四半期報告書-第59期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績、雇用環境の改善を受けて緩やかな回復基調が続く一方、米国政権の政治動向や東アジアにおける地政学リスクの高まりなど、世界情勢の影響もあり予断を許さない経済環境が続いております。
住宅関連業界においては、政策の後押しや低金利を背景に住宅需要は弱含みながらも堅調に推移いたしました。
今後迎えるであろう需要縮小期に備え「集中と選択」及びあらゆる局面において収益力向上に資する施策を講じているなか、「変化」と「連携」をキーワードに新しい価値、顧客満足の創造に向けた事業運営の変革を促進するとともに、「真価」を発揮する事業構築に努めております。
内装建材事業につきましては、特にカウンターの受注が好調を維持したことや和風造作材における収益力の改善及びシート框の増販が事業部全体の業績に寄与し、堅調な事業運営となる一方、階段事業においては積層材からシート商品への需要変化の進展に伴い、主力商品の一つである積層階段が低調に推移いたしました。このような事業環境を背景に省施工階段であるフルプレカット階段(エコプレ)やデザイン階段(ONE BEAM)の企画営業、増販に向けた施策を講じ、自社製品ブランド力の強化と市場への浸透を図るとともに周辺部材の充実化及び既存製品のバージョンアップなど、階段事業の増強に努めております。
木構造建材事業につきましては、総合プレカット事業の構築に向け事業基盤の強化、拡充を図っているなか、非住宅分野への展開を本格化するため大型汎用加工設備を設置し、10月から稼動を開始いたしました。これにより大規模・中規模物件にかかる部材加工の内製化が可能となり、外注費用の削減や工程の合理化を通じた収益力の向上を図るとともに、多種多様な部材加工の強みを活かし、建装事業の受注拡大、販売ルートの開拓など非住宅分野事業の本格参入に着手いたしました。こうした施策を含め主力のプレカット事業の展開強化に努めたこともあり、同事業が事業部全体の業績を牽引するかたちになりました。ツーバイフォーパネル事業に関しては、受注の盛り上がりに欠いている状況が続くなか、新規取引先の開拓等に努めておりますが、期待通りの回復には至らず課題を残す展開となりました。同事業は当社における成長戦略の一つとして位置付けており、梃入れを図るべく新工法の展開等を含め体制強化にかかる施策を講じてまいります。
両事業部門とも資材調達にかかる海外の木材資源の高騰に加え、国内における物流コストの上昇が顕在化してきており、今後、これらの低減に資する取り組みや更なる合理化の推進が重要課題となっております。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は、104億45百万円と前年同四半期と比較し、4億31百万円(4.3%)の増収となりました。利益面では営業利益2億78百万円と前年同四半期と比較し46百万円(20.2%)の増益、経常利益は2億63百万円と前年同四半期と比較し51百万円(24.5%)の増益、四半期純利益は岐阜県より「平成28年度森林・林業対策事業補助金」にて取得した固定資産の圧縮記帳により、特別利益に補助金収入1億8百万円と特別損失に固定資産圧縮損1億7百万円を計上し、1億89百万円と前年同四半期と比較し26百万円(16.3%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。また、セグメント間取引については、相殺消去しております。
(内装建材事業)
売上高は、62億47百万円と前年同四半期と比較し、2億86百万円(4.8%)の増収となりました。営業利益は、2億22百万円と前年同四半期と比較し79百万円(55.0%)の増益となりました。
(木構造建材事業)
売上高は、41億83百万円と前年同四半期と比較し、1億36百万円(3.4%)の増収となりました。営業利益は、47百万円と前年同四半期と比較し38百万円(△44.8%)の減益となりました。
(その他)
売上高は、14百万円と前年同四半期と比較し、8百万円(142.0%)の増収となりました。営業利益は、9百万円と前年同四半期と比較し5百万円(179.3%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における総資産につきましては、116億93百万円となり、前事業年度末と比べ5億59百万円の増加となりました。これは主にたな卸資産及び当第3四半期会計期間末日が休日の影響等により売上債権が増加したことによるものであります。
負債につきましては、57億8百万円となり、前事業年度末と比べ4億13百万円増加となりました。これは主に長期借入金が減少したものの、短期借入金の増加及び当第3四半期会計期間末日が休日の影響等により仕入債務が増加したことによるものであります。
純資産につきましては、59億84百万円となり、前事業年度末と比べ1億46百万円増加しております。これは主に四半期純利益の計上によるものであります。
この結果、総資産が増加し、自己資本比率は前事業年度末と比べ1.2ポイント減少の51.2%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、92百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
①当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末に計画した主要な設備の新設、除却等について著しい変動はありません。
なお、前事業年度末において計画中であった重要な設備計画のうち、完了したものは次のとおりであります。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②当第3四半期累計期間において、前事業年度末において計画中であった重要な設備のうち、美濃加茂第1第2工場の階段加工設備は、投資総額13百万円から14百万円、完了予定年月を平成29年12月から平成30年2月に変更しております。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金調達は、金融情勢の変化に対する対応と資金コスト削減及び調達構成のバランスを考慮し調達先の分散、調達方法及び手段等の多様化を図っております。
資金調達は、原則として、運転資金については、短期借入金で調達し、生産設備などの長期資金は、長期借入金で調達することを原則としております。平成29年12月31日現在の短期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の残高は12億51百万円及び長期借入金の残高は13億31百万円であり、借入金総額25億82百万円を主力銀行をはじめとする金融機関から調達しております。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績、雇用環境の改善を受けて緩やかな回復基調が続く一方、米国政権の政治動向や東アジアにおける地政学リスクの高まりなど、世界情勢の影響もあり予断を許さない経済環境が続いております。
