四半期報告書-第12期第2四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/05/14 15:16
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済及び我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界的な経済活動の制限を経て、感染防止策と社会経済活動の再開との両立を課題とする一方で、国内外における感染再拡大など事態の収束の見通しが立っておらず、経済への影響や社会不安が重なり、先行きが不透明な状況が続いています。
当社グループ(当社及び関係会社)は「世界にインパクトを与えなければ、気がすまない」という経営理念及び
「次のあたりまえを創る。何度でも」というミッションのもと、インターネット、スマートフォン等を通じた様々なビジネス領域において、多くのユーザーに支持されるサービスの企画・制作・運営を行っています。
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、「ゲーム事業」について量的な重要性が低下したため、「その他」の区分に含めており、「マッチング事業」「エンターテック事業」の2区分を報告セグメントとしておりま す。
当第2四半期連結累計期間においては、恋愛・婚活マッチングサービス『with』を展開しているマッチング事業が、広告効率が一時的に悪化したものの引き続き売上高・営業利益に大きく貢献いたしました。エンターテック事業においては、バーチャルライブアプリ『INSPIX LIVE』の大型アップデート版であるディープコミュニケーションSNS『INSPIX WORLD』の「アーリーアクセス・宵」を2021年4月にオープンいたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,834,012千円(前年同四半期比5.3%減)、営業損失は808,332千円(前年同四半期は142,585千円の営業利益)、経常損失は931,267千円(前年同四半期は45,521千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,076,282千円(前年同四半期は175,241千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
各セグメントの経営成績は以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
セグメントの名称売上高(千円)セグメント利益又は損失(千円)
前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減
マッチング事業1,920,0592,621,070701,010617,982656,65338,671
エンターテック事業148,136193,37545,238△706,210△1,446,193△739,983
その他924,53719,566△904,970230,813△18,792△249,606
合計2,992,7332,834,012△158,721142,585△808,332△950,917

1.マッチング事業
マッチング事業では、恋愛・婚活マッチングサービス『with』を提供しています。当サービスは、2015年9月にサービスを開始した、SMS(ショートメッセージサービス)又はFacebook認証等で簡単に会員登録が可能な恋愛・婚活マッチングサービスです。メンタリストDaiGo氏監修のもと、統計学×心理学により「運命よりも、確実。」をコンセプトとして、相性の良いお相手を探せるサービスを目指しています。現在、WEBサイト、iOSアプリ、Androidアプリの3つのプラットフォームで提供しています。
当第2四半期連結累計期間におけるマッチング事業は、『with』において、心理学やAIを活用して最適な男女のマッチングを目指し、季節イベントや各種診断イベントを実施し、ユーザー満足度をより一層高めるための施策を講じてまいりました。当該サービスについては、売上高・営業利益への貢献度が高いサービスへと成長しており、引き続きユーザービリティの向上や精度の高いマッチングを実現する機能、診断イベントを継続的に実施していくことで、ユーザー満足度の高い唯一無二の恋愛・婚活マッチングサービスを目指してまいります。また、国内でオンラインマッチングサービスが急速に浸透してきていることから、プロモーションによる新規流入だけでなく、クチコミによる新規流入も増加傾向にあり、2021年3月末時点におけるユーザー数は450万人を突破するなど、サービスは順調に成長しています。更なるサービスの浸透とユーザー数の増加を目指し、当該サービスにかかる広告投資を強化しています。
前連結会計年度においては、広告投資の効果がユーザー数の増加、売上高・営業利益の伸長につながったことから、当第2四半期連結累計期間においても引き続き積極的な広告投資を行ってきたものの、広告効果が一時的に悪化いたしました。今後のサービスのより一層の拡大を図るため、新規ユーザー獲得の手法やアクティブユーザー数の向上・売上拡大手法を見直すなど、各種施策を講じてまいります。
この結果、当セグメントの売上高は2,621,070千円(前年同四半期比36.5%増)、セグメント利益は656,653千円(前年同四半期比6.3%増)となりました。
2.エンターテック事業
エンターテック事業は、「音楽体験の、次のあたりまえを創る」ことを目的に、主に、パルス株式会社によるディープコミュニケーションSNS『INSPIX WORLD』を開発・提供するとともに、芸能プロダクションの運営を行う株式会社VOYZ ENTERTAINMENTによる『VOYZ BOY』等、IP(注1)の展開に取り組んでいます。
パルス株式会社では、VR技術による音楽ライブを生配信するシステムの企画・開発・運営をしています。当該システムは様々な環境に合わせて配信できる仕組みを構築することで、既存の動画配信サイトへの生配信だけでな く、VR・AR動画の生配信も可能としています。バーチャルライブアプリ『INSPIX LIVE』は、このシステムを活用し、スマートフォンとスマートフォン向けVRゴーグルを組み合わせることで、VRによる新たな音楽ライブを体験できるものです。当第2四半期連結累計期間においては、より理想的な顧客体験を実現するために、この『INSPIX LIVE』の大型アップデート版であるディープコミュニケーションSNS『INSPIX WORLD』の開発を進めてまいりました。2021年4月には、VRライブだけではない様々なアトラクションが楽しめる『INSPIX WORLD』の「アーリーアクセス・宵」をオープンしております。今後は、複数の他社IPが『INSPIX WORLD』上でVR音楽ライブの実施を予定しており、積極的な他社IPの誘致と様々な企画を実現してまいります。また、現在の機能を継続してアップデートしていくことに加えて、ユーザーの皆様からのニーズにお応えできるように新機能を追加していき、より良いサービスにすることを目指してまいります。
