四半期報告書-第97期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
《日本経済の概況》
・企業収益や雇用情勢は改善がみられるものの、消費税率引上げや天候不順の影響により個人消費は持ち直しの動きが足踏み状態になるなど、景気の先行きは不透明な状況
《食品・食品物流業界の概況》
・食品業界では、円安進行により輸入品の調達コストが上昇し水産品や畜産品も全般的に高値で推移、一方、川下では業態を超えた販売競争が激化
・食品物流業界では、燃油価格の高止まりや規制強化に伴うドライバー不足により車両調達コストが上昇するなど厳しい状況が続く
《連結経営成績》
(単位:百万円)
(ポイントは億円単位で単位未満切捨て)
① 連結売上高のポイント
加工食品事業は調理冷凍食品の販売が好調に推移し88億円の増収、低温物流事業は前年度に稼働した物流センターの売上げが寄与したことなどにより56億円の増収となり、グループ全体では189億円の増収
② 連結営業利益のポイント
輸配送コスト上昇の影響などにより低温物流事業が2億円の減益となったものの、加工食品事業は11億円、畜産事業は3億円の増益となり、グループ全体では11億円の増益
③ 連結純利益のポイント
連結経常利益は13億円の増益、四半期純利益は前期に計上した投資有価証券売却益がなくなり微増にとどまる
(2) セグメント別の概況
(単位:百万円)
① 加工食品事業
・国内では中食需要が堅調に推移するなか、業務用を中心に調理冷凍食品の販売が拡大するとともに、海外子会社の売上げも伸長し増収
・円安による原材料・仕入コスト上昇の影響があったものの、増収効果や生産性の改善・前年度の価格改定などのコスト吸収策の継続効果が寄与し増益
(単位:百万円)
家庭用調理冷凍食品
・消費税増税の影響を受けたものの、「本格焼おにぎり」・「本格炒め炒飯(塩)」など主力の米飯類や、リニューアルした「ミニハンバーグ」が好調に推移し増収
業務用調理冷凍食品
・中食向けを中心にチキン加工品やコロッケ、春巻などの取扱いが拡大し大幅な増収
農産加工品
・家庭用では枝豆やブロッコリー、業務用では、ほうれん草などの「そのまま使えるシリーズ」の販売が順調に推移し増収
海外(平成26年1月~平成26年6月)
・北米におけるアジアンフーズ(家庭用冷凍食品)の取扱いが伸長したことに加え、タイ子会社のEU向けチキン加工品の販売が好調に推移し大幅な増収
② 水産事業
・水産物の相場が全般的に高水準で推移する状況のもと、中食・外食向けに最適な加工度で商品を提供する取組みが奏功し売上げ・利益とも前期を上回る
・供給不足により価格が高値圏にある「えび」の需要が減退したものの、円安を背景にした国内産品の輸出や販売価格が上昇した「たこ」が収益に寄与
③ 畜産事業
・豚肉は相場高により消費量が減少するなか輸入品を中心に売上げを確保したことや、代替需要により鶏肉の販売が好調に推移し増収
・円安により仕入コストが上昇したものの、販売価格への転嫁が進んだことなどにより増益
④ 低温物流事業
・冷蔵倉庫業界全体の入庫量は横ばいに推移するなか、当社グループは大都市圏を中心に保管需要の取り込みに注力
・TC(通過型センター)事業の取扱いが拡大したことや、前年度に稼働した物流センター及び海外事業の貢献により増収となったものの、車両調達コストや電力料金などのコスト上昇が響き減益
(単位:百万円)
(注)地域保管事業に物流ネットワーク事業の業務を一部統合
国内
・前年度に稼働した東扇島2期棟・北九州TCや既存顧客の取扱いが拡大したTC事業がけん引するとともに、3PL事業での物流効率化提案による受託も寄与し増収
・車両調達コストの上昇や電力料金が増加するなか、運送効率を高めるなどコスト吸収策を進めたものの減益
海外(平成26年1月~平成26年6月)
・欧州地域において、運送需要の着実な取り込みやユーロ高の影響で増収となったものの、チキンや輸入果汁など主力商材の在庫減少が響き減益
(3) 財政状態の分析
(ポイントは億円単位で単位未満切捨て)
① 総資産のポイント 3,307億円(121億円の増加)
・売上げの増加や季節的要因により売上債権などが増加し流動資産は56億円増加
・主力事業の収益基盤拡大に向けた設備投資を進めたことなどにより有形固定資産は26億円増加
② 負債のポイント 1,884億円(68億円の増加)
・季節的要因により買掛金は23億円増加
③ 純資産のポイント 1,422億円(53億円の増加)
・四半期純利益42億円の計上、配当金の支払い14億円などにより利益剰余金は28億円増加、その他の包括利益
累計額合計は20億円増加
(4) キャッシュ・フローの状況
(ポイントは億円単位で単位未満切捨て)
① 営業活動によるキャッシュ・フローのポイント
・経常利益は76億円、減価償却費は74億円を計上する一方、法人税等の支払いなどにより、営業活動によるキャッシュ・フローは111億円の収入
