訂正有価証券報告書-第115期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2016/02/09 14:46
【資料】
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【項目】
116項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は369億35百万円であり、前連結会計年度末に比べ18億89百万円増加した。これは、棚卸資産の増加12億48百万円、売掛債権の増加13億33百万円、有形固定資産の増加7億6百万円、現金預金の減少12億77百万円などが影響したものである。
負債は240億98百万円であり、前連結会計年度末に比べ3億38百万円減少した。これは、社債の増加20億円、長期借入金の増加2億51百万円、短期借入金の減少17億20百万円、未払金の減少9億32百万円などが影響したものである。なお、正味運転資本(流動資産から流動負債を控除した金額)は41億25百万円で、流動比率は120.7%となっている。
純資産は128億37百万円であり、自己資本比率は34.7%と、前連結会計年度末の30.2%から上昇している。
(2)経営成績の分析
①売上高及び営業利益
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ13億37百万円増加し、480億67百万円となった。これをセグメントごとに分析すると、前連結会計年度に比べ自動車安全部品事業で5億14百万円、機能製品事業で8億25百万円それぞれ増加した。
当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ1億40百万円減少し、10億25百万円となった。これをセグメントごとに分析すると、前連結会計年度に比べ自動車安全部品事業で2億56百万円減少、機能製品事業で2億10百万円増加した。
詳細については、「1[業績等の概要](1)業績」に記載している。
②営業外損益及び経常利益
当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度に比べ1億17百万円減少し、2億80百万円の利益(純額)と
なった。主な減少要因は為替差益で、前連結会計年度に比べ1億46百万円減少したことによる。
この結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ2億58百万円減少し、13億6百万円となった。
③特別損益及び税金等調整前当期純損益
当連結会計年度の特別利益は3億85百万円、特別損失は38百万円となった。
特別利益の内訳は、投資有価証券売却益2億2百万円、製品保証引当金戻入額1億55百万円、固定資産売却益16百万円、補助金収入11百万円である。
特別損失の内訳は、当社及び連結子会社の保有固定資産を除却したことなどによる固定資産処分損38百万円である。
この結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は16億53百万円となった(前連結会計年度は9億31百万円の税金等調整前当期純損失)。
④当期純利益
当連結会計年度は14億70百万円の当期純利益となった(前連結会計年度は12億25百万円の当期純損失)。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ13億5百万円減少し、当連結会計年度末には25億3百万円となった。
営業活動による資金の減少は、14億44百万円となった。
投資活動による資金の減少は、5億94百万円となった。
財務活動による資金の増加は、6億15百万円となった。
詳細については、「1[業績等の概要](2)キャッシュ・フロー」に記載している。