四半期報告書-第201期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急激に個人消費が減少し、企業収益が悪化しました。コロナ感染は、一時的に収束に向かいましたが、感染症の再拡大が続いており、収束の見通しが立たないことから、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。
このような経営環境の下、当フジボウグループは中期経営計画『加速17-20』において、研磨材事業・化学工業品事業では、研究開発力、生産能力の強化を進めるとともに、コスト削減、効率化、収益力の向上に努めました。また、繊維事業では、市場縮小に加えて、コロナ感染拡大に伴う売上減に対応するため、サプライチェーンの最適化・高度化による競争力の増強や販売戦略の見直し、経費削減等、様々な事業改革を進めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比2,099百万円(7.1%)減収の27,421百万円、営業利益は879百万円(26.1%)増益の4,242百万円、経常利益は850百万円(24.1%)増益の4,380百万円となりました。これに特別損益、法人税等を加減した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比903百万円(41.8%)増益の3,065百万円となりました。
セグメント別の業績は以下の通りであります。
①研磨材事業
主力の超精密加工用研磨材は、新型コロナウイルス感染症の影響による部材調達遅延や経済活動の抑制などの影響も懸念されましたが、シリコンウエハー用途および半導体デバイス用途(CMP)等は各種センサー用、5G通信用の半導体需要の増加に加え、ユーザーの在庫の積み増しにより拡大しました。ハードディスク用途は回復傾向となりましたが、液晶ガラス用途は主要ユーザーの在庫調整が続き、受注が減少しました。
この結果、売上高は前年同期比1,003百万円(11.4%)増収の9,809百万円、営業利益は926百万円(48.2%)増益の2,848百万円となりました。
②化学工業品事業
機能化学品および医薬中間体などの受託製造は、中国における環境規制の影響による化学工業品生産の日本国内回帰の傾向も続いており、農薬用、医薬用は受注が堅調に推移しましたが、機能性材料用は新型コロナウイルス感染症の影響により一部ユーザーからの受注減少の影響を受けました。
この結果、売上高は前年同期比91百万円(0.9%)減収の9,739百万円、営業利益は34百万円(3.7%)増益の962百万円となりました。
③繊維事業
繊維事業は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、消費行動の自粛傾向やインバウンド需要の減少が続き、収益環境は厳しいものとなりました。そのため、百貨店向け商品を中心に、在庫削減による物流費用の低減や、国内外生産拠点の適正化によるコストダウンを進めるとともに、不採算分野からの縮小撤退、体質改善に向けた構造改革を進めました。一方でインターネットなど新規チャネルでは、巣ごもり消費の活発化を背景にネット限定商品の開発を強化しました。
この結果、売上高は前年同期比2,244百万円(29.0%)減収の5,504百万円、営業利益は34百万円(11.9%)減益の255百万円となりました。
④その他
化成品部門は、デジタルカメラ用部品および医療機器用部品はコロナ禍で落ち込んだ需要が徐々に回復してきたものの、苦戦しました。金型部門は自動車・二輪車各メーカーのモデルチェンジに向けた量産用金型が堅調に推移しました。貿易部門は、中米カリブ海地域向け自動車・農業用機械などの三国間貿易が減少し、低調に終わりました。
この結果、売上高は前年同期比765百万円(24.4%)減収の2,367百万円、営業利益は49百万円(22.0%)減益の174百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
資産合計は前連結会計年度末に比べて2,681百万円増加の54,875百万円となりました。
流動資産は1,500百万円減少の17,387百万円となりましたが、これは現金及び預金やたな卸資産が減少したことなどによります。
固定資産は4,182百万円増加の37,487百万円となりましたが、これは研磨材事業や化学工業品事業において設備投資を進めたことによります。
(負債)
負債合計は前連結会計年度末に比べて671百万円増加の19,023百万円となりました。
流動負債は825百万円増加の12,236百万円、固定負債は153百万円減少の6,786百万円となりました。これは、未払法人税等は減少しましたが、設備関係支払手形などのその他の流動負債が増加したことなどによります。
(純資産)
純資産合計は前連結会計年度末に比べて2,009百万円増加し、35,851百万円となりました。これは、剰余金の配当による減少が1,145百万円ありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加が3,065百万円あったことなどによります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は800百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、繊維事業の一部縮小に伴い、従業員数が88人減少しております。
