訂正有価証券届出書(新規公開時)
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(当事業年度の営業の概況)
当事業年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益と雇用情勢の改善などを背景に、個人消費も持ち直しの動きが見られ、総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方で米中の貿易摩擦問題、中国経済の成長鈍化等、世界経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、高齢化社会の進展に伴い、中高年齢層を中心に健康意識が高まっており、日常の健康維持・増進に対する需要が拡大しております。また若年層における健康や美容意識の高まりによる消費者層の裾野拡大や、国内市場を下支えしている訪日外国人によるインバウンド需要などにより今後も緩やかな市場拡大が見込まれております。一方で消費者の節約志向は依然として根強く、人手不足による人件費や物流費の上昇、販売競争の激化等により引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社は、経営ビジョンである『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という想いのもと、「本当に求められている商品」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。当事業年度はハウスホールドで好調の「オキシクリーン」を中心とした重点ブランドの強化と高付加価値商品の開発に注力いたしました。ヘルスケアでは「なかったコトに!40代からのカロリーバランスサプリ」大容量タイプや「満腹30倍 ダイエットサポートキャンディ マンゴーラッシー味」を新発売、ビューティケアでは「優月美人 よもぎ温座パット」のリニューアル、フレグランスドライシャンプーブランド「Batiste(バティスト)」を販売開始、一般用医薬品においても新商品「鎮痛消炎ミニ温膏A」を投入しました。また積極的な営業活動による導入店舗の拡大や展示会への出展、SNS・広告などを活用した販促活動を強化し、ブランド認知度向上を図るとともに、既存取引先との関係強化に注力してまいりました。収益面におきましても、業務の生産性向上や物流の最適化などの収益性改善に向けた取り組みを推進しました。
以上の結果、当事業年度の売上高は3,377,742千円(前期比20.3%増)、売上原価は売上高の増加に伴い1,739,180千円(前期比17.9%増)となりました。販売費及び一般管理費は1,402,254千円(前期比18.4%増)、売上高販管費率は41.5%(前期比0.7ポイント低下)となりました。主な販売費及び一般管理費の増加要因は、売上高増加や運賃値上げなどによる物流費の増加、体制強化や人材確保に伴う人件費の増加、認知度向上のため広告宣伝費を積極的に投入したことによるものです。その結果、営業利益は213,086千円(前期比35.1%増)となりました。これにより、当社が目標とする経営指標である売上高営業利益率は6.3%(前期比0.7ポイント上昇)となりました。経常利益は仕入債務決済にかかる為替差益6,600千円を計上した一方、売上割引15,685千円を計上したことなどにより、205,750千円(前期比36.5%増)となりました。特別利益及び特別損失の発生はなく、当期純利益は144,168千円(前期比524.5%増)となりました。
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の取り組み状況について記載しております。カテゴリーは、健康食品を中心とする「ヘルスケア」、化粧品を中心とする「ビューティケア」、日用雑貨の「ハウスホールド」、医療用医薬品と一般用医薬品の「医薬品」、「その他」で構成されております。
(商品カテゴリー別売上高)
(ヘルスケア)
ヘルスケアに区分される商品におきましては、乱れた食生活・不規則な生活習慣・運動不足に着目したタブレットタイプのサプリメント「なかったコトに!40代からのカロリーバランスサプリ大容量」や「満腹30倍ダイエットサポートキャンディ マンゴーラッシー味」を新発売いたしました。また、発売から10周年を迎えた「なかったコトに!」のさらなる需要喚起を目的に消費者キャンペーンを実施したほか、イメージキャラクターに高橋メアリージュンさんの起用や雑誌・SNS広告等を活用した販促戦略による継続的なブランド強化の取り組みにより、売上は堅調に推移しました。一方で相次ぐ自然災害や中国で施行された電子商取引法の影響による転売を目的とした代理購入業者の購入減少といったインバウンド需要の減少など厳しい経営環境等の影響もあり、当事業年度におけるヘルスケア商品の売上高は、905,893千円(前年同期比7.4%減)となりました。
(ビューティケア)
ビューティケアに区分される商品におきましては、主力である「フットメジ」ブランドが「足用角質クリアハーブ石けん フレッシュハーブ」、「足用角質クリアハーブ石けん 爽快ミント」、海外で好調の「足用ピーリングスプレー」といった商品を中心に堅調に推移しております。「優月美人」ブランドからは「優月美人 よもぎ温座パット」発売から10周年を記念したリニューアル発売を行い、パッケージデザイン刷新等により、よりターゲット層に対して訴求するメッセージを明確にしました。無添加スキンケアシリーズ「スキンピースファミリー」では、UVケアと夏の外敵対策が1つになった「スキンピースファミリー UVジェル」、「スキンピースファミリーUVスプレー」、「スキンピースファミリー UVミルク」が堅調に推移しました。また、2019年5月よりフレグランスドライシャンプーブランド「Batiste(バティスト)」を一部バラエティストア限定で販売を開始しております。イメージキャラクターに着せ替え人形のバービーを採用し、店頭やブランドサイトなどでの訴求に努め、堅調に推移しております。一方でブランド整理に伴う一部商品の終売などの影響により、当事業年度におけるビューティケア商品の売上高は、721,920千円(前年同期比8.0%減)となりました。
(ハウスホールド)