② 投資活動によるキャッシュ・フローのポイント
・有形固定資産の取得による支出などにより、投資活動によるキャッシュ・フローは107億円の支出
③ 財務活動によるキャッシュ・フローのポイント
・配当金の支払いなどにより、財務活動によるキャッシュ・フローは9億円の支出
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
① 基本方針
当社は、当社の株券等について買収提案者が現れた場合に、当該提案に応じて当社株式の売却を行うか否かの判断は、最終的に株主の皆様に委ねられるべきものであると考えております。
しかし、株主の皆様が適切な判断をなされるためには、当該買収提案者の買収提案に関する十分な情報が株主の皆様に提供されるとともに、当該買収提案に代替する案の可能性などについても、検討する機会が提供されることが重要であります。生活者の食の「安全・安定」や「健康価値」に対する意識が一層高まるなか、当社が企業価値ひいては株主共同の利益を確保・向上させるためには、「食のフロンティアカンパニー」として、お客様にご満足いただける優れた品質と価値ある商品・サービスを創造・提供し、広く好感と信頼を寄せられる企業として、社会とともに成長することが必要であり、社会的責任を全うすることを含め、トータルな企業姿勢が求められております。こうしたことに対する理解に欠ける買収提案者が当社の株券等を取得し、短期的な経済的効率性のみを重視して当社グループのこれら競争力を毀損し、中長期的な経営方針に反する行為を行う場合などは、当社の企業価値ひいては株主共同の利益が損なわれる可能性があります。買収提案の中には、上記のように、その態様によっては、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を害するものも存在するため、株主の皆様が十分な情報を得た状態で判断をされることが必要であると考えております。
② 基本方針実現のための具体的な取組み
(イ) 基本方針実現のための特別な取組み
(企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資する取組み)
当社グループでは、「くらしを見つめ、人々に心の満足を提供する」ことを企業経営理念に掲げております。卓越した食品と物流のネットワークを備える「食のフロンティアカンパニー」として、お客様にご満足いただける優れた品質と価値ある商品・サービスを創造・提供し、広く好感と信頼を寄せられる企業として、社会とともに成長することを目指しております。
平成25年4月からの3年間で当社グループは中期経営計画「RISING 2015」に取り組んでおります。超高齢化やグローバル化の進展などの大きな環境変化に対応して、持続的な成長ができるよう経営資源を投入してまいります。加工食品事業においては、さらに顧客ニーズに迅速に対応できるよう業態別組織体制へ移行し、差別化された商品の供給と、主力家庭用商品を中心とした自営工場の生産能力拡大と生産ラインの最適配置により、売上増加と利益率の向上を目指します。低温物流事業においては、国内最大のネットワークをさらに拡充して保管及び輸配送需要の取り込みを加速し、売上げの拡大を図ります。
今中期経営計画においても、加工食品事業、低温物流事業を中心に前中期経営計画を超える積極的な投資を行い、将来の経営環境の変化への備えを万全にします。また成長する海外市場への展開を着実なものにし、売上げを大幅に増加させていきます。財務面では、グループ経営資源の適正配分を行うとともに、自己株式取得・増配等適正な株主還元策を継続し、配当方針については従来どおり連結株主資本配当率(DOE)2.5%を目標とします。
(ロ) 基本方針に照らして不適切な者が支配を獲得することを阻止するための取組み
当社グループは、加工食品事業、水産事業、畜産事業、低温物流事業、不動産事業、その他の事業を行っております。また、その物理的な事業活動の展開についても、子会社、事業所を通じて世界各国にて事業を行っております。当社グループの経営にあたっては、これらの複数の事業に関する幅広い知識と豊かな経験、また世界各国にわたる顧客、従業員及び取引先などとの間に築かれた関係についての十分な理解が必須となりますが、買収提案がなされ、株主の皆様が当該買収提案に応じるか否かの判断をする場合においても、当社の株式の価値を適正にご判断されるために、これらに関する十分な理解が必要となります。
