有価証券報告書-第64期(2025/06/01-2026/05/31)
(1)経営成績等の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、雇用情勢にも改善の動きがみられるなど、景気は緩やかに回復しました。
しかしながら、消費者マインドの弱い動きや物価上昇に加え、中東情勢の影響、金融資本市場の変動、米国の通商政策をめぐる動向等により、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当連結会計年度の売上高は、洗剤および固形燃料の売上が伸長したことにより、246億1千9百万円(前期比 3.8%増)となりました。一方で利益面においては、ケミカル事業における製品売上の拡大に加え、価格改定、コスト削減等により、営業利益は21億1千8百万円(同 10.1%増)、経常利益は22億1千7百万円(同 13.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は19億円(同 5.3%増)となりました。
セグメント別の概況
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
<ケミカル事業>(業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤・固形燃料、仕入商品等)
売上高は、外食市場の堅調な推移を背景に、大手外食チェーン向けの洗剤需要が増加したことに加え、人手不足や食中毒対策に対応した高付加価値製品の拡販、歯科等の新規チャネル開拓を進めた結果、232億6千7百万円(前期比 4.7%増)となりました。営業利益は、製品売上の増加に加え、価格改定、コスト削減等により、19億6百万円(同 15.7%増)となりました。
(売上高の主な変動要因)
・増収 洗剤、固形燃料、感染対策製品
(営業利益の主な変動要因)
・増益 製品売上、価格、コスト削減
・減益 人件費、物流費
<ヘルスケア事業>(健康食品等)
物価上昇による消費マインドの冷え込みにより国内外ともに減収となったため、売上高は13億5千1百万円(前期比 9.0%減)となりました。営業利益は、減収による影響をコスト削減等で吸収しきれず、2億1千2百万円(同 23.6%減)となりました。
(売上高の主な変動要因)
・減収 海外、国内
(営業利益の主な変動要因)
・増益 広告宣伝費、物流費
・減益 製品売上(海外、国内)
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金といいます。)の期末残高は、前年同期より13億9千8百万円増加し、78億8千8百万円となりました。主な内訳は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、27億4百万円(前期比 159.1%増)となりました。主には税金等調整前当期純利益が27億2千4百万円、減価償却費が5億3千万円あった一方で、仕入債務の減少額が2億4千3百万円、法人税等の支払額が2億4千1百万円あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、3千9百万円(前期は4億1千9百万円の支出)となりました。主には投資有価証券の売却による収入が5億2千万円あった一方で、有形固定資産の取得による支出が4億1千5百万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、13億7千6百万円(前期比 45.6%増)となりました。主には長期借入金の返済による支出が8億3千4百万円、配当金の支払額が5億3千2百万円あったことなどによるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっております。
ロ.受注実績
該当事項はありません。
ハ.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
ニ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績については、総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針並びに見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
重要な会計方針並びに見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載したとおりであります。
連結財務諸表の作成にあたっては、貸倒引当金、繰延税金資産の計上、減損損失等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行っております。これらの見積りは、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法に基づき行っていますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。
② 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態及び経営成績
a.財政状態
前連結会計年度末と比較して総資産は12億5千6百万円増加し、純資産は15億1千1百万円増加しました。この結果、自己資本比率は2.9ポイント増加し68.2%となりました。増減の主なものは次のとおりであります。
流動資産では、現金及び預金が15億1千万円増加し、商品及び製品が1億2百万円、流動資産その他が1億1千6百万円それぞれ減少しております。
固定資産では、建設仮勘定が1億3千万円増加し、建物及び構築物(純額)が1億7千2百万円、投資有価証券が1億5千4百万円それぞれ減少しております。
流動負債では、未払法人税等が6億7千5百万円増加し、電子記録債務が2億8千3百万円減少しております。
固定負債では、長期借入金が7億5千5百万円減少しております。
b.経営成績
「(1)経営成績等の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
ロ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営指標として、売上高、営業利益、ROEを重視しております。競争力の強化と経営の効率化を図ることにより、営業利益率の向上に努めるとともに、株主資本の運用効率を示す指標であるROEの維持向上に努めてまいります。当連結会計年度におけるROEは12.3%で前期比0.5ポイント減となりました。今後も安定的に10%以上とすることを目標としてまいります。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況
「(1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
ロ.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資等の長期資金需要につきましては、金融機関からの長期借入を基本としており、他方、短期の運転資金需要につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における社債、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は11億円であります。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は78億8千8百万円となっております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、雇用情勢にも改善の動きがみられるなど、景気は緩やかに回復しました。
しかしながら、消費者マインドの弱い動きや物価上昇に加え、中東情勢の影響、金融資本市場の変動、米国の通商政策をめぐる動向等により、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当連結会計年度の売上高は、洗剤および固形燃料の売上が伸長したことにより、246億1千9百万円(前期比 3.8%増)となりました。一方で利益面においては、ケミカル事業における製品売上の拡大に加え、価格改定、コスト削減等により、営業利益は21億1千8百万円(同 10.1%増)、経常利益は22億1千7百万円(同 13.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は19億円(同 5.3%増)となりました。
セグメント別の概況
