有価証券報告書-第25期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/09/30 13:15
【資料】
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【項目】
110項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
(当事業年度の営業の概況)
2020年6月期2021年6月期増減額増減率(%)
売上高(千円)3,499,2704,096,628597,35717.1
営業利益(千円)234,938317,52482,58535.2
経常利益(千円)222,061274,57552,51423.6
当期純利益(千円)148,723182,62533,90122.8
1株当たり当期純利益(円)185.90204.74--

当社の当事業年度における業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で長期化する外出自粛等で化粧品需要が減少しており、「ビューティケア」では苦戦を強いられましたが、一方で、コロナ禍における日用品や衛生用品の巣ごもり需要を受けて「ハウスホールド」の酸素系漂白剤「オキシクリーン」が好調に推移し業績を牽引しました。「ヘルスケア」では通年でインバウンド需要減少の影響を受けましたが「なかったコトに!」の新商品・リニューアル品投入により売上高は前事業年度を上回る結果となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は4,096,628千円(前年同期比17.1%増)、営業利益は317,524千円(前年同期比35.2%増)、経常利益は274,575千円(前年同期比23.6%増)、当期純利益は182,625千円(前年同期比22.8%増)となりました。
② 財政状態の状況
2020年6月期2021年6月期増減額
総資産(千円)1,681,8862,321,570639,683
純資産(千円)1,289,9711,934,421644,449
自己資本比率(%)76.783.36.6
1株当たり純資産(円)1,612.462,091.14

(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ639,683千円増加し、2,321,570千円となりました。流動資産は、前事業年度末に比べ632,734千円増加し、2,194,910千円となりました。これは主に、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)への上場に伴う公募増資及び第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)等により現金及び預金が272,946千円、電子記録債権が41,142千円、商品及び製品が361,286千円増加した一方で、売掛金が28,295千円、原材料及び貯蔵品が26,562千円減少したことによるものであります。固定資産は、前事業年度末に比べ6,949千円増加し、126,660千円となりました。これは主に、投資その他の資産の繰延税金資産が6,468千円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は、前事業年度末に比べ4,765千円減少し、387,149千円となりました。これは主に、未払法人税等が62,571千円増加した一方で、買掛金が33,607千円、未払金が31,081千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ644,449千円増加し、1,934,421千円となりました。これは主に、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)への上場に伴う公募増資による新株式発行により資本金と資本剰余金がそれぞれ150,512千円増加、第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)による新株式発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ79,018千円増加、当期純利益の計上により利益剰余金が182,625千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は83.3%(前事業年度末76.7%)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
2020年6月期2021年6月期増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)178,084△159,495△337,580
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△6,529△9,110△2,580
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)-441,524441,524
現金及び現金同等物の増減額(千円)171,519272,946101,427
現金及び現金同等物の期首残高(千円)227,175398,694171,519
現金及び現金同等物の期末残高(千円)398,694671,641272,946

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ272,946千円増加し、671,641千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の減少は、159,495千円となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上274,575千円等の増加要因と、たな卸資産の増加額334,724千円、仕入債務の減少額33,607千円、未払金の減少額31,345千円、法人税等の支払額49,194千円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、9,110千円となりました。これは有形固定資産の取得による支出7,766千円、無形固定資産の取得による支出1,344千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は、441,524千円となりました。これは主に、株式の発行による収入455,176千円によるものであります。
キャッシュ・フロー関連指標の推移
2020年6月期2021年6月期
自己資本比率(%)76.783.3
時価ベースの自己資本比率(%)152.6
キャッシュ・フロー対有利子
負債比率(年)
インタレスト・カバレッジ・
レシオ(倍)

自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 :有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.当社は連結財務諸表を作成していないため、単体ベースの財務数値により計算しております。
2.2020年6月期の時価ベースの自己資本比率については、当社株式は非上場のため記載しておりません。
3.2020年6月期及び2021年6月期は有利子負債及び利払いがないため、キャッシュ・フロー対 有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであります。
a.生産実績
当事業年度における生産実績は、次のとおりであります。
当事業年度
(自 2020年7月1日
至 2021年6月30日)
生産高(千円)前年同期比(%)
370,51287.3

