四半期報告書-第105期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)
有報資料
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、政府の経済対策等により企業収益や雇用環境の改善傾向が続く中で、緩やかな回復基調が継続しました。一方で中国をはじめとする海外経済の下振れ懸念や不安定な欧州・中東情勢を背景とした株価や為替の急激な変動などにより、景気の先行きは不透明な状況となっております。
印刷業界におきましては、出版印刷市場は電子出版が増加しているものの、既存の書籍・雑誌などは回復の糸口が見えず、商業印刷市場も顧客のニーズは多様化し競争がますます激化するなど厳しい経営環境が継続しました。
このような環境の中で当社グループは、「顧客満足度向上にむけ、創造的な事業活動への変革を推進する」を中期経営方針として、将来に向けた成長投資を実行し、売上拡大や事業領域拡大を図るとともに、市場環境にあわせて既存事業分野の収益体質を強化してまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は123億4千7百万円(前年同期比1.2%増)、営業損失は2億8千6百万円(前年同期は営業損失5億3千7百万円)、経常利益は2億1千2百万円(前年同期は経常損失6千4百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億5百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億2千8百万円)となりました。
セグメント別の売上概況は、次のとおりであります。
(印刷事業)
印刷事業の売上高は、120億9千9百万円(前年同期比0.6%増)となりました。
印刷事業セグメントは、出版印刷部門と商業印刷部門から構成されております。
出版印刷部門では、新聞印刷の売上が減少したものの、絵本など児童書をはじめとした書籍の売上が好調に推移した結果、当部門の売上高は82億6千6百万円(前年同期比0.4%増)となりました。
商業印刷部門では、カタログ・パンフレットが減少したものの、リーフレット・チラシ、POP、ノベルティなどが増加した結果、当部門の売上高は38億3千2百万円(前年同期比0.9%増)となりました。
(出版事業)
出版事業では、中学校の副教材の販売が増加した結果、当事業の売上高は2億4千8百万円(前年同期比49.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ17億6百万円増加し、922億4千2百万円となりました。これは受取手形及び売掛金が26億4千8百万円減少したものの、現金及び預金が12億9千8百万円、有価証券が11億8千5百万円、投資有価証券が21億9千1百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億2千2百万円減少し、308億9百万円となりました。これは繰延税金負債が8億3千1百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が7億1千6百万円、賞与引当金が3億7千7百万円それぞれ減少したことなどによるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ18億2千9百万円増加し、614億3千3百万円となりました。これはその他有価証券評価差額金が18億8千1百万円増加したことなどによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2千万円であります。
当第1四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。