有価証券報告書-第56期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 10:28
【資料】
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【項目】
85項目

研究開発活動

当社は、将来ビジョンである「New Design For The Next ~「計装」の総合力で、未来を拓く」の精神の下、本社事業本部を中心に、計装を中心とした様々な研究開発活動を行っております。
計装エンジニアリング会社である当社の性格上、研究開発の内容は、シーズや基礎研究というよりは、様々な計装技術の応用研究、基礎技術の汎用化研究などが中心となります。
当事業年度における研究開発費は、各セグメントに配分できない全社共通の費用で89百万円となりました。
主要な研究開発活動は、次のとおりであります。
(1)クラウド型エネルギーマネジメントサービスの開発
昨年度に引き続き、オフィスやテナントビル、工場等のエネルギー情報を計測し、インターネットを利用してエネルギーの使用状況や分析結果等をお客様に提供する「クラウド型エネルギーマネジメントサービス」の実運用に向け、サービスの機能拡充や社外でのフィールドテスト等を行いました。
(2)各種業務ツールの開発
作業効率の向上を目的として、省エネルギー診断等を支援する「ERツール」、「省エネチューニング支援ツール」等の開発を行いました。
(3)スマート技術開発
スマートコミュニティ形成における、デマンドレスポンスによる需要家側のエネルギー消費をコントロールする「スマートBEMS」の開発を中心に、スマート技術に関する研究・開発を行いました。