四半期報告書-第4期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
「将来の事象を予測する人工知能(AI)を用いて、データに基づく意思決定に従い、顧客企業の事業が成長・成功することを支援する」ことが当社グループのミッションです。当社グループは、将来、全ての企業のソフトウェアにAIが搭載され、企業の意思決定がより正確で自動的にかつユーザーの行動を先回りするような形で実行されるようになると想定しています。
当第3四半期連結累計期間においては、営業体制の強化を行い、かつ、継続的にソリューションの改善に努めた結果、当社サービスへの需要が拡大することとなりました。2021年9月におけるARR(注1)は11,739百万円となり、2020年9月の7,938百万円からの成長率は47.9%となっています。また、当第3四半期連結累計期間の売上収益は8,756,175千円(前年同期比41.8%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の売上総利益は4,312,784千円(前年同期比58.5%増)となりました。これは、CrossXのアルゴリズムの正確性が増したことに伴い、より効率的なマーケティングキャンペーンの実施が可能になったこと、かつ、売上総利益率の高いAIQUA、AiDeal及びAIXONからの売上が増えたため、売上総利益率が改善したことによるものであります。また、将来的な事業拡大のために営業人員やエンジニアの人件費等に対する先行投資を行ったこと及び一時的な上場関連費用277,784千円の発生等に伴い、EBITDA(注3)は364,370千円の損失(前第3四半期連結累計期間は1,047,301千円の損失)、営業損失は968,484千円(前第3四半期連結累計期間は1,384,368千円の損失)、税引前四半期損失は1,016,435千円(前第3四半期連結累計期間は1,367,315千円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は1,067,931千円(前第3四半期連結累計期間は1,393,295千円の損失)となりました。
(注) 1.Annual Recurring Revenueの略。年間経常収益。利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、関連する期間における1か月平均のリカーリング売上収益(注2)を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、関連する期間の最終月のリカーリング売上収益を12倍することで年換算して得られた金額です。2021年9月のARRは、利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては2021年4月から2021年9月のリカーリング売上収益の1か月平均を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては2021年9月のリカーリング売上収益を12倍して算出しております。
2.リカーリング顧客(利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、①当社グループのソリューションを4四半期以上連続で使用している顧客企業及び②直近1年以内の新規顧客企業で当社グループのソリューションを3カ月以上連続で使用している顧客企業を、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、当社グループと1年以上の契約を締結している顧客企業をいいます。)からの売上収益
3.EBITDA=営業利益+減価償却費及び無形資産償却費+営業費用に含まれる税金費用
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は28,425,728千円であり、前連結会計年度末に比べて16,031,980千円増加しております。流動資産は前連結会計年度末に比べて13,844,506千円増加しており、主な増加要因は定期預金の預入による増加(前連結会計年度末比6,939,226千円増)、株式の発行による現金及び現金同等物の増加(同5,983,334千円増)、売上収益の増加による契約資産の増加(同542,032千円増)及び営業債権の増加(同333,843千円増)であります。非流動資産は前連結会計年度末に比べて2,187,474千円増加しており、主な増加要因は資産化の要件を満たす開発費用の資産計上及び子会社の取得によるのれん及び無形資産の増加(同1,269,859千円増)、リース期間の見積りの変更に伴う使用権資産の増加(同849,901千円増)であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は6,140,727千円であり、前連結会計年度末に比べて1,415,147千円増加しております。流動負債は前連結会計年度末に比べて329,246千円増加しており、主な増加要因は子会社の取得に伴う条件付対価に係る債務の計上によるその他の債務の増加(前連結会計年度末比198,579千円増)、外貨借入の為替換算による借入金の増加(同142,866千円増)、売上原価の増加に伴う営業債務の増加(同123,418千円増)であり、主な減少要因はリース負債の返済による減少(同157,973千円減)であります。非流動負債は前連結会計年度末に比べて1,085,901千円増加しており、主な増加要因はリース期間の見積りの変更に伴うリース負債の増加(同969,161千円増)、子会社の取得に伴う条件付対価に係る債務の計上によるその他の債務の増加(同82,762千円増)であります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は22,285,001千円であり、前連結会計年度末に比べて14,616,833千円増加しております。