四半期報告書-第17期第2四半期(令和1年5月1日-令和1年7月31日)

【提出】
2019/09/13 10:20
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33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、景気は緩やかに回復しておりますが、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題などによる海外経済の不確実性が増しており、今後の動向は依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは、アーティストに係るファンクラブ(以下「FC」という。)サービス、アーティストグッズ等のECサービス及び電子チケットサービス「SKIYAKI TICKET」の取扱いアーティスト数及び提供サービス数を増やし、取引規模を堅調に拡大させて参りました。さらに、ファンの熱量であるbitfanのポイントをファン同士で交換できるサービス「bitfan trade」の新規リリースに加え、エンタテインメント業界初のファンマーケティングサービス「bitfan analysis」の開発に着手するなど、当社が提供するプラットフォームの更なる付加価値向上にも取り組んでおります。これらの事業展開により、2019年7月末日現在における当社グループが提供するプラットフォームの総登録会員数は、274万人(前年同四半期比41.5%増)となりました。また、総登録会員数のうち有料会員数は、78万人(同20.3%増)となっております。なお、T-FAN(CCCグループとの協業によるFCサービス)の会員数について、従前より会員数の集計に含めておりましたが、同サービスの会員数の増減が当社グループの業績に与える影響は極めて軽微であるため、過去に遡って、総会員数及び有料会員数より除外しております。
a.財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は3,157,882千円となり、前連結会計年度末に比べ95,828千円増加しました。
流動資産については、主にECサービスに係る預り金の支払による現金及び預金の減少82,104千円、売上の増加に伴う売掛金の増加55,061千円、未収入金の回収及び投資その他の資産(長期未収入金)への振替による減少27,873千円、前払費用(主にプロダクション等へ支払う前払ロイヤリティ)の増加66,485千円等により、前連結会計年度末に比べ22,670千円増加し、2,728,227千円となりました。
固定資産については、有形固定資産が15,409千円、無形固定資産が209,800千円、投資その他の資産が204,444千円となり、前連結会計年度末に比べ73,158千円増加し、429,654千円となりました。これは主に、無形固定資産の償却による減少16,550千円、持分法適用会社の取得に伴う投資有価証券の増加51,806千円、譲渡制限付株式の発行及び契約金の支払に伴う長期前払費用の増加37,435千円等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、1,867,848千円と前連結会計年度末に比べ31,568千円増加しました。
流動負債については、FCサービス等に係る買掛金の増加71,978千円、主に年会費FCに係る前受収益の増加87,913千円、主にECサービスに係る預り金の支払による減少134,048千円等により、前連結会計年度末に比べ33,782千円増加し、1,857,427千円となりました。
固定負債については、連結子会社である株式会社SEA Globalにおける長期借入金の流動負債(1年内返済予定の長期借入金)への振替により、前連結会計年度末に比べ2,214千円減少し、10,420千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ64,260千円増加し、1,290,033千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益52,763千円の計上、非支配株主持分の増加1,098千円、剰余金の配当31,280千円、子会社の第三者割当増資に伴う資本剰余金の増加6,230千円、ストック・オプションの行使による資本金及び資本準備金の増加6,918千円、譲渡制限付株式の発行による資本金及び資本準備金の増加28,530千円によるものであります。
b.経営成績
(売上高)
売上高は、主にFCサービスの売上増加及び前連結会計年度に連結子会社化した株式会社SKIYAKI LIVE PRODUCTIONのライブ制作収入の計上等により、前年同四半期に比べ38.6%増加の2,332,528千円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、FCサービスの売上増加に伴うロイヤリティの増加、ライブ制作原価の計上、ECサービスに係る商品の保管・配送費用等の倉庫物流費用の増加等により、前年同四半期に比べ39.7%増加の1,643,163千円となりました。
販売費及び一般管理費は、FCサービスの売上増加に伴う回収手数料の増加、人員数の増加及び昇給に伴う人件費の増加、前連結会計年度に取得した子会社ののれん償却額の増加等により、前年同四半期に比べ39.4%増加の601,185千円となりました。
(営業利益)
営業利益は、売上高、売上原価並びに販売費及び一般管理費の増加により、前年同四半期に比べ16.9%増加の88,179千円となりました。
(経常利益)
経常利益は、還付消費税等9,557千円及び持分法による投資損失8,193千円等を計上した結果、前年同四半期に比べ28.8%増加の90,102千円となりました。
(税金等調整前四半期純利益)
税金等調整前四半期純利益は、前年同四半期に比べ140.2%増加の90,102千円となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税、住民税及び事業税43,475千円、法人税等調整額△3,476千円及び非支配株主に帰属する四半期純損失△2,659千円を計上した結果、前年同四半期に比べ490.4%増加の52,763千円となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
