有価証券報告書-第43期(平成29年6月1日-平成30年5月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調にあります。また、雇用・所得環境の改善が続く中で、国内経済は各種政策効果もあって緩やかな回復に向かうことが期待されております。一方で、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響に留意が必要であるなど、今後の動向は依然として不透明な状況が続いております。
洋菓子業界におきましては、需要の季節変動が大きく、夏場にあたる第1四半期会計期間に需要が最も落ち込み、クリスマス等のイベントがある12月を含む第3四半期会計期間に需要が最も高まる傾向にありますが、このような経営環境のなか、当社は4つの販売チャネル、「飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(業務用チャネル)」、「宅配向けスイーツ事業(宅配用チャネル)」、「小売市場向けスイーツ事業(小売用チャネル)」、「海外向けスイーツ事業(輸出チャネル)」のそれぞれについて、新規の取引拡大に努めてまいりました。
とりわけ、業務用チャネルにおける大手外食チェーンにて、新規の大口顧客を獲得したほか、既存取引先の取引が堅調に推移したことから業務用チャネルの売上高は1,390,232千円(前年同期は1,319,306千円、70,925千円の増収、対前年同期比5.4%増)となり、全体の売上高を牽引いたしました。また、前事業年度に引き続き、当事業年度も海外市場向け商品の開発や海外における販促活動を将来に向けた重点施策として位置づけ、現地での同行営業に注力するなど、積極的な海外展開に取組んでまいりました。その結果、香港、北米の売り上げが堅調に推移し、輸出チャネルの売上高は73,864千円(前年同期は61,157千円、12,707千円の増収、対前年同期比20.8%増)となり、徐々にではありますが拡大しております。
以上の結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
当事業年度末における資産合計は、前事業年度末と比べ274,831千円減少し、2,531,354千円となりました。
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末と比べ281,538千円減少し、2,089,062千円となりました。
当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末と比べ6,706千円増加し、442,291千円となりました。
ロ.経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高は2,054,369千円(前年同期は1,987,618千円、66,750千円の増収、対前年同期比3.4%増)、営業利益は5,328千円(前年同期は109,751千円、104,422千円の減益、対前年同期比95.1%減)、経常損失は17,279千円(前年同期は経常利益83,094千円、100,374千円の減益)、当期純利益は6,744千円(前年同期は72,865千円、66,120千円の減益、対前年同期比90.7%減)となりました。
なお、当社は冷凍洋菓子事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して396,162千円減少し、261,777千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は54,630千円(前年同期は255,386千円の獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益7,070千円及び減価償却費117,489千円を計上したことのほか、たな卸資産の増加106,249千円及び仕入債務の増加24,802千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は208,804千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出208,833千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は241,988千円となりました。これは主に、短期借入金の純減少額200,000千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
イ.生産実績
当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記の金額は、製造原価によっております。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
ロ. 受注状況
当社は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
ハ.販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.経営成績の分析
(売上高)
売上高は、前事業年度に比べ66,750千円増加し、2,054,369千円となりました。これは主に、業務用チャネルにおける大手外食チェーンにて、新規の大口顧客を獲得したほか、既存取引先の取引が堅調に推移したことによるものであります。
(営業利益)
営業利益は、前事業年度に比べ104,422千円減少し、5,328千円となりました。これは主に、当事業年度より見込んでいた本社工場の増改築による生産効率の改善効果が、当初見込みより遅れているほか、生産要員不足による労務費の上昇、本社工場の増改築に伴う減価償却費の増加及び、これらに伴う製造経費並びに販売費及び一般管理費の増加等によるものであります。
(経常損益)
経常損益は、前事業年度に比べ100,374千円減少し、経常損失17,279千円となりました。これは主に、営業利益の減少によるものであります。
(当期純利益)
当期純利益は、前事業年度に比べ66,120千円減少し、6,744千円となりました。これは主に、補助金収入の増加に加え、減資により法人税等の負担額は減少したものの、営業利益が減少したことによるものであります。