当社は、常日頃より、積極的なIR活動を行うことにより、株主の皆様に対する情報提供に努めてはおりますが、買収提案がなされた場合に、買収提案者に応じるか否かを適切に判断していただくためには、当社と買収提案者の双方から適切かつ十分な情報(当該買収提案者からは、当該買収提案者が意図する当社グループの経営方針や事業計画の内容、当該買収提案が当社株主の皆様及び当社グループの経営に与える影響、当社グループを取り巻く多くのステークホルダーに対する影響、食の「安全・安定」をはじめとした社会的責任に対する考え方等)が提供されるとともに、株主の皆様が判断を行うために必要な検討期間が確保されることが必須となります。また、状況に応じて、当社より代替案の可能性を検討し株主の皆様に提案することにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の観点から、より望ましい提案を株主の皆様が選択されることも可能となります。
以上を勘案し、当社は、平成25年5月7日開催の取締役会において、「当社株券等の大量買付けに関する適正ルール(買収防衛策)」(以下、本適正ルール)の継続について決議し、平成25年6月25日開催の当社第95期定時株主総会において、本適正ルールの継続について株主の皆様の承認を得ております。
なお、本適正ルールの詳細につきましては、当社ホームページ「IRニュース」コーナー(http://www.nichirei.co.jp/ir/pdf_file/inews/20130507_4.pdf)に掲載する平成25年5月7日付け『「当社株券等の大量買付けに関する適正ルール(買収防衛策)」の継続に関するお知らせ』をご参照ください。

③ 具体的取組みに対する当社取締役会の判断及びその理由
本適正ルールは、前記「① 基本方針」に沿うものであり、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を損なうものではなく、また、当社取締役の地位の維持を目的とするものではありません。
(イ) 買収防衛策に関する指針及び企業価値研究会の報告書の内容に沿うものであること
本適正ルールは、経済産業省と法務省が平成17年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」に定める三原則を充足しており、また、企業価値研究会が平成20年6月30日に発表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」における提言内容と整合的な内容となっております。
(ロ) 株主の皆様に直接判断していただく形式のものであること
本適正ルールは、その導入時及びその後の継続時に株主の皆様の意思を確認させていただいておりますが、今般の継続に際しても、定款に基づき、本適正ルールに定める要領に従い株主総会の決議を経ずに取締役会の決議のみで新株予約権の無償割当ての決議を行うことができる要件を満たす場合について、当該決議を取締役会に委任することにつき、株主総会の承認を求めることで、本適正ルールの継続の可否について株主の皆様の意思を確認することとしております。また、本適正ルールの手続違反がない限り、買収提案に対する対抗措置を発動するためには、必ず株主総会の承認決議が必要であるものとし、買収提案者による買収提案の受入の可否について、株主の皆様に直接判断していただく形式のものです。このように、対抗措置の発動については、本適正ルールの手続違反がない限り、株主総会の承認決議を得ることとなっているため、取締役の恣意的な意向によって対抗措置が発動されることはありません。さらには、継続後の本適正ルールは、有効期間が3年と設定されており、本適正ルールをさらに更新し、継続させるためには、有効期間満了時に、再度、株主の皆様の判断を直接仰ぐ形式のものとなっております。
(ハ) 独立した独立委員会による対抗措置発動の判断及び取締役会判断による対抗措置の発動の制限
本適正ルールにおいては、買収提案に対する対抗措置発動・不発動の判断の中立性を担保するため、取締役会とは別に、独立性の高い委員から構成される独立委員会を設置しております。まず、本適正ルールの手続に違反していることを理由として対抗措置を発動するためには、必ず、独立委員会において当該違反を理由とする発動勧告があることを必要とし、取締役会の恣意的な運用によって対抗措置が発動されることを防止しております。
また、それ以外の場面においては、独立委員会においても、買収提案に対する対抗措置発動の要否を検証するものとしております。すなわち、取締役会において不発動決議がなされた場合であっても、独立委員会が対抗措置の発動勧告を行っている場合には、取締役会は対抗措置発動の要否について株主の皆様の意思を確認するため、株主総会を招集しなければならないとしております。したがって、本適正ルールは、取締役会が恣意的に買収者による買収を妨害する場合のみでなく、取締役が自らの利益のみのために行う買収等に恣意的に賛成することを防止する機会も与えております。また、取締役会が、買収提案に対して、株主の皆様の意思の確認を行わずに対抗措置を発動できるのは、本適正ルールの手続違反の場合に限定しております。
(ニ) デッドハンド型やスローハンド型の買収防衛策ではないこと
