四半期報告書-第62期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/13 11:24
【資料】
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【項目】
33項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善が見られるなど、緩やかな回復基調が見られましたが、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動や円安による輸入原材料の価格高騰など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当業界におきましては、消費税率引上げ以降の駆け込み需要の反動減の緩和策として住宅ローン減税の拡充などが実施されましたが、新設住宅着工戸数は平成26年3月より前年を下回る状況が続く結果となり、厳しい市場環境となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は11,169百万円(前年同四半期比3.9%増)、営業利益は219百万円(前年同四半期比75.8%減)、経常利益は444百万円(前年同四半期比60.4%減)、四半期純利益は235百万円(前年同四半期比62.4%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①木材関連事業
当セグメントでは、引き続き収納材を中心にお客様のニーズに合った製品の生産・販売活動に注力し、キッチン収納「ユニモ」、シューズクロークシステム「ウォールゼットエノーク」ほか、これまでの提案活動が着実に成果として表れ、主力製品を含めた収納材が全体を牽引いたしました。また、連結子会社が増加したことも売上増加に寄与しました。コスト面では、円安や原油高による輸入原材料価格の上昇を受け、変動費の圧縮に継続して取組むなど原価低減に努めてまいりました。
結果、売上高9,907百万円(前年同四半期比9.5%増)、セグメント利益は179百万円(前年同四半期比78.9%減)となりました。
②電線関連事業
当セグメントでは、大手サブコンからの受注減による売上高の減少が顕著となる中で、旺盛なメガソーラー物件の受注獲得や新規の商材開発と販路開拓に注力しつつ新販売管理システムを活用した利益率改善に努めてまいりました。
結果、売上高1,261百万円(前年同四半期比25.7%減)、セグメント利益40百万円(前年同四半期比28.4%減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、60百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。