訂正有価証券報告書-第79期(平成26年10月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2016/02/09 11:30
【資料】
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【項目】
130項目
⑪ 継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク ⑩不正行為について」に記載のとおり、当社グループにおいて、不明瞭な資金の流れ等が判明し、それを受けて行われた調査委員会による調査において、元会長に対する便宜が図られている事実等が発見され、また、当社子会社である盛田㈱において未払拡売費が過少計上されている事実も発見され、不適切な会計処理が行われていたこと等の事実が明らかになりました。これにより、当社グループの企業イメージの低下の懸念が生じており、前連結会計年度までとは異なる要因で新たに継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況(以下「重要事象等」という)が存在することとなりました。
このような状況のなか、「重要事象等」を改善するための対策として、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フォローの状況の分析 (6) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策」に記載の新経営体制及び再発防止策等を実施することにより企業イメージの回復を図るとともに、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フォローの状況の分析 (5) 経営戦略の現状と見通し」に記載の新中期経営計画をスタートし、業界での存在感確立(ブランド価値再構築)を進め、収支の改善を図ってまいります。また、資金面においては、金融機関からの継続的支援も得ており、引き続き、金融機関からの支援に変化が生じないよう対応しております。
以上の対応の結果、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、「継続企業の前提に関する注記」の記載には至っておりません。