①プラットフォーム事業
FCサービスは、有料会員より毎月又は毎年受領するファンクラブ会費を売上高に計上するストック型ビジネスであり、安定的かつ継続的な収入が見込まれるという特性を有しております。当第2四半期連結累計期間においては、サービス数及び有料会員数の増加により、FCサービスの売上高は1,428,508千円(前年同四半期比28.8%増)となりました。なお、FCサービスは、売上高を総額計上しております。当該売上高の増加に伴い、プロダクション向けロイヤリティ(売上原価)及び決済代行業者向け回収手数料(販売費及び一般管理費)等の変動費が増加しました。
ECサービスは、アーティストによるツアー実施等の活動の有無により商品の出荷時期及び出荷金額が大きく変動する特性があり、ストック型ビジネスであるFCサービスと比較して、四半期ごとの売上高の変動性が大きくなる傾向にあります。当第2四半期連結累計期間においては、サービス数は増加したものの、出荷金額が前年同期比で減少したことにより、ECサービスの売上高は261,560千円(同6.2%減)となりました。なお、ECサービスは、当社が受領する販売手数料収入を売上高として純額計上しております。また、前連結会計年度における商品の配送費用及び倉庫保管費用等の急激な値上がりを受けて、倉庫物流費用(売上原価)が増加しました。
その他の売上高は、SKIYAKI TICKET、SKIYAKI GOODS及びSKIYAKI PAYのサービス提供、クラウドファンディング・プラットフォームサービスの提供、その他上記に含まれないサービスに係るシステム提供及びサイト構築及び運営業務の受託等により、46,640千円(同33.8%増)となりました。
その他、人員増及び昇給に伴う人件費の増加等により、販売費及び一般管理費が増加しました。
この結果、売上高1,736,709千円(同22.1%増)、セグメント利益102,968千円(同24.6%増)となりました。
②ライブ制作事業
ライブ制作事業については、アーティストによるコンサートやツアーの実施時期により売上高が大きく変動する特性があり、ECサービスと同様に、四半期ごとの売上高の変動性が大きくなる傾向にあります。
当第2四半期連結累計期間は、第3四半期及び第4四半期会計期間と比較するとやや閑散期にあたるためアーティストのライブ制作収入があまり伸びず、ライブ制作事業の売上高は517,653千円(前年同四半期比134.2%増)となりました。なお、前第2四半期連結会計期間よりライブ制作事業を開始したため、当第2四半期連結累計期間におけるライブ制作事業の売上高については、前年同四半期と比較して相対的に大きな金額となっております。
セグメント利益は、売上高よりライブ制作原価及び人件費を中心とした販売費及び一般管理費並びにのれん償却額を控除した結果、△3,333千円の損失(前年同四半期はセグメント損失△4,496千円)となりました。
③その他事業
その他事業の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社である株式会社ロックガレージにおける旅行・ツアー事業、株式会社SKIYAKI APPSにおけるO2Oファンプラットフォームの開発・運営事業、株式会社SEA Globalにおけるスポーツマーケティング事業等であります。
その他事業については、ファンクラブ旅行パッケージ販売収入、自社メディアの広告収入及びスポーツコンサルティング収入等により売上高が増加した一方で、人件費及びのれん償却額を中心とした先行投資費用の発生により、販売費及び一般管理費が増加しました。
この結果、売上高78,164千円(同101.4%増)、セグメント損失△17,797千円(前年同四半期はセグメント損失△3,441千円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ82,104千円減少し、1,473,152千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、2,686千円(前第2四半期連結累計期間は413,230千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益90,102千円、売上債権の増加55,061千円、仕入債務の増加71,978千円、預り金の減少134,048千円、前払費用の増加63,655千円、前受収益の増加87,913千円、法人税等の支払額69,902千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、66,995千円(前第2四半期連結累計期間は214,268千円の使用)となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出60,000千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、17,795千円(前第2四半期連結累計期間は31,463千円の使用)となりました。これは主に、株式の発行による収入6,918千円、非支配株主からの払込みによる収入9,989千円、配当金の支払額31,142千円、子会社の借入金の返済による支出3,560千円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動は、当社のエンジニアリング部門である技術開発室におけるデータ解析ツールを含む新規サービスの開発及び人工知能技術の自社サービスへの応用等を中心に推進されております。既存または新規サービスを提供するための自社開発システムの設計及び構築の過程において、エンジニアの研究開発活動に係る人件費を売上原価に計上しておりますが、これらは通常の開発活動と明確に区別することが困難であるため、「研究開発費等に係る会計基準」及び「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」に従い、売上原価へ労務費として一括で計上しており、当第2四半期連結累計期間における労務費の総額は44,122千円となっております(一部自社利用ソフトウェアとしての資産計上分を含む)。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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