IPの展開にあたっては、業務提携先である株式会社岩本町芸能社所属のVRアイドル『えのぐ』が、当社のVR音楽ライブプラットフォームの技術を活用し、精力的に様々な活動をしています。当社連結子会社で芸能プロダクションの運営を行う株式会社VOYZ ENTERTAINMENTでは、所属タレントである三次元のボーイズグループ『VOYZ BOY』と、「二次元と三次元を行き来する」5人組ボーイズグループ『学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)』が活動しており、オンライン配信でのライブ活動や各種CD、様々なタレントグッズの発売など精力的に活動をしています。
この結果、当セグメントの売上高は193,375千円(前年同四半期比30.5%増)、セグメント損失は1,446,193千円(前年同四半期は706,210千円のセグメント損失)となりました。
3.その他
報告セグメントに含まれない事業セグメントとして、HR Tech及び医療機関向けSaaS等の事業セグメントにより構成されています。
HR Techでは、グラム株式会社において、性格傾向データを活用した適性検査クラウド『Jobgram』を展開しています。
医療機関向けSaaSでは、オンライン診療を目的とした医療機関向けのソフトウエアの企画・開発・運営を行っており、『FOREST』というソフトウエアをオンライン診療と相性が良い医療機関に対して提供しています(注2)。
当第2四半期連結累計期間において、主にグラム株式会社のサービスを展開する一方で、医療機関向けSaaSに関しては、引き続き、サービス改善に努めてまいりました。
この結果、その他の売上高は19,566千円(前年同四半期比97.9%減)、セグメント損失は18,792千円(前年同四半期は230,813千円のセグメント利益)となりました。
(注)1.IPとは、Intellectual Propertyの略で、著作権や商標権等の知的財産のことです。
2.株式会社イグニスメディカルケアソリューションズは、2020年10月1日付で株式会社イグニスに吸収合併され消滅しており、『FOREST』は株式会社イグニスに承継されています。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は3,729,318千円となり、前連結会計年度末に比べ1,180,150千円減少いたしました。流動資産は2,073,557千円(前連結会計年度末比1,128,678千円減)となりました。主な減少要因は、法人税の支払等により現金及び預金が862,215千円及び未収入金が164,024千円減少したことによるものであります。また、固定資産は1,655,760千円(前連結会計年度末比51,472千円減)となりました。主な減少要因は、持分法による投資損失の計上等により投資有価証券が85,615千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は2,087,084千円となり、前連結会計年度末に比べ140,888千円減少いたしました。流動負債は1,854,295千円(前連結会計年度末比243,138千円増)となりました。主な増加要因は、1年内返済予定の長期借入金が282,696千円及び未払金が182,956千円増加したこと、主な減少要因は、未払法人税等が95,932千円減少したことによるものであります。また、固定負債は232,789千円(前連結会計年度末比384,026千円減)となりました。当該減少要因は、1年内返済予定の長期借入金への振替により、長期借入金が384,026千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は1,642,233千円となり、前連結会計年度末に比べ1,039,262千円減少いたしました。主な増加要因は、2020年12月18日開催定時株主総会決議に基づく欠損填補を目的とする無償減資に伴い利益剰余金が3,627,398千円増加したこと、主な減少要因は、当該無償減資に伴い資本金が693,670千円及び資本剰余金が2,933,727千円、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上に伴い利益剰余金1,076,282千円が減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は357,436千円となり、前連結会計年度末に比べ832,215千円減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は912,445千円(前年同四半期は82,941千円の増加)となりました。主な増加要因は、未払金の増加額138,763千円、減価償却費75,790千円によるもの、主な減少要因は、税金等調整前四半期純損失895,525千円、法人税等の支払額284,010千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の増加は140,356千円(前年同四半期は265,282千円の減少)となりました。主な増加要因は、定期預金の払戻しによる収入215,000千円、主な減少要因は、定期預金の預入による支出185,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は61,187千円(前年同四半期は377,874千円の増加)となりました。主な増加要因は、新株予約権の行使による株式の発行による収入40,716千円によるもの、主な減少要因は長期借入金の返済による支出117,128千円であります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は421,438千円であります。
なお、第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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