有価証券報告書-第63期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
[1]経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態・経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善などを背景に、前半は、景況感は小幅改善で推移しておりましたが、不安定な海外情勢や人手不足の深刻化や消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動、国内外の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の防止対策により、弱い動きが見られ、国内の景気の先行きに関しては、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループは、「下地から仕上げまでの総合塗料メーカーをめざす」を経営方針として掲げ、良い伝統を築いていく所存です。
当連結会計年度においては、耐久性に優れたフッ素樹脂塗料の認知度アップを図るべく「フッ素はキクスイ」、異常気象対策として省エネ効果が期待できる断熱セラミック塗料「キクスイガイナ」、改修市場における、汎用シリコンNo.1品質にグレードアップした主力製品「水系ファインコートシリコン」、石綿含有建築用仕上塗材に対する環境配慮型剝離剤「キクスイSPリムーバーエコ」など、環境への配慮や社会的な課題解決に向けた取り組みを意識し、継続して社会の役に立つ製品群普及・提案活動に努めました。
工事においても、安心・品質管理及施工体制の更なる強化と整備を行い、シェア拡大に努め、戸建住宅の改修工事では、顧客の皆さまからフッ素樹脂塗料「デラフロン」シリーズをはじめとした高付加価値製品でのご指名も、堅調に頂けました。
又、非住宅では、防耐火や石綿含有建築用仕上塗材の除去など、特殊工事としてのご依頼をお請けさせて頂きまし
た。
しかし製品販売、工事において消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動、天候不順、国内外の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の防止対策による閉塞感により、受注が伸び悩みました。
その結果、当連結会計年度における業績は、連結売上高は216億22百万円(前期比0.8%増)を計上することになりました。
利益面におきましては、連結営業利益は3億28百万円(同18.7%増)、連結経常利益は3億44百万円(同23.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億54百万円(同8.1%増)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当社グループは製品販売・工事の単一セグメントであります。
当連結会計年度における生産実績は、次の通りであります。
(注) 1 金額は、販売価額で表示してあります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当社グループの工事(ビルリフレッシュ)は、受注から完了までの期間が非常に短いため、受注残高はほとんどなく、受注高と販売実績と大きな差異はないので、受注高並びに受注残高については、記載を省略しております。
③ 販売実績
当社グループは製品販売・工事の単一セグメントであります。
当連結会計年度における販売実績は、次の通りであります。
(注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産の残高は、98億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億21百万円の減少となりました。主な内容は、現金及び預金が4億96百万円、受取手形及び売掛金が8億8百万円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産の残高は、66億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億4百万円の減少となりました。主な内容は、建物及び構築物(純額)が96百万円、機械装置及び運搬具(純額)が85百万円、投資有価証券が2億18百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債の残高は、55億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億71百万円の減少となりました。主な内容は、1年内返済予定の長期借入金が3億28百万円増加し、支払手形及び買掛金が6億79百万円、短期借入金が1億17百万円、未払費用が1億96百万円、未払法人税等が1億39百万円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債の残高は、18億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億89百万円の減少となりました。主な内容は、完成工事補償引当金が24百万円、退職給付に係る負債が23百万円増加し、社債が1億97百万円、長期借入金が3億92百万円、リース債務が38百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産の残高は、90億67百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億74百万円の減少となりました。主な内容は、その他有価証券評価差額金が1億71百万円、為替換算調整勘定が29百万円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ4億96百万円減少し、29億16百万円となりました。なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な内容は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ2億23百万円収入が減少し、4億64百万円の収入となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益3億40百万円、減価償却費4億8百万円などの計上、法人税等の支払額2億81百万円の支出などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ2億12百万円支出が増加し、2億84百万円の支出となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出が1億83百万円、無形固定資産の取得による支出が46百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3億3百万円支出が増加し6億61百万円の支出となりました。
これは主に、配当金の支払いが2億12百万円、社債の償還による支出が1億97百万円、短期借入金の返済が1億17百万円などの支出によるものであります。
[2]経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありますなお、本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果
売上高、営業利益につきましては、消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動、天候不順、国内外の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大の防止対策による閉塞感により、受注が伸び悩んだ事などにより、予測数値は未達になりましたが、上半期の堅調な推移と経費削減の活動効果により前年を上回る増収増益の結果となりました。
(3)当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ4億96百万円減少し、29億16百万円となりました。なお、各キャッシュ・フローの状況と増減については、3「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」[1]経営成績等の状況の概要 (3)キャッシュ・フローに記載しております。
②資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払、借入金の返済、配当金の支払等であります。
また、その資金の原資といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、社債、金融機関からの借入等により必要とする資金を調達しております