(注) 1.金額は、製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社は、見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。
区分当事業年度
(自 2020年7月1日
至 2021年6月30日)
販売高(千円)前年同期比(%)
ヘルスケア559,114101.6
ビューティケア516,19975.1
ハウスホールド2,837,313138.0
医薬品125,45883.5
その他58,541105.5
合計4,096,628117.1

(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社は単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の販売実績を記載しております。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前事業年度
(自 2019年7月1日
至 2020年6月30日)
当事業年度
(自 2020年7月1日
至 2021年6月30日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社あらた851,44724.31,504,65036.7
中央物産株式会社773,38722.1945,91823.1
株式会社大木--434,21010.6

4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
5.主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。
① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響による経済活動の停滞からは一部で持ち直しの動きが見られていましたが、感染再拡大の影響により三度目の緊急事態宣言が発令されるなど、依然として先行きは不透明な状態が続いております。
当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、業態間の競争環境が激化しており、業界再編の動きや人手不足による物流コスト上昇を解消するための生産性向上への取り組み、デジタル化進展への対応など業界を取り巻く環境は大きく変化しております。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響につきましては、訪日外国人によるインバウンド需要の消失、外出自粛やテレワーク拡大などによる化粧品、健康食品需要が減少する一方、巣ごもり需要や衛生意識の高まりによる、日用品、衛生関連商品の需要が好調に推移しました。
このような状況の下、当社は「モノ創りで、笑顔を繋ぐ。」を経営ビジョンとして、変容する働き方やライフスタイルの中で頑張る方々を応援し、笑顔で幸せな生活を楽しんでいただくための商品を創出するメーカーとして、常にお客様の立場に立って、興味・共感を得られる実感値の高いモノ創りに挑戦し続けております。また、コロナ禍における新しい生活様式に関連した消費行動の変容、デジタル化の加速などめまぐるしく変化する事業環境に柔軟・迅速に対応し、強みである企画力、プロモーション力を活かし、多様化する消費者ニーズを捉えた高付加価値で競争力の高い商品の開発に取り組んでおります。
ESGやSDGsへの取り組みも重視しており、途上国の産業基盤の確立に資する化粧品の企画・販売を行うフィール・ピースプロジェクト、詰め替え用商品の投入やパッケージ仕様変更による廃棄プラスチックの削減、返品等の廃棄対象商品を単純焼却ゼロ・埋め立て処分ゼロでリサイクルを行うゼロエミッション達成に向けた取り組みなどを推進しております。また、フェムテック(女性の健康課題をテクノロジーで解決する商品やサービス)分野で、Varinos株式会社と製品の共同開発契約を締結し、妊娠が成功しやすい子宮内環境づくりを目的とする製品化の研究開発を開始するなど、事業を通じて社会課題の解決に貢献し、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。
