有価証券報告書-第123期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、景気が急速に悪化し、極めて厳しい状況で推移いたしました。
このような情勢のもとで、当社グループは、3カ年の第5次中期経営計画(2019年3月期~2021年3月期)に基づき、グループ全体の収益力の強化及び新たな基盤作りを推進するとともに、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により生じた新たな経営課題に最優先で取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、経済活動が急速に縮小したことなどにより、前連結会計年度を下回る6,284百万円(前連結会計年度比28.3%減)となりました。
一方、損益面につきましては、売上高の大幅な減少及び設備稼働率の低下などにより、営業損失は64百万円(前連結会計年度は営業利益514百万円)、経常損失は150百万円(前連結会計年度は経常利益512百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は178百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益401百万円)となりました。
なお、当社グループは、売上高の大幅な減少に対応するため、工場の操業を一部停止し、雇用調整助成金を受給いたしましたので、営業外収益に雇用調整助成金を、営業外費用に操業休止費用を計上いたしました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
(酸化チタン関連事業)
酸化チタン関連事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、経済活動が急速に縮小したことなどにより、UVカット化粧品向け及びトナー外添剤向け製品の需要が大幅に減少いたしました。その結果、当セグメントの売上高は4,420百万円(前連結会計年度比34.1%減)、営業利益は184百万円(前連結会計年度比71.3%減)となりました。
(酸化鉄関連事業)
酸化鉄関連事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、経済活動が急速に縮小したことなどにより、既存製品の需要が大幅に減少いたしました。その結果、当セグメントの売上高は1,820百万円(前連結会計年度比9.1%減)、営業損失は266百万円(前連結会計年度は営業損失147百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)の残高は576百万円となり、前連結会計年度末より322百万円減少いたしました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは△149百万円(前連結会計年度は1,872百万円)となりました。これは、減価償却費(751百万円)などの資金増があったものの、税金等調整前当期純損失(△157百万円)、たな卸資産の増加(△254百万円)、仕入債務の減少(△151百万円)、その他の営業活動による支出(△330百万円)などの資金減によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは△770百万円(前連結会計年度は△2,005百万円)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出(△731百万円)などの資金減によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは597百万円(前連結会計年度は72百万円)となりました。これは、長期借入金の返済による支出(△559百万円)などの資金減があったものの、短期借入れによる収入(1,250百万円)などの資金増によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 金額は期中平均販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
2 当社グループは生産に関し外注は行っておりません。
b.受注実績
当社グループは受注生産は行っておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により会計基準の範囲内で見積り計算が行われており、資産及び負債、収益並びに費用にその結果が反映されております。これらの見積りについては継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なることがあります。
なお、重要な会計方針及び見積りの詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。
②財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産総額は15,704百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,971百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が322百万円、受取手形及び売掛金が481百万円減少したものの、電子記録債権が404百万円、商品及び製品が160百万円、建物及び構築物が1,486百万円、機械装置及び運搬具が1,362百万円、投資有価証券が122百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は9,262百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,088百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が87百万円、電子記録債務が80百万円、1年内返済予定の長期借入金が107百万円、未払法人税等が65百万円、その他の流動負債が40百万円、長期借入金が452百万円、退職給付に係る負債が66百万円減少したものの、短期借入金が1,250百万円、設備関係未払金が2,730百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は6,442百万円となり、前連結会計年度末に比べ116百万円減少いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が68百万円増加したものの、利益剰余金が269百万円減少したことによるものであります。
③経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は6,284百万円(前連結会計年度比28.3%減)、売上原価は5,296百万円(前連結会計年度比25.2%減)、販売費及び一般管理費は1,052百万円(前連結会計年度比9.5%減)、営業損失は64百万円(前連結会計年度は営業利益514百万円)、経常損失は150百万円(前連結会計年度は経常利益512百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は178百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益401百万円)となりました。
④キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑥資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」 に記載のとおりであります。
短期運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした長期資金需要は、主に設備投資によるものであります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、景気が急速に悪化し、極めて厳しい状況で推移いたしました。
このような情勢のもとで、当社グループは、3カ年の第5次中期経営計画(2019年3月期~2021年3月期)に基づき、グループ全体の収益力の強化及び新たな基盤作りを推進するとともに、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により生じた新たな経営課題に最優先で取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、経済活動が急速に縮小したことなどにより、前連結会計年度を下回る6,284百万円(前連結会計年度比28.3%減)となりました。