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 2025年5月期 実績 | 2026年5月期 実績 | 増減 | 増減率 | |
| 売上高 | 23,714 | 24,619 | 904 | 3.8% |
| ケミカル事業 | 22,228 | 23,267 | 1,038 | 4.7% |
| ヘルスケア事業 | 1,486 | 1,351 | △134 | △9.0% |
| 営業利益 | 1,925 | 2,118 | 193 | 10.1% |
| ケミカル事業 | 1,647 | 1,906 | 259 | 15.7% |
| ヘルスケア事業 | 277 | 212 | △65 | △23.6% |
| 営業利益率 | 8.1% | 8.6% | 0.5pt | - |
| ケミカル事業 | 7.4% | 8.2% | 0.8pt | - |
| ヘルスケア事業 | 18.7% | 15.7% | △3.0pt | - |
<ケミカル事業>(業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤・固形燃料、仕入商品等)
売上高は、外食市場の堅調な推移を背景に、大手外食チェーン向けの洗剤需要が増加したことに加え、人手不足や食中毒対策に対応した高付加価値製品の拡販、歯科等の新規チャネル開拓を進めた結果、232億6千7百万円(前期比 4.7%増)となりました。営業利益は、製品売上の増加に加え、価格改定、コスト削減等により、19億6百万円(同 15.7%増)となりました。
(売上高の主な変動要因)
・増収 洗剤、固形燃料、感染対策製品
(営業利益の主な変動要因)
・増益 製品売上、価格、コスト削減
・減益 人件費、物流費
<ヘルスケア事業>(健康食品等)
物価上昇による消費マインドの冷え込みにより国内外ともに減収となったため、売上高は13億5千1百万円(前期比 9.0%減)となりました。営業利益は、減収による影響をコスト削減等で吸収しきれず、2億1千2百万円(同 23.6%減)となりました。
(売上高の主な変動要因)
・減収 海外、国内
(営業利益の主な変動要因)
・増益 広告宣伝費、物流費
・減益 製品売上(海外、国内)
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金といいます。)の期末残高は、前年同期より13億9千8百万円増加し、78億8千8百万円となりました。主な内訳は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、27億4百万円(前期比 159.1%増)となりました。主には税金等調整前当期純利益が27億2千4百万円、減価償却費が5億3千万円あった一方で、仕入債務の減少額が2億4千3百万円、法人税等の支払額が2億4千1百万円あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、3千9百万円(前期は4億1千9百万円の支出)となりました。主には投資有価証券の売却による収入が5億2千万円あった一方で、有形固定資産の取得による支出が4億1千5百万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、13億7千6百万円(前期比 45.6%増)となりました。主には長期借入金の返済による支出が8億3千4百万円、配当金の支払額が5億3千2百万円あったことなどによるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) | 前年同期比(%) |
| ケミカル事業(千円) | 15,841,264 | 103.1 |
| ヘルスケア事業(千円) | 1,033,097 | 83.5 |
| 合計(千円) | 16,874,362 | 101.7 |
(注)金額は販売価格によっております。
ロ.受注実績
該当事項はありません。
ハ.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) | 前年同期比(%) |
| ケミカル事業(千円) | 4,409,418 | 107.5 |
| ヘルスケア事業(千円) | - | - |
| 合計(千円) | 4,409,418 | 107.5 |
ニ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) | 前年同期比(%) |
| ケミカル事業(千円) | 23,267,578 | 104.7 |
| ヘルスケア事業(千円) | 1,351,908 | 91.0 |
| 合計(千円) | 24,619,486 | 103.8 |
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績については、総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針並びに見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
重要な会計方針並びに見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載したとおりであります。
連結財務諸表の作成にあたっては、貸倒引当金、繰延税金資産の計上、減損損失等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行っております。これらの見積りは、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法に基づき行っていますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。
② 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.財政状態及び経営成績
a.財政状態
前連結会計年度末と比較して総資産は12億5千6百万円増加し、純資産は15億1千1百万円増加しました。この結果、自己資本比率は2.9ポイント増加し68.2%となりました。増減の主なものは次のとおりであります。
流動資産では、現金及び預金が15億1千万円増加し、商品及び製品が1億2百万円、流動資産その他が1億1千6百万円それぞれ減少しております。
固定資産では、建設仮勘定が1億3千万円増加し、建物及び構築物(純額)が1億7千2百万円、投資有価証券が1億5千4百万円それぞれ減少しております。
流動負債では、未払法人税等が6億7千5百万円増加し、電子記録債務が2億8千3百万円減少しております。
固定負債では、長期借入金が7億5千5百万円減少しております。
b.経営成績
「(1)経営成績等の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
ロ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、経営指標として、売上高、営業利益、ROEを重視しております。競争力の強化と経営の効率化を図ることにより、営業利益率の向上に努めるとともに、株主資本の運用効率を示す指標であるROEの維持向上に努めてまいります。当連結会計年度におけるROEは12.3%で前期比0.5ポイント減となりました。今後も安定的に10%以上とすることを目標としてまいります。
| 2025年5月期 | 2026年5月期 | 増減 | |
| 売上高 | 23,714百万円 | 24,619百万円 | 904百万円 |
| 営業利益 | 1,925百万円 | 2,118百万円 | 193百万円 |
| 営業利益率 | 8.1% | 8.6% | 0.5pt |
| ROE | 12.8% | 12.3% | △0.5pt |
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況
「(1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
ロ.資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資等の長期資金需要につきましては、金融機関からの長期借入を基本としており、他方、短期の運転資金需要につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における社債、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は11億円であります。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は78億8千8百万円となっております。