四半期報告書-第2期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社は、2021年4月1日付の株式交換により株式会社LITALICOパートナーズ(旧商号:株式会社LITALICO)の完全親会社となり連結いたしましたが、株式交換の前後でLITALICOグループにおける連結の範囲に実質的な変更はないため、前年同四半期と比較を行っている記載項目については、株式会社LITALICOパートナーズの2021年3月期第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)と、また、前連結会計年度末と比較を行っている項目については、株式会社LITALICOパートナーズの2021年3月期連結会計年度末(2021年3月31日)と比較しております。
(1) 業績の状況
(注) 当第1四半期連結会計期間より、従来「LITALICOジュニア事業」に含まれていた「LITALICOジュニアパーソナルコース」を「その他」に区分する方法に変更しております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント別業績については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
セグメントごとの業績は以下の通りです。
LITALICOワークス事業については、LITALICOワークスにおいて引き続き高水準で就職者数及び定着者数が推移していることから既存拠点の報酬単価が増加したことにより収益性が向上しております。また、当第1四半期連結累計期間で新規に開設した3拠点の集客も順調に推移しており、累計で95拠点となりました。当第1四半期連結累計期間の売上高は2,087百万円(前年同四半期比10.6%増)、セグメント利益は829百万円(前年同四半期比17.9%増)となりました。
LITALICOジュニア事業については、LITALICOジュニアスタンダードコースにおける既存拠点の利用率が引き続き高い水準で推移し、当第1四半期連結累計期間で新規に開設した7拠点の集客も順調に推移し、累計で103拠点となりました。また、既存拠点における訪問支援事業の拡大により、収益性が向上しております。当第1四半期連結累計期間の売上高は1,534百万円(前年同四半期比21.8%増)、セグメント利益は192百万円(前年同四半期比39.0%増)となりました。
LITALICOプラットフォーム事業は、福祉ソフト株式会社の請求管理ソフトとのパッケージ販売を開始する等SaaS型プロダクトを中心に、順調に契約施設数の増加ペースを加速しつつ、人員の増強など積極的な先行投資を継続しております。また、LITALICOキャリアにおいても契約施設数及び採用支援サービスが拡大しております。当第1四半期連結累計期間の売上高は430百万円(前年同四半期比102.5%増)、セグメント利益は64百万円(前年同四半期比96百万円改善)となりました。
<その他>LITALICOジュニアパーソナルコースにおいては出店を再開したこと等により、新規問い合わせ数が復調し順調に生徒数が拡大しております。当第1四半期連結累計期間の新規拠点開設数は1拠点で累計23拠点となりました。LITALICOワンダーについてはオンラインコースの拡充等を通じて新規問い合わせ数が順調に増加し、生徒数の増加ペースが加速しています。LITALICOライフについては、オンラインでの契約が可能になるなど規制緩和を受けて、全国を対象にセミナーを行い、サービス提供地域を拡大するなど引き続き投資を行っております。また、人員の増強など成長に向けた投資を進めています。当第1四半期連結累計期間の売上高は586百万円(前年同四半期比63.1%増)、セグメント利益は△65百万円(前年同四半期比4百万円改善)となりました。
以上の結果、売上高は4,639百万円(前年同四半期比24.7%増)、営業利益は397百万円(前年同四半期比58.7%増)となりました。
経常利益は、株式会社Olive Unionへの持分法投資損失を67百万円としていることから、327百万円(前年同四半期比57.0%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、組織再編の影響もあり114百万円(前年同四半期比2.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は10,774百万円となりました。税金の支払等により現金及び預金が210百万円減少したものの、業容拡大による売掛金の増加313百万円、拠点開発に伴う有形固定資産の増加36百万円により、前連結会計年度末と比較して319百万円増加しました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は6,098百万円となりました。税金の支払による未払法人税等が524百万円減少したものの、借入金の増加899百万円により、前連結会計年度末と比較して234百万円増加しました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して85百万円増加し、4,675百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加114百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループにおきましては、以下7点を対処すべき課題として認識しております。
① インターネットプラットフォームの実現