ハウスホールドに区分される商品におきましては、インスタグラムなどのSNSで引き続き話題となっている酸素系漂白剤「オキシクリーン」から仕上がりの白さにこだわり開発された「オキシクリーン ホワイトリバイブ粉末タイプ」とピンポイントで汚れを分解する泡タイプのプレケア剤「オキシクリーン マックスフォース泡タイプ」を全国一般発売いたしました。ブランド認知拡大やリピーターの増加に加え、ドラッグストアだけでなくスーパーマーケット、GMSへの導入店舗拡大により好調に推移しております。販売面においても積極的な店頭販売活動を展開し、一般消費者向けECでも「オキシクリーン」から新商品を投入し商品ラインナップを拡充しました。また、「オキシクリーン」と漬けおき洗い「オキシ漬け」のさらなる認知度向上のための取り組みを実施し、毎年3月14日が「オキシクリーンの日」「オキシ漬けの日」として一般社団法人日本記念日協会に登録認定されました。これはホワイトデーの(白)と漂白の(白)を掛け合わせたもので、その登録記念セレモニーの模様は雑誌やテレビなど多数のメディアに取り上げられ、認知度向上に寄与しました。その結果、当事業年度における売上高は1,611,481千円(前年同期比83.5%増)となりました。
(医薬品)
医薬品に区分される商品におきましては、「ビタミンC2000」シリーズ等の販売が堅調に拡大し売上に寄与しました。また、効果・効能のみならず、見た目や使いやすさなど消費者のニーズに対応した新商品の外用消炎鎮痛剤「鎮痛消炎ミニ温膏 A」を8月に投入しました。一方、消毒用エタノールについては、製造委託先の移転に伴う手続き等の影響により売上が減少しております。その結果、当事業年度における売上高は112,777千円(前年同期比3.9%減)となりました。
(その他)
植物石鹸等のその他売上については、当事業年度の売上高は25,669千円(前年同期比47.2%減)となりました。
第24期第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調が続いておりましたが、米中通商問題、中国経済の先行きや英国のEU離脱問題等の海外経済の動向、消費税率引き上げ後の消費者マインドへの影響に加えて、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により急速に悪化しており、先行きが不透明な状況が続いております。
当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により足元では日用品、衛生用品など一部で需要が増加しているものの、外出自粛要請による化粧品市場の落ち込みやインバウンド需要の大幅な減少など、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社は、経営ビジョンである『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という想いのもと、「本当に求められている商品」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。2020年6月期の取り組みとしては、好調に推移している「オキシクリーン」を中心とした主力ブランドにおいて、多様化する消費者ニーズに合わせた高品質・高付加価値商品の開発、主力商品の横展開によるリピート率の向上や市場シェアの拡大に努めております。また、広告・PR活動の積極的な展開による認知度向上への取り組みや、さらなる品質向上・安全性確保のための品質管理体制の強化を進めると同時に、業務の生産性向上による収益性改善に向けた取り組みを推進しております。
なお、当社の新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、感染拡大防止や従業員及び関係者の皆様の安全確保を最優先に事業活動への影響も最小限に抑えるため、原則、全社員テレワークの実施、デジタルツールの活用等の必要な対策を進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,506,335千円、営業利益は271,382千円、経常利益は264,074千円、四半期純利益は174,269千円となりました。
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の取り組み状況について記載しております。カテゴリーは、健康食品を中心とする「ヘルスケア」、化粧品を中心とする「ビューティケア」、日用雑貨の「ハウスホールド」、医療用医薬品と一般用医薬品の「医薬品」、「その他」で構成されております。
(ヘルスケア)
ヘルスケアに区分される商品におきましては、ヘルシーバランスを応援するサプリメント「なかったコトに!」の店頭でのプロモーション活動を中心に展開し「なかったコトに! 120粒」「なかったコトに!270粒」「なかったコトに!R40 120粒」といった商品を中心に販売活動を展開しましたが、日韓関係の悪化による不買運動や中国における法的規制に加えて新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンド需要の大幅な減少による影響を受けてヘルスケア全体として低調に推移しました。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は、420,494千円となりました。
(ビューティケア)
ビューティケアに区分される商品におきましては、主力のかんたん足ケアブランド「フットメジ」の店頭販促やWEBを活用したプロモーション施策を展開し、ブランド認知度の向上、商品理解の促進に努め、「薬用石けん 爽快ミント」「足用角質クリアハーブ石けん フレッシュハーブ」、等の商品を中心に堅調に推移しました。また、新商品として、すぐに洗えない靴のムレや足汗、ベタつきが気になる足に使うフットケアスプレー「フットメジ フットドライシャンプー」、角質柔軟化成分「AHA(グリコール酸)」を配合した医薬部外品「薬用石けん クリアローズ」を3月に投入しました。一方で、新型コロナ感染症拡大による外出自粛等の影響による化粧品需要の減少で「スキンピース」は低調に推移しました。その結果、当第3四半期累計期間におけるビューティケア商品の売上高は、456,391千円となりました。
(ハウスホールド)
ハウスホールドに区分される商品におきましては、酸素系漂白剤「オキシクリーン」の新イメージキャラクターにお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんと安藤なつさんを起用し、新CMをWEBにて公開しました。2020年4月からはTVでの放映も予定するなど、認知度向上のためのプロモーション活動や積極的な販売活動を展開しております。新型コロナ感染症拡大により日用品の需要も高まっており「オキシクリーン500g」「オキシクリーン1500g」「マックスフォーススプレー」といった主力商品を中心に引き続き好調に推移しております。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,476,233千円となりました。
(医薬品)
