四半期報告書-第62期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 13:53
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済につきましては、米国にて良好な雇用・所得環境が継続することによる個人消費の拡大が見られる一方で、同国の関税政策に起因する世界的な貿易摩擦の影響もあり、先行き不透明な状況で推移致しました。また、国内経済につきましては、自然災害の影響が懸念される部分もありますが、個人消費及び企業の設備投資は高い水準を維持する等、緩やかな回復傾向にあります。
国内コンタクトレンズ市場につきましては、ディスポーザブルコンタクトレンズやカラーコンタクトレンズが市場を牽引しており、中でもシリコーンハイドロゲルを素材としたコンタクトレンズの売上及び市場シェアが増加しております。海外コンタクトレンズ市場につきましては、米国を中心としてディスポーザブルコンタクトレンズの需要が増加しており、中国では睡眠中に装用することで近視矯正効果のあるオルソケラトロジー用レンズの需要が増加しております。
各事業の状況は、以下になります。
[国内コンタクトレンズ事業]
ユーザーの瞳の安全と当社の収益安定に貢献するメルスプランにおいて製品ラインナップの拡充及び会員数増加に注力しました。商品施策としましては、新たなカテゴリーとなる3カ月定期交換型レンズ「フォーシーズン」を11月より全国のメルスプラン加盟施設にて発売開始致しました。同レンズは、新素材でモールド製法を実用化した製品であることに加え、季節を感じて交換しながらお客様にコンタクトレンズを装用して頂くことができるよう、四季をイメージしたレンズの色となっております。上記に加え、乱視と老視が矯正できるシリコーンハイドロゲル素材の「2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用トーリック」を12月より「Miru partner」である当社直営店、及びグループ会社販売店にて発売を開始致しました。今後全国のメルスプラン加盟施設においても順次取扱を致します。同レンズは、高い酸素透過性でありながら乱視用と遠近両用の機能を併せ持った国内で初めての製品です。
既存製品においては「1DAYメニコン プレミオ」の更なる販売拡大を目的とし、各務原工場の増床工事を12月より開始致しました。工事は2020年春に完了予定で、将来は年間5億枚以上の生産を目標としております。
プロモーション施策としましては、初めてコンタクトレンズを利用する若年層への訴求を目指しました。具体的には、11月に発売を開始した「フォーシーズン」のイメージキャラクターにタレントの浜辺美波さんを起用し、新たな中学生、高校生の顧客獲得に注力致しました。また、店舗における販促活動として冬季メルスプラン1DAY入会キャンペーンを行い、当社独自の技術である、コンタクトレンズの内面に触れずに瞳に装用できる「SMART TOUCH(スマートタッチ)」の普及、及び1日使い捨てコンタクトレンズユーザーの更なる獲得に尽力致しました。
[海外コンタクトレンズ事業]
ディスポーザブルコンタクトレンズの海外向けオリジナルブランド「Miru」の浸透に注力致しました。日本国内で「1DAYメニコン プレミオ」として販売されているシリコーンハイドロゲル素材の「Miru 1day UpSide」につきましては、欧州における販売地域を拡大致しました。加えて、1カ月交換タイプコンタクトレンズである「Miru 1month Menicon」につきましては、近視・遠視用、乱視用、遠近両用と多様な製品ラインナップをもって米国での販売活動を強化しております。今後も「Miru」シリーズの売上拡大、認知度の向上に引き続き努めてまいります。また、中国につきましてはオルソケラトロジー用レンズ及びオルソケラトロジー用レンズを含むハードコンタクトレンズのケア用品売上が堅調に推移しております。ミャンマーにつきましてはハードコンタクトレンズの販売承認を取得致しました。今後は現地の販売代理店を通じて当社製品の販売チャネル拡大を推し進めます。欧州につきましては新たなロジスティックセンターを設立したドイツを中心に物流機能を強化し、ディスポーザブルコンタクトレンズの販売網を拡大してまいります。
[その他事業]
グループ会社である株式会社メニワンでの動物用医療機器や犬猫用のサプリメント、及び当社環境バイオ事業での堆肥化促進剤の販売が堅調に推移致しました。この他にも当社ライフサイエンス事業において、妊活をサポートするサプリメントやラクトフェリンを主成分としたサプリメントを販売しております。
このような状況の下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績は、コンタクトレンズの売上増加及びメルスプランの会員数が順調に増加したことにより、売上高は60,265百万円(前年同四半期比5.2%増)、売上総利益は32,108百万円(前年同四半期比3.7%増)となりました。また、販売費及び一般管理費の効率的使用にも取り組みました結果、営業利益は4,472百万円(前年同四半期比4.5%増)となりました。その一方で、為替変動の影響により経常利益は4,418百万円(前年同四半期比1.7%減)となりました。以上の要因により親会社株主に帰属する四半期純利益は2,833百万円(前年同四半期比5.8%減)となりました。
今後も当社グループは瞳の安全を最優先に考え、より良い視力の提供を通じて広く社会に貢献することを目標に事業基盤の更なる拡充、拡大に努めます。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①コンタクトレンズ関連事業
コンタクトレンズ関連事業は、売上高は59,163百万円(前年同四半期比5.3%増)、セグメント利益は7,477百万円(前年同四半期比1.3%増)となりました。
コンタクトレンズ関連事業にて前年同四半期と比較して伸長した売上高2,956百万円のうち、主な要因はメルスプラン売上高が1,721百万円増加しております。これは「1DAYメニコン プレミオ」及び「Magic」に加え、新製品「フォーシーズン」を中心に会員数が増加したためです。
その一方でセグメント利益につきましては、国内コンタクトレンズ事業における1日使い捨てコンタクトレンズの売上増加を見据えた販売促進費の投下、及び海外コンタクトレンズ事業における将来の売上拡大を見据えた人件費、販売促進費の投下により、前年同四半期と比較して微増となっております。具体的には、国内にて1日使い捨てコンタクトレンズ会員の増加を目的としたメルスプラン及び「SMART TOUCH(スマートタッチ)」、「Miru」ブランド浸透のためのキャンペーン費用、海外にて、ディスポーザブルコンタクトレンズの販売チャネル拡大を目的とした欧州地域のロジスティックセンター竣工に伴う人員増加、及び欧州・北米地域における大手販売代理店への販売促進活動によるものです。
②その他
その他事業は、グループ会社である株式会社メニワンの動物医療事業売上高が増加したことにより、当第3四半期連結累計期間において、売上高は1,102百万円(前年同四半期比3.0%増)、セグメント損失は254百万円(前年同四半期セグメント損失は221百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末において総資産は78,646百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,940百万円の増加となりました。流動資産は主に転換社債型新株予約権付社債の発行に伴う現金及び預金が増加したことにより、5,113百万円増加し43,231百万円となりました。また、固定資産は主に各務原工場の増床及び1日使い捨てコンタクトレンズ生産ラインの増設に伴う建設仮勘定が増加したことにより、1,826百万円増加し35,415百万円となりました。
(負債及び純資産の部)
負債は転換社債型新株予約権付社債が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ5,160百万円増加し36,744百万円となりました。また、純資産は主に親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことに伴う利益剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,780百万円増加し41,902百万円となりました。
この結果、自己資本比率は53.2%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について新たに発生した重要な課題及び重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2,630百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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