有価証券報告書-第9期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において判断したものであります。
(1) 経営成績
(寝具・リビング用品事業)
当社グループが属する寝具業界は、寝具新聞社が発行する寝具新聞記事によりますと、「2020年の寝具市場規模は本紙推定によると9年連続で1兆円の大台を確保し、1兆1,764億円であった。寝具市場は健康や快眠を軸とした機能商品の開発により、新たな市場が生まれ安定してきている。」とされております。
こうした状況の中、当社グループの当連結会計年度の状況といたしましては、前連結会計年度と比べ減収・増益となりました。減収の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響により得意先の各種経済活動が停滞しており、殆どの販売チャネルにおいて営業活動が滞ったためであります。また、主力のダイレクトセールス部門におきまして、販売員増員を課題として認識しておりますが、継続的な採用活動に努めるも前期の減員を補填するに至らなかったためであります。
一方、増益となった主な要因は、ダイレクトセールス部門においてクリーニングの好調等により一人当たり売上高が上昇したこと及び当社グループ全体で業務効率化と経費圧縮に努めたことによるものであります。
(不動産賃貸事業)
当連結会計年度の状況といたしましては、前連結会計年度と比べ増収・増益となりました。
増収の主な要因は、2019年11月度より発生しております建て貸し用ホテルの賃料収入によるものであります。
増益の主な要因は、上記増収要因に加え、修繕費等の設備関係費が前期を下回ったためであります。
なお、新型コロナウイルスの感染が拡大する状況下において、主要物件である西新宿パークウェストビル・丸八新横浜ビル・丸八青山ビルの一部で一時的な空室がみられますが、概ね堅調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は12,816,961千円と前期と比べ758,024千円(5.6%)の減収となりました。営業利益は1,239,739千円と前期と比べ440,320千円(55.1%)の増益となりました。経常利益は1,285,788千円と前期と比べ432,998千円(50.8%)の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は541,498千円と前期と比べ46,966千円(9.5%)の増益となりました。
セグメント毎の状況は以下のとおりであります。
① 寝具・リビング用品事業
当セグメントにおきましては、売上高は11,797,434千円と前期と比べ788,404千円(6.3%)の減収、セグメント利益(営業利益)は1,183,414千円と前期と比べ214,592千円(22.1%)の増益となりました。
② 不動産賃貸事業
当セグメントにおきましては、売上高は1,019,527千円と前期と比べ30,380千円(3.1%)の増収、セグメント利益(営業利益)は585,170千円と前期と比べ151,800千円(35.0%)の増益となりました。
(2) 財政状態
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して1,338,954千円増加し、59,903,285千円となりました。これは主に、償還された有価証券及び預金からの組替等により、投資有価証券が3,527,267千円増加したことと、親会社株主に帰属する当期純利益及び新規借入により、現金及び預金が1,961,743千円増加したことによるものであります。一方で、有価証券が1,789,439千円減少、営業債権の回収により受取手形及び売掛金が1,063,721千円減少、在庫の圧縮によりたな卸資産が800,076千円減少しております。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比較して961,678千円増加し、14,145,245千円となりました。これは主に、新規借入により、長期借入金が1,000,000千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比較して377,275千円増加し、45,758,039千円となりました。これは主に、保有するその他有価証券の時価及び換算レートの変動により、その他有価証券評価差額金が216,667千円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度に比べ1,978,418千円増加し、24,939,291千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は3,273,262千円の獲得(前連結会計年度は2,824,922千円の獲得)となりました。
この主な要因は、税金等調整前当期純利益1,140,326千円、売上債権の減少1,063,721千円、たな卸資産の減少800,419千円などがあった一方で、法人税等の支払額319,321千円、割賦利益繰延の減少228,927千円などがあったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は1,866,005千円(前連結会計年度は6,754,249千円の獲得)となりました。
この主な要因は、投資有価証券の取得による支出3,173,439千円などがあった一方で、投資有価証券の売却及び償還による収入1,741,061千円などがあったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は534,813千円(前連結会計年度は465,650千円の使用)となりました。
この主な要因は、長期借入れによる収入2,000,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出1,000,000千円、配当金の支払額464,925千円などがあったことによるものであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業資金は基本的に毎期の営業活動によるキャッシュ・フローで賄いますが、設備投資など多額の支出が必要となる場合には、適宜、金融機関からの長期借入金を財源に組み入れる方針であります。別途、自己資金を留保しており、資金の流動性は確保されていると判断しております。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える会計上の見積りを必要とします。経営者は過去の実績等を勘案して合理的と判断される前提に基づき当該見積りを行っておりますが、そこには不確実性が存在するため、実際の結果とは異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
なお、当連結会計年度における、新型コロナウイルス感染症の蔓延による当社グループの事業への影響は、一定程度あったものの限定的でありました。固定資産の減損やたな卸資産の評価等の会計上の見積りは、当該状況を前提として行っており、会計上の見積もりに重要な影響を与えることはないものと判断しております。
(5) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.金額は、製造原価によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当社グループの製品のうち、主力のダイレクトセールス用については大部分が見込生産であります。また、卸売用などについては主に受注生産を行なっておりますが、全般的に生産に要する期間が短いことから記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため記載を省略しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において判断したものであります。
(1) 経営成績
(寝具・リビング用品事業)