また、当社では、新型コロナウイルス感染症への対応として、感染拡大防止や従業員及び関係者の皆様の安全確保を最優先に事業活動への影響も最小限に抑えるため、在宅勤務や時差出勤の実施、デジタルツールの活用、検温やアルコール消毒、マスク着用の徹底、デスクパーティションの設置などの必要な対策を徹底しております。在宅勤務をはじめとした柔軟な働き方の導入は、今後も環境変化に対応するために継続し、働きやすい労働環境の整備を図るとともに、労働時間の適正化や生産性向上のための取り組みを積極的に推進しております。
a.売上高
当事業年度の販売面におきましては、販売先との緊密な連携関係のもと、一層の取り組み強化や流通チャネル戦略により営業効率を上げ、さらなる生産性向上の実現と強固な収益基盤の構築に努めました。また、販売戦略に基づいた販促施策、SNSやWEB、テレビ等でのプロモーションを中心とした宣伝・PR活動の積極展開による認知率向上への取り組みを行いました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で長期化する外出自粛等でビューティケアでは苦戦を強いられましたが、ハウスホールドの「オキシクリーン」が引き続きコロナ禍での需要増と新商品投入効果により業績を牽引し、ヘルスケアは通年でインバウンド需要減少の影響を受けましたが「なかったコトに!」の新商品・リニューアル品投入により売上高は前事業年度を上回る結果となりました。この結果、当事業年度の売上高は4,096,628千円(前年同期比17.1%増)となりました。
b.営業利益
利益面では下期に行った新商品・リニューアル品投入に伴い旧商品との入れ替えが発生し、在庫評価減及び返品増加の影響で売上原価率が前期比で一時的に0.8ポイント上昇しましたが、計画の範囲内で推移しました。販売費及び一般管理費では、入出荷量の増加や不安定な国際情勢に備えて輸入品について安定供給在庫の確保を行った影響により物流費は前期比28.0%増となりましたが、効率的な事業運営により人件費・販売費の上昇を抑えて、販売費及び一般管理費は前期比12.1%増に抑制することができました。この結果、営業利益は317,524千円(前年同期比35.2%増)となりました。これにより、当社が目標とする経営指標である売上高営業利益率は7.8%(前期比1.1ポイント上昇)となりました。
c.経常利益
営業外収益として、仕入債務決済にかかる為替差益5,370千円等を計上した一方、営業外費用として売上割引28,948千円、株式交付費6,875千円、上場関連費用13,422千円等を計上したことなどにより、経常利益は274,575千円となりました。
d.当期純利益
特別利益及び特別損失の発生はなく、当期純利益は182,625千円(前年同期比22.8%増)となりました。
当社は健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画及び販売を主たる事業とする単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて商品カテゴリー毎の取り組み状況について記載しております。カテゴリーは、健康食品を中心とする「ヘルスケア」、化粧品を中心とする「ビューティケア」、日用雑貨の「ハウスホールド」、医療用医薬品と一般用医薬品の「医薬品」、「その他」で構成されております。
2020年6月期2021年6月期前年同期比
金額(千円)構成比
(%)
金額(千円)構成比
(%)
金額(千円)増減率
(%)
ヘルスケア550,51115.7559,11413.68,6031.6
ビューティケア687,10819.6516,19912.6△170,909△24.9
ハウスホールド2,055,81158.82,837,31369.3781,50238.0
医薬品150,3294.3125,4583.1△24,871△16.5
その他55,5081.658,5411.43,0325.5
合計3,499,270100.04,096,628100.0597,35717.1

