四半期報告書-第4期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
「将来の事象を予測する人工知能(AI)を用いて、データに基づく意思決定に従い、顧客企業の事業が成長・成功することを支援する」ことが当社グループのミッションです。当社グループは、将来、全ての企業のソフトウェアにAIが搭載され、企業の意思決定がより正確で自動的にかつユーザーの行動を先回りするような形で実行されるようになると想定しています。
当第1四半期連結累計期間においては、営業体制の強化を行い、かつ、継続的にソリューションの改善に努めた結果、当社サービスへの需要が拡大することとなりました。2021年3月におけるARR(注1)は10,572百万円となり、2020年3月の7,918百万円からの成長率は34%となっています。また、当第1四半期連結累計期間の売上収益は2,749,281千円(前年同期比26.8%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間の売上総利益は1,310,681千円(前年同期比39.7%増)となりました。これは、CrossXのアルゴリズムの正確性が増したことに伴いより効率的なマーケティングキャンペーンの実施が可能になったこと、かつ、売上総利益率の高いAIQUA、AiDeal及びAIXONからの売上が増えたため、売上総利益率が改善したことによるものであります。また、将来的な事業拡大のために営業人員やエンジニアの人件費等に対する先行投資を行ったこと及び一時的な上場関連費用の発生等に伴い営業損失は535,631千円(前第1四半期連結累計期間は373,605千円の損失)、税引前四半期損失は548,421千円(前第1四半期連結累計期間は396,778千円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は581,114千円(前第1四半期連結累計期間は404,529千円の損失)となりました。
(注) 1.Annual Recurring Revenueの略。年間経常収益。利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、関連する期間における1か月平均のリカーリング売上収益(注2)を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、関連する期間の最終月のリカーリング売上収益を12倍することで年換算して得られた金額です。2021年3月のARRは、利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては2020年10月から2021年3月のリカーリング売上収益の1か月平均を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては2021年3月のリカーリング売上収益を12倍して算出しております。
2.リカーリング顧客(利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、①当社グループのソリューションを4四半期以上連続で使用している顧客企業及び②直近1年以内の新規顧客企業で当社グループのソリューションを3カ月以上連続で使用している顧客企業を、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、当社グループと1年以上の契約を締結している顧客企業をいいます。)からの売上収益
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は25,962,461千円であり、前連結会計年度末に比べて13,568,713千円増加しております。流動資産は前連結会計年度末に比べて13,325,021千円増加しており、主な増加要因は株式の発行による現金及び現金同等物の増加(前連結会計年度末比13,132,303千円増)、売上収益の増加による契約資産の増加(同415,382千円増)によるものであります。非流動資産は前連結会計年度末に比べて243,692千円増加しており、主な増加要因は資産化の要件を満たす開発費用の資産計上によるのれん及び無形資産の増加(同342,342千円増)であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は4,956,265千円であり、前連結会計年度末に比べて230,685千円増加しております。流動負債は前連結会計年度末に比べて265,014千円増加しており、主な増加要因は上場関連費用等の増加によるその他の債務の増加(前連結会計年度末比132,055千円増)であります。非流動負債は前連結会計年度末に比べて34,329千円減少しております。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末の資本合計は21,006,196千円であり、前連結会計年度末に比べて13,338,028千円増加しております。増加要因は株式の発行等による資本金の増加(前連結会計年度末比6,784,074千円増)及び資本剰余金の増加(同6,609,086千円増)、為替変動によるその他の資本の構成要素の増加(同525,982千円増)であり、減少要因は当期損失計上による利益剰余金の減少(同581,114千円減)であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、14,767,010千円(前連結会計年度末比13,132,303千円増)となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は622,285千円となり、前第1四半期連結累計期間の支出315,035千円と比べ、307,250千円支出が増加しました。主な支出の増加要因は契約資産の増加360,675千円(前第1四半期連結累計期間は契約資産が21,569千円減少)、税引前四半期損失548,421千円の拡大(前年同期比で151,643千円損失が拡大)であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は246,731千円となり、前第1四半期連結累計期間の支出2,578,892千円と比べ、2,825,623千円収入が増加しました。主な収入の増加要因は、定期預金の預入による支出が前年同期比で2,397,626千円減少したこと、定期預金の払戻による収入529,460千円(前第1四半期連結累計期間はゼロ)であり、主な収入の減少要因は無形資産の取得による支出275,694千円(前年同期比で100,960千円支出が増加)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は13,448,679千円となり、前第1四半期連結累計期間の支出91,305千円と比べ、13,539,984千円収入が増加しました。収入の主な増加要因は株式の発行による収入13,568,148千円(前第1四半期連結累計期間はゼロ)であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、422,288千円であります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動についての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