発達障害や精神障害、障害児の子育てや障害者の就労等に関する質の高い情報の提供を望むたくさんの声がお客様からありました。
このようなお客様の要望に応えるため、発達障害の子どもや発達が気になる子どものご家族に向けて、2016年1月に『LITALICO発達ナビ』を、働くことに障害のある方に向けて、2018年3月に『LITALICO仕事ナビ』を、障害福祉施設で働きたい求職者に向けて、2019年2月に『LITALICOキャリア』を開設いたしました。今後も、お客様が質の高い情報を得られるよう、提供情報の網羅性の向上や、提供機能の拡大に取り組んでまいりたいと考えております。また、LITALICO発達ナビ・LITALICO仕事ナビにおいては障害福祉施設向けに事業運営を支援するサービスも展開しており、業界全体の質の向上に貢献してまいります。
② 既存の店舗サービスの安定的な出店拡大
すべての事業を合わせて235ヶ所の拠点(当第1四半期連結会計年度末時点)を運営しておりますが、各地で待機者が発生するなどお客様の要望に応えきれておりません。このようなお客様の要望に応えるためにも、事業計画に沿って全国に新規拠点を開設してまいりたいと考えております。
③ サービス提供範囲の拡大と収益源の多角化
障害者雇用制度及び障害者法定雇用率は今後も継続して維持・上昇が見込まれるものの、障害者総合支援法に規定されるLITALICOワークス事業の売上が当社グループの売上構成比の多くを占めることは、経営の健全性の観点からも課題となっております。
そのため、LITALICOジュニアパーソナルコースやLITALICOワンダー等を通じて、一般教育領域にもサービスを提供することで、当社グループのサービスの提供範囲の拡大に努めております。
以上のほか、他の障害福祉施設やお客様のご家族等のニーズに応えるため、新しいサービスの提供を検討し、実施することも重要な課題であると認識しており、LITALICO発達ナビ及びLITALICO仕事ナビにて障害福祉施設向けに事業運営を支援するサービスの提供を、LITALICOキャリアにおいては、障害福祉分野に特化した就職・転職支援サービスの提供をしております。LITALICOライフでは、障害のある子どもを持つご家族を対象にライフプランの作成を支援するサービス等を提供しております。
これらのサービスを拡大することで収益源を多角化し、更なる経営の健全化を図ってまいります。
④ 人材採用と育成
当社グループの事業は、障害者向け施設の運営サービス及びインターネットプラットフォームの構築・運営と福祉事業領域の組み合わせという、極めて専門的な領域であり、そのサービスの質を左右する最大の要素は人材の質であるとの認識から、人材の「採用と教育」に大きな経営資源を割いております。
採用活動においては、豊富な知見や専門性を持つキャリア人材の採用に留まらず、年齢が若く潜在能力の高い人材であれば新卒・キャリア人材を問わず採用し、社内で教育する方針を取っております。
人材育成面として、LITALICOグループにおける、福祉サービス運営のための人材育成の仕組みを活用し、インターネットプラットフォーム構築の側面においても提供する情報の質・量を適切に判断できる人材をグループ全体として育成をしております。引き続き、人材の採用・育成を行い、サービスの展開速度に見合うよう優秀な人材の確保に努めてまいります。
⑤ 知名度の向上、広告宣伝の強化
当社グループは障害者の就労問題の解決を目的に設立された経緯と発達障害児を主たる対象とした事業を行っていることから、障害者向けサービスという社会的認知が強いと認識しております。
ビジョンである「障害のない社会をつくる」は、生きづらさや、困難を抱えたすべての方を対象にして、実現したいビジョンであります。しかし、そのような社会的認知は、まだ広まっていないため、今後も引き続き、適切な知名度の向上、広告宣伝を行っていく必要があります。
なお、知名度の向上と広告宣伝の強化は、インターネットプラットフォームサービスの成長や優秀な人材の採用のためにも重要な課題であると認識しております。
⑥ 事業基盤の強化
a.提供サービスの平準化と質の向上
LITALICOワークス、LITALICOジュニアスタンダードコース、LITALICOジュニアパーソナルコース、LITALICOワンダーともに都道府県をまたぐ多店舗展開をしており、どの拠点でも同一水準のサービスを提供するための平準化が必要になります。そのため、事業ごとの教材、カリキュラム等を制作し、スタッフが質の高いサービスを常に提供できるように努めております。
b.地域・関係機関との連携強化
すべての事業及びサービスにおいてお客様やご家族への個別最適なサービスを提供することに加えて、学校、企業、地域社会といった外部環境への働きかけも重視しております。そのために、当社グループの事業及びサービス内容が地域、教育機関、行政及び病院等の関係機関や民間企業・団体に正確に理解され、これらの方々と協同して課題の解決に当たることが、重要な課題であると認識しております。
c.サービス間の連携強化
児童及びそのご家族を対象にしたLITALICOジュニアスタンダードコース・LITALICOジュニアパーソナルコース・LITALICOワンダー・LITALICO発達ナビ・LITALICOライフと、主に成人及びそのご家族を対象にしたLITALICOワークス・LITALICO仕事ナビという、個人向けサービスにおけるライフステージに沿ったワンストップサービス群が当社グループの強みであります。各サービスで蓄積した知見の共有や、指導計画・支援計画の共有化等で、お客様の利便性を高めるなど、更なるシナジー効果を発揮するための連携強化も重要な課題であると認識しております。