当社の取締役の任期は、定款により選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までとされております。また、本適正ルールは、取締役会において、廃止するか否かの決議をすることができます。したがって、本適正ルールは、毎年株主の皆様によって選任される取締役で構成される当社取締役会において、随時、本適正ルールの継続又は廃止の決議を行うことができ、いわゆるデッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交替させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)又はスローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、その発動を阻止しにくい買収防衛策)のいずれでもありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、843百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
① 主要な設備の状況
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に重要な異動はありません。
② 設備投資等の概要
(単位:百万円)
(注) ( )内はリース資産を除いた数値であります。
当第2四半期連結累計期間に実施した重要な設備投資の内容は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 「設備投資総額」の※は、計画数値であります。
(8) 経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
《日本経済の概況》
・企業収益や雇用情勢は改善がみられるものの、消費税率引上げや天候不順の影響により個人消費は持ち直しの動きが足踏み状態になるなど、景気の先行きは不透明な状況
《食品・食品物流業界の概況》
・食品業界では、円安進行により輸入品の調達コストが上昇し水産品や畜産品も全般的に高値で推移、一方、川下では業態を超えた販売競争が激化
・食品物流業界では、燃油価格の高止まりや規制強化に伴うドライバー不足により車両調達コストが上昇するなど厳しい状況が続く
《連結経営成績》
(単位:百万円)
| 当第2四半期 累計期間 | 前期比 | 増減率(%) | |
| 売上高 | 269,156 | 18,915 | 7.6 |
| 営業利益 | 7,699 | 1,115 | 16.9 |
| 経常利益 | 7,619 | 1,395 | 22.4 |
| 四半期純利益 | 4,256 | 80 | 1.9 |
(ポイントは億円単位で単位未満切捨て)
① 連結売上高のポイント
加工食品事業は調理冷凍食品の販売が好調に推移し88億円の増収、低温物流事業は前年度に稼働した物流センターの売上げが寄与したことなどにより56億円の増収となり、グループ全体では189億円の増収
② 連結営業利益のポイント
輸配送コスト上昇の影響などにより低温物流事業が2億円の減益となったものの、加工食品事業は11億円、畜産事業は3億円の増益となり、グループ全体では11億円の増益
③ 連結純利益のポイント
連結経常利益は13億円の増益、四半期純利益は前期に計上した投資有価証券売却益がなくなり微増にとどまる
(2) セグメント別の概況
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | |||||
| (セグメント) | 当第2四半期累計期間 | 前期比 | 増減率(%) | 当第2四半期累計期間 | 前期比 | 増減率(%) |
| 加工食品 | 109,333 | 8,881 | 8.8 | 2,152 | 1,148 | 114.3 |
| 水産 | 34,682 | 160 | 0.5 | 237 | 148 | 167.6 |
| 畜産 | 41,969 | 4,459 | 11.9 | 209 | 382 | - |
| 低温物流 | 88,971 | 5,691 | 6.8 | 4,125 | △297 | △6.7 |
| 不動産 | 2,454 | 19 | 0.8 | 1,053 | △129 | △11.0 |
| その他 | 1,779 | 267 | 17.7 | 112 | 53 | 90.6 |
| 調整額 | △10,033 | △565 | - | △193 | △190 | - |
| 合 計 | 269,156 | 18,915 | 7.6 | 7,699 | 1,115 | 16.9 |
① 加工食品事業
・国内では中食需要が堅調に推移するなか、業務用を中心に調理冷凍食品の販売が拡大するとともに、海外子会社の売上げも伸長し増収
・円安による原材料・仕入コスト上昇の影響があったものの、増収効果や生産性の改善・前年度の価格改定などのコスト吸収策の継続効果が寄与し増益