住宅関連業界においては、政策の後押しや低金利を背景に住宅需要は弱含みながらも堅調に推移いたしました。
今後迎えるであろう需要縮小期に備え「集中と選択」及びあらゆる局面において収益力向上に資する施策を講じているなか、「変化」と「連携」をキーワードに新しい価値、顧客満足の創造に向けた事業運営の変革を促進するとともに、「真価」を発揮する事業構築に努めております。
内装建材事業につきましては、特にカウンターの受注が好調を維持したことや和風造作材における収益力の改善及びシート框の増販が事業部全体の業績に寄与し、堅調な事業運営となる一方、階段事業においては積層材からシート商品への需要変化の進展に伴い、主力商品の一つである積層階段が低調に推移いたしました。このような事業環境を背景に省施工階段であるフルプレカット階段(エコプレ)やデザイン階段(ONE BEAM)の企画営業、増販に向けた施策を講じ、自社製品ブランド力の強化と市場への浸透を図るとともに周辺部材の充実化及び既存製品のバージョンアップなど、階段事業の増強に努めております。
木構造建材事業につきましては、総合プレカット事業の構築に向け事業基盤の強化、拡充を図っているなか、非住宅分野への展開を本格化するため大型汎用加工設備を設置し、10月から稼動を開始いたしました。これにより大規模・中規模物件にかかる部材加工の内製化が可能となり、外注費用の削減や工程の合理化を通じた収益力の向上を図るとともに、多種多様な部材加工の強みを活かし、建装事業の受注拡大、販売ルートの開拓など非住宅分野事業の本格参入に着手いたしました。こうした施策を含め主力のプレカット事業の展開強化に努めたこともあり、同事業が事業部全体の業績を牽引するかたちになりました。ツーバイフォーパネル事業に関しては、受注の盛り上がりに欠いている状況が続くなか、新規取引先の開拓等に努めておりますが、期待通りの回復には至らず課題を残す展開となりました。同事業は当社における成長戦略の一つとして位置付けており、梃入れを図るべく新工法の展開等を含め体制強化にかかる施策を講じてまいります。
両事業部門とも資材調達にかかる海外の木材資源の高騰に加え、国内における物流コストの上昇が顕在化してきており、今後、これらの低減に資する取り組みや更なる合理化の推進が重要課題となっております。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は、104億45百万円と前年同四半期と比較し、4億31百万円(4.3%)の増収となりました。利益面では営業利益2億78百万円と前年同四半期と比較し46百万円(20.2%)の増益、経常利益は2億63百万円と前年同四半期と比較し51百万円(24.5%)の増益、四半期純利益は岐阜県より「平成28年度森林・林業対策事業補助金」にて取得した固定資産の圧縮記帳により、特別利益に補助金収入1億8百万円と特別損失に固定資産圧縮損1億7百万円を計上し、1億89百万円と前年同四半期と比較し26百万円(16.3%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。また、セグメント間取引については、相殺消去しております。
(内装建材事業)
売上高は、62億47百万円と前年同四半期と比較し、2億86百万円(4.8%)の増収となりました。営業利益は、2億22百万円と前年同四半期と比較し79百万円(55.0%)の増益となりました。
(木構造建材事業)
売上高は、41億83百万円と前年同四半期と比較し、1億36百万円(3.4%)の増収となりました。営業利益は、47百万円と前年同四半期と比較し38百万円(△44.8%)の減益となりました。
(その他)
売上高は、14百万円と前年同四半期と比較し、8百万円(142.0%)の増収となりました。営業利益は、9百万円と前年同四半期と比較し5百万円(179.3%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における総資産につきましては、116億93百万円となり、前事業年度末と比べ5億59百万円の増加となりました。これは主にたな卸資産及び当第3四半期会計期間末日が休日の影響等により売上債権が増加したことによるものであります。
負債につきましては、57億8百万円となり、前事業年度末と比べ4億13百万円増加となりました。これは主に長期借入金が減少したものの、短期借入金の増加及び当第3四半期会計期間末日が休日の影響等により仕入債務が増加したことによるものであります。
純資産につきましては、59億84百万円となり、前事業年度末と比べ1億46百万円増加しております。これは主に四半期純利益の計上によるものであります。
この結果、総資産が増加し、自己資本比率は前事業年度末と比べ1.2ポイント減少の51.2%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、92百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
①当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末に計画した主要な設備の新設、除却等について著しい変動はありません。
なお、前事業年度末において計画中であった重要な設備計画のうち、完了したものは次のとおりであります。
| 事業所名 | 所在地 | セグメント の名称 | 設備の内容 | 投資額 (百万円) | 完了年月 | 完成後の 増加能力 |
| 美濃加茂 第4工場 | 岐阜県 美濃加茂市 | 木構造建材事業 | プレカット 加工設備 | 229 | 平成29年10月 | 合理化 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②当第3四半期累計期間において、前事業年度末において計画中であった重要な設備のうち、美濃加茂第1第2工場の階段加工設備は、投資総額13百万円から14百万円、完了予定年月を平成29年12月から平成30年2月に変更しております。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金調達は、金融情勢の変化に対する対応と資金コスト削減及び調達構成のバランスを考慮し調達先の分散、調達方法及び手段等の多様化を図っております。
資金調達は、原則として、運転資金については、短期借入金で調達し、生産設備などの長期資金は、長期借入金で調達することを原則としております。平成29年12月31日現在の短期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の残高は12億51百万円及び長期借入金の残高は13億31百万円であり、借入金総額25億82百万円を主力銀行をはじめとする金融機関から調達しております。