増加要因は株式の発行等による資本金の増加(前連結会計年度末比7,520,714千円増)及び資本剰余金の増加(同7,367,936千円増)、為替変動によるその他の資本の構成要素の増加(同796,114千円増)であり、減少要因は四半期損失計上による利益剰余金の減少(同1,067,931千円減)であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、7,618,041千円(前連結会計年度末比5,983,334千円増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は1,269,058千円となり、前第3四半期連結累計期間の支出911,015千円と比べ、358,043千円支出が増加しました。主な支出の増加要因は契約資産の増加479,251千円(前第3四半期連結累計期間は契約資産が10,099千円増加)、営業債権の増加247,842千円(前第3四半期連結累計期間は営業債権が28,405千円減少)、その他の債務の減少54,851千円(前第3四半期連結累計期間はその他の債務が146,140千円増加)であり、主な支出の減少要因は税引前四半期損失の縮小(前年同期比で350,880千円損失が縮小)、減価償却費及び無形資産償却費の増加(同159,743千円増)であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7,308,478千円となり、前第3四半期連結累計期間の支出2,955,015千円と比べ、4,353,463千円支出が増加しました。主な支出の増加要因は定期預金の預入による支出の増加(前年同期比で6,930,302千円支出が増加)、無形資産の取得による支出の増加(同416,868千円支出が増加)であり、主な支出の減少要因は定期預金の払戻による収入の増加(同2,999,973千円収入が増加)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は14,503,315千円となり、前第3四半期連結累計期間の収入1,279,926千円と比べ、13,223,389千円収入が増加しました。主な収入の増加要因は株式の発行による収入15,041,428千円(前第3四半期連結累計期間はゼロ)、短期借入金の返済による支出の減少(前年同期比で226,669千円支出が減少)であり、主な収入の減少要因は短期借入による収入の減少(同1,249,072千円収入が減少)、親会社からの借入による収入の減少(同535,172千円収入が減少)、株式発行費用の支出210,697千円(前第3四半期連結累計期間はゼロ)であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、1,243,607千円であります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動についての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
「将来の事象を予測する人工知能(AI)を用いて、データに基づく意思決定に従い、顧客企業の事業が成長・成功することを支援する」ことが当社グループのミッションです。当社グループは、将来、全ての企業のソフトウェアにAIが搭載され、企業の意思決定がより正確で自動的にかつユーザーの行動を先回りするような形で実行されるようになると想定しています。
当第3四半期連結累計期間においては、営業体制の強化を行い、かつ、継続的にソリューションの改善に努めた結果、当社サービスへの需要が拡大することとなりました。2021年9月におけるARR(注1)は11,739百万円となり、2020年9月の7,938百万円からの成長率は47.9%となっています。また、当第3四半期連結累計期間の売上収益は8,756,175千円(前年同期比41.8%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の売上総利益は4,312,784千円(前年同期比58.5%増)となりました。これは、CrossXのアルゴリズムの正確性が増したことに伴い、より効率的なマーケティングキャンペーンの実施が可能になったこと、かつ、売上総利益率の高いAIQUA、AiDeal及びAIXONからの売上が増えたため、売上総利益率が改善したことによるものであります。また、将来的な事業拡大のために営業人員やエンジニアの人件費等に対する先行投資を行ったこと及び一時的な上場関連費用277,784千円の発生等に伴い、EBITDA(注3)は364,370千円の損失(前第3四半期連結累計期間は1,047,301千円の損失)、営業損失は968,484千円(前第3四半期連結累計期間は1,384,368千円の損失)、税引前四半期損失は1,016,435千円(前第3四半期連結累計期間は1,367,315千円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は1,067,931千円(前第3四半期連結累計期間は1,393,295千円の損失)となりました。
(注) 1.Annual Recurring Revenueの略。年間経常収益。利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、関連する期間における1か月平均のリカーリング売上収益(注2)を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、関連する期間の最終月のリカーリング売上収益を12倍することで年換算して得られた金額です。2021年9月のARRは、利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては2021年4月から2021年9月のリカーリング売上収益の1か月平均を12倍し、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては2021年9月のリカーリング売上収益を12倍して算出しております。