(単位:百万円)
| 当第2四半期 累計期間 | 前期比 | 増減率(%) | ||
| 売上高 計 | 109,333 | 8,881 | 8.8 | |
| 家庭用調理品 | 29,232 | 1,300 | 4.7 | |
| 業務用調理品 | 48,001 | 3,918 | 8.9 | |
| 農産加工品 | 10,302 | 315 | 3.2 | |
| 海外 | 12,461 | 2,314 | 22.8 | |
| その他 | 9,335 | 1,033 | 12.4 | |
| 営業利益 | 2,152 | 1,148 | 114.3 | |
家庭用調理冷凍食品
・消費税増税の影響を受けたものの、「本格焼おにぎり」・「本格炒め炒飯(塩)」など主力の米飯類や、リニューアルした「ミニハンバーグ」が好調に推移し増収
業務用調理冷凍食品
・中食向けを中心にチキン加工品やコロッケ、春巻などの取扱いが拡大し大幅な増収
農産加工品
・家庭用では枝豆やブロッコリー、業務用では、ほうれん草などの「そのまま使えるシリーズ」の販売が順調に推移し増収
海外(平成26年1月~平成26年6月)
・北米におけるアジアンフーズ(家庭用冷凍食品)の取扱いが伸長したことに加え、タイ子会社のEU向けチキン加工品の販売が好調に推移し大幅な増収
② 水産事業
・水産物の相場が全般的に高水準で推移する状況のもと、中食・外食向けに最適な加工度で商品を提供する取組みが奏功し売上げ・利益とも前期を上回る
・供給不足により価格が高値圏にある「えび」の需要が減退したものの、円安を背景にした国内産品の輸出や販売価格が上昇した「たこ」が収益に寄与
③ 畜産事業
・豚肉は相場高により消費量が減少するなか輸入品を中心に売上げを確保したことや、代替需要により鶏肉の販売が好調に推移し増収
・円安により仕入コストが上昇したものの、販売価格への転嫁が進んだことなどにより増益
④ 低温物流事業
・冷蔵倉庫業界全体の入庫量は横ばいに推移するなか、当社グループは大都市圏を中心に保管需要の取り込みに注力
・TC(通過型センター)事業の取扱いが拡大したことや、前年度に稼働した物流センター及び海外事業の貢献により増収となったものの、車両調達コストや電力料金などのコスト上昇が響き減益
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | ||||||
| 当第2 四半期 累計期間 | 前期比 | 増減率 (%) | 当第2 四半期 累計期間 | 前期比 | 増減率 (%) | ||
| 国内小計 | 73,184 | 3,310 | 4.7 | 3,760 | △312 | △7.7 | |
| 物流ネットワーク | 46,123 | 503 | 1.1 | 1,382 | △444 | △24.3 | |
| 地域保管 | 27,061 | 2,806 | 11.6 | 2,377 | 132 | 5.9 | |
| 海外 | 14,954 | 2,358 | 18.7 | 499 | △112 | △18.3 | |
| その他・共通 | 832 | 23 | 2.9 | △133 | 126 | - | |
| 合計 | 88,971 | 5,691 | 6.8 | 4,125 | △297 | △6.7 | |
(注)地域保管事業に物流ネットワーク事業の業務を一部統合
国内
・前年度に稼働した東扇島2期棟・北九州TCや既存顧客の取扱いが拡大したTC事業がけん引するとともに、3PL事業での物流効率化提案による受託も寄与し増収
・車両調達コストの上昇や電力料金が増加するなか、運送効率を高めるなどコスト吸収策を進めたものの減益
海外(平成26年1月~平成26年6月)
・欧州地域において、運送需要の着実な取り込みやユーロ高の影響で増収となったものの、チキンや輸入果汁など主力商材の在庫減少が響き減益
(3) 財政状態の分析
| (単位:百万円) |
| 前会計年度末 | 当第2四半期 会計期間末 | 比較増減 | |
| 総資産 | 318,507 | 330,700 | 12,193 |
| 負債 | 181,660 | 188,496 | 6,835 |
| うち、有利子負債 (リース債務を除く) | 106,097 (85,718) | 106,928 (88,229) | 830 (2,510) |
| 純資産 | 136,846 | 142,204 | 5,357 |
| D/Eレシオ(倍) (リース債務を除く) | 0.8 (0.6) | 0.8 (0.6) | 0.0 (0.0) |
| (注)D/Eレシオの算出方法:有利子負債÷純資産 | |||
(ポイントは億円単位で単位未満切捨て)
① 総資産のポイント 3,307億円(121億円の増加)
・売上げの増加や季節的要因により売上債権などが増加し流動資産は56億円増加
