有価証券報告書-第22期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
(a) 全社業績
当事業年度におけるわが国経済は、雇用情勢や企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調にあるものの、米国政権の動向などによる世界経済の不確実性から、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、業界全体として緩やかな回復基調にあるものの、人材不足の深刻化による人件費・採用費の上昇、原材料の高騰や企業間競争の激化など、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社は『あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団』というグループミッションのもと、より多くのお客様におもてなしによって感動を提供する為に、事業の拡大、優秀な人材の確保及びサービス力向上に注力して参りました。
この結果、当事業年度における売上高は7,078,172千円(前事業年度比15.1%増)、営業利益289,766千円(前事業年度比18.5%増)、経常利益286,968千円(前事業年度比17.9%増)、当期純利益122,392千円(前事業年度比20.7%減)となりました。
また、当事業年度における資産は3,363,090千円(前事業年度末比7.6%減)、負債2,146,682千円(前事業年度末比15.2%減、純資産1,216,407千円(前事業年度末比9.6%増)となりました。
(b) セグメント業績
飲食事業においては、都内を中心に主力業態の新規出店、サービス力向上及び店舗オペレーションの改善、自社アプリ会員の獲得によるリピーター客数の増加に継続して注力してまいりました。新規出店に関しては、山手線沿線の都心部への出店(屋台屋博多劇場池袋東口店・大手町店・高田馬場店・上野広小路店・五反田店・新橋2号店、丸の内店)の他、小田急線沿線への出店(屋台屋博多劇場町田店)、埼玉県への出店(屋台屋博多劇場武蔵浦和店)、ならびに千葉県郊外エリアへの出店(屋台屋博多劇場五井店)により直営店10店舗を出店し、直営店が合計で56店舗となりました。また、継続的な会員獲得、自社アプリでの販促企画により、リピーター客数も好調に推移しております。
既存店(屋台屋博多劇場業態・こだわりもん一家業態)におきましては、屋台屋博多劇場での戦略的な値下げなどにより客単価は前年比98.4%となった一方、屋台屋博多劇場のリピーター客数の増加により客数が前年比102.2%と増加し、売上高は前年比100.5%となりました。
以上の結果、売上高においては4,896,413千円(前事業年度比26.0%増)、新規出店による備品等の経費計上、労務環境整備のためのパート採用や最低時給の上昇等による人件費増により、セグメント利益(営業利益)は264,807千円(前事業年度比61.2%増)となりました。
ブライダル事業においては、結婚式のニーズの多様化により少人数婚のニーズが高まり、婚礼1組当たりの組人数が減少傾向にある中、婚礼の主力広告媒体との連携強化による来館数・成約率の向上、サービス力向上及びコスト削減、宴席の新規案件の取り込み及びリピート客数の増加、レストランのサービス力、商品力の向上及び新規客数の増加に継続して注力してまいりました。飲食事業においては、新規出店によるブランドの認知向上、サービス力向上及び店舗オペレーションの改善、自社アプリ会員の獲得によるリピーター客数の増加に継続して注力してまいりました。売上高においては2,181,758千円(前事業年度比3.6%減)、セグメント利益(営業利益)24,958千円(前事業年度比68.9%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は775,065千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは471,553千円の収入(前事業年度は402,060千円の収入)となりました。
これは、税引前当期純利益が192,932千円となったこと、減価償却費202,703千円及び減損損失92,767千円の計上、仕入債務の増加額28,493千円、その他の負債の増加額34,709千円及び法人税等の支払額118,185千円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは430,046千円の支出(前事業年度は403,392千円の支出)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出337,097千円、差入保証金の差入による支出32,034千円及び長期前払費用の取得による支出50,575千円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは542,761千円の支出(前事業年度は406,536千円の収入)となりました。
これは、長期借入れによる収入50,000千円及び長期借入金の返済による支出590,303千円などによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a) 仕入実績
当社の事業は提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、「生産実績」に代えて、「仕入実績」を記載いたします。
当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.金額は、仕入価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 受注実績
当社で行う飲食事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
なお、当事業年度におけるブライダル事業の受注実績は、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
上記の金額は、ブライダル事業における婚礼の受注実績のみを記載しております。
