四半期報告書-第7期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における世界経済は、国や地域にばらつきはあるものの、総じてコロナ危機による落ち込みから回復の動きを続けました。国内経済においては、ワクチン接種完了者の増加や、一定の防疫措置を講じることにより経済の再開が進むと期待されたものの、先行き不透明な状態が続きました。
そのような環境下、当社では継続的な事業成長の実現に向けて、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の機能追加、提携パートナーの拡充、事業基盤強化のための人材採用、テレビコマーシャルなどの広告宣伝活動等に積極的に取り組みました。
ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の機能追加については、2月よりダイレクト事業において、「おまかせNISA」の提供を開始しております。「おまかせNISA」は、NISAの非課税メリットを活用しながら、「長期・積立・分散」の資産運用を「WealthNavi(ウェルスナビ)」にすべておまかせできる機能となっております。また、提携パートナー事業においても「おまかせNISA」の提供が拡大しております。6月提供開始の「WealthNavi for SBI証券」「北國おまかせNavi」に加え、7月に「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」「WealthNavi for ソニー銀行」、8月に11の提携サービスで「おまかせNISA」の提供を開始し、15の提携サービスにおいて「おまかせNISA」の利用が可能となっております。
加えて、提携パートナーの拡充も推進しており、8月に株式会社中京銀行との業務提携により「〈中京〉おまかせNavi」の提供を開始しております。また、6月に株式会社大光銀行と業務提携契約を締結しており、今後、対面とオンラインを融合させたハイブリッド型の投資一任サービスの提供を予定しております。
この結果、当第3四半期会計期間末時点での運用者数は30.3万人、預かり資産は5,488億円となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、営業収益は32億10百万円(前年同期比81.9%増)、営業収益より金融費用15百万円を控除した純営業収益は31億95百万円(前年同期比82.6%増)となりました。また、販売費・一般管理費は34億63百万円(前年同期比37.6%増)となり、その結果、広告宣伝費除く営業利益は9億54百万円(前年同期比1,255.8%増)、営業損失は2億68百万円(前年同期は営業損失7億66百万円)、経常損失は2億68百万円(前年同期は経常損失7億65百万円)、四半期純損失は2億71百万円(前年同期は純損失7億67百万円)となりました。
なお、当社はロボアドバイザー事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比較して39億52百万円増加し、193億30百万円となりました。これは主に、顧客分別金信託の増加34億円によるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比較して35億50百万円増加し、120億12百万円となりました。これは主に、お客様からの入金額の増加等に伴う預り金の増加33億70百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末と比較して4億2百万円増加し、73億18百万円となりました。これは主に、オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資等に伴う資本金の増加3億36百万円及び資本準備金の増加3億36百万円、四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少2億71百万円によるものであります。
(3) 生産、受注及び販売の状況
当社が営む事業は、提供するサービスの性格上、生産、受注及び販売の状況の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期累計期間において、資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における世界経済は、国や地域にばらつきはあるものの、総じてコロナ危機による落ち込みから回復の動きを続けました。国内経済においては、ワクチン接種完了者の増加や、一定の防疫措置を講じることにより経済の再開が進むと期待されたものの、先行き不透明な状態が続きました。
そのような環境下、当社では継続的な事業成長の実現に向けて、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の機能追加、提携パートナーの拡充、事業基盤強化のための人材採用、テレビコマーシャルなどの広告宣伝活動等に積極的に取り組みました。
ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の機能追加については、2月よりダイレクト事業において、「おまかせNISA」の提供を開始しております。「おまかせNISA」は、NISAの非課税メリットを活用しながら、「長期・積立・分散」の資産運用を「WealthNavi(ウェルスナビ)」にすべておまかせできる機能となっております。また、提携パートナー事業においても「おまかせNISA」の提供が拡大しております。6月提供開始の「WealthNavi for SBI証券」「北國おまかせNavi」に加え、7月に「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」「WealthNavi for ソニー銀行」、8月に11の提携サービスで「おまかせNISA」の提供を開始し、15の提携サービスにおいて「おまかせNISA」の利用が可能となっております。
加えて、提携パートナーの拡充も推進しており、8月に株式会社中京銀行との業務提携により「〈中京〉おまかせNavi」の提供を開始しております。また、6月に株式会社大光銀行と業務提携契約を締結しており、今後、対面とオンラインを融合させたハイブリッド型の投資一任サービスの提供を予定しております。
この結果、当第3四半期会計期間末時点での運用者数は30.3万人、預かり資産は5,488億円となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、営業収益は32億10百万円(前年同期比81.9%増)、営業収益より金融費用15百万円を控除した純営業収益は31億95百万円(前年同期比82.6%増)となりました。また、販売費・一般管理費は34億63百万円(前年同期比37.6%増)となり、その結果、広告宣伝費除く営業利益は9億54百万円(前年同期比1,255.8%増)、営業損失は2億68百万円(前年同期は営業損失7億66百万円)、経常損失は2億68百万円(前年同期は経常損失7億65百万円)、四半期純損失は2億71百万円(前年同期は純損失7億67百万円)となりました。
なお、当社はロボアドバイザー事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比較して39億52百万円増加し、193億30百万円となりました。これは主に、顧客分別金信託の増加34億円によるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比較して35億50百万円増加し、120億12百万円となりました。これは主に、お客様からの入金額の増加等に伴う預り金の増加33億70百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末と比較して4億2百万円増加し、73億18百万円となりました。これは主に、オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資等に伴う資本金の増加3億36百万円及び資本準備金の増加3億36百万円、四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少2億71百万円によるものであります。
(3) 生産、受注及び販売の状況
当社が営む事業は、提供するサービスの性格上、生産、受注及び販売の状況の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期累計期間において、資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。