(ヘルスケア)
ヘルスケアに区分される商品におきましては、「なかったコトに!」で新商品・リニューアル商品の投入に合わせて、タレントをイメージキャラクターに起用したプロモーション活動や得意先との連携による売り場展開の強化を行い、商品取り扱い店舗が拡大しました。特に新商品の機能性表示食品は、市場の潮流を捉えた商品としてユーザーを獲得できており、主要商品としての成長が期待できるものと考えております。「満腹30倍」はインバウンド需要減少の影響を受けましたが、海外販売においては、台湾専用商品を開発し、販売は順調に推移しております。その結果、ヘルスケア商品の売上高は、559,114千円(前年同期比1.6%増)となりました。
(ビューティケア)
ビューティケアに区分される商品におきましては、主力ブランド「フットメジ」でリニューアル商品を投入、得意先との連携による売り場展開の強化により商品取り扱い店舗が拡大し、販売は堅調に推移しました。一方で新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出機会の減少を背景にフットケア商品、UVケア商品の需要減少や中国における売上縮小などで全体としては低調な動きとなりました。また、2020年9月よりフィール・ピースプロジェクトの商品としてスキンケアブランド「エナシャス」の販売をオンラインストアで開始しております。その結果、ビューティケア商品の売上高は、516,199千円(前年同期比24.9%減)となりました。
(ハウスホールド)
ハウスホールドに区分される商品におきましては、コロナ禍における日用品や衛生用品の巣ごもり需要を受けて酸素系漂白剤「オキシクリーン」が業績を牽引しました。店頭プロモーションの積極展開やタレントをイメージキャラクターとして起用したテレビCMなどによりブランドの認知度向上や販売拡大への取り組みを実施しました。国際情勢の影響を受けて、一部の輸入品で供給が不安定となり、販売の機会損失が発生しましたが、ブランド全体としては好調に推移しており、ハウスホールド商品の売上高は2,837,313千円(前年同期比38.0%増)となりました。
(医薬品)
医薬品に区分される商品におきましては、新型コロナウイルス感染症による除菌関連商品の特需は落ち着きを見せておりますが、予防意識の高まりから「ビタミンC2000」シリーズは需要が増加しており、ドラッグストアのプライベートブランド商品として約3,000店に導入されるなど売上は堅調に推移しました。一方で、一部商品のリニューアル等に伴う返品もあり、医薬品の売上高は125,458千円(前年同期比16.5%減)となりました。
(その他)
その他売上につきましては、主として植物石鹸等のプライベートブランド商品が堅調に推移し、売上高は58,541千円(前年同期比5.5%増)となりました。
② 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」及び「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響については、ワクチン接種の進展により経済活動が正常化し、景気の持ち直しが期待されますが、変異株による感染拡大に対する懸念など先行き不透明な状況が続くものと予想されます。そのため、収束時期等を正確に予測することが困難な状況であり、翌事業年度においても一定の影響が継続すると仮定し、繰延税金資産の回収可能性の判断等の会計上の見積りを行っております。なお、現時点においては当社の事業活動に対する影響は軽微と考えておりますが、今後の新型コロナウイルス感染症の収束時期や影響範囲等は大きく変動する可能性があり、将来における当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社経営成績等に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり 、事業環境、事業運営・組織体制、取引先の動向、関連する法的規制、人材の確保、自然災害や疫病の発生等の様々な要因があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向に留意しつつ内部管理体制を強化し、柔軟な働き方の導入と有能な人材の獲得、より一層商品力・競争力の高い企画開発やお客様への認知率向上、取引先との連携強化による収益基盤の向上等の施策を実施していく事により当社の経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、売上原価に係るもの、人件費、広告宣伝費や物流費等の営業費用であります。運転資金は、自己資金を基本としておりますが、不足事態に備え、金融機関と合計800,000千円のコミットメントライン契約や当座貸越契約を締結しております。第25期事業年度末における借入金残高はなく、現金及び現金同等物は671,641千円であり、流動性を確保しております。
なお、当社のキャッシュ・フローにつきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
当社は『モノ創りで、笑顔を繋ぐ。』という経営ビジョンのもと、「本当に求められている物」とは何かを、常に消費者の立場で考え、独自性のある商品力で高付加価値、そして人々を楽しく幸せにできる商品づくりに取り組んでまいりました。当社が属する健康食品、化粧品、日用雑貨及び医薬品業界におきましては、健康志向の高まり、女性の社会進出やライフスタイルの変化などにより消費者ニーズは多様化しております。当社は消費者との更なる信頼関係構築のために、既存の重点ブランドにおいて、効果的な広告宣伝活動による認知度向上を図るとともに、消費者ニーズに基づいた商品企画で市場や消費者の求める安全性と確かな品質を届ける企業として、市場シェアの更なる拡大を目指してまいります。また、将来的な国内市場の縮小に備えたグローバル化の推進を行い、世界に貢献出来る企業へ成長したいと考えております。
そのため当社は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、様々な施策に取り組み、収益拡大を図るとともに、より一層社会に貢献してまいります。
⑥ 経営者の問題認識と今後の方針
当社が今後一層の成長を図るためには、経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していく必要があると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を認識したうえで、当社の経営資源を最適に配分し、最適な解決策を実施していく方針であります。

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