医薬品に区分される商品におきましては、新型コロナウイルス感染症に伴う特需もあり「消毒用エタノール」が売上に寄与し、「ビタミンC2000」シリーズの販売も好調に推移しております。また、新商品としてデザインと香りが特長の肩こり・腰痛に効く温感パッチ「鎮痛消炎ミニ温膏B」(第3類医薬品)を投入しました。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は113,631千円となりました。
(その他)
その他売上におきましては、植物石鹸が好調に推移し、当第3四半期累計期間の売上高は39,585千円となりました。
② 財政状態の状況
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ29,545千円増加し、1,581,644千円となりました。これは主に、電子記録債権が66,766千円、商品及び製品が20,442千円、破産更生債権等が19,055千円、繰延税金資産が21,933千円増加した一方で、現金及び預金が28,355千円、売掛金が42,233千円減少し、貸倒引当金が19,055千円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は、前事業年度末に比べ114,623千円減少し、440,396千円となりました。これは主に、未払金が98,206千円増加した一方で、買掛金が54,621千円、短期借入金が250,000千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ144,168千円増加し、1,141,248千円となりました。これは、当期純利益の計上により利益剰余金が144,168千円増加したことによるものであります。
第24期第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ116,347千円増加し、1,697,992千円となりました。これは主に、現金及び預金が243,840千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が178,156千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ57,921千円減少し、382,474千円となりました。これは主に、買掛金が65,061千円増加した一方で、未払法人税等が22,518千円、返品調整引当金が11,099千円、流動負債のその他に含まれる未払金が51,772千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ174,269千円増加し、1,315,517千円となりました。これは、四半期純利益の計上により利益剰余金が174,269千円増加したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ28,355千円減少し、227,175千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、223,561千円となりました(前事業年度は505,752千円の減少)。これは税引前当期純利益205,750千円の計上、未払金の増加97,153千円、その他流動負債の増加48,536千円等の増加要因と、仕入債務の減少54,621千円、法人税等の支払額63,094千円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、1,888千円となりました(前事業年度は15,009千円の減少)。これは無形固定資産の取得による支出1,588千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、250,000千円となりました(前事業年度は250,000千円の増加)。これは短期借入金の純減少額250,000千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであります。
a.生産実績
第23期事業年度及び第24期第3四半期累計期間における生産実績は、次のとおりであります。
(注) 1.金額は、製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社は、見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
第23期事業年度及び第24期第3四半期累計期間における販売実績は、次のとおりであります。
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社は単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の販売実績を記載しております。
3.最近2事業年度及び第24期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
5.主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
当事業年度においては、ハウスホールドで好調の「オキシクリーン」を中心とした重点ブランドの強化と高付加価値商品の開発に注力いたしました。その他、「なかったコトに!40代からのカロリーバランスサプリ」大容量タイプ、「満腹30倍 ダイエットサポートキャンディ マンゴーラッシー味」、フレグランスドライシャンプーブランド「Batiste(バティスト)」、一般用医薬品「鎮痛消炎ミニ温膏A」等を新発売するとともに、「優月美人 よもぎ温座パット」のリニューアルを実施しております。また、導入店舗の拡大や展示会への出展、SNS・広告などを活用した販促活動を強化し、ブランド認知度向上を図るとともに、既存取引先との関係強化に注力しております。収益面におきましても、業務の生産性向上や物流の最適化などの収益性改善に向けた取り組みを推進しており、売上高営業利益率は、6.9%となり前期比で0.7ポイント増となっております。
以上の結果、当事業年度の売上高は3,377,742千円(前期比20.3%増)、営業利益は213,086千円(前期比35.1%増)、経常利益は205,750千円(前期比36.5%増)、当期純利益は144,168千円(前期比524.5%増)となりました。
第24期第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
当第3四半期累計期間においては、不安定な海外の経済動向等に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況の下、海外においては、韓国における不買運動及び中国における法的規制の影響により健康食品の売上が落ち込む中、新型コロナウイルス感染症の拡大により、インバウンド需要の大幅な減少や外出自粛要請により国内における健康食品及び化粧品も下期に入り影響を受けております。一方、日用品であるオキシクリーンはテレビCM効果もあり堅調に拡大しております。