・主力事業の収益基盤拡大に向けた設備投資を進めたことなどにより有形固定資産は26億円増加
② 負債のポイント 1,884億円(68億円の増加)
・季節的要因により買掛金は23億円増加
③ 純資産のポイント 1,422億円(53億円の増加)
・四半期純利益42億円の計上、配当金の支払い14億円などにより利益剰余金は28億円増加、その他の包括利益
累計額合計は20億円増加
(4) キャッシュ・フローの状況
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期 累計期間 | 当第2四半期 累計期間 | 比較増減 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,205 | 11,178 | 9,972 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △6,764 | △10,780 | △4,015 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 4,141 | △936 | △5,078 |
| フリーキャッシュ・フロー | △5,558 | 398 | 5,957 |
(ポイントは億円単位で単位未満切捨て)
① 営業活動によるキャッシュ・フローのポイント
・経常利益は76億円、減価償却費は74億円を計上する一方、法人税等の支払いなどにより、営業活動によるキャッシュ・フローは111億円の収入
② 投資活動によるキャッシュ・フローのポイント
・有形固定資産の取得による支出などにより、投資活動によるキャッシュ・フローは107億円の支出
③ 財務活動によるキャッシュ・フローのポイント
・配当金の支払いなどにより、財務活動によるキャッシュ・フローは9億円の支出
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
① 基本方針
当社は、当社の株券等について買収提案者が現れた場合に、当該提案に応じて当社株式の売却を行うか否かの判断は、最終的に株主の皆様に委ねられるべきものであると考えております。
しかし、株主の皆様が適切な判断をなされるためには、当該買収提案者の買収提案に関する十分な情報が株主の皆様に提供されるとともに、当該買収提案に代替する案の可能性などについても、検討する機会が提供されることが重要であります。生活者の食の「安全・安定」や「健康価値」に対する意識が一層高まるなか、当社が企業価値ひいては株主共同の利益を確保・向上させるためには、「食のフロンティアカンパニー」として、お客様にご満足いただける優れた品質と価値ある商品・サービスを創造・提供し、広く好感と信頼を寄せられる企業として、社会とともに成長することが必要であり、社会的責任を全うすることを含め、トータルな企業姿勢が求められております。こうしたことに対する理解に欠ける買収提案者が当社の株券等を取得し、短期的な経済的効率性のみを重視して当社グループのこれら競争力を毀損し、中長期的な経営方針に反する行為を行う場合などは、当社の企業価値ひいては株主共同の利益が損なわれる可能性があります。買収提案の中には、上記のように、その態様によっては、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を害するものも存在するため、株主の皆様が十分な情報を得た状態で判断をされることが必要であると考えております。
② 基本方針実現のための具体的な取組み
(イ) 基本方針実現のための特別な取組み
(企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資する取組み)
当社グループでは、「くらしを見つめ、人々に心の満足を提供する」ことを企業経営理念に掲げております。卓越した食品と物流のネットワークを備える「食のフロンティアカンパニー」として、お客様にご満足いただける優れた品質と価値ある商品・サービスを創造・提供し、広く好感と信頼を寄せられる企業として、社会とともに成長することを目指しております。
平成25年4月からの3年間で当社グループは中期経営計画「RISING 2015」に取り組んでおります。超高齢化やグローバル化の進展などの大きな環境変化に対応して、持続的な成長ができるよう経営資源を投入してまいります。加工食品事業においては、さらに顧客ニーズに迅速に対応できるよう業態別組織体制へ移行し、差別化された商品の供給と、主力家庭用商品を中心とした自営工場の生産能力拡大と生産ラインの最適配置により、売上増加と利益率の向上を目指します。低温物流事業においては、国内最大のネットワークをさらに拡充して保管及び輸配送需要の取り込みを加速し、売上げの拡大を図ります。
