有価証券報告書-第122期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/03/27 13:09
【資料】
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【項目】
163項目

退職給付関係

(退職給付関係)
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の国内連結子会社は、確定給付型の制度として、ポイント制キャッシュバランスプラン型(市場金利連動型年金)の企業年金基金制度及び退職一時金制度、並びに確定拠出年金制度を設けています。また、在外連結子会社の一部は、確定給付型の年金制度のほか、確定拠出型の年金制度を設けています。なお、当社において退職給付信託を設定しています。
2.確定給付制度(複数事業主制度を含む)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
国内年金制度(注)
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
退職給付債務の期首残高93,561153,835
勤務費用2,211693
利息費用7393,918
数理計算上の差異の発生額△106△9,072
退職給付の支払額△4,727△6,148
過去勤務費用の発生額-△69
外貨換算差額-△8,386
その他-295
退職給付債務の期末残高91,678135,066

(注)一部の国内連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しています。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
年金資産の期首残高125,464132,566
期待運用収益3,2066,163
数理計算上の差異の発生額△11,247△12,992
事業主からの拠出額1,5374,703
退職給付の支払額△4,651△5,964
外貨換算差額-△7,515
その他-44
年金資産の期末残高114,309117,005

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
積立型制度の退職給付債務90,473134,098
年金資産△114,309△117,005
△23,83617,093
非積立型制度の退職給付債務1,205968
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△22,63118,061
退職給付に係る負債1,63018,889
退職給付に係る資産△24,261△828
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△22,63118,061

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
勤務費用2,211693
利息費用7393,918
期待運用収益△3,206△6,163
数理計算上の差異の費用処理額△6781,303
過去勤務費用の費用処理額-△69
確定給付制度に係る退職給付費用△934△318

(注)このほか、連結損益計算書の「リストラ関連退職損失」には、割増退職金が含まれています。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
過去勤務費用-△876
数理計算上の差異△11,819△278
合計△11,819△1,154

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
未認識過去勤務費用-△747
未認識数理計算上の差異△1,795△44,827
合計△1,795△45,574

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
国内年金制度海外年金制度
株式49.6%24.8%
債券24.9%56.3%
その他25.5%18.9%
合計100.0%100.0%

(注)国内年金制度における年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託23.5%が含まれています。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎は次のとおりです。
国内年金制度海外年金制度
割引率0.8%1.3%~4.4%
長期期待運用収益率3.0%4.9%~6.0%
予想昇給率3.1%2.0%~3.5%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、1,940百万円です。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の国内連結子会社は、確定給付型の制度として、ポイント制キャッシュバランスプラン型(市場金利連動型年金)の企業年金基金制度及び退職一時金制度、並びに確定拠出年金制度を設けています。また、在外連結子会社の一部は、確定給付型の年金制度のほか、確定拠出型の年金制度を設けています。なお、当社において退職給付信託を設定しています。
2.確定給付制度(複数事業主制度を含む)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
国内年金制度(注)
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
退職給付債務の期首残高91,678135,066
勤務費用2,184549
利息費用7294,082
数理計算上の差異の発生額△40516,658
退職給付の支払額△4,691△6,805
過去勤務費用の発生額306153
外貨換算差額-549
その他△102729
退職給付債務の期末残高89,699150,981

(注)一部の国内連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しています。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
年金資産の期首残高114,309117,005
期待運用収益3,0865,800
数理計算上の差異の発生額12,83412,995
事業主からの拠出額4,3333,719
退職給付の支払額△4,593△6,782
外貨換算差額-951
その他-△15
年金資産の期末残高129,969133,673

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
積立型制度の退職給付債務88,562149,637
年金資産△129,969△133,673
△41,40715,964
非積立型制度の退職給付債務1,1371,344
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△40,27017,308
退職給付に係る負債1,19320,184
退職給付に係る資産△41,463△2,876
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△40,27017,308

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
勤務費用2,184549
利息費用7294,082
期待運用収益△3,086△5,800
数理計算上の差異の費用処理額4311,408
過去勤務費用の費用処理額306153
確定給付制度に係る退職給付費用563392

(注)1.このほか、連結損益計算書の「リストラ関連退職損失」には、割増退職金が含まれています。
2.当連結会計年度に当社及び一部の連結子会社にて退職給付制度を変更したことに伴い、過去勤務費用償却額443百万円を特別損失に計上しております。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
過去勤務費用-10
数理計算上の差異13,669△2,919
合計13,669△2,909

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
国内年金制度
(百万円)
海外年金制度
(百万円)
未認識過去勤務費用-△737
未認識数理計算上の差異11,874△47,746
合計11,874△48,483

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
国内年金制度海外年金制度
株式55.9%21.2%
債券22.5%63.0%
その他21.6%15.8%
合計100.0%100.0%

(注)国内年金制度における年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託29.7%が含まれています。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎は次のとおりです。
国内年金制度海外年金制度
割引率0.8%0.4%~3.2%
長期期待運用収益率3.0%4.6%~5.5%
予想昇給率3.1%1.7%~3.5%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、2,001百万円です。