有価証券報告書-第102期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/19 11:37
【資料】
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【項目】
149項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループは、2018年1月から運用を開始した第6次中期経営計画(2018年度から2020年度まで)において、事業ポートフォリオの組み換え・最適化による成長を志向してきました。主力のコンシューマー・エレクトロニクス(IT機器)に加え、モビリティ(自動車・輸送機器)、医療機器、サステナブル資材を重点市場と定め、バランスの取れた事業基盤の構築を図り、グローバルベースの成長戦略の実践による企業価値の向上を目指してまいりました。
そのため当期は、産業資材では北中米、欧州拠点および国内生産設備の更新および増強、ディバイスでは国内生産設備の更新および増強、その他および全社(研究開発・管理)では亀岡工場の改修工事と新製品試作ラインの導入を行いました。
この結果、設備投資額は産業資材では2,503百万円、ディバイスでは2,117百万円、メディカルテクノロジーでは889百万円、情報コミュニケーションでは162百万円、その他および全社(研究開発・管理)では2,223百万円、グループ全体では7,896百万円となりました。
なお、設備投資額には使用権資産を含めて記載しています。
セグメントごとの設備投資の主な内訳は、下記のとおりです。
産業資材北中米、欧州拠点および国内生産設備の更新および増強
ディバイス国内生産設備の更新および増強
その他および全社
(研究開発・管理)
亀岡工場の改修工事、新製品試作ラインの導入

また、当連結会計年度において減損損失989百万円を計上しました。減損損失の内容については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 14.非金融資産の減損」に記載のとおりです。