(c) 販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっての見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、「経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、その主な要因は次のとおりです。
当社は、「あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団」というグループミッションを実現するために、飲食事業においては、既存店はお客様満足度を上げることでリピート率を高めると同時に、新規出店によりブランド力を上げ、より広範囲での認知を図っております。ブライダル事業においては、ロケーションの良さにサービス力等のアップでより付加価値を高める取り組みをしております。「こだわりもん一家」、「屋台屋 博多劇場」の両業態において、リライトカードや会員シールを利用し、再来店の際に条件に応じて特典が受けられる会員サービスを行っておりましたが、スマートフォンアプリを使った会員システムに切り替え、再来店の際に条件に応じて特典が受けられるサービスはそのままに、リアルタイムでのプッシュ通知によるイベント告知やクーポンの配信などが受けられる会員サービスを開始することで会員獲得の強化を図りました。その他、良好で衛生的な店舗環境の状態作りに努め、サービスの外部チェックによる強化、メニューの改定と単価変更等の取り組みを実施いたしました。また、飲食事業の新規店舗については、前事業年度10店舗に対し、当事業年度は10店舗を開店いたしました。その結果、売上高は7,078,172千円(前事業年度比15.1%増)、売上総利益は4,764,801千円(前事業年度比16.5%増)となりました。
販売費及び一般管理費については、新規店舗の増加により人件費1,745,076千円(前事業年度比20.2%増)、地代家賃733,176千円(前事業年度比16.9%増)などの増加により4,475,035千円(前事業年度比16.3%増)となりました。以上の結果、営業利益は289,766千円(前事業年度比18.5%増)となりました。
また、有価証券利息及び受取手数料などの営業外収益を9,330千円、支払利息などの営業外費用を12,128千円計上した結果、経常利益は286,968千円(前事業年度比17.9%増)となり、減損損失等の特別損失94,035千円及び法人税等を70,540千円計上した結果、当期純利益は122,392千円(前事業年度比20.7%減)となりました。
③ 財政状態の分析
(総資産)
当事業年度末における総資産は、新規店舗のオープンに伴い有形固定資産合計が138,903千円、敷金及び保証金が31,928千円増加、減損損失などの将来減算一時差異の増加に伴い繰延税金資産が45,700千円増加したものの、固定資産の取得及び借入金の返済に伴い現金及び預金が495,246千円減少したことなどにより、3,363,090千円(前事業年度末比278,255千円の減少)となりました。
(負債)
当事業年度末における負債は、買掛金が28,493千円、未払金が87,281千円、資産除去債務が23,479千円増加したものの、借入金の返済に伴い1年内返済予定の長期借入金が119,957千円および長期借入金が420,346千円減少したことなどにより、2,146,682千円(前事業年度末比384,445千円の減少)となりました。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,178千円増加したこと、当期純利益の計上に伴い利益剰余金が122,392千円増加したことなどにより1,216,407千円(前事業年度末比106,190千円の増加)となりました。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は775,065千円(前事業年度末比39.3%減)となりました。
当社の所要資金は、主に新規出店に伴う保証金の支払と店舗造作等の有形固定資産の取得のための資金であります。これは、銀行借入により調達しております。また、経常の運転資金は自己資本により賄っております。
なお、詳細は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、様々な要因の変化の影響を受ける可能性があります。時流を見つつ顧客ニーズに対応していくと共に、新規出店の選別を厳しくして、他の外食企業との差別化を図り、お客様満足度の向上に努め、持続的な成長の維持と収益基盤の強化を図ってまいります。
⑥ 経営戦略の現状と見通し
外食業界自体の縮小と業界内の競争が激化する中、対策を講じる必要があると認識しております。お客様のニーズの変化を把握し、来店動機を増大させております。また商品・サービスの品質をブラッシュアップしていくとともに、新規出店を加速することで、当社への認知度を上げ更なる成長を図ってまいります。
⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について
外食業界を取り巻く環境は、人口減少や競争激化等により、厳しい状況にあります。その中で、いかにお客様のニーズを把握し、満足度を向上させることが重要であると認識しております。今後におきましては、継続的な人材採用や教育の強化、お客様満足の追求を目的とした営業力強化等により更なる企業価値の向上を目指してまいります。
⑧ 経営方針・経営戦略または経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、経常利益を重要な経営指標として位置付けております。
当事業年度における経常利益は286,968千円となり、前事業年度における経常利益243,456千円に比べ、17.9%増となりました。引き続き当該指標の改善に邁進していく所存であります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
(a) 全社業績