なお、当社の新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、感染拡大防止や従業員及び関係者の皆様の安全確保を最優先に事業活動への影響も最小限に抑えるため、早い段階からテレワークを推進し、デジタルツールの活用等の必要な対策を進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,506,335千円、営業利益は271,382千円、経常利益は264,074千円、四半期純利益は174,269千円となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社経営成績等に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり 、事業環境、事業運営・組織体制、取引先の動向、関連する法的規制、人材の確保、自然災害や疫病の発生等の様々な要因があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向に留意しつつ内部管理体制を強化し、柔軟な働き方の導入と有能な人材の獲得、より一層商品力・競争力の高い企画開発やお客様への認知率向上、取引先との連携強化による収益基盤の向上等の施策を実施していく事により当社の経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、売上原価に係るもの、人件費、広告宣伝費や物流費等の営業費用であります。運転資金は、自己資金を基本としておりますが、不足事態に備え、金融機関と合計800,000千円のコミットメントライン契約や当座貸越契約を締結しております。第23期事業年度末における借入金残高はなく、現金及び現金同等物は227,175千円であり、流動性を確保しております。
なお、当社のキャッシュ・フローにつきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
当社は『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という経営ビジョンのもと、「本当に求められている商品」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、健康志向の高まり、女性の社会進出やライフスタイルの変化などにより消費者ニーズは多様化しております。当社は消費者との更なる信頼関係構築のために、既存の重点ブランドにおいて、効果的な広告宣伝活動による認知度向上を図るとともに、消費者ニーズに基づいた商品企画で市場や消費者の求める安全性と確かな品質を届ける企業として、市場シェアの更なる拡大を目指してまいります。また、将来的な国内市場の縮小に備えたグローバル化の推進を行い、世界に貢献出来る企業へ成長したいと考えております。
そのため当社は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、様々な施策に取り組み、収益拡大を図るとともに、より一層社会に貢献してまいります。
⑥ 経営者の問題認識と今後の方針
当社が今後一層の成長を図るためには、経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していく必要があると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を認識したうえで、当社の経営資源を最適に配分し、最適な解決策を実施していく方針であります。
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(当事業年度の営業の概況)
| 2018年6月期 | 2019年6月期 | 増減額 | 増減率 (%) | |
| 売上高(千円) | 2,807,162 | 3,377,742 | 570,579 | 20.3 |
| 営業利益(千円) | 157,756 | 213,086 | 55,330 | 35.1 |
| 経常利益(千円) | 150,757 | 205,750 | 54,993 | 36.5 |
| 当期純利益(千円) | 23,086 | 144,168 | 121,082 | 524.5 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 28.86 | 180.21 | - | - |
当事業年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益と雇用情勢の改善などを背景に、個人消費も持ち直しの動きが見られ、総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方で米中の貿易摩擦問題、中国経済の成長鈍化等、世界経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、高齢化社会の進展に伴い、中高年齢層を中心に健康意識が高まっており、日常の健康維持・増進に対する需要が拡大しております。また若年層における健康や美容意識の高まりによる消費者層の裾野拡大や、国内市場を下支えしている訪日外国人によるインバウンド需要などにより今後も緩やかな市場拡大が見込まれております。一方で消費者の節約志向は依然として根強く、人手不足による人件費や物流費の上昇、販売競争の激化等により引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社は、経営ビジョンである『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という想いのもと、「本当に求められている商品」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。当事業年度はハウスホールドで好調の「オキシクリーン」を中心とした重点ブランドの強化と高付加価値商品の開発に注力いたしました。ヘルスケアでは「なかったコトに!40代からのカロリーバランスサプリ」大容量タイプや「満腹30倍 ダイエットサポートキャンディ マンゴーラッシー味」を新発売、ビューティケアでは「優月美人 よもぎ温座パット」のリニューアル、フレグランスドライシャンプーブランド「Batiste(バティスト)」を販売開始、一般用医薬品においても新商品「鎮痛消炎ミニ温膏A」を投入しました。また積極的な営業活動による導入店舗の拡大や展示会への出展、SNS・広告などを活用した販促活動を強化し、ブランド認知度向上を図るとともに、既存取引先との関係強化に注力してまいりました。収益面におきましても、業務の生産性向上や物流の最適化などの収益性改善に向けた取り組みを推進しました。