当社グループが属する寝具業界は、寝具新聞社が発行する寝具新聞記事によりますと、「2020年の寝具市場規模は本紙推定によると9年連続で1兆円の大台を確保し、1兆1,764億円であった。寝具市場は健康や快眠を軸とした機能商品の開発により、新たな市場が生まれ安定してきている。」とされております。
こうした状況の中、当社グループの当連結会計年度の状況といたしましては、前連結会計年度と比べ減収・増益となりました。減収の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響により得意先の各種経済活動が停滞しており、殆どの販売チャネルにおいて営業活動が滞ったためであります。また、主力のダイレクトセールス部門におきまして、販売員増員を課題として認識しておりますが、継続的な採用活動に努めるも前期の減員を補填するに至らなかったためであります。
一方、増益となった主な要因は、ダイレクトセールス部門においてクリーニングの好調等により一人当たり売上高が上昇したこと及び当社グループ全体で業務効率化と経費圧縮に努めたことによるものであります。
(不動産賃貸事業)
当連結会計年度の状況といたしましては、前連結会計年度と比べ増収・増益となりました。
増収の主な要因は、2019年11月度より発生しております建て貸し用ホテルの賃料収入によるものであります。
増益の主な要因は、上記増収要因に加え、修繕費等の設備関係費が前期を下回ったためであります。
なお、新型コロナウイルスの感染が拡大する状況下において、主要物件である西新宿パークウェストビル・丸八新横浜ビル・丸八青山ビルの一部で一時的な空室がみられますが、概ね堅調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は12,816,961千円と前期と比べ758,024千円(5.6%)の減収となりました。営業利益は1,239,739千円と前期と比べ440,320千円(55.1%)の増益となりました。経常利益は1,285,788千円と前期と比べ432,998千円(50.8%)の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は541,498千円と前期と比べ46,966千円(9.5%)の増益となりました。
セグメント毎の状況は以下のとおりであります。
① 寝具・リビング用品事業
当セグメントにおきましては、売上高は11,797,434千円と前期と比べ788,404千円(6.3%)の減収、セグメント利益(営業利益)は1,183,414千円と前期と比べ214,592千円(22.1%)の増益となりました。
② 不動産賃貸事業
当セグメントにおきましては、売上高は1,019,527千円と前期と比べ30,380千円(3.1%)の増収、セグメント利益(営業利益)は585,170千円と前期と比べ151,800千円(35.0%)の増益となりました。
(2) 財政状態
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して1,338,954千円増加し、59,903,285千円となりました。これは主に、償還された有価証券及び預金からの組替等により、投資有価証券が3,527,267千円増加したことと、親会社株主に帰属する当期純利益及び新規借入により、現金及び預金が1,961,743千円増加したことによるものであります。一方で、有価証券が1,789,439千円減少、営業債権の回収により受取手形及び売掛金が1,063,721千円減少、在庫の圧縮によりたな卸資産が800,076千円減少しております。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比較して961,678千円増加し、14,145,245千円となりました。これは主に、新規借入により、長期借入金が1,000,000千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比較して377,275千円増加し、45,758,039千円となりました。これは主に、保有するその他有価証券の時価及び換算レートの変動により、その他有価証券評価差額金が216,667千円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度に比べ1,978,418千円増加し、24,939,291千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は3,273,262千円の獲得(前連結会計年度は2,824,922千円の獲得)となりました。
この主な要因は、税金等調整前当期純利益1,140,326千円、売上債権の減少1,063,721千円、たな卸資産の減少800,419千円などがあった一方で、法人税等の支払額319,321千円、割賦利益繰延の減少228,927千円などがあったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は1,866,005千円(前連結会計年度は6,754,249千円の獲得)となりました。
この主な要因は、投資有価証券の取得による支出3,173,439千円などがあった一方で、投資有価証券の売却及び償還による収入1,741,061千円などがあったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は534,813千円(前連結会計年度は465,650千円の使用)となりました。
この主な要因は、長期借入れによる収入2,000,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出1,000,000千円、配当金の支払額464,925千円などがあったことによるものであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業資金は基本的に毎期の営業活動によるキャッシュ・フローで賄いますが、設備投資など多額の支出が必要となる場合には、適宜、金融機関からの長期借入金を財源に組み入れる方針であります。別途、自己資金を留保しており、資金の流動性は確保されていると判断しております。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える会計上の見積りを必要とします。経営者は過去の実績等を勘案して合理的と判断される前提に基づき当該見積りを行っておりますが、そこには不確実性が存在するため、実際の結果とは異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
なお、当連結会計年度における、新型コロナウイルス感染症の蔓延による当社グループの事業への影響は、一定程度あったものの限定的でありました。固定資産の減損やたな卸資産の評価等の会計上の見積りは、当該状況を前提として行っており、会計上の見積もりに重要な影響を与えることはないものと判断しております。
(5) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前期比(%) |
| 寝具・リビング用品事業 | 2,732,897 | △29.0 |
| 不動産賃貸事業 | - | - |
| 合計 | 2,732,897 | △29.0 |
(注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.金額は、製造原価によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当社グループの製品のうち、主力のダイレクトセールス用については大部分が見込生産であります。また、卸売用などについては主に受注生産を行なっておりますが、全般的に生産に要する期間が短いことから記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前期比(%) |
| 寝具・リビング用品事業 | 11,797,434 | △6.3 |
| 不動産賃貸事業 | 1,019,527 | +3.1 |
| 合計 | 12,816,961 | △5.6 |
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため記載を省略しております。