当事業年度におけるわが国経済は、雇用情勢や企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調にあるものの、米国政権の動向などによる世界経済の不確実性から、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、業界全体として緩やかな回復基調にあるものの、人材不足の深刻化による人件費・採用費の上昇、原材料の高騰や企業間競争の激化など、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社は『あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団』というグループミッションのもと、より多くのお客様におもてなしによって感動を提供する為に、事業の拡大、優秀な人材の確保及びサービス力向上に注力して参りました。
この結果、当事業年度における売上高は7,078,172千円(前事業年度比15.1%増)、営業利益289,766千円(前事業年度比18.5%増)、経常利益286,968千円(前事業年度比17.9%増)、当期純利益122,392千円(前事業年度比20.7%減)となりました。
また、当事業年度における資産は3,363,090千円(前事業年度末比7.6%減)、負債2,146,682千円(前事業年度末比15.2%減、純資産1,216,407千円(前事業年度末比9.6%増)となりました。
(b) セグメント業績
飲食事業においては、都内を中心に主力業態の新規出店、サービス力向上及び店舗オペレーションの改善、自社アプリ会員の獲得によるリピーター客数の増加に継続して注力してまいりました。新規出店に関しては、山手線沿線の都心部への出店(屋台屋博多劇場池袋東口店・大手町店・高田馬場店・上野広小路店・五反田店・新橋2号店、丸の内店)の他、小田急線沿線への出店(屋台屋博多劇場町田店)、埼玉県への出店(屋台屋博多劇場武蔵浦和店)、ならびに千葉県郊外エリアへの出店(屋台屋博多劇場五井店)により直営店10店舗を出店し、直営店が合計で56店舗となりました。また、継続的な会員獲得、自社アプリでの販促企画により、リピーター客数も好調に推移しております。
既存店(屋台屋博多劇場業態・こだわりもん一家業態)におきましては、屋台屋博多劇場での戦略的な値下げなどにより客単価は前年比98.4%となった一方、屋台屋博多劇場のリピーター客数の増加により客数が前年比102.2%と増加し、売上高は前年比100.5%となりました。
以上の結果、売上高においては4,896,413千円(前事業年度比26.0%増)、新規出店による備品等の経費計上、労務環境整備のためのパート採用や最低時給の上昇等による人件費増により、セグメント利益(営業利益)は264,807千円(前事業年度比61.2%増)となりました。
ブライダル事業においては、結婚式のニーズの多様化により少人数婚のニーズが高まり、婚礼1組当たりの組人数が減少傾向にある中、婚礼の主力広告媒体との連携強化による来館数・成約率の向上、サービス力向上及びコスト削減、宴席の新規案件の取り込み及びリピート客数の増加、レストランのサービス力、商品力の向上及び新規客数の増加に継続して注力してまいりました。飲食事業においては、新規出店によるブランドの認知向上、サービス力向上及び店舗オペレーションの改善、自社アプリ会員の獲得によるリピーター客数の増加に継続して注力してまいりました。売上高においては2,181,758千円(前事業年度比3.6%減)、セグメント利益(営業利益)24,958千円(前事業年度比68.9%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は775,065千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは471,553千円の収入(前事業年度は402,060千円の収入)となりました。
これは、税引前当期純利益が192,932千円となったこと、減価償却費202,703千円及び減損損失92,767千円の計上、仕入債務の増加額28,493千円、その他の負債の増加額34,709千円及び法人税等の支払額118,185千円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは430,046千円の支出(前事業年度は403,392千円の支出)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出337,097千円、差入保証金の差入による支出32,034千円及び長期前払費用の取得による支出50,575千円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは542,761千円の支出(前事業年度は406,536千円の収入)となりました。
これは、長期借入れによる収入50,000千円及び長期借入金の返済による支出590,303千円などによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a) 仕入実績
当社の事業は提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、「生産実績」に代えて、「仕入実績」を記載いたします。
当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 仕入高 | 前年同期比(%) |
| 飲食事業(千円) | 1,391,337 | 123.4 |
| ブライダル事業(千円) | 924,097 | 99.1 |
| 合計 | 2,315,434 | 112.4 |
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.金額は、仕入価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 受注実績
当社で行う飲食事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
なお、当事業年度におけるブライダル事業の受注実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| ブライダル事業 | 1,764,816 | 101.2 | 1,273,863 | 123.2 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
上記の金額は、ブライダル事業における婚礼の受注実績のみを記載しております。