以上の結果、当事業年度の売上高は3,377,742千円(前期比20.3%増)、売上原価は売上高の増加に伴い1,739,180千円(前期比17.9%増)となりました。販売費及び一般管理費は1,402,254千円(前期比18.4%増)、売上高販管費率は41.5%(前期比0.7ポイント低下)となりました。主な販売費及び一般管理費の増加要因は、売上高増加や運賃値上げなどによる物流費の増加、体制強化や人材確保に伴う人件費の増加、認知度向上のため広告宣伝費を積極的に投入したことによるものです。その結果、営業利益は213,086千円(前期比35.1%増)となりました。これにより、当社が目標とする経営指標である売上高営業利益率は6.3%(前期比0.7ポイント上昇)となりました。経常利益は仕入債務決済にかかる為替差益6,600千円を計上した一方、売上割引15,685千円を計上したことなどにより、205,750千円(前期比36.5%増)となりました。特別利益及び特別損失の発生はなく、当期純利益は144,168千円(前期比524.5%増)となりました。
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の取り組み状況について記載しております。カテゴリーは、健康食品を中心とする「ヘルスケア」、化粧品を中心とする「ビューティケア」、日用雑貨の「ハウスホールド」、医療用医薬品と一般用医薬品の「医薬品」、「その他」で構成されております。
(商品カテゴリー別売上高)
| 2018年6月期 | 2019年6月期 | 前年同期比 | ||||
| 金額(千円) | 構成比 (%) | 金額(千円) | 構成比 (%) | 金額(千円) | 増減率 (%) | |
| ヘルスケア | 978,382 | 34.9 | 905,893 | 26.8 | △72,489 | △7.4 |
| ビューティケア | 784,591 | 27.9 | 721,920 | 21.4 | △62,671 | △8.0 |
| ハウスホールド | 878,203 | 31.3 | 1,611,481 | 47.7 | 733,277 | 83.5 |
| 医薬品 | 117,393 | 4.2 | 112,777 | 3.3 | △4,616 | △3.9 |
| その他 | 48,590 | 1.7 | 25,669 | 0.8 | △22,920 | △47.2 |
| 合計 | 2,807,162 | 100.0 | 3,377,742 | 100.0 | 570,579 | 20.3 |
(ヘルスケア)
ヘルスケアに区分される商品におきましては、乱れた食生活・不規則な生活習慣・運動不足に着目したタブレットタイプのサプリメント「なかったコトに!40代からのカロリーバランスサプリ大容量」や「満腹30倍ダイエットサポートキャンディ マンゴーラッシー味」を新発売いたしました。また、発売から10周年を迎えた「なかったコトに!」のさらなる需要喚起を目的に消費者キャンペーンを実施したほか、イメージキャラクターに高橋メアリージュンさんの起用や雑誌・SNS広告等を活用した販促戦略による継続的なブランド強化の取り組みにより、売上は堅調に推移しました。一方で相次ぐ自然災害や中国で施行された電子商取引法の影響による転売を目的とした代理購入業者の購入減少といったインバウンド需要の減少など厳しい経営環境等の影響もあり、当事業年度におけるヘルスケア商品の売上高は、905,893千円(前年同期比7.4%減)となりました。
(ビューティケア)
ビューティケアに区分される商品におきましては、主力である「フットメジ」ブランドが「足用角質クリアハーブ石けん フレッシュハーブ」、「足用角質クリアハーブ石けん 爽快ミント」、海外で好調の「足用ピーリングスプレー」といった商品を中心に堅調に推移しております。「優月美人」ブランドからは「優月美人 よもぎ温座パット」発売から10周年を記念したリニューアル発売を行い、パッケージデザイン刷新等により、よりターゲット層に対して訴求するメッセージを明確にしました。無添加スキンケアシリーズ「スキンピースファミリー」では、UVケアと夏の外敵対策が1つになった「スキンピースファミリー UVジェル」、「スキンピースファミリーUVスプレー」、「スキンピースファミリー UVミルク」が堅調に推移しました。また、2019年5月よりフレグランスドライシャンプーブランド「Batiste(バティスト)」を一部バラエティストア限定で販売を開始しております。イメージキャラクターに着せ替え人形のバービーを採用し、店頭やブランドサイトなどでの訴求に努め、堅調に推移しております。一方でブランド整理に伴う一部商品の終売などの影響により、当事業年度におけるビューティケア商品の売上高は、721,920千円(前年同期比8.0%減)となりました。
(ハウスホールド)
ハウスホールドに区分される商品におきましては、インスタグラムなどのSNSで引き続き話題となっている酸素系漂白剤「オキシクリーン」から仕上がりの白さにこだわり開発された「オキシクリーン ホワイトリバイブ粉末タイプ」とピンポイントで汚れを分解する泡タイプのプレケア剤「オキシクリーン マックスフォース泡タイプ」を全国一般発売いたしました。ブランド認知拡大やリピーターの増加に加え、ドラッグストアだけでなくスーパーマーケット、GMSへの導入店舗拡大により好調に推移しております。販売面においても積極的な店頭販売活動を展開し、一般消費者向けECでも「オキシクリーン」から新商品を投入し商品ラインナップを拡充しました。また、「オキシクリーン」と漬けおき洗い「オキシ漬け」のさらなる認知度向上のための取り組みを実施し、毎年3月14日が「オキシクリーンの日」「オキシ漬けの日」として一般社団法人日本記念日協会に登録認定されました。これはホワイトデーの(白)と漂白の(白)を掛け合わせたもので、その登録記念セレモニーの模様は雑誌やテレビなど多数のメディアに取り上げられ、認知度向上に寄与しました。その結果、当事業年度における売上高は1,611,481千円(前年同期比83.5%増)となりました。
(医薬品)
医薬品に区分される商品におきましては、「ビタミンC2000」シリーズ等の販売が堅調に拡大し売上に寄与しました。また、効果・効能のみならず、見た目や使いやすさなど消費者のニーズに対応した新商品の外用消炎鎮痛剤「鎮痛消炎ミニ温膏 A」を8月に投入しました。一方、消毒用エタノールについては、製造委託先の移転に伴う手続き等の影響により売上が減少しております。その結果、当事業年度における売上高は112,777千円(前年同期比3.9%減)となりました。
(その他)