「将来の事象を予測する人工知能(AI)を用いて、データに基づく意思決定に従い、顧客企業の事業が成長・成功することを支援する」ことが当社グループのミッションです。当社グループは、将来、全ての企業のソフトウェアにAIが搭載され、企業の意思決定がより正確で自動的にかつユーザーの行動を先回りするような形で実行されるようになると想定しています。
当第1四半期連結累計期間においては、営業体制の強化を行い、かつ、継続的にソリューションの改善に努めた結果、当社サービスへの需要が拡大することとなりました。2021年3月におけるARR(注1)は10,572百万円となり、2020年3月の7,918百万円からの成長率は34%となっています。また、当第1四半期連結累計期間の売上収益は2,749,281千円(前年同期比26.8%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間の売上総利益は1,310,681千円(前年同期比39.7%増)となりました。これは、CrossXのアルゴリズムの正確性が増したことに伴いより効率的なマーケティングキャンペーンの実施が可能になったこと、かつ、売上総利益率の高いAIQUA、AiDeal及びAIXONからの売上が増えたため、売上総利益率が改善したことによるものであります。また、将来的な事業拡大のために営業人員やエンジニアの人件費等に対する先行投資を行ったこと及び一時的な上場関連費用の発生等に伴い営業損失は535,631千円(前第1四半期連結累計期間は373,605千円の損失)、税引前四半期損失は548,421千円(前第1四半期連結累計期間は396,778千円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は581,114千円(前第1四半期連結累計期間は404,529千円の損失)となりました。
(注) 1.Annual Recurring Revenueの略。年間経常収益。利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、関連する期間における1か月平均のリカーリング売上収益(注2)を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、関連する期間の最終月のリカーリング売上収益を12倍することで年換算して得られた金額です。2021年3月のARRは、利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては2020年10月から2021年3月のリカーリング売上収益の1か月平均を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては2021年3月のリカーリング売上収益を12倍して算出しております。
2.リカーリング顧客(利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、①当社グループのソリューションを4四半期以上連続で使用している顧客企業及び②直近1年以内の新規顧客企業で当社グループのソリューションを3カ月以上連続で使用している顧客企業を、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、当社グループと1年以上の契約を締結している顧客企業をいいます。)からの売上収益
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は25,962,461千円であり、前連結会計年度末に比べて13,568,713千円増加しております。流動資産は前連結会計年度末に比べて13,325,021千円増加しており、主な増加要因は株式の発行による現金及び現金同等物の増加(前連結会計年度末比13,132,303千円増)、売上収益の増加による契約資産の増加(同415,382千円増)によるものであります。非流動資産は前連結会計年度末に比べて243,692千円増加しており、主な増加要因は資産化の要件を満たす開発費用の資産計上によるのれん及び無形資産の増加(同342,342千円増)であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は4,956,265千円であり、前連結会計年度末に比べて230,685千円増加しております。流動負債は前連結会計年度末に比べて265,014千円増加しており、主な増加要因は上場関連費用等の増加によるその他の債務の増加(前連結会計年度末比132,055千円増)であります。非流動負債は前連結会計年度末に比べて34,329千円減少しております。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末の資本合計は21,006,196千円であり、前連結会計年度末に比べて13,338,028千円増加しております。増加要因は株式の発行等による資本金の増加(前連結会計年度末比6,784,074千円増)及び資本剰余金の増加(同6,609,086千円増)、為替変動によるその他の資本の構成要素の増加(同525,982千円増)であり、減少要因は当期損失計上による利益剰余金の減少(同581,114千円減)であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、14,767,010千円(前連結会計年度末比13,132,303千円増)となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は622,285千円となり、前第1四半期連結累計期間の支出315,035千円と比べ、307,250千円支出が増加しました。主な支出の増加要因は契約資産の増加360,675千円(前第1四半期連結累計期間は契約資産が21,569千円減少)、税引前四半期損失548,421千円の拡大(前年同期比で151,643千円損失が拡大)であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は246,731千円となり、前第1四半期連結累計期間の支出2,578,892千円と比べ、2,825,623千円収入が増加しました。主な収入の増加要因は、定期預金の預入による支出が前年同期比で2,397,626千円減少したこと、定期預金の払戻による収入529,460千円(前第1四半期連結累計期間はゼロ)であり、主な収入の減少要因は無形資産の取得による支出275,694千円(前年同期比で100,960千円支出が増加)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は13,448,679千円となり、前第1四半期連結累計期間の支出91,305千円と比べ、13,539,984千円収入が増加しました。収入の主な増加要因は株式の発行による収入13,568,148千円(前第1四半期連結累計期間はゼロ)であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、422,288千円であります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動についての重要な変更はありません。