ロ.財務状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産は、前事業年度末と比べ293,997千円減少し、795,649千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少396,162千円並びに商品及び製品の増加98,628千円によるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産は、前事業年度末と比べ19,484千円増加し、1,734,912千円となりました。これは主に、建物の減少43,592千円、機械及び装置の増加39,208千円並びに工具、器具及び備品の増加26,156千円によるものであります。
(繰延資産)
当事業年度末における繰延資産は、前事業年度末と比べ318千円減少し、792千円となりました。これは主に社債発行費の償却による減少168千円によるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債は、前事業年度末と比べ264,702千円減少し、605,540千円となりました。これは主に、短期借入金の減少200,000千円及び未払金の減少76,353千円によるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債は、前事業年度末と比べ16,835千円減少し、1,483,521千円となりました。これは主に、社債の減少26,000千円及び長期借入金の増加9,767千円によるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比べ6,706千円増加し、442,291千円となりました。これは主に、当期純利益を6,744千円計上したことによるものであります。
ハ.当社の経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2事業等のリスク」をご覧下さい。
ニ.当社の資本の財源及び資金の流動性について
当社の主な資金需要は、原材料費、労務費、販売費及び一般管理費等に係る運転資金と、製造設備の更新・改修等に係る設備投資資金となっており、資金調達については主に金融機関からの借入により行っております。短期運転資金については、主に銀行からの短期借入金を基本とし、設備投資や長期運転資金については銀行からの長期借入を基本としております。
ホ.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社が重要業績評価指標と位置付けているEBITDAは122,979千円(前年同期は189,544千円、66,564千円の減少、対前年同期比35.1%減)、EBITDAマージンは6.0%(前年同期は9.5%、3.5ポイント減)となりました。
※EBITDA=営業利益+減価償却費等の非現金支出費用
※EBITDAマージン=EBITDA÷売上高
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調にあります。また、雇用・所得環境の改善が続く中で、国内経済は各種政策効果もあって緩やかな回復に向かうことが期待されております。一方で、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響に留意が必要であるなど、今後の動向は依然として不透明な状況が続いております。
洋菓子業界におきましては、需要の季節変動が大きく、夏場にあたる第1四半期会計期間に需要が最も落ち込み、クリスマス等のイベントがある12月を含む第3四半期会計期間に需要が最も高まる傾向にありますが、このような経営環境のなか、当社は4つの販売チャネル、「飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(業務用チャネル)」、「宅配向けスイーツ事業(宅配用チャネル)」、「小売市場向けスイーツ事業(小売用チャネル)」、「海外向けスイーツ事業(輸出チャネル)」のそれぞれについて、新規の取引拡大に努めてまいりました。
とりわけ、業務用チャネルにおける大手外食チェーンにて、新規の大口顧客を獲得したほか、既存取引先の取引が堅調に推移したことから業務用チャネルの売上高は1,390,232千円(前年同期は1,319,306千円、70,925千円の増収、対前年同期比5.4%増)となり、全体の売上高を牽引いたしました。また、前事業年度に引き続き、当事業年度も海外市場向け商品の開発や海外における販促活動を将来に向けた重点施策として位置づけ、現地での同行営業に注力するなど、積極的な海外展開に取組んでまいりました。その結果、香港、北米の売り上げが堅調に推移し、輸出チャネルの売上高は73,864千円(前年同期は61,157千円、12,707千円の増収、対前年同期比20.8%増)となり、徐々にではありますが拡大しております。
以上の結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
当事業年度末における資産合計は、前事業年度末と比べ274,831千円減少し、2,531,354千円となりました。
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末と比べ281,538千円減少し、2,089,062千円となりました。
当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末と比べ6,706千円増加し、442,291千円となりました。
ロ.経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高は2,054,369千円(前年同期は1,987,618千円、66,750千円の増収、対前年同期比3.4%増)、営業利益は5,328千円(前年同期は109,751千円、104,422千円の減益、対前年同期比95.1%減)、経常損失は17,279千円(前年同期は経常利益83,094千円、100,374千円の減益)、当期純利益は6,744千円(前年同期は72,865千円、66,120千円の減益、対前年同期比90.7%減)となりました。