d.プラットフォーム事業を通じた連携強化
LITALICOグループにおける施設運営上のノウハウやデータ、各関連領域におけるシナジーの見極めなど、蓄積された情報の活用を、グループ内で一層効果的に実現するため、グループ内各サービスの連携の強化に向けた取り組みを行っております。また、LITALICOグループで蓄積された情報は、LITALICOプラットフォーム事業における各サービスの開発へ積極的に活用することで、障害のある当事者及びそのご家庭への支援につなげるとともに、福祉施設事業者に対する質の高いサービスを提供し、福祉領域におけるプラットフォーマーとして障害のない社会を実現するよう一層努めてまいります。
⑦ 新型コロナウイルス感染症への対応
当社における新型コロナウイルス対策につきましては、衛生管理を徹底した上で、拠点でのサービス提供を継続する他、オンラインでのサービス提供を開始する等、環境の変化に即した対応に努めております。
(4) 従業員数
① 連結会社の状況
当第1四半期連結会計期間末における当社グループの従業員数は、以下のとおりであります。
(注) 1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイトを含む。)は、( )内に当第1四半期連結累計期間の平均従業員数(小数点以下を四捨五入)を外数で記載しております。
2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
② 提出会社の状況
当第1四半期累計期間において特記すべき事項はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループでは、生産実績に該当する事項がありませんので、記載をしておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産等を行っておりませんので、受注実績に関する記載をしておりません。
c.販売実績
当第1四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当社は、2021年4月1日付の株式交換により株式会社LITALICOパートナーズ(旧商号:株式会社LITALICO)の完全親会社となり連結いたしましたが、株式交換の前後でLITALICOグループにおける連結の範囲に実質的な変更はないため、前年同四半期と比較を行っている記載項目については、株式会社LITALICOパートナーズの2021年3月期第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)と、また、前連結会計年度末と比較を行っている項目については、株式会社LITALICOパートナーズの2021年3月期連結会計年度末(2021年3月31日)と比較しております。
(1) 業績の状況
| (単位:百万円) | ||||
| 2021年3月期 第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) | 2022年3月期 第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) | 増減額 | 増減率 | |
| 売上高 | 3,720 | 4,639 | 919 | 24.7% |
| 営業利益 | 250 | 397 | 147 | 58.7% |
| 経常利益 | 208 | 327 | 118 | 57.0% |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 110 | 114 | 3 | 2.9% |
| (単位:百万円) | |||||
| セグメント別業績 | 2021年3月期 第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) | 2022年3月期 第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) | 増減額 | 増減率 | |
| LITALICO ワークス 事業 | 売上高 | 1,887 | 2,087 | 199 | 10.6% |
| 利益 | 704 | 829 | 125 | 17.9% | |
| LITALICO ジュニア 事業 | 売上高 | 1,259 | 1,534 | 274 | 21.8% |
| 利益 | 138 | 192 | 53 | 39.0% | |
| LITALICO プラットフォーム 事業 | 売上高 | 212 | 430 | 217 | 102.5% |
| 利益又は損失(△) | △31 | 64 | 96 | - | |
| その他 | 売上高 | 359 | 586 | 227 | 63.1% |
| 利益又は損失(△) | △69 | △65 | 4 | - | |
(注) 当第1四半期連結会計期間より、従来「LITALICOジュニア事業」に含まれていた「LITALICOジュニアパーソナルコース」を「その他」に区分する方法に変更しております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント別業績については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
セグメントごとの業績は以下の通りです。