2.リカーリング顧客(利用量ベースの価格体系で提供するソリューションについては、①当社グループのソリューションを4四半期以上連続で使用している顧客企業及び②直近1年以内の新規顧客企業で当社グループのソリューションを3カ月以上連続で使用している顧客企業を、サブスクリプション方式で提供するソリューションについては、当社グループと1年以上の契約を締結している顧客企業をいいます。)からの売上収益
3.EBITDA=営業利益+減価償却費及び無形資産償却費+営業費用に含まれる税金費用
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は28,425,728千円であり、前連結会計年度末に比べて16,031,980千円増加しております。流動資産は前連結会計年度末に比べて13,844,506千円増加しており、主な増加要因は定期預金の預入による増加(前連結会計年度末比6,939,226千円増)、株式の発行による現金及び現金同等物の増加(同5,983,334千円増)、売上収益の増加による契約資産の増加(同542,032千円増)及び営業債権の増加(同333,843千円増)であります。非流動資産は前連結会計年度末に比べて2,187,474千円増加しており、主な増加要因は資産化の要件を満たす開発費用の資産計上及び子会社の取得によるのれん及び無形資産の増加(同1,269,859千円増)、リース期間の見積りの変更に伴う使用権資産の増加(同849,901千円増)であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は6,140,727千円であり、前連結会計年度末に比べて1,415,147千円増加しております。流動負債は前連結会計年度末に比べて329,246千円増加しており、主な増加要因は子会社の取得に伴う条件付対価に係る債務の計上によるその他の債務の増加(前連結会計年度末比198,579千円増)、外貨借入の為替換算による借入金の増加(同142,866千円増)、売上原価の増加に伴う営業債務の増加(同123,418千円増)であり、主な減少要因はリース負債の返済による減少(同157,973千円減)であります。非流動負債は前連結会計年度末に比べて1,085,901千円増加しており、主な増加要因はリース期間の見積りの変更に伴うリース負債の増加(同969,161千円増)、子会社の取得に伴う条件付対価に係る債務の計上によるその他の債務の増加(同82,762千円増)であります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は22,285,001千円であり、前連結会計年度末に比べて14,616,833千円増加しております。増加要因は株式の発行等による資本金の増加(前連結会計年度末比7,520,714千円増)及び資本剰余金の増加(同7,367,936千円増)、為替変動によるその他の資本の構成要素の増加(同796,114千円増)であり、減少要因は四半期損失計上による利益剰余金の減少(同1,067,931千円減)であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、7,618,041千円(前連結会計年度末比5,983,334千円増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は1,269,058千円となり、前第3四半期連結累計期間の支出911,015千円と比べ、358,043千円支出が増加しました。主な支出の増加要因は契約資産の増加479,251千円(前第3四半期連結累計期間は契約資産が10,099千円増加)、営業債権の増加247,842千円(前第3四半期連結累計期間は営業債権が28,405千円減少)、その他の債務の減少54,851千円(前第3四半期連結累計期間はその他の債務が146,140千円増加)であり、主な支出の減少要因は税引前四半期損失の縮小(前年同期比で350,880千円損失が縮小)、減価償却費及び無形資産償却費の増加(同159,743千円増)であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7,308,478千円となり、前第3四半期連結累計期間の支出2,955,015千円と比べ、4,353,463千円支出が増加しました。主な支出の増加要因は定期預金の預入による支出の増加(前年同期比で6,930,302千円支出が増加)、無形資産の取得による支出の増加(同416,868千円支出が増加)であり、主な支出の減少要因は定期預金の払戻による収入の増加(同2,999,973千円収入が増加)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は14,503,315千円となり、前第3四半期連結累計期間の収入1,279,926千円と比べ、13,223,389千円収入が増加しました。主な収入の増加要因は株式の発行による収入15,041,428千円(前第3四半期連結累計期間はゼロ)、短期借入金の返済による支出の減少(前年同期比で226,669千円支出が減少)であり、主な収入の減少要因は短期借入による収入の減少(同1,249,072千円収入が減少)、親会社からの借入による収入の減少(同535,172千円収入が減少)、株式発行費用の支出210,697千円(前第3四半期連結累計期間はゼロ)であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、1,243,607千円であります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動についての重要な変更はありません。