四半期報告書-第14期第2四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/13 16:07
【資料】
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【項目】
22項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(2018年7月1日から2018年12月31日)におけるわが国の経済は、企業収益の改善、設備投資の持ち直し、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復基調が続いております。
一方、世界経済においては新興国経済の景気回復の兆しがみられたものの、米中・米欧の貿易摩擦激化によるリスクの高まりなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社はデータクラウド事業において、当社のコアプロダクトである「User Insight」、
「Social Insight」、「Media Insight」、働き方改革を推進するソリューションである「サポートチャットボット」の機能強化及び、ディープラーニングを活用した人工知能ソリューションの開発を目的として、ビッグデータを処理する基幹システムの拡張・強化、アルゴリズムの開発・実装、ビッグデータを解析するデータサイエンティストの教育・育成に注力し、パフォーマンスのさらなる向上に努めてまいりました。
また、営業面においては人員数及び組織的な営業管理体制の両面で強化を行い、新規取引先の開拓等の事業展開に対する販売促進活動に注力してまいりました。
以上の取り組みの結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高628,840千円(前年同四半期比19.1%増)、営業利益262,374千円(前年同四半期比3.0%増)、経常利益262,429千円(前年同四半期3.0%増)、四半期純利益165,230千円(前年同四半期比2.9%増)となりました。
なお、当社はデータクラウド事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、前事業年度末に比べて197,151千円増加し、2,665,198千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比111,001千円の増加)によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債につきましては、前事業年度末に比べて42,049千円減少し、264,815千円となりました。これは主に、未払金の減少(前事業年度末比21,391千円の減少)、未払法人税等の減少(前事業年度末比12,036千円の減少)によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて239,200千円増加し、2,400,383千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加(前事業年度末比165,230千円の増加)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末と比較し111,001千円増加し、
2,378,945千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは120,074千円の収入(前年同期は176,943千円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が262,429千円、法人税等の支払いによる支出109,040千円、減価償却費11,905千円の計上、前受金の減少4,333千円、未払金の減少21,541千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは29,292千円の支出(前年同期は7,886千円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出12,255千円、差入保証金の支出17,037千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは20,220千円の収入(前年同期は2,100千円の収入)となりました。これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入20,220千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間の当社の研究開発費は29,072千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。