今中期経営計画においても、加工食品事業、低温物流事業を中心に前中期経営計画を超える積極的な投資を行い、将来の経営環境の変化への備えを万全にします。また成長する海外市場への展開を着実なものにし、売上げを大幅に増加させていきます。財務面では、グループ経営資源の適正配分を行うとともに、自己株式取得・増配等適正な株主還元策を継続し、配当方針については従来どおり連結株主資本配当率(DOE)2.5%を目標とします。
(ロ) 基本方針に照らして不適切な者が支配を獲得することを阻止するための取組み
当社グループは、加工食品事業、水産事業、畜産事業、低温物流事業、不動産事業、その他の事業を行っております。また、その物理的な事業活動の展開についても、子会社、事業所を通じて世界各国にて事業を行っております。当社グループの経営にあたっては、これらの複数の事業に関する幅広い知識と豊かな経験、また世界各国にわたる顧客、従業員及び取引先などとの間に築かれた関係についての十分な理解が必須となりますが、買収提案がなされ、株主の皆様が当該買収提案に応じるか否かの判断をする場合においても、当社の株式の価値を適正にご判断されるために、これらに関する十分な理解が必要となります。
当社は、常日頃より、積極的なIR活動を行うことにより、株主の皆様に対する情報提供に努めてはおりますが、買収提案がなされた場合に、買収提案者に応じるか否かを適切に判断していただくためには、当社と買収提案者の双方から適切かつ十分な情報(当該買収提案者からは、当該買収提案者が意図する当社グループの経営方針や事業計画の内容、当該買収提案が当社株主の皆様及び当社グループの経営に与える影響、当社グループを取り巻く多くのステークホルダーに対する影響、食の「安全・安定」をはじめとした社会的責任に対する考え方等)が提供されるとともに、株主の皆様が判断を行うために必要な検討期間が確保されることが必須となります。また、状況に応じて、当社より代替案の可能性を検討し株主の皆様に提案することにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の観点から、より望ましい提案を株主の皆様が選択されることも可能となります。
以上を勘案し、当社は、平成25年5月7日開催の取締役会において、「当社株券等の大量買付けに関する適正ルール(買収防衛策)」(以下、本適正ルール)の継続について決議し、平成25年6月25日開催の当社第95期定時株主総会において、本適正ルールの継続について株主の皆様の承認を得ております。
なお、本適正ルールの詳細につきましては、当社ホームページ「IRニュース」コーナー(http://www.nichirei.co.jp/ir/pdf_file/inews/20130507_4.pdf)に掲載する平成25年5月7日付け『「当社株券等の大量買付けに関する適正ルール(買収防衛策)」の継続に関するお知らせ』をご参照ください。

③ 具体的取組みに対する当社取締役会の判断及びその理由
本適正ルールは、前記「① 基本方針」に沿うものであり、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を損なうものではなく、また、当社取締役の地位の維持を目的とするものではありません。
(イ) 買収防衛策に関する指針及び企業価値研究会の報告書の内容に沿うものであること
本適正ルールは、経済産業省と法務省が平成17年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」に定める三原則を充足しており、また、企業価値研究会が平成20年6月30日に発表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」における提言内容と整合的な内容となっております。
(ロ) 株主の皆様に直接判断していただく形式のものであること
本適正ルールは、その導入時及びその後の継続時に株主の皆様の意思を確認させていただいておりますが、今般の継続に際しても、定款に基づき、本適正ルールに定める要領に従い株主総会の決議を経ずに取締役会の決議のみで新株予約権の無償割当ての決議を行うことができる要件を満たす場合について、当該決議を取締役会に委任することにつき、株主総会の承認を求めることで、本適正ルールの継続の可否について株主の皆様の意思を確認することとしております。また、本適正ルールの手続違反がない限り、買収提案に対する対抗措置を発動するためには、必ず株主総会の承認決議が必要であるものとし、買収提案者による買収提案の受入の可否について、株主の皆様に直接判断していただく形式のものです。このように、対抗措置の発動については、本適正ルールの手続違反がない限り、株主総会の承認決議を得ることとなっているため、取締役の恣意的な意向によって対抗措置が発動されることはありません。さらには、継続後の本適正ルールは、有効期間が3年と設定されており、本適正ルールをさらに更新し、継続させるためには、有効期間満了時に、再度、株主の皆様の判断を直接仰ぐ形式のものとなっております。
