新型コロナウイルス感染症の拡大は当社事業にも様々な影響を及ぼしました。特にファイナンス事業においては、旅行・ホテル関連やイベント関連決済の需要が大幅に減少、その影響は当連結会計年度においても継続しております。一方、同事業のパッケージ・ソリューション及び信用ビジネスが好調に拡大しており、当社グループの成長の基軸となっております。感染症拡大を契機とした社会の変化は新たな顧客ニーズを開拓する機会と捉え、既存サービスの刷新を含め、積極的な事業展開を継続してまいります。なお、子会社である株式会社メタップスペイメントにおける不正アクセスへの対応にかかる費用として2,136百万円を計上いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,905百万円(前年同期比2.9%増)、営業損失1,858百万円(前連結会計年度は営業利益3,298百万円)、税引前損失1,835百万円(前連結会計年度は税引前利益3,250百万円)、当期損失1,767百万円(前連結会計年度は当期利益4,106百万円)、親会社の所有者に帰属する当期損失1,592百万円(前連結会計年度は親会社の所有者に帰属する当期利益4,054百万円)となりました。
セグメントの概況は次のとおりです。
2023/03/31 15:03