有価証券報告書-第10期(令和1年9月1日-令和2年8月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、2019年10月における消費増税に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急速な拡大により悪化しており、極めて厳しい状況に陥っております。
このような経済環境の中、有効求人倍率が減少しているものの、就労者の転職活動や学生の就職活動は多様化しており、企業においても人材採用活動におけるインターネットの活用については引き続き拡大傾向にあります。
このような事業環境の下、当社ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly(ウォンテッドリー)」は堅調に成長を続け、2020年8月末時点で登録企業ユーザ数は前連結会計年度末から2,608社増加し36,083社、登録個人ユーザ数は前連結会計年度末から627,397人増加し2,721,307人となりました。
また、主力プロダクトである「Wantedly Visit」及び「Wantedly People」への継続的な開発・改善を図る一方で、進出しているシンガポール、香港における市場開拓や新たにエンゲージメントサービスを始めております。
以上の結果、当連結会計年度の営業収益は、3,094,524千円(前年同期比5.9%増)、営業利益は443,777千円(同45.4%増)、経常利益は437,274千円(同48.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は233,461千円(同59.4%増)となりました。
なお、当社グループは「ビジネスSNS事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
②財政状態の状況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は1,646,757千円で、前連結会計年度末に比べて230,613千円増加しております。現金及び預金の増加268,383千円が主な要因であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は304,840千円で、前連結会計年度末に比べて26,458千円減少しております。投資有価証券の減少15,642千円が主な要因であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は898,434千円で、前連結会計年度末に比べて55,143千円減少しております。未払金の減少54,103千円が主な要因であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は1,053,164千円で、前連結会計年度末に比べて259,297千円増加しております。利益剰余金の増加233,461千円が主な要因であります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より268,383千円増加し、1,344,990千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は252,392千円(前連結会計年度は460,869千円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益421,296千円の計上、法人税等の支払による支出229,768千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により支出した資金は2,413千円(前連結会計年度は26,897千円の支出)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出5,349千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により得られた資金は24,855千円(前連結会計年度は11,303千円の収入)となりました。これは、主として新株予約権の行使による株式の発行による収入24,855千円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績は次のとおりです。
(注) 1.当社はビジネスSNS事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
2.主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、いずれの販売先についても当該割合が10%未満のため記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 連結財務諸表等」に記載しております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響に関して、同感染症の今後の広がり方や収束時期等を正確に予測することは困難な状況にあります。現時点において、将来キャッシュ・フロー及び将来の事業環境等の予測にあたって同感染症は、一定の影響を及ぼすものの、限定的であると判断しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.営業収益
当連結会計年度の営業収益は、3,094,524千円(前年同期比5.9%増)となりました。これは主に基本プランの有料利用企業社数の増加によるものです。
b.営業費用、営業利益
当連結会計年度の営業費用は、2,650,746千円(前年同期比1.3%増)となりました。これは主に事業拡大に伴い給与手当及び通信費が増加したことによるものです。
この結果、営業利益は443,777千円(前年同期比45.4%増)となりました。
c.営業外収益、営業外費用、経常利益
当連結会計年度の営業外収益は13,952千円となりました。また、営業外費用は20,456千円となりました。この結果、経常利益は437,274千円(前年同期比48.4%増)となりました。
d.特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
税金等調整前当期純利益は421,296千円(前年同期比45.8%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は233,461千円(前年同期比59.4%増)となりました。
③キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、前記「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループは、継続的な成長のため、認知度を向上させることにより、より多くのユーザを獲得し、また既存のユーザを維持していくことが必要であると考え、広告宣伝等に資金を投下してきており、今後も継続して国内外における広告宣伝等を進めていく方針であります。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、当社グループのサービスを効果的に拡大していくための広告宣伝費及び人件費であります。当社グループは、必要な資金を主に自己資金で賄っております。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、前記「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、サービスの性
質、国際事業展開、コンプライアンス等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可
能性があると認識しております。
そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場の
ニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減
し、適切に対応を行ってまいります。