<その他>LITALICOジュニアパーソナルコースにおいては出店を再開したこと等により、新規問い合わせ数が復調し順調に生徒数が拡大しております。当第1四半期連結累計期間の新規拠点開設数は1拠点で累計23拠点となりました。LITALICOワンダーについてはオンラインコースの拡充等を通じて新規問い合わせ数が順調に増加し、生徒数の増加ペースが加速しています。LITALICOライフについては、オンラインでの契約が可能になるなど規制緩和を受けて、全国を対象にセミナーを行い、サービス提供地域を拡大するなど引き続き投資を行っております。また、人員の増強など成長に向けた投資を進めています。当第1四半期連結累計期間の売上高は586百万円(前年同四半期比63.1%増)、セグメント利益は△65百万円(前年同四半期比4百万円改善)となりました。
以上の結果、売上高は4,639百万円(前年同四半期比24.7%増)、営業利益は397百万円(前年同四半期比58.7%増)となりました。
経常利益は、株式会社Olive Unionへの持分法投資損失を67百万円としていることから、327百万円(前年同四半期比57.0%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、組織再編の影響もあり114百万円(前年同四半期比2.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は10,774百万円となりました。税金の支払等により現金及び預金が210百万円減少したものの、業容拡大による売掛金の増加313百万円、拠点開発に伴う有形固定資産の増加36百万円により、前連結会計年度末と比較して319百万円増加しました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は6,098百万円となりました。税金の支払による未払法人税等が524百万円減少したものの、借入金の増加899百万円により、前連結会計年度末と比較して234百万円増加しました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して85百万円増加し、4,675百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加114百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループにおきましては、以下7点を対処すべき課題として認識しております。
① インターネットプラットフォームの実現
発達障害や精神障害、障害児の子育てや障害者の就労等に関する質の高い情報の提供を望むたくさんの声がお客様からありました。
このようなお客様の要望に応えるため、発達障害の子どもや発達が気になる子どものご家族に向けて、2016年1月に『LITALICO発達ナビ』を、働くことに障害のある方に向けて、2018年3月に『LITALICO仕事ナビ』を、障害福祉施設で働きたい求職者に向けて、2019年2月に『LITALICOキャリア』を開設いたしました。今後も、お客様が質の高い情報を得られるよう、提供情報の網羅性の向上や、提供機能の拡大に取り組んでまいりたいと考えております。また、LITALICO発達ナビ・LITALICO仕事ナビにおいては障害福祉施設向けに事業運営を支援するサービスも展開しており、業界全体の質の向上に貢献してまいります。
② 既存の店舗サービスの安定的な出店拡大
すべての事業を合わせて235ヶ所の拠点(当第1四半期連結会計年度末時点)を運営しておりますが、各地で待機者が発生するなどお客様の要望に応えきれておりません。このようなお客様の要望に応えるためにも、事業計画に沿って全国に新規拠点を開設してまいりたいと考えております。
③ サービス提供範囲の拡大と収益源の多角化
障害者雇用制度及び障害者法定雇用率は今後も継続して維持・上昇が見込まれるものの、障害者総合支援法に規定されるLITALICOワークス事業の売上が当社グループの売上構成比の多くを占めることは、経営の健全性の観点からも課題となっております。
そのため、LITALICOジュニアパーソナルコースやLITALICOワンダー等を通じて、一般教育領域にもサービスを提供することで、当社グループのサービスの提供範囲の拡大に努めております。
以上のほか、他の障害福祉施設やお客様のご家族等のニーズに応えるため、新しいサービスの提供を検討し、実施することも重要な課題であると認識しており、LITALICO発達ナビ及びLITALICO仕事ナビにて障害福祉施設向けに事業運営を支援するサービスの提供を、LITALICOキャリアにおいては、障害福祉分野に特化した就職・転職支援サービスの提供をしております。LITALICOライフでは、障害のある子どもを持つご家族を対象にライフプランの作成を支援するサービス等を提供しております。
これらのサービスを拡大することで収益源を多角化し、更なる経営の健全化を図ってまいります。
④ 人材採用と育成
当社グループの事業は、障害者向け施設の運営サービス及びインターネットプラットフォームの構築・運営と福祉事業領域の組み合わせという、極めて専門的な領域であり、そのサービスの質を左右する最大の要素は人材の質であるとの認識から、人材の「採用と教育」に大きな経営資源を割いております。
採用活動においては、豊富な知見や専門性を持つキャリア人材の採用に留まらず、年齢が若く潜在能力の高い人材であれば新卒・キャリア人材を問わず採用し、社内で教育する方針を取っております。
