四半期報告書-第12期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

【提出】
2024/02/14 15:10
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるわが国経済は、製造業の活況に支えられ、円安の進行もあり輸出が堅調に推移した一方で、内需の回復は鈍く、新型コロナ変異株や地政学的リスクが懸念されました。日銀の金融政策は慎重な調整が続き、景気の変動や国際的なリスクに対応する姿勢を示しつつ、引き続きゼロ金利政策が維持されました。
こうした環境下、当社は慶應義塾大学発ベンチャーとして、“ビジョナリーイノベーションで未来をごきげんにする”をキーワードに、近視、ドライアイ、老眼、また脳疾患の治療に画期的なイノベーションを起こすことを目指し、 中長期的な事業の拡大と収益向上を目指し、事業活動を行ってまいりました。
研究開発では引き続き、新規知財の発見及び新規パイプライン追加のための基礎研究、知財の導出及び共同研究先であるパートナー企業との研究開発の強化や、ポテンシャルの大きい中国市場への参入を睨んだ事業活動に加えて、ヘルスケア分野でのコモディティ開発にも注力しました。
また公的資金については、老齢犬の認知機能低下の予防、早期介入を目指した研究開発が中小企業庁「令和5年度成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)公募」に、「強膜菲薄化治療用点眼剤及び強膜菲薄化治療剤のスクリーニング方法」が「令和5年度外国特許出願費用助成事業における助成対象」に採択されました。
研究論文では、「バイオレットライトはマウス網膜において OPN5 を介して EGR-1 の発現を亢進する」「小胞体ストレス誘発近視モデルマウスの確立」「ブナゾシン塩酸塩の点眼は、脈絡膜血流の増加により近視進行を抑制する」を公表しました。
事業開発では、TLG-001の検証的臨床試験の被験者の組み入れが完了し、治験を継続、TLG-005のうつ病、パーキンソン病の特定臨床研究における被験者の組み入れも完了し、被験者の観察を経て統計解析を実施するとともに、MCI(軽度認知障害)の被験者組み入れの推進を継続しました。この他TLM-003では、パートナー企業であるロート製薬株式会社により国内治験(フェーズ1)が開始されました。
一方で、2026年3月期に終了予定であるTLG-001の検証的臨床試験およびその後に実施される統計解析(期間は1年を予定)に係る費用が契約金額を超過する見込みとなり、契約損失引当金として372,140千円を計上いたしました。
これらの結果、当第3四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
なお、当社は研究開発事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は行っておりません。
(単位:千円)
売上高営業利益
又は
営業損失
(△)
経常利益
又は
経常損失
(△)
四半期純利益
又は
四半期純損失(△)
1株当たり
四半期純利益
又は
1株当たり
四半期純損失
(△)
当第3四半期
累計期間
174,025△956,716△950,766△955,474△37.51円
前第3四半期
累計期間
882,116311,712290,706201,5828.26円
増減△708,091△1,268,428△1,241,472△1,157,057△45.78円


(2)財政状態に関する説明
(財政状況)
前事業年度当第3四半期
会計期間末
増減
資産合計(千円)2,672,9612,002,197△670,764
負債合計(千円)722,588949,122226,534
純資産合計(千円)1,950,3731,053,074△897,298
自己資本比率(%)73.052.6△20.4
1株当たり純資産(円)77.0741.17△35.90

(流動資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産の残高は、1,924,306千円となり、前事業年度末に比べて644,309千円減少いたしました。これは、前払費用20,690千円、その他に含まれる未収入金が12,067千円、未収消費税等が20,562千円及び未収還付法人税等が34,181千円増加し、現金及び預金が651,969千円、売掛金が16,923千円及び仕掛品が62,943千円減少したことが主な要因であります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末の固定資産の残高は、77,890千円となり、前事業年度末に比べて26,455千円減少いたしました。これは、工具、器具及び備品が19,416千円、特許権が1,955千円及び繰延税金資産が3,996千円減少したことが主な要因であります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債の残高は、850,582千円となり、前事業年度末に比べて242,854千円増加いたしました。これは、契約損失引当金が372,140千円増加し、未払金が21,890千円、未払法人税等が34,494千円及び契約負債が62,149千円減少したことが主な要因であります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末の固定負債の残高は、98,540千円となり、前事業年度末に比べて16,320千円減少いたしました。これは、長期借入金が16,320千円減少したことが要因であります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は、1,053,074千円となり、前事業年度末に比べて897,298千円減少いたしました。これは、新株予約権行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ29,088千円増加し、四半期純損失955,474千円を計上したことが要因であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は143,105千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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