(ハ) 独立した独立委員会による対抗措置発動の判断及び取締役会判断による対抗措置の発動の制限
本適正ルールにおいては、買収提案に対する対抗措置発動・不発動の判断の中立性を担保するため、取締役会とは別に、独立性の高い委員から構成される独立委員会を設置しております。まず、本適正ルールの手続に違反していることを理由として対抗措置を発動するためには、必ず、独立委員会において当該違反を理由とする発動勧告があることを必要とし、取締役会の恣意的な運用によって対抗措置が発動されることを防止しております。
また、それ以外の場面においては、独立委員会においても、買収提案に対する対抗措置発動の要否を検証するものとしております。すなわち、取締役会において不発動決議がなされた場合であっても、独立委員会が対抗措置の発動勧告を行っている場合には、取締役会は対抗措置発動の要否について株主の皆様の意思を確認するため、株主総会を招集しなければならないとしております。したがって、本適正ルールは、取締役会が恣意的に買収者による買収を妨害する場合のみでなく、取締役が自らの利益のみのために行う買収等に恣意的に賛成することを防止する機会も与えております。また、取締役会が、買収提案に対して、株主の皆様の意思の確認を行わずに対抗措置を発動できるのは、本適正ルールの手続違反の場合に限定しております。
(ニ) デッドハンド型やスローハンド型の買収防衛策ではないこと
当社の取締役の任期は、定款により選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までとされております。また、本適正ルールは、取締役会において、廃止するか否かの決議をすることができます。したがって、本適正ルールは、毎年株主の皆様によって選任される取締役で構成される当社取締役会において、随時、本適正ルールの継続又は廃止の決議を行うことができ、いわゆるデッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交替させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)又はスローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、その発動を阻止しにくい買収防衛策)のいずれでもありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、843百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
① 主要な設備の状況
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に重要な異動はありません。
② 設備投資等の概要
(単位:百万円)
| 前第2四半期 累計期間 | 当第2四半期 累計期間 | 比較増減 | ||||
| 資本的支出 | 12,609 (11,125) | 11,419 (10,583) | △1,190 (△542) | |||
| 設備投資額 | 12,209 (10,753) | 11,231 (10,398) | △977 (△354) | |||
| 減価償却費 | 7,036 (5,164) | 7,433 (5,574) | 397 (410) | |||
(注) ( )内はリース資産を除いた数値であります。
当第2四半期連結累計期間に実施した重要な設備投資の内容は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 完了年月 | 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの 名称 | 設備の内容 | 設備投資 総額 | 当期計上額 (既計上額) | 完成後の 増加能力 |
| 平成26年 10月 | ㈱ニチレイ・ ロジスティクス関西 咲洲物流センター | 大阪市 住之江区 | 低温物流 | 物流センターの新設 | ※8,986 | 4,543 (8,241) | 冷蔵 40,100t |
| 平成26年 11月(予定) | ㈱ニチレイ・ ロジスティクス北海道 十勝物流センター | 北海道 音更町 | 〃 | 〃 | ※1,134 | 308 (460) | 冷蔵 8,140t |
| 平成27年 11月(予定) | ㈱ロジスティクス・ ネットワーク 船橋物流センター | 千葉県 船橋市 | 〃 | 物流センターの建替 | ※3,835 | - (-) | 冷蔵 20,264t |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 「設備投資総額」の※は、計画数値であります。
(8) 経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。