(c) 販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高 | 前年同期比(%) |
| 飲食事業(千円) | 4,896,413 | 126.0 |
| ブライダル事業(千円) | 2,181,758 | 96.4 |
| 合計 | 7,078,172 | 115.1 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっての見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、「経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりでありますが、その主な要因は次のとおりです。
当社は、「あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団」というグループミッションを実現するために、飲食事業においては、既存店はお客様満足度を上げることでリピート率を高めると同時に、新規出店によりブランド力を上げ、より広範囲での認知を図っております。ブライダル事業においては、ロケーションの良さにサービス力等のアップでより付加価値を高める取り組みをしております。「こだわりもん一家」、「屋台屋 博多劇場」の両業態において、リライトカードや会員シールを利用し、再来店の際に条件に応じて特典が受けられる会員サービスを行っておりましたが、スマートフォンアプリを使った会員システムに切り替え、再来店の際に条件に応じて特典が受けられるサービスはそのままに、リアルタイムでのプッシュ通知によるイベント告知やクーポンの配信などが受けられる会員サービスを開始することで会員獲得の強化を図りました。その他、良好で衛生的な店舗環境の状態作りに努め、サービスの外部チェックによる強化、メニューの改定と単価変更等の取り組みを実施いたしました。また、飲食事業の新規店舗については、前事業年度10店舗に対し、当事業年度は10店舗を開店いたしました。その結果、売上高は7,078,172千円(前事業年度比15.1%増)、売上総利益は4,764,801千円(前事業年度比16.5%増)となりました。
販売費及び一般管理費については、新規店舗の増加により人件費1,745,076千円(前事業年度比20.2%増)、地代家賃733,176千円(前事業年度比16.9%増)などの増加により4,475,035千円(前事業年度比16.3%増)となりました。以上の結果、営業利益は289,766千円(前事業年度比18.5%増)となりました。
また、有価証券利息及び受取手数料などの営業外収益を9,330千円、支払利息などの営業外費用を12,128千円計上した結果、経常利益は286,968千円(前事業年度比17.9%増)となり、減損損失等の特別損失94,035千円及び法人税等を70,540千円計上した結果、当期純利益は122,392千円(前事業年度比20.7%減)となりました。
③ 財政状態の分析
(総資産)
当事業年度末における総資産は、新規店舗のオープンに伴い有形固定資産合計が138,903千円、敷金及び保証金が31,928千円増加、減損損失などの将来減算一時差異の増加に伴い繰延税金資産が45,700千円増加したものの、固定資産の取得及び借入金の返済に伴い現金及び預金が495,246千円減少したことなどにより、3,363,090千円(前事業年度末比278,255千円の減少)となりました。
(負債)
当事業年度末における負債は、買掛金が28,493千円、未払金が87,281千円、資産除去債務が23,479千円増加したものの、借入金の返済に伴い1年内返済予定の長期借入金が119,957千円および長期借入金が420,346千円減少したことなどにより、2,146,682千円(前事業年度末比384,445千円の減少)となりました。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,178千円増加したこと、当期純利益の計上に伴い利益剰余金が122,392千円増加したことなどにより1,216,407千円(前事業年度末比106,190千円の増加)となりました。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は775,065千円(前事業年度末比39.3%減)となりました。
当社の所要資金は、主に新規出店に伴う保証金の支払と店舗造作等の有形固定資産の取得のための資金であります。これは、銀行借入により調達しております。また、経常の運転資金は自己資本により賄っております。
なお、詳細は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、様々な要因の変化の影響を受ける可能性があります。時流を見つつ顧客ニーズに対応していくと共に、新規出店の選別を厳しくして、他の外食企業との差別化を図り、お客様満足度の向上に努め、持続的な成長の維持と収益基盤の強化を図ってまいります。
⑥ 経営戦略の現状と見通し
外食業界自体の縮小と業界内の競争が激化する中、対策を講じる必要があると認識しております。お客様のニーズの変化を把握し、来店動機を増大させております。また商品・サービスの品質をブラッシュアップしていくとともに、新規出店を加速することで、当社への認知度を上げ更なる成長を図ってまいります。
⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について
外食業界を取り巻く環境は、人口減少や競争激化等により、厳しい状況にあります。その中で、いかにお客様のニーズを把握し、満足度を向上させることが重要であると認識しております。今後におきましては、継続的な人材採用や教育の強化、お客様満足の追求を目的とした営業力強化等により更なる企業価値の向上を目指してまいります。
⑧ 経営方針・経営戦略または経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、経常利益を重要な経営指標として位置付けております。
当事業年度における経常利益は286,968千円となり、前事業年度における経常利益243,456千円に比べ、17.9%増となりました。引き続き当該指標の改善に邁進していく所存であります。