植物石鹸等のその他売上については、当事業年度の売上高は25,669千円(前年同期比47.2%減)となりました。
第24期第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調が続いておりましたが、米中通商問題、中国経済の先行きや英国のEU離脱問題等の海外経済の動向、消費税率引き上げ後の消費者マインドへの影響に加えて、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により急速に悪化しており、先行きが不透明な状況が続いております。
当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により足元では日用品、衛生用品など一部で需要が増加しているものの、外出自粛要請による化粧品市場の落ち込みやインバウンド需要の大幅な減少など、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社は、経営ビジョンである『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という想いのもと、「本当に求められている商品」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。2020年6月期の取り組みとしては、好調に推移している「オキシクリーン」を中心とした主力ブランドにおいて、多様化する消費者ニーズに合わせた高品質・高付加価値商品の開発、主力商品の横展開によるリピート率の向上や市場シェアの拡大に努めております。また、広告・PR活動の積極的な展開による認知度向上への取り組みや、さらなる品質向上・安全性確保のための品質管理体制の強化を進めると同時に、業務の生産性向上による収益性改善に向けた取り組みを推進しております。
なお、当社の新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、感染拡大防止や従業員及び関係者の皆様の安全確保を最優先に事業活動への影響も最小限に抑えるため、原則、全社員テレワークの実施、デジタルツールの活用等の必要な対策を進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,506,335千円、営業利益は271,382千円、経常利益は264,074千円、四半期純利益は174,269千円となりました。
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の取り組み状況について記載しております。カテゴリーは、健康食品を中心とする「ヘルスケア」、化粧品を中心とする「ビューティケア」、日用雑貨の「ハウスホールド」、医療用医薬品と一般用医薬品の「医薬品」、「その他」で構成されております。
(ヘルスケア)
ヘルスケアに区分される商品におきましては、ヘルシーバランスを応援するサプリメント「なかったコトに!」の店頭でのプロモーション活動を中心に展開し「なかったコトに! 120粒」「なかったコトに!270粒」「なかったコトに!R40 120粒」といった商品を中心に販売活動を展開しましたが、日韓関係の悪化による不買運動や中国における法的規制に加えて新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンド需要の大幅な減少による影響を受けてヘルスケア全体として低調に推移しました。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は、420,494千円となりました。
(ビューティケア)
ビューティケアに区分される商品におきましては、主力のかんたん足ケアブランド「フットメジ」の店頭販促やWEBを活用したプロモーション施策を展開し、ブランド認知度の向上、商品理解の促進に努め、「薬用石けん 爽快ミント」「足用角質クリアハーブ石けん フレッシュハーブ」、等の商品を中心に堅調に推移しました。また、新商品として、すぐに洗えない靴のムレや足汗、ベタつきが気になる足に使うフットケアスプレー「フットメジ フットドライシャンプー」、角質柔軟化成分「AHA(グリコール酸)」を配合した医薬部外品「薬用石けん クリアローズ」を3月に投入しました。一方で、新型コロナ感染症拡大による外出自粛等の影響による化粧品需要の減少で「スキンピース」は低調に推移しました。その結果、当第3四半期累計期間におけるビューティケア商品の売上高は、456,391千円となりました。
(ハウスホールド)
ハウスホールドに区分される商品におきましては、酸素系漂白剤「オキシクリーン」の新イメージキャラクターにお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんと安藤なつさんを起用し、新CMをWEBにて公開しました。2020年4月からはTVでの放映も予定するなど、認知度向上のためのプロモーション活動や積極的な販売活動を展開しております。新型コロナ感染症拡大により日用品の需要も高まっており「オキシクリーン500g」「オキシクリーン1500g」「マックスフォーススプレー」といった主力商品を中心に引き続き好調に推移しております。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,476,233千円となりました。
(医薬品)
医薬品に区分される商品におきましては、新型コロナウイルス感染症に伴う特需もあり「消毒用エタノール」が売上に寄与し、「ビタミンC2000」シリーズの販売も好調に推移しております。また、新商品としてデザインと香りが特長の肩こり・腰痛に効く温感パッチ「鎮痛消炎ミニ温膏B」(第3類医薬品)を投入しました。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は113,631千円となりました。
(その他)
その他売上におきましては、植物石鹸が好調に推移し、当第3四半期累計期間の売上高は39,585千円となりました。
② 財政状態の状況
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
| 2018年6月期 | 2019年6月期 | 増減額 | |
| 総資産(千円) | 1,552,099 | 1,581,644 | 29,545 |
| 純資産(千円) | 997,079 | 1,141,248 | 144,168 |
| 自己資本比率(%) | 64.2 | 72.2 | ‐ |
| 1株当たり純資産(円) | 1,246.35 | 1,426.56 | ‐ |