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、2019年10月における消費増税に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急速な拡大により悪化しており、極めて厳しい状況に陥っております。
このような経済環境の中、有効求人倍率が減少しているものの、就労者の転職活動や学生の就職活動は多様化しており、企業においても人材採用活動におけるインターネットの活用については引き続き拡大傾向にあります。
このような事業環境の下、当社ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly(ウォンテッドリー)」は堅調に成長を続け、2020年8月末時点で登録企業ユーザ数は前連結会計年度末から2,608社増加し36,083社、登録個人ユーザ数は前連結会計年度末から627,397人増加し2,721,307人となりました。
また、主力プロダクトである「Wantedly Visit」及び「Wantedly People」への継続的な開発・改善を図る一方で、進出しているシンガポール、香港における市場開拓や新たにエンゲージメントサービスを始めております。
以上の結果、当連結会計年度の営業収益は、3,094,524千円(前年同期比5.9%増)、営業利益は443,777千円(同45.4%増)、経常利益は437,274千円(同48.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は233,461千円(同59.4%増)となりました。
なお、当社グループは「ビジネスSNS事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
②財政状態の状況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は1,646,757千円で、前連結会計年度末に比べて230,613千円増加しております。現金及び預金の増加268,383千円が主な要因であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は304,840千円で、前連結会計年度末に比べて26,458千円減少しております。投資有価証券の減少15,642千円が主な要因であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は898,434千円で、前連結会計年度末に比べて55,143千円減少しております。未払金の減少54,103千円が主な要因であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は1,053,164千円で、前連結会計年度末に比べて259,297千円増加しております。利益剰余金の増加233,461千円が主な要因であります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より268,383千円増加し、1,344,990千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は252,392千円(前連結会計年度は460,869千円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益421,296千円の計上、法人税等の支払による支出229,768千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により支出した資金は2,413千円(前連結会計年度は26,897千円の支出)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出5,349千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により得られた資金は24,855千円(前連結会計年度は11,303千円の収入)となりました。これは、主として新株予約権の行使による株式の発行による収入24,855千円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績は次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| ビジネスSNS事業 | 3,094,524 | 5.9 |
| 合計 | 3,094,524 | 5.9 |
(注) 1.当社はビジネスSNS事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
2.主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、いずれの販売先についても当該割合が10%未満のため記載を省略しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は後記「第5 経理の状況 連結財務諸表等」に記載しております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響に関して、同感染症の今後の広がり方や収束時期等を正確に予測することは困難な状況にあります。現時点において、将来キャッシュ・フロー及び将来の事業環境等の予測にあたって同感染症は、一定の影響を及ぼすものの、限定的であると判断しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.営業収益
当連結会計年度の営業収益は、3,094,524千円(前年同期比5.9%増)となりました。これは主に基本プランの有料利用企業社数の増加によるものです。
b.営業費用、営業利益
当連結会計年度の営業費用は、2,650,746千円(前年同期比1.3%増)となりました。これは主に事業拡大に伴い給与手当及び通信費が増加したことによるものです。
この結果、営業利益は443,777千円(前年同期比45.4%増)となりました。
c.営業外収益、営業外費用、経常利益
当連結会計年度の営業外収益は13,952千円となりました。また、営業外費用は20,456千円となりました。この結果、経常利益は437,274千円(前年同期比48.4%増)となりました。
d.特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
税金等調整前当期純利益は421,296千円(前年同期比45.8%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は233,461千円(前年同期比59.4%増)となりました。
③キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、前記「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループは、継続的な成長のため、認知度を向上させることにより、より多くのユーザを獲得し、また既存のユーザを維持していくことが必要であると考え、広告宣伝等に資金を投下してきており、今後も継続して国内外における広告宣伝等を進めていく方針であります。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、当社グループのサービスを効果的に拡大していくための広告宣伝費及び人件費であります。当社グループは、必要な資金を主に自己資金で賄っております。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、前記「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、サービスの性
質、国際事業展開、コンプライアンス等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可
能性があると認識しております。
そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場の
ニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減
し、適切に対応を行ってまいります。