有価証券報告書-第76期(2023/04/01-2024/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外国人によるインバウンド需要や輸出の回復が見られたものの、資源・エネルギー価格や消費者物価が引き続き高水準で推移したため、個人消費は低調に推移しました。
このため、包装資材業界においては、消費者の節約志向が定着したことなどを受け、引き続き厳しい事業環境にて推移しました。
当社グループは、このような状況のもと、お客様に当社製品を安定的に供給することを最優先としつつ、業容の拡大を目指し、新規分野の開拓、差別化された商品・技術の開発等に注力したほか、エネルギー・諸資材価格や物流コストの上昇を吸収すべく、諸施策を継続してまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末における資産は、19,336百万円となり前連結会計年度末に比べ1,211百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における負債は、9,325百万円となり前連結会計年度末に比べ452百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における純資産は、10,010百万円となり前連結会計年度末に比べ758百万円増加いたました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は13,507百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益411百万円(前年同期営業利益16百万円)、経常利益580百万円(前年同期比605.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益487百万円(前年同期比877.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
包装資材事業は、売上高12,150百万円(前年同期比6.7%増)、セグメント利益879百万円(前年同期比76.6%増)となりました。
精密塗工事業は、売上高824百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益217百万円(前年同期比22.3%増)となりました。
その他事業は、売上高は532百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益88百万円(前年同期比40.9%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ284百万円減少し、1,797百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、546百万円の収入(前年同期比50.7%減)となりました。これは主に、売上債権の増加459百万円、仕入債務の減少282百万円等の支出があったものの、税金等調整前当期純利益630百万円、減価償却費832百万円等の収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,750百万円の支出(前年同期比151.5%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,896百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、894百万円の収入(前年同期は677百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の純増額972百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は製造原価をもって表示しております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価額をもって表示しております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
当連結会計年度末における資産は19,336百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,211百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が282百万円減少しましたが、売掛金が386百万円、つくばみらい市の土地を購入したことなどにより有形固定資産が916百万円増加したことによるものであります。
負債は9,325百万円となり、前連結会計年度末に比べ452百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金並びに電子記録債務が276百万円、退職給付に係る負債が233百万円、役員退職慰労引当金が156百万円減少しましたが、長期借入金が965百万円増加したことによるものであります。
純資産は10,010百万円となり、前連結会計年度末に比べ758百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が412百万円、退職給付に係る調整累計額が261百万円増加したことによるものであります。
2)経営成績
売上高は、前連結会計年度に比べ809百万円増収の13,507百万円となりました。
売上原価は、前連結会計年度に比べ341百万円増加の11,087百万円となりました。売上原価率は、前連結会計年度に比べ2.5ポイント下がり82.1%となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ73百万円増加の2,008百万円となりました。
この結果、営業利益は、前連結会計年度に比べ394百万円増益の411百万円となりました。
営業外損益は、営業外収益が前連結会計年度に比べ104百万円増加の214百万円、営業外費用が前連結会計年度に比べ1百万円増加の45百万円となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ498百万円増益の580百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損益が投資有価証券売却益の計上などにより50百万円のプラスとなり、また、税金費用が98百万円増加したことなどにより、前連結会計年度に比べ438百万円増益の487百万円となりました。
3)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、景気や消費動向による受注の動向、価格競争による製品価格の動向、資材価格、エネルギー価格等の変動、精密塗工分野における急速な技術革新による受注の動向などがあります。
これらに対し、企画提案型の営業活動を継続し、新規分野・新規客先の開拓に積極的に取り組むとともに、採算性を一層重視した受注活動に注力してまいります。また、環境や衛生面に配慮した材料・製品の企画提案、差別化された商品・技術の開発などで競争優位性の確保・拡大に注力するとともに、工場運営の効率化、省人化・省力化・省エネルギー化の推進、品質管理体制の一層の強化、DX化推進やBPOによる業務プロセスの改革と品質・生産性向上等を推進してまいります。
4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成
当社は、自己資本利益率(ROE)を会社の総合力を判断する重要な指標として位置付けており、2026年度を最終年度とする中期経営計画において4%を目標としております。当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)は5.1%(前年同期は0.5%)でした。当連結会計年度において目標は達成いたしましたが、引き続き指標向上に努めてまいります。