(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ29,545千円増加し、1,581,644千円となりました。これは主に、電子記録債権が66,766千円、商品及び製品が20,442千円、破産更生債権等が19,055千円、繰延税金資産が21,933千円増加した一方で、現金及び預金が28,355千円、売掛金が42,233千円減少し、貸倒引当金が19,055千円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は、前事業年度末に比べ114,623千円減少し、440,396千円となりました。これは主に、未払金が98,206千円増加した一方で、買掛金が54,621千円、短期借入金が250,000千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ144,168千円増加し、1,141,248千円となりました。これは、当期純利益の計上により利益剰余金が144,168千円増加したことによるものであります。
第24期第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ116,347千円増加し、1,697,992千円となりました。これは主に、現金及び預金が243,840千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が178,156千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ57,921千円減少し、382,474千円となりました。これは主に、買掛金が65,061千円増加した一方で、未払法人税等が22,518千円、返品調整引当金が11,099千円、流動負債のその他に含まれる未払金が51,772千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ174,269千円増加し、1,315,517千円となりました。これは、四半期純利益の計上により利益剰余金が174,269千円増加したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
| 2018年6月期 | 2019年6月期 | 増減額 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー(千円) | △505,752 | 223,561 | 729,313 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー(千円) | △15,009 | △1,888 | 13,121 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー(千円) | 250,000 | △250,000 | △500,000 |
| 現金及び現金同等物の増減額(千円) | △270,766 | △28,355 | 242,411 |
| 現金及び現金同等物の期首残高(千円) | 526,166 | 255,530 | △270,635 |
| 現金及び現金同等物の期末残高(千円) | 255,530 | 227,175 | △28,355 |
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ28,355千円減少し、227,175千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、223,561千円となりました(前事業年度は505,752千円の減少)。これは税引前当期純利益205,750千円の計上、未払金の増加97,153千円、その他流動負債の増加48,536千円等の増加要因と、仕入債務の減少54,621千円、法人税等の支払額63,094千円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、1,888千円となりました(前事業年度は15,009千円の減少)。これは無形固定資産の取得による支出1,588千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、250,000千円となりました(前事業年度は250,000千円の増加)。これは短期借入金の純減少額250,000千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであります。
a.生産実績
第23期事業年度及び第24期第3四半期累計期間における生産実績は、次のとおりであります。
| 第23期事業年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | 第24期 第3四半期累計期間 (自 2019年7月1日 至 2020年3月31日) | |
| 生産高(千円) | 前年同期比(%) | 生産高(千円) |
| 520,255 | 73.2 | 328,049 |
(注) 1.金額は、製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社は、見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
第23期事業年度及び第24期第3四半期累計期間における販売実績は、次のとおりであります。
| 区分 | 第23期事業年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | 第24期 第3四半期累計期間 (自 2019年7月1日 至 2020年3月31日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | 販売高(千円) | |
| ヘルスケア | 905,893 | 92.6 | 420,494 |
| ビューティケア | 721,920 | 92.0 | 456,391 |
| ハウスホールド | 1,611,481 | 183.5 | 1,476,233 |
| 医薬品 | 112,777 | 96.1 | 113,631 |
| その他 | 25,669 | 52.8 | 39,585 |
| 合計 | 3,377,742 | 120.3 | 2,506,335 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社は単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の販売実績を記載しております。
