有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/26 10:03
【資料】
PDFをみる
【項目】
114項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に加え、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調で推移しております。一方で、原材料価格の高騰や物価の上昇、不安定な世界情勢の長期化により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況において、当社は3つの経営ビジョンの下(※1)、卵殻膜商品の更なる認知度向上を狙った広告運用強化等により、直販(EC)は新規顧客獲得において過去最高数を更新し、定期会員が増加したことで売上高は前年同期比で増加しました。また、外販(一般流通)では、チェルラー商品の導入店舗数の拡大が好調であったことにより売上高は前年同期比で増加しました。一方、外販(OEM販売)では、OEM先への出荷数量が前期を下回ったため、売上高は前年同期比で減少しました。また、TV通販においても、節約志向の流れを受け一部大型番組が予算未達に終わったことで、売上高は前年同期比で減少しました。営業利益については、直販(EC)での新規顧客獲得数の増加に伴う広告宣伝費の積極的運用により、前年同期比で減少しました。
その結果、当事業年度の経営成績は、売上高8,477,456千円(前年同期比12.5%増)、営業利益946,454千円(前年同期比1.5%減)、経常利益936,687千円(前年同期比2.8%減)、当期純利益650,413千円(前年同期比6.5%減)となりました。
※1・先進諸国に到来する高齢化社会において、人々の健康、若さ、そして美しさの維持・向上による“生活の質”の向上という根源的なニーズに、“卵殻膜”を通じて貢献する。
・卵殻膜の多機能な効果及び効能を科学的に解明し、常にユニークで最高品質の商品開発にこだわり、それを世界に提供する。
・“卵殻膜”で、美容と健康分野において、新しい価値観を浸透させる。
なお、当社は卵殻膜ヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っておりませんが、売上高の販売チャネル別の内訳は、以下のとおりであります。
区分第24期事業年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
第25期事業年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
増減額
(千円)
前年同期比
(%)
金額
(千円)
構成比
(%)
金額
(千円)
構成比
(%)
TV通販1,368,94718.21,190,75014.0△178,19787.0
外販
(一般流通)
364,1324.8472,0585.6107,925129.6
外販
(OEM販売)※2
1,653,40721.91,559,08118.4△94,32694.3
直販(EC)4,152,28855.15,255,56762.01,103,279126.6
合計7,538,775100.08,477,456100.0938,680112.5

※2 OEM販売額のうち、インターネット販売を主としているOEM先への売上高
②財政状態の状況
(資産)
当事業年度の流動資産は4,429,546千円となり、前事業年度末と比較して756,019千円増加しました。これは主に、現金及び預金が57,685千円、電子記録債権が271,241千円、商品が386,499千円増加し、貯蔵品が54,381千円減少したことによるものです。固定資産は292,133千円となり、前事業年度末と比較して135,248千円増加しました。これは主に、建物(純額)が22,351千円、工具、器具及び備品(純額)が11,173千円、長期前払費用が43,410千円、敷金が36,064千円、繰延税金資産が11,262千円増加したことによるものです。
以上の結果、総資産は4,721,680千円となり、前事業年度末と比較して891,267千円増加しました。
(負債)
当事業年度の流動負債は2,789,595千円となり、前事業年度末と比較して885,458千円増加しました。これは主に、短期借入金が1,100,000千円増加し、買掛金が173,212千円、未払消費税等が62,703千円減少したことによるものです。固定負債は58,258千円となり、前事業年度末と比較して16,018千円増加しました。これは、リース債務が4,378千円、退職給付引当金が11,640千円増加したことによるものです。
以上の結果、負債合計は2,847,853千円となり、前事業年度末と比較して901,476千円増加しました。
(純資産)
当事業年度の純資産は1,873,826千円となり、前事業年度末と比較して10,208千円減少しました。これは主に、その他資本剰余金が13,524千円、繰越利益剰余金が3,363千円(配当金支払647,049千円、当期純利益650,413千円)増加し、自己株式が27,097千円増加したことによるものです。
③キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ57,685千円増加し、1,570,538千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益936,687千円、売上債権の増加額322,901千円、棚卸資産の増加額332,117千円、法人税等の支払額258,195千円等により189,093千円の支出となりました(前事業年度は846,273千円の収入)。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出54,888千円、無形固定資産の取得による支出16,000千円、敷金及び差入保証金の差入による支出41,870千円等により108,059千円の支出となりました(前事業年度は1,576千円の支出)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入れによる収入2,200,000千円、短期借入金の返済による支出1,100,000千円、自己株式の取得による支出100,017千円、配当金の支払647,049千円等により354,838千円の収入となりました(前事業年度は720,187千円の支出)。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
b.仕入実績
当事業年度における仕入実績は、次のとおりであります。
区分当事業年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
前年同期比(%)
完成品(千円)2,342,936124.6
部材(千円)607,74787.6
合計(千円)2,950,683114.6

