四半期報告書-第15期第3四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/05/14 15:19
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2019年7月1日から2020年3月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景として緩やかな回復基調が続いていたものの、米中貿易摩擦による国内外経済の不確実性の高まりに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う金融市場の混乱や世界経済の減速等の影響が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状況にあります。
このような状況のもと、当社においてはコアプロダクトであるマーケティング支援サービス「User Insight」、「Social Insight」、「Media Insight」とともに、人工知能を活用した顧客サポート業務の自動化サービス「サポートチャットボット」の品質向上及び販売促進に注力してまいりました。
研究開発活動においては、ビッグデータを処理するための基幹システムの安定化やアルゴリズムの開発、データサイエンティストの育成に注力し、サービス品質のさらなる向上を図っております。
また、営業活動においては、サービスの販売を行う人員を増員するとともに、営業管理体制の強化を行うことにより、事業拡大に向けた新規取引先の開拓等の販売促進活動に努めてまいりました。
以上の取り組みの結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高1,209,968千円(前年同四半期比24.4%増)、営業利益530,647千円(前年同四半期比29.5%増)、経常利益501,536千円(前年同四半期比22.4%増)、四半期純利益316,414千円(前年同四半期比23.4%増)となりました。
なお、当社はデータクラウド事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産につきましては、前事業年度末に比べて1,464,346千円増加し、4,203,825千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比1,459,161千円の増加)によるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債につきましては、前事業年度末に比べて38,966千円増加し、353,292千円となりました。これは主に、流動負債のその他に含まれる未払消費税等の増加(前事業年度末比12,241千円の増加)、賞与引当金の増加(前事業年度末比14,250千円の増加)によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて1,425,380千円増加し、3,850,533千円となりました。これは主に、資本金の増加(前事業年度末比554,527千円の増加)、資本剰余金の増加(前事業年度末比554,527千円の増加)、利益剰余金の増加(前事業年度末比316,414千円の増加)によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の当社の研究開発費は61,820千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。