3.最近2事業年度及び第24期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 第22期事業年度 (自 2017年7月1日 至 2018年6月30日) | 第23期事業年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | 第24期 第3四半期累計期間 (自 2019年7月1日 至 2020年3月31日) | |||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社あらた | 365,130 | 13.0 | 572,541 | 16.9 | 581,637 | 23.2 |
| 中央物産株式会社 | 308,613 | 11.0 | 429,349 | 12.7 | 541,958 | 21.6 |
| 株式会社ウエルネスジャパン | 281,087 | 10.0 | - | - | - | - |
| ピップ株式会社 | - | - | 337,472 | 10.0 | - | - |
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
5.主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
第23期事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
当事業年度においては、ハウスホールドで好調の「オキシクリーン」を中心とした重点ブランドの強化と高付加価値商品の開発に注力いたしました。その他、「なかったコトに!40代からのカロリーバランスサプリ」大容量タイプ、「満腹30倍 ダイエットサポートキャンディ マンゴーラッシー味」、フレグランスドライシャンプーブランド「Batiste(バティスト)」、一般用医薬品「鎮痛消炎ミニ温膏A」等を新発売するとともに、「優月美人 よもぎ温座パット」のリニューアルを実施しております。また、導入店舗の拡大や展示会への出展、SNS・広告などを活用した販促活動を強化し、ブランド認知度向上を図るとともに、既存取引先との関係強化に注力しております。収益面におきましても、業務の生産性向上や物流の最適化などの収益性改善に向けた取り組みを推進しており、売上高営業利益率は、6.9%となり前期比で0.7ポイント増となっております。
以上の結果、当事業年度の売上高は3,377,742千円(前期比20.3%増)、営業利益は213,086千円(前期比35.1%増)、経常利益は205,750千円(前期比36.5%増)、当期純利益は144,168千円(前期比524.5%増)となりました。
第24期第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
当第3四半期累計期間においては、不安定な海外の経済動向等に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況の下、海外においては、韓国における不買運動及び中国における法的規制の影響により健康食品の売上が落ち込む中、新型コロナウイルス感染症の拡大により、インバウンド需要の大幅な減少や外出自粛要請により国内における健康食品及び化粧品も下期に入り影響を受けております。一方、日用品であるオキシクリーンはテレビCM効果もあり堅調に拡大しております。
なお、当社の新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、感染拡大防止や従業員及び関係者の皆様の安全確保を最優先に事業活動への影響も最小限に抑えるため、早い段階からテレワークを推進し、デジタルツールの活用等の必要な対策を進めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,506,335千円、営業利益は271,382千円、経常利益は264,074千円、四半期純利益は174,269千円となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社経営成績等に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり 、事業環境、事業運営・組織体制、取引先の動向、関連する法的規制、人材の確保、自然災害や疫病の発生等の様々な要因があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向に留意しつつ内部管理体制を強化し、柔軟な働き方の導入と有能な人材の獲得、より一層商品力・競争力の高い企画開発やお客様への認知率向上、取引先との連携強化による収益基盤の向上等の施策を実施していく事により当社の経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、売上原価に係るもの、人件費、広告宣伝費や物流費等の営業費用であります。運転資金は、自己資金を基本としておりますが、不足事態に備え、金融機関と合計800,000千円のコミットメントライン契約や当座貸越契約を締結しております。第23期事業年度末における借入金残高はなく、現金及び現金同等物は227,175千円であり、流動性を確保しております。
なお、当社のキャッシュ・フローにつきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
当社は『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という経営ビジョンのもと、「本当に求められている商品」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、健康志向の高まり、女性の社会進出やライフスタイルの変化などにより消費者ニーズは多様化しております。当社は消費者との更なる信頼関係構築のために、既存の重点ブランドにおいて、効果的な広告宣伝活動による認知度向上を図るとともに、消費者ニーズに基づいた商品企画で市場や消費者の求める安全性と確かな品質を届ける企業として、市場シェアの更なる拡大を目指してまいります。また、将来的な国内市場の縮小に備えたグローバル化の推進を行い、世界に貢献出来る企業へ成長したいと考えております。
そのため当社は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、様々な施策に取り組み、収益拡大を図るとともに、より一層社会に貢献してまいります。
⑥ 経営者の問題認識と今後の方針
当社が今後一層の成長を図るためには、経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していく必要があると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を認識したうえで、当社の経営資源を最適に配分し、最適な解決策を実施していく方針であります。