半期報告書-第128期(2024/02/01-2024/07/31)

【提出】
2024/09/17 11:18
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する分析
当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善等により、景気は穏やかな回復基調で推移しました。その一方で、日本を取り巻く不安定な国際情勢に加え、地政学的リスクの長期化など、先行きは依然として不透明な状況にあります。
衣料品業界におきましては、地域や販路によってインバウンド消費の伸長などの効果も見られましたが、原材料及びエネルギー価格の高騰に加え、円安の進行による物価高騰の影響で、個人消費の冷え込みが懸念されます。
このような状況下、当社グループは、当期の最重要課題を安定的な利益体質の再構築、成長による企業価値向上の実現と捉え、引き続き、当事業年度を最終年度とする第5次中期経営計画で掲げる次の施策に取り組んでまいりました。
(ベースカーゴ事業の卸売り販売)
<既存販路>・自主運営体制のショップ化並びに服飾雑貨企業との連合運営売場の増設
・メンズリラクシングウェア、ナイトウェアの展開店舗及び売場シェアの拡大
・レディース洋品売場でのレギパン等の新エッセンシャルアイテムの拡充
・大手GMSとのPB及びブランドビジネス展開の拡充
・フェムテック、フェムケア市場に向けた新たな商品開発
<新規販路>・大手流通チェーン店での新規販売
<拡大販路>・パートナー企業を通じてのディストリビューションネットワークの拡大
(成長投資事業の小売り販売)
・顧客ニーズに合わせた商品の開発
・小売り事業に向けたサプライチェーンの最適化
以上のとおり、第5次中期経営計画で掲げた施策を着実に実行した結果、連結の売上高は増収となりました。営業利益については、百貨店販路において前期末(1月)に春物商品を先行投入したことに加え、円安による仕入原価の上昇などのマイナス要因を織り込んだ計画に対し、概ね計画通りで進捗しました。
これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は5,987百万円(前年同期比1.0%増)、営業損失は210百万円(前年同期は173百万円の営業損失)、経常損失は185百万円(前年同期は120百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する中間期純損失は200百万円(前年同期は87百万円の親会社株主に帰属する中間期純損失)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりです。
(卸売り事業)
卸売り事業につきましては、百貨店販路のレッグウェア、アンダーウェアでは、従来のB to Bという視点から、B to B to Cという視点にシフトし、顧客との長期的な関係構築を目指す販売戦略を実行しました。
紳士靴下は、バレンタイン商戦を見込んで前期末(1月)に春物商品を先行投入し早期に店頭展開を実行したことが功を奏し、プロパー店頭販売は前年比102%となりました。また、紳士アンダ-ウェア、リラクシングウェアは、都心店を中心にインバウンド顧客に向けた展開店舗及び売場シェアの拡大に努め、プロパー店頭販売は前年比122%となりました。婦人品種は、消費者の購買意識の変化を受け、セール時期の6月から7月にかけて、季節商品を拡充しプロパー販売に注力したことに加え、レギパン等のエッセンシャルアイテムの拡充により前年比104%となりました。リビング売場でのエプロン、パジャマについては、値上げの影響と母の日商戦が苦戦した一方、サマードレスなどの季節商品を活用し売上拡大に努めた結果、好調に推移しました。また、各アイテムにおける主力商品群の生産体制の見直しによる商品原価率の改善により、利益の安定化に努めました。
量販店販路では、新規販路の拡大を重要課題の1つとし、靴下と親和性が高い大手靴流通企業との取引を新たに獲得したことに加え、協業パートナーとのディストリビューション販売の深耕、季節商品の新開発により、売上高は好調に推移しました。また、物流経費及び商品原価の削減にも努めた結果、前年同期から増収増益となりました。
海外輸出については、当社のライセンスブランドである「ポロ・ラルフローレン」のアジア圏に向けた靴下販売が拡大しました。
また、新たに契約したキャラクターブランドの国内OEM販売に加え、タビオ社が持つ店舗とオンラインストアでの販売も売上の拡大に寄与しました。
これらの結果、当中間連結会計期間の卸売り事業の売上高は4,925百万円(前年同期比0.6%増)、営業損失は204百万円(前年同期は155百万円の営業損失)となりました。
(小売り事業)
レッグウェア、アンダーウェアのEC販売では、長年培った購買データを活用し、顧客の嗜好、購買パターン、ライフサイクルなどを分析し、顧客ニーズに合わせた商品の開発に取り組みました。特に、当社の強みであるライセンスブランドの3足パック商品や、登山用に開発した機能商品などが好調に推移しました。また、小売り事業に向けた商品供給の仕組みを生産工場と共同で見直し、欠品防止策に努めた結果、増収増益となりました。
バッグ・財布のEC販売については、新たなブランドの取り扱いにより、店舗の品揃えを見直し、顧客エンゲージメントの向上施策に取り組みましたが、各モールのアクセス数の減少により、売上は苦戦しました。
直営店販売では、Happy Socksの店舗で、インバウンドによる入店客数が増加し免税販売に寄与するなど、売上は大きく拡大しました。
これらの結果、当中間連結会計期間の小売り事業の売上高は1,061百万円(前年同期比3.0%増)、営業損失は6百万円(前年同期は17百万円の営業損失)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)財政状態に関する分析
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に対して28百万円増加し、11,223百万円となりました。流動資産では、商品及び製品が141百万円増加し、現金及び預金が280百万円、受取手形及び売掛金が417百万円減少しました。
負債は、前連結会計年度末に対して445百万円減少し、4,953百万円となりました。支払手形及び買掛金が240百万円、電子記録債務が360百万円減少しました。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する中間純損失200百万円の計上とその他有価証券評価差額金の増加588
百万円により、前連結会計年度末に対して473百万円増加し、6,269百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に対して4.1ポイント増加し、55.9%となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況に関する分析
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、営業活動で479百万円の使用、投資活動で167百万円の獲得、財務活動で29百万円の使用となり、為替換算差額等を加えた合計で280百万円減少し、当中間連結会計期間末残高は3,076百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純損失が185百万円となり、増加項目として売上債権の減少438百万円、減少項目として仕入債務の減少609百万円、棚卸資産の増加147百万円等により、479百万円の使用(前年同期は680百万円の使用)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出24百万円があったものの、投資有価証券の償還による収入200百万円等により、167百万円の獲得(前年同期は50百万円の獲得)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済19百万円等により、29百万円の使用(前年同期は119百万円の使用)となりました。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。

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