なお、従業員数は就業人員数(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む)であります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急激に個人消費が減少し、企業収益が悪化しました。コロナ感染は、一時的に収束に向かいましたが、感染症の再拡大が続いており、収束の見通しが立たないことから、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。
このような経営環境の下、当フジボウグループは中期経営計画『加速17-20』において、研磨材事業・化学工業品事業では、研究開発力、生産能力の強化を進めるとともに、コスト削減、効率化、収益力の向上に努めました。また、繊維事業では、市場縮小に加えて、コロナ感染拡大に伴う売上減に対応するため、サプライチェーンの最適化・高度化による競争力の増強や販売戦略の見直し、経費削減等、様々な事業改革を進めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比2,099百万円(7.1%)減収の27,421百万円、営業利益は879百万円(26.1%)増益の4,242百万円、経常利益は850百万円(24.1%)増益の4,380百万円となりました。これに特別損益、法人税等を加減した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比903百万円(41.8%)増益の3,065百万円となりました。
セグメント別の業績は以下の通りであります。
①研磨材事業
主力の超精密加工用研磨材は、新型コロナウイルス感染症の影響による部材調達遅延や経済活動の抑制などの影響も懸念されましたが、シリコンウエハー用途および半導体デバイス用途(CMP)等は各種センサー用、5G通信用の半導体需要の増加に加え、ユーザーの在庫の積み増しにより拡大しました。ハードディスク用途は回復傾向となりましたが、液晶ガラス用途は主要ユーザーの在庫調整が続き、受注が減少しました。
この結果、売上高は前年同期比1,003百万円(11.4%)増収の9,809百万円、営業利益は926百万円(48.2%)増益の2,848百万円となりました。
②化学工業品事業
機能化学品および医薬中間体などの受託製造は、中国における環境規制の影響による化学工業品生産の日本国内回帰の傾向も続いており、農薬用、医薬用は受注が堅調に推移しましたが、機能性材料用は新型コロナウイルス感染症の影響により一部ユーザーからの受注減少の影響を受けました。
この結果、売上高は前年同期比91百万円(0.9%)減収の9,739百万円、営業利益は34百万円(3.7%)増益の962百万円となりました。
③繊維事業
繊維事業は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、消費行動の自粛傾向やインバウンド需要の減少が続き、収益環境は厳しいものとなりました。そのため、百貨店向け商品を中心に、在庫削減による物流費用の低減や、国内外生産拠点の適正化によるコストダウンを進めるとともに、不採算分野からの縮小撤退、体質改善に向けた構造改革を進めました。一方でインターネットなど新規チャネルでは、巣ごもり消費の活発化を背景にネット限定商品の開発を強化しました。
この結果、売上高は前年同期比2,244百万円(29.0%)減収の5,504百万円、営業利益は34百万円(11.9%)減益の255百万円となりました。
④その他
化成品部門は、デジタルカメラ用部品および医療機器用部品はコロナ禍で落ち込んだ需要が徐々に回復してきたものの、苦戦しました。金型部門は自動車・二輪車各メーカーのモデルチェンジに向けた量産用金型が堅調に推移しました。貿易部門は、中米カリブ海地域向け自動車・農業用機械などの三国間貿易が減少し、低調に終わりました。
この結果、売上高は前年同期比765百万円(24.4%)減収の2,367百万円、営業利益は49百万円(22.0%)減益の174百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
資産合計は前連結会計年度末に比べて2,681百万円増加の54,875百万円となりました。
流動資産は1,500百万円減少の17,387百万円となりましたが、これは現金及び預金やたな卸資産が減少したことなどによります。
固定資産は4,182百万円増加の37,487百万円となりましたが、これは研磨材事業や化学工業品事業において設備投資を進めたことによります。
(負債)
負債合計は前連結会計年度末に比べて671百万円増加の19,023百万円となりました。
流動負債は825百万円増加の12,236百万円、固定負債は153百万円減少の6,786百万円となりました。これは、未払法人税等は減少しましたが、設備関係支払手形などのその他の流動負債が増加したことなどによります。
(純資産)
純資産合計は前連結会計年度末に比べて2,009百万円増加し、35,851百万円となりました。これは、剰余金の配当による減少が1,145百万円ありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加が3,065百万円あったことなどによります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は800百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、繊維事業の一部縮小に伴い、従業員数が88人減少しております。
なお、従業員数は就業人員数(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む)であります。