(注)1.当社は、卵殻膜ヘルスケア事業の単一セグメントであるため、仕入実績は、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。
2.金額は仕入価格によっております。
c.受注実績
当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
d.販売実績
当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。
販売チャネル別当事業年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
前年同期比(%)
TV通販(千円)1,190,75087.0
外販(一般流通)(千円)472,058129.6
外販(OEM販売)※(千円)1,559,08194.3
直販(EC)(千円)5,255,567126.6
合計(千円)8,477,456112.5

※OEM販売額のうち、インターネット販売を主としているOEM先への売上高
(注)1.当社は、卵殻膜ヘルスケア事業の単一セグメントであるため、販売実績は、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前事業年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当事業年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社オージオ1,600,97121.21,497,31517.7
株式会社QVCジャパン1,368,18018.11,188,87614.0

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これら財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これら見積りと異なる場合があります。
当社は、特に以下の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定が重要であると考えております。
商品の収益性の低下による帳簿価額の切下げ
商品の収益性の低下による帳簿価額の切下げに際して用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a 財政状態の分析
当事業年度末における財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
b 経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は、8,477,456千円となり、前事業年度に比べ938,680千円増加しました。卵殻膜商品の更なる認知度向上を狙った広告運用強化等により直販(EC)の新規顧客獲得が好調に推移したこと及び外販(一般流通)が堅調に推移した結果、売上高は前事業年度を上回りました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は、2,552,832千円となり、前事業年度に比べ85,104千円増加しました。売上高の増加に伴い、売上総利益は、5,924,624千円となり、前事業年度に比べ853,576千円増加しました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、4,978,169千円となり、前事業年度に比べ867,656千円増加しました。これは主に、直販の新規顧客獲得数増加に伴う広告宣伝費の増加及び積極的な人材投資を実行したことによる人件費の増加等の影響によるものであります。この結果、営業利益は946,454千円となり、前事業年度に比べ14,080千円減少しました。
(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
営業外収益は雑収入14,740千円等により15,431千円、営業外費用は支払利息14,148千円及び事務所移転費用9,546千円等により25,198千円となりました。この結果、経常利益は936,687千円となり、前事業年度に比べ26,592千円減少しました。
(特別利益、特別損失及び当期純利益)
特別利益、特別損失の発生はなく、この結果、税引前当期純利益は936,687千円となり、前事業年度に比べ26,592千円減少しました。
また、法人税等合計が286,274千円、当期純利益は650,413千円となり、当期純利益は前事業年度に比べ45,043千円減少しました。
c キャッシュ・フローの分析
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。また、今後の経営成績に影響を与える課題につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
④ 経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
⑤資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要のうち主なものは、商品及び原材料の仕入のほか、広告宣伝費、運送費等の販売費及び一般
管理費であります。当社は、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金につきましては、金融機関からの長期借入やリースによる調達を基本としております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高(リース債務含む)は2,105,485千円、有利子負債依存度(リース債務含む)は44.59%であり、事業運営上、必要な資金を安定的に確保していると認識しております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,570,538千円となっており、事業運営上、必要な流動性を確保していると認識しております。
⑥経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗について
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、売上高、売上総利益及び営業利益を重要な経営指標として位置付けております。
前事業年度及び当事業年度の経営指標は、次の通りであります。売上高及び売上総利益については当事業年度に
おいては前事業年度を上回りましたが、広告宣伝費や人件費等の増加の影響を受け、営業利益は前事業年度をやや下回りました。今後も定期顧客会員数の拡大や新商品の開発、コスト削減等を図り、売上高、売上総利益及び営業利益の拡大に努めてまいります。
前事業年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当事業年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
金額(千円)前年同期比(%)金額(千円)前年同期比(%)
売上高7,538,775115.58,477,456112.5
売上総利益5,071,048116.65,924,624116.8
営業利益960,534115.5946,45498.5

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。