四半期報告書-第138期第1四半期(平成30年1月1日-平成30年3月31日)

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2018/05/15 13:38
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2018年1月1日~2018年3月31日)における世界経済は、消費、投資、貿易の拡大基調が続き、良好に推移していますが、一方で、保護貿易政策をめぐる各国の対立や、中東や東アジアを中心とする国際的緊張の高まりから、先行き不透明な状況が継続しました。
また、化学業界におきましては、順調な世界経済を背景に引き続き需要が拡大していますが、昨今の原燃料価格の上昇による製造コストアップが、企業収益を圧迫する要因となっています。
当社グループは当連結会計年度より中期経営計画『PROUD 2020』をスタートさせました。初年度にあたり、ありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指し、『PROUD 2020』で掲げた主要経営戦略の具体的施策を順次実施していくとともに、中長期的な視点に基づく、新たな事業ポートフォリオ構築に取り組んでまいります。
当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は前年同期比22,815百万円(18.1%)増の149,158百万円、営業利益は516百万円(2.3%)増の23,300百万円、経常利益は812百万円(3.7%)増の22,891百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は451百万円(3.0%)増の15,725百万円となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間において、たな卸資産のうち製品、原材料及び仕掛品の評価方法を先入先出法に統一しており、経営成績の前年比較の説明は、遡及処理後の数値を適用しています。さらに、当第1四半期連結会計期間より有形固定資産の減価償却方法と耐用年数、及び全社共通費の各セグメントへの配賦方法の変更を行いました。
加えて、当社は、前連結会計年度においてクラリーノ事業を機能材料セグメントに区分していましたが、2018年1月1日付の組織改定に伴い繊維セグメントへ編入しました。当第1四半期連結累計期間の比較及び分析は、変更後のセグメント区分に基づいています。
また、当社は2018年3月9日付でCalgon Carbon Corporation(以下、Calgon Carbon社)の買収を完了し、当第1四半期連結会計期間より連結対象に含めています。
[ビニルアセテート]
当セグメントの売上高は69,184百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は15,738百万円(同1.8%減)となりました。各事業とも順調に販売を伸ばしていますが、前述の有形固定資産の減価償却方法と耐用年数、及び全社共通費の配賦方法の変更により、当セグメントの営業利益はマイナスの影響を受けました。
①ポバール樹脂は、昨年より本格稼働を開始した北米工場が寄与し、北米市場で販売が増加したものの、原燃料価格上昇の影響を受けました。光学用ポバールフィルムは販売量が増加しました。また、ディスプレイ市場の拡大とパネルサイズ大型化のニーズに対応するため、倉敷事業所で新設備投資(2019年末稼動予定)を決定しました。水溶性ポバールフィルムは引き続き数量が拡大しました。また、PVBフィルムは販売量が増加しましたが、原燃料価格上昇の影響を受けました。
② EVOH樹脂<エバール>は、食品包装用途、自動車ガソリンタンク用途ともに販売量が拡大し、好調でした。
[イソプレン]
当セグメントの売上高は14,626百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は4,313百万円(同7.5%減)となりました。
① イソプレン関連では、ファインケミカル、液状ゴムは販売が拡大し堅調に推移したものの、熱可塑性エラストマー<セプトン>は、販売量が減少しました。
② 耐熱性ポリアミド樹脂<ジェネスタ>は、自動車用途、コネクタ用途、LED反射板用途のいずれも販売が拡大しました。
[機能材料]
当セグメントの売上高は31,237百万円(前年同期比120.1%増)、営業利益は2,502百万円(同14.9%増)となりました。なお、当第1四半期連結会計期間より、Calgon Carbon社の業績を含んでいます。
① メタクリルは、好市況が継続しましたが、樹脂の一部用途が低調でした。
② メディカルは、歯科材料のジルコニア系製品の拡充が寄与し、好調でした。
③ カルゴン・カーボンは販売が順調に推移しましたが、炭素材料は汎用用途の販売量が減少しました。
[繊維]
人工皮革<クラリーノ>は、スポーツシューズ向け出荷が減少し、低調に推移しました。また、ビニロンは一部用途での出荷時期ずれによる数量減に加え、原燃料価格上昇の影響を受けました。生活資材は総じて順調に推移した結果、当セグメントの売上高は16,665百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益は934百万円(同49.7%減)となりました。
[トレーディング]
繊維関連事業のテキスタイルは衣料分野のスポーツ用途及びユニフォーム用途が堅調に推移し、海外縫製事業も販売が拡大しました。また、樹脂・化成品関連事業は輸出を中心に順調であった結果、売上高は32,454百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は1,126百万円(同11.6%増)となりました。
[その他]
その他事業は、売上高は12,776百万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は新事業の研究開発費の増加などが影響し、295百万円(同68.1%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は4,868百万円です。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は次のとおりです。
会社名
事業所名
セグメント
の名称
設備の内容投資予定金額資金調達
方法
着手及び完了予定年月完成後の
増加能力
総額既支払額着手完了
株式会社クラレ
倉敷事業所
(岡山県倉敷市)
ビニルアセテート光学用ポバールフィルム
生産設備増強
12,280
(百万円)
16
(百万円)
自己資金2018年
1月
2019年
12月
3,200万
㎡/年

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