一方、損益面につきましては、売上高の大幅な減少及び設備稼働率の低下などにより、営業損失は64百万円(前連結会計年度は営業利益514百万円)、経常損失は150百万円(前連結会計年度は経常利益512百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は178百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益401百万円)となりました。
なお、当社グループは、売上高の大幅な減少に対応するため、工場の操業を一部停止し、雇用調整助成金を受給いたしましたので、営業外収益に雇用調整助成金を、営業外費用に操業休止費用を計上いたしました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
(酸化チタン関連事業)
酸化チタン関連事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、経済活動が急速に縮小したことなどにより、UVカット化粧品向け及びトナー外添剤向け製品の需要が大幅に減少いたしました。その結果、当セグメントの売上高は4,420百万円(前連結会計年度比34.1%減)、営業利益は184百万円(前連結会計年度比71.3%減)となりました。
(酸化鉄関連事業)
酸化鉄関連事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、経済活動が急速に縮小したことなどにより、既存製品の需要が大幅に減少いたしました。その結果、当セグメントの売上高は1,820百万円(前連結会計年度比9.1%減)、営業損失は266百万円(前連結会計年度は営業損失147百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)の残高は576百万円となり、前連結会計年度末より322百万円減少いたしました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは△149百万円(前連結会計年度は1,872百万円)となりました。これは、減価償却費(751百万円)などの資金増があったものの、税金等調整前当期純損失(△157百万円)、たな卸資産の増加(△254百万円)、仕入債務の減少(△151百万円)、その他の営業活動による支出(△330百万円)などの資金減によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは△770百万円(前連結会計年度は△2,005百万円)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出(△731百万円)などの資金減によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは597百万円(前連結会計年度は72百万円)となりました。これは、長期借入金の返済による支出(△559百万円)などの資金減があったものの、短期借入れによる収入(1,250百万円)などの資金増によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 対前期比増減(%) |
| 酸化チタン関連事業 | 5,081 | △30.5 |
| 酸化鉄関連事業 | 1,669 | △21.6 |
| その他 | 7 | 27.5 |
| 合計 | 6,759 | △28.5 |
(注)1 金額は期中平均販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
2 当社グループは生産に関し外注は行っておりません。
b.受注実績
当社グループは受注生産は行っておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 対前期比増減(%) |
| 酸化チタン関連事業 | 4,420 | △34.1 |
| 酸化鉄関連事業 | 1,820 | △9.1 |
| その他 | 43 | △3.3 |
| 合計 | 6,284 | △28.3 |
(注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 稲畑産業株式会社 | 2,396 | 27.3 | 1,954 | 31.1 |
| 株式会社東芝 | 1,342 | 15.3 | 1,111 | 17.7 |
| 森下産業株式会社 | 819 | 9.4 | 990 | 15.8 |
3 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により会計基準の範囲内で見積り計算が行われており、資産及び負債、収益並びに費用にその結果が反映されております。これらの見積りについては継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なることがあります。
なお、重要な会計方針及び見積りの詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。
②財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産総額は15,704百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,971百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が322百万円、受取手形及び売掛金が481百万円減少したものの、電子記録債権が404百万円、商品及び製品が160百万円、建物及び構築物が1,486百万円、機械装置及び運搬具が1,362百万円、投資有価証券が122百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は9,262百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,088百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が87百万円、電子記録債務が80百万円、1年内返済予定の長期借入金が107百万円、未払法人税等が65百万円、その他の流動負債が40百万円、長期借入金が452百万円、退職給付に係る負債が66百万円減少したものの、短期借入金が1,250百万円、設備関係未払金が2,730百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は6,442百万円となり、前連結会計年度末に比べ116百万円減少いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が68百万円増加したものの、利益剰余金が269百万円減少したことによるものであります。
③経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は6,284百万円(前連結会計年度比28.3%減)、売上原価は5,296百万円(前連結会計年度比25.2%減)、販売費及び一般管理費は1,052百万円(前連結会計年度比9.5%減)、営業損失は64百万円(前連結会計年度は営業利益514百万円)、経常損失は150百万円(前連結会計年度は経常利益512百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は178百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益401百万円)となりました。
④キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑥資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」 に記載のとおりであります。
短期運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした長期資金需要は、主に設備投資によるものであります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。