人材育成面として、LITALICOグループにおける、福祉サービス運営のための人材育成の仕組みを活用し、インターネットプラットフォーム構築の側面においても提供する情報の質・量を適切に判断できる人材をグループ全体として育成をしております。引き続き、人材の採用・育成を行い、サービスの展開速度に見合うよう優秀な人材の確保に努めてまいります。
⑤ 知名度の向上、広告宣伝の強化
当社グループは障害者の就労問題の解決を目的に設立された経緯と発達障害児を主たる対象とした事業を行っていることから、障害者向けサービスという社会的認知が強いと認識しております。
ビジョンである「障害のない社会をつくる」は、生きづらさや、困難を抱えたすべての方を対象にして、実現したいビジョンであります。しかし、そのような社会的認知は、まだ広まっていないため、今後も引き続き、適切な知名度の向上、広告宣伝を行っていく必要があります。
なお、知名度の向上と広告宣伝の強化は、インターネットプラットフォームサービスの成長や優秀な人材の採用のためにも重要な課題であると認識しております。
⑥ 事業基盤の強化
a.提供サービスの平準化と質の向上
LITALICOワークス、LITALICOジュニアスタンダードコース、LITALICOジュニアパーソナルコース、LITALICOワンダーともに都道府県をまたぐ多店舗展開をしており、どの拠点でも同一水準のサービスを提供するための平準化が必要になります。そのため、事業ごとの教材、カリキュラム等を制作し、スタッフが質の高いサービスを常に提供できるように努めております。
b.地域・関係機関との連携強化
すべての事業及びサービスにおいてお客様やご家族への個別最適なサービスを提供することに加えて、学校、企業、地域社会といった外部環境への働きかけも重視しております。そのために、当社グループの事業及びサービス内容が地域、教育機関、行政及び病院等の関係機関や民間企業・団体に正確に理解され、これらの方々と協同して課題の解決に当たることが、重要な課題であると認識しております。
c.サービス間の連携強化
児童及びそのご家族を対象にしたLITALICOジュニアスタンダードコース・LITALICOジュニアパーソナルコース・LITALICOワンダー・LITALICO発達ナビ・LITALICOライフと、主に成人及びそのご家族を対象にしたLITALICOワークス・LITALICO仕事ナビという、個人向けサービスにおけるライフステージに沿ったワンストップサービス群が当社グループの強みであります。各サービスで蓄積した知見の共有や、指導計画・支援計画の共有化等で、お客様の利便性を高めるなど、更なるシナジー効果を発揮するための連携強化も重要な課題であると認識しております。
d.プラットフォーム事業を通じた連携強化
LITALICOグループにおける施設運営上のノウハウやデータ、各関連領域におけるシナジーの見極めなど、蓄積された情報の活用を、グループ内で一層効果的に実現するため、グループ内各サービスの連携の強化に向けた取り組みを行っております。また、LITALICOグループで蓄積された情報は、LITALICOプラットフォーム事業における各サービスの開発へ積極的に活用することで、障害のある当事者及びそのご家庭への支援につなげるとともに、福祉施設事業者に対する質の高いサービスを提供し、福祉領域におけるプラットフォーマーとして障害のない社会を実現するよう一層努めてまいります。
⑦ 新型コロナウイルス感染症への対応
当社における新型コロナウイルス対策につきましては、衛生管理を徹底した上で、拠点でのサービス提供を継続する他、オンラインでのサービス提供を開始する等、環境の変化に即した対応に努めております。
(4) 従業員数
① 連結会社の状況
当第1四半期連結会計期間末における当社グループの従業員数は、以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| LITALICOワークス事業 | 833 | (25) |
| LITALICOジュニア事業 | 998 | (100) |
| LITALICOプラットフォーム事業 | 162 | (29) |
| 報告セグメント計 | 1,993 | (154) |
| その他 | 221 | (269) |
| 全社(共通) | 175 | (26) |
| 合計 | 2,389 | (449) |
(注) 1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイトを含む。)は、( )内に当第1四半期連結累計期間の平均従業員数(小数点以下を四捨五入)を外数で記載しております。
2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
② 提出会社の状況
当第1四半期累計期間において特記すべき事項はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループでは、生産実績に該当する事項がありませんので、記載をしておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産等を行っておりませんので、受注実績に関する記載をしておりません。
c.販売実績
当第1四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) | |
| 販売高(百万円) | ||
| LITALICOワークス事業 | 2,087 | |
| LITALICOジュニア事業 | 1,534 | |
| LITALICOプラットフォーム事業 | 430 | |
| 報告セグメント計 | 4,052 | |
| その他 | 586 | |
| 合計 | 4,639 | |