5)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(包装資材事業)
包装資材事業は、引き続き当社加飾技術や環境対応資材を中心に当社製品の優位性のアピールを軸とする企画提案型の営業活動を継続的に実施するとともに、エネルギー、諸資材価格や物流コストの上昇を吸収すべく、採算性を一層重視した受注活動に注力してまいりました。その結果、国内の売上高は、食品、化粧品分野がそれぞれ底堅く推移し、増収となりました。海外においても、ベトナム現地法人(TOIN VIETNAM CO., LTD.)、タイ現地法人(TOIN(THAILAND)CO., LTD.)とも増収となり、売上高は12,150百万円(前年同期比6.7%増)となりました。
利益面については、エネルギーや諸資材の価格上昇に対して、採算性を重視した営業活動や工場運営の効率化等による製造コストの低減を推進した結果、前年同期比で増益となりました。
セグメント資産は、有形固定資産が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ161百万円減少の11,722百万円となりました。
(精密塗工事業)
精密塗工事業は、世界的な半導体市況の好転により、関連する精密塗工製品の需要が復調、特に下期における受注の増加により、売上高は824百万円(前年同期比4.9%増)となりました。
利益面については、受注増にともなう生産体制の強化と製造コストの管理を徹底し、前年同期比で増益となりました。
セグメント資産は、有形固定資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ92百万円増加の473百万円となりました。
(その他事業)
その他事業は、きめ細かな営業活動が奏功し、日用品や化粧品のアッセンブル事業の受注が伸びたため、売上高は532百万円(前年同期比2.0%増)となりました。
利益面については、引き続き柔軟性のある生産体制の編成、人件費の圧縮等により採算性の確保に努め、前年同期比で増益となりました。
セグメント資産は、前連結会計年度末とほぼ横ばいの813百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
1)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
2)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要の主なものは、製品を製造するための材料費及び製造費、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用でございます。また、設備資金需要としましては、工場の建物や生産設備等の固定資産投資等でございます。
運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金でまかなっており、海外子会社のものを含め当社において一元管理しております。借入金の調達については、設備計画等に基づく資金需要、既存借入金の返済等を考慮して、調達規模等を適宜判断して実施しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外国人によるインバウンド需要や輸出の回復が見られたものの、資源・エネルギー価格や消費者物価が引き続き高水準で推移したため、個人消費は低調に推移しました。
このため、包装資材業界においては、消費者の節約志向が定着したことなどを受け、引き続き厳しい事業環境にて推移しました。
当社グループは、このような状況のもと、お客様に当社製品を安定的に供給することを最優先としつつ、業容の拡大を目指し、新規分野の開拓、差別化された商品・技術の開発等に注力したほか、エネルギー・諸資材価格や物流コストの上昇を吸収すべく、諸施策を継続してまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末における資産は、19,336百万円となり前連結会計年度末に比べ1,211百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における負債は、9,325百万円となり前連結会計年度末に比べ452百万円増加いたしました。
当連結会計年度末における純資産は、10,010百万円となり前連結会計年度末に比べ758百万円増加いたました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は13,507百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益411百万円(前年同期営業利益16百万円)、経常利益580百万円(前年同期比605.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益487百万円(前年同期比877.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
包装資材事業は、売上高12,150百万円(前年同期比6.7%増)、セグメント利益879百万円(前年同期比76.6%増)となりました。
精密塗工事業は、売上高824百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益217百万円(前年同期比22.3%増)となりました。
その他事業は、売上高は532百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益88百万円(前年同期比40.9%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ284百万円減少し、1,797百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、546百万円の収入(前年同期比50.7%減)となりました。これは主に、売上債権の増加459百万円、仕入債務の減少282百万円等の支出があったものの、税金等調整前当期純利益630百万円、減価償却費832百万円等の収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,750百万円の支出(前年同期比151.5%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,896百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、894百万円の収入(前年同期は677百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の純増額972百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 包装資材(千円) | 9,533,291 | 4.0 |
| 精密塗工(千円) | 542,212 | 0.0 |
| 報告セグメント計(千円) | 10,075,503 | 3.8 |
| その他(千円) | 331,357 | △2.1 |
| 合計(千円) | 10,406,861 | 3.6 |
(注)金額は製造原価をもって表示しております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 包装資材 | 12,275,889 | 4.1 | 2,613,916 | 5.0 |
| 精密塗工 | 848,179 | 9.7 | 63,190 | 58.1 |
| 報告セグメント計 | 13,124,068 | 4.5 | 2,677,106 | 5.9 |