なお、当社は冷凍洋菓子事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して396,162千円減少し、261,777千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は54,630千円(前年同期は255,386千円の獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益7,070千円及び減価償却費117,489千円を計上したことのほか、たな卸資産の増加106,249千円及び仕入債務の増加24,802千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は208,804千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出208,833千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は241,988千円となりました。これは主に、短期借入金の純減少額200,000千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
イ.生産実績
当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 冷凍洋菓子事業 | 1,591,498 | 121.9 |
| 合計 | 1,591,498 | 121.9 |
(注) 1.上記の金額は、製造原価によっております。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
ロ. 受注状況
当社は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
ハ.販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 冷凍洋菓子事業 | 2,054,369 | 103.4 |
| 合計 | 2,054,369 | 103.4 |
(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社ゼンショーホールディングス | 487,651 | 24.5 | 464,169 | 22.6 |
| 三菱食品株式会社 | 353,614 | 17.8 | 342,560 | 16.7 |
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.経営成績の分析
(売上高)
売上高は、前事業年度に比べ66,750千円増加し、2,054,369千円となりました。これは主に、業務用チャネルにおける大手外食チェーンにて、新規の大口顧客を獲得したほか、既存取引先の取引が堅調に推移したことによるものであります。
(営業利益)
営業利益は、前事業年度に比べ104,422千円減少し、5,328千円となりました。これは主に、当事業年度より見込んでいた本社工場の増改築による生産効率の改善効果が、当初見込みより遅れているほか、生産要員不足による労務費の上昇、本社工場の増改築に伴う減価償却費の増加及び、これらに伴う製造経費並びに販売費及び一般管理費の増加等によるものであります。
(経常損益)
経常損益は、前事業年度に比べ100,374千円減少し、経常損失17,279千円となりました。これは主に、営業利益の減少によるものであります。
(当期純利益)
当期純利益は、前事業年度に比べ66,120千円減少し、6,744千円となりました。これは主に、補助金収入の増加に加え、減資により法人税等の負担額は減少したものの、営業利益が減少したことによるものであります。
ロ.財務状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産は、前事業年度末と比べ293,997千円減少し、795,649千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少396,162千円並びに商品及び製品の増加98,628千円によるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産は、前事業年度末と比べ19,484千円増加し、1,734,912千円となりました。これは主に、建物の減少43,592千円、機械及び装置の増加39,208千円並びに工具、器具及び備品の増加26,156千円によるものであります。
(繰延資産)
当事業年度末における繰延資産は、前事業年度末と比べ318千円減少し、792千円となりました。これは主に社債発行費の償却による減少168千円によるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債は、前事業年度末と比べ264,702千円減少し、605,540千円となりました。これは主に、短期借入金の減少200,000千円及び未払金の減少76,353千円によるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債は、前事業年度末と比べ16,835千円減少し、1,483,521千円となりました。これは主に、社債の減少26,000千円及び長期借入金の増加9,767千円によるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比べ6,706千円増加し、442,291千円となりました。これは主に、当期純利益を6,744千円計上したことによるものであります。
ハ.当社の経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2事業等のリスク」をご覧下さい。
ニ.当社の資本の財源及び資金の流動性について
当社の主な資金需要は、原材料費、労務費、販売費及び一般管理費等に係る運転資金と、製造設備の更新・改修等に係る設備投資資金となっており、資金調達については主に金融機関からの借入により行っております。短期運転資金については、主に銀行からの短期借入金を基本とし、設備投資や長期運転資金については銀行からの長期借入を基本としております。
ホ.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社が重要業績評価指標と位置付けているEBITDAは122,979千円(前年同期は189,544千円、66,564千円の減少、対前年同期比35.1%減)、EBITDAマージンは6.0%(前年同期は9.5%、3.5ポイント減)となりました。
※EBITDA=営業利益+減価償却費等の非現金支出費用
※EBITDAマージン=EBITDA÷売上高