円の支出)となりました。これは、売上債権の増減額△405,195千円、たな卸資産の増減額△143,047千円、補助金収入△253,125千円、税金等調整前四半期純利益107,934千円、減価償却費114,685千円、未払金の増減額81,816千円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△490,359千円(前年同四半期は△395,340千円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出△474,921千円、無形固定資産の取得による支出△9,019千円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、460,413千円(前年同四半期は518,325千円の収入)となりました。これは、短期借入による収入227,930千円、短期借入金の返済による支出△305,860千円、長期借入れによる収入704,000千円、長期借入金の返済による支出△157,159千円等によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、42,471千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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