| その他 | 588,126 | 14.0 | 99,624 | 128.2 |
| 合計 | 13,712,195 | 4.8 | 2,776,730 | 8.0 |
(注) 金額は販売価額をもって表示しております。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 包装資材(千円) | 12,150,267 | 6.7 |
| 精密塗工(千円) | 824,958 | 4.9 |
| 報告セグメント計(千円) | 12,975,225 | 6.6 |
| その他(千円) | 532,156 | 2.0 |
| 合計(千円) | 13,507,382 | 6.4 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
当連結会計年度末における資産は19,336百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,211百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が282百万円減少しましたが、売掛金が386百万円、つくばみらい市の土地を購入したことなどにより有形固定資産が916百万円増加したことによるものであります。
負債は9,325百万円となり、前連結会計年度末に比べ452百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金並びに電子記録債務が276百万円、退職給付に係る負債が233百万円、役員退職慰労引当金が156百万円減少しましたが、長期借入金が965百万円増加したことによるものであります。
純資産は10,010百万円となり、前連結会計年度末に比べ758百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が412百万円、退職給付に係る調整累計額が261百万円増加したことによるものであります。
2)経営成績
売上高は、前連結会計年度に比べ809百万円増収の13,507百万円となりました。
売上原価は、前連結会計年度に比べ341百万円増加の11,087百万円となりました。売上原価率は、前連結会計年度に比べ2.5ポイント下がり82.1%となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ73百万円増加の2,008百万円となりました。
この結果、営業利益は、前連結会計年度に比べ394百万円増益の411百万円となりました。
営業外損益は、営業外収益が前連結会計年度に比べ104百万円増加の214百万円、営業外費用が前連結会計年度に比べ1百万円増加の45百万円となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ498百万円増益の580百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損益が投資有価証券売却益の計上などにより50百万円のプラスとなり、また、税金費用が98百万円増加したことなどにより、前連結会計年度に比べ438百万円増益の487百万円となりました。
3)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、景気や消費動向による受注の動向、価格競争による製品価格の動向、資材価格、エネルギー価格等の変動、精密塗工分野における急速な技術革新による受注の動向などがあります。
これらに対し、企画提案型の営業活動を継続し、新規分野・新規客先の開拓に積極的に取り組むとともに、採算性を一層重視した受注活動に注力してまいります。また、環境や衛生面に配慮した材料・製品の企画提案、差別化された商品・技術の開発などで競争優位性の確保・拡大に注力するとともに、工場運営の効率化、省人化・省力化・省エネルギー化の推進、品質管理体制の一層の強化、DX化推進やBPOによる業務プロセスの改革と品質・生産性向上等を推進してまいります。
4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成
当社は、自己資本利益率(ROE)を会社の総合力を判断する重要な指標として位置付けており、2026年度を最終年度とする中期経営計画において4%を目標としております。当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)は5.1%(前年同期は0.5%)でした。当連結会計年度において目標は達成いたしましたが、引き続き指標向上に努めてまいります。
5)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(包装資材事業)
包装資材事業は、引き続き当社加飾技術や環境対応資材を中心に当社製品の優位性のアピールを軸とする企画提案型の営業活動を継続的に実施するとともに、エネルギー、諸資材価格や物流コストの上昇を吸収すべく、採算性を一層重視した受注活動に注力してまいりました。その結果、国内の売上高は、食品、化粧品分野がそれぞれ底堅く推移し、増収となりました。海外においても、ベトナム現地法人(TOIN VIETNAM CO., LTD.)、タイ現地法人(TOIN(THAILAND)CO., LTD.)とも増収となり、売上高は12,150百万円(前年同期比6.7%増)となりました。
利益面については、エネルギーや諸資材の価格上昇に対して、採算性を重視した営業活動や工場運営の効率化等による製造コストの低減を推進した結果、前年同期比で増益となりました。
セグメント資産は、有形固定資産が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ161百万円減少の11,722百万円となりました。
(精密塗工事業)
精密塗工事業は、世界的な半導体市況の好転により、関連する精密塗工製品の需要が復調、特に下期における受注の増加により、売上高は824百万円(前年同期比4.9%増)となりました。
利益面については、受注増にともなう生産体制の強化と製造コストの管理を徹底し、前年同期比で増益となりました。
セグメント資産は、有形固定資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ92百万円増加の473百万円となりました。
(その他事業)
その他事業は、きめ細かな営業活動が奏功し、日用品や化粧品のアッセンブル事業の受注が伸びたため、売上高は532百万円(前年同期比2.0%増)となりました。
利益面については、引き続き柔軟性のある生産体制の編成、人件費の圧縮等により採算性の確保に努め、前年同期比で増益となりました。
セグメント資産は、前連結会計年度末とほぼ横ばいの813百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
1)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
2)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要の主なものは、製品を製造するための材料費及び製造費、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用でございます。また、設備資金需要としましては、工場の建物や生産設備等の固定資産投資等でございます。
運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金でまかなっており、海外子会社のものを含め当社において一元管理しております。借入金の調達については、設備計画等に基づく資金需要、既存借入金の返済等を考慮して、調達規模等を適宜判断して実施しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。