四半期報告書-第55期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/08 9:55
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27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益および雇用・所得環境に緩やかな回復基調が継続して見られたものの、米国の金融政策の影響や、米中貿易摩擦の長期化などにより、金融資本市場が不安定な動きとなるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
食品業界におきましては、食品の安全・安心への関心が高まるなかで、輸入品や原材料価格は安定して推移したものの、個人消費は緩やかな回復にとどまっており、一定の厳しさを残した経営環境で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、『強い国内事業の実現』と『新事業の確立』をテーマとした第11次中期経営計画の初年度をスタートさせ、第一に「営業基盤の拡充と市場開拓」、第二に「商品の研究開発と技術開発およびマーケティング力の強化」、第三に「全社供給体制の強化と効率化」、第四に「品質管理の強化」、第五に「利益構造の改善」、第六に「経営品質・企業価値の向上」を重点施策とした取り組みを展開してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は33,704百万円(前年同四半期比4.5%増加)となり、前年同四半期実績を大幅に上回ることができましたが、利益面につきましては、つくば工場(平成29年11月29日竣工)の稼働に伴う減価償却負担の増加に加え、荷造運賃、電力料、水道光熱費などの諸経費が上昇するなか、ごぼう茶の積極的な広告宣伝、営業拠点の整備など、次期成長拡大に繋がる戦略的経費の計上を行ったことなどにより、営業利益は768百万円(前年同四半期比18.3%減少)となりました。経常利益は、デリバティブの時価評価益や、為替差益などにより、942百万円(前年同四半期比6.6%減少)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は634百万円(前年同四半期比1.1%減少)となりました。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。また、前連結会計年度に竣工した、つくば工場は従来「業務用食品等」に含めておりましたが、各セグメントの経営成績の実態をより的確に把握することを目的として、第1四半期連結会計期間より「業務用食品等」および「ヘルスフード」の報告セグメントへ区分する方法に変更しております。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分方法により作成したものを記載しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
①業務用食品等
販売面におきましては、第1四半期連結会計期間よりエリア別の営業部を従来の「東日本」「西日本」の2エリアから「関東・東北」「近畿・中部」「中国・四国」「九州」の4エリアに細分化し、機能強化を図りました。新体制のもと、つくば工場の生産品を軸とした新規開拓・深耕拡大への取り組みに加え、北海道、沖縄、甲信越、北陸、千葉など新規エリアにおける拡販体制をさらに強化してまいりました。一方、外食業態やベーカリー市場など、当社としては新たな業態に向けての販売促進活動にも注力してまいりました。加えて、販売拠点の整備を目的とした設備投資や、展示会の開催なども実施いたしました。これらの結果、蒲鉾類や、味付かんぴょう・しいたけ類の売上は前年同四半期並みとなりましたが、当社主力製品である玉子焼類、調理済冷凍食品などの自社企画ブランド品、水産物を中心とした仕入商品などの売上が拡大いたしました。
生産面におきましては、鶏卵、椎茸などの当社主要原材料価格が安定して推移したことに加え、省エネ活動や、生産技術力の向上による歩留まり率の改善などの原価低減努力を行ってまいりました。しかしながら、竣工から間もないつくば工場の稼働状況や、電力料、水道光熱費、人件費の上昇などが製造原価の大きな増加要因となり、製造原価率は上昇いたしました。
これらの結果、外部顧客への売上高は、30,533百万円(前年同四半期比1.7%増加)となり、セグメント利益(営業利益)は、1,704百万円(前年同四半期比20.7%減少)となりました。
②ヘルスフード
テレビCMや、紙媒体、電子媒体などで焙煎ごぼう茶の販売促進・広告宣伝を積極的に行った結果、通信販売の売上が大幅に増加いたしました。テレビCMにつきましては、一部地域において当社としては初めて地上波にて放送を行いました。また、ドラッグストアなどでの市販品の売上も、新規開拓やインストアプロモーションの強化により、前年同四半期実績を大幅に上回る結果となりました。
加えて、前連結会計年度に発売した「国産焙煎ごぼう茶プレミアムブレンド ごぼうのおかげ」は、当社主力製品にまで成長し、生産面におきましても高い生産稼働率を維持することができました。
これらの結果、外部顧客への売上高は、3,170百万円(前年同四半期比41.2%増加)、セグメント利益(営業利益)は、452百万円(前年同四半期比56.2%増加)となり、前年同四半期実績を上回る結果となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,862百万円増加し、26,423百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,880百万円増加し、13,441百万円となりました。主な増減要因は、受取手形及び売掛金の増加1,057百万円、商品及び製品の増加967百万円、原材料の備蓄による原材料及び貯蔵品の増加89百万円、その他に含まれる為替予約の増加60百万円、現金及び預金の減少410百万円などであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ18百万円減少し、12,981百万円となりました。主な増減要因は、有形固定資産のその他(純額)に含まれる建設仮勘定の増加に加え、用地取得に伴い土地が増加した一方、減価償却の進行による減少や、所有銘柄の株価下落に伴い投資有価証券が大幅に減少したためであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,576百万円増加し、14,275百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,732百万円増加し、11,996百万円となりました。主な増減要因は、支払手形及び買掛金の増加1,353百万円、短期借入金の増加298百万円、その他に含まれる未払消費税等の増加217百万円、その他に含まれる設備支払手形の増加123百万円、その他に含まれる未払金の減少136百万円、未払法人税等の減少127百万円などであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ155百万円減少し、2,279百万円となりました。主な減少要因は、取締役の退任に伴う長期未払金の減少89百万円、退職給付に係る負債の減少61百万円などであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末の借入金残高は、前連結会計年度末に比べ283百万円増加し、7,406百万円となっております。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ285百万円増加し、12,147百万円となりました。主な増減要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上634百万円、その他有価証券評価差額金の減少167百万円、剰余金の配当による減少114百万円、為替換算調整勘定の減少77百万円などであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.3ポイント減少し、46.0%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、297百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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