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態・経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善などを背景に、前半は、景況感は小幅改善で推移しておりましたが、不安定な海外情勢や人手不足の深刻化や消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動、国内外の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の防止対策により、弱い動きが見られ、国内の景気の先行きに関しては、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループは、「下地から仕上げまでの総合塗料メーカーをめざす」を経営方針として掲げ、良い伝統を築いていく所存です。
当連結会計年度においては、耐久性に優れたフッ素樹脂塗料の認知度アップを図るべく「フッ素はキクスイ」、異常気象対策として省エネ効果が期待できる断熱セラミック塗料「キクスイガイナ」、改修市場における、汎用シリコンNo.1品質にグレードアップした主力製品「水系ファインコートシリコン」、石綿含有建築用仕上塗材に対する環境配慮型剝離剤「キクスイSPリムーバーエコ」など、環境への配慮や社会的な課題解決に向けた取り組みを意識し、継続して社会の役に立つ製品群普及・提案活動に努めました。
工事においても、安心・品質管理及施工体制の更なる強化と整備を行い、シェア拡大に努め、戸建住宅の改修工事では、顧客の皆さまからフッ素樹脂塗料「デラフロン」シリーズをはじめとした高付加価値製品でのご指名も、堅調に頂けました。
又、非住宅では、防耐火や石綿含有建築用仕上塗材の除去など、特殊工事としてのご依頼をお請けさせて頂きまし
た。
しかし製品販売、工事において消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動、天候不順、国内外の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の防止対策による閉塞感により、受注が伸び悩みました。
その結果、当連結会計年度における業績は、連結売上高は216億22百万円(前期比0.8%増)を計上することになりました。
利益面におきましては、連結営業利益は3億28百万円(同18.7%増)、連結経常利益は3億44百万円(同23.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億54百万円(同8.1%増)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当社グループは製品販売・工事の単一セグメントであります。
当連結会計年度における生産実績は、次の通りであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 製品販売・工事 | 18,248,018 | △3.2 |
| 合計 | 18,248,018 | △3.2 |
(注) 1 金額は、販売価額で表示してあります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当社グループの工事(ビルリフレッシュ)は、受注から完了までの期間が非常に短いため、受注残高はほとんどなく、受注高と販売実績と大きな差異はないので、受注高並びに受注残高については、記載を省略しております。
③ 販売実績
当社グループは製品販売・工事の単一セグメントであります。
当連結会計年度における販売実績は、次の通りであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 製品販売・工事 | 21,622,260 | 0.8 |
| 合計 | 21,622,260 | 0.8 |
(注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 大和ハウスリフォーム㈱ | 2,463,380 | 11.5 | 2,552,094 | 11.8 |
| 住友林業ホームテック㈱ | 2,796,398 | 13.0 | 2,501,665 | 11.6 |
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産の残高は、98億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億21百万円の減少となりました。主な内容は、現金及び預金が4億96百万円、受取手形及び売掛金が8億8百万円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産の残高は、66億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億4百万円の減少となりました。主な内容は、建物及び構築物(純額)が96百万円、機械装置及び運搬具(純額)が85百万円、投資有価証券が2億18百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債の残高は、55億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億71百万円の減少となりました。主な内容は、1年内返済予定の長期借入金が3億28百万円増加し、支払手形及び買掛金が6億79百万円、短期借入金が1億17百万円、未払費用が1億96百万円、未払法人税等が1億39百万円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債の残高は、18億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億89百万円の減少となりました。主な内容は、完成工事補償引当金が24百万円、退職給付に係る負債が23百万円増加し、社債が1億97百万円、長期借入金が3億92百万円、リース債務が38百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産の残高は、90億67百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億74百万円の減少となりました。主な内容は、その他有価証券評価差額金が1億71百万円、為替換算調整勘定が29百万円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ4億96百万円減少し、29億16百万円となりました。なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な内容は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ2億23百万円収入が減少し、4億64百万円の収入となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益3億40百万円、減価償却費4億8百万円などの計上、法人税等の支払額2億81百万円の支出などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ2億12百万円支出が増加し、2億84百万円の支出となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出が1億83百万円、無形固定資産の取得による支出が46百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3億3百万円支出が増加し6億61百万円の支出となりました。
これは主に、配当金の支払いが2億12百万円、社債の償還による支出が1億97百万円、短期借入金の返済が1億17百万円などの支出によるものであります。
[2]経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありますなお、本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果
| 2020年3月予想(A) | 2020年3月実績(B) | 増減額 (B-A) | 2019年3月 参考 | ||
| 売上高 | (百万円) | 23,000 | 21,622 | △1,377 | 21,459 |
| 営業利益 | (百万円) | 430 | 328 | △101 | 276 |
売上高、営業利益につきましては、消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動、天候不順、国内外の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大の防止対策による閉塞感により、受注が伸び悩んだ事などにより、予測数値は未達になりましたが、上半期の堅調な推移と経費削減の活動効果により前年を上回る増収増益の結果となりました。
(3)当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ4億96百万円減少し、29億16百万円となりました。なお、各キャッシュ・フローの状況と増減については、3「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」[1]経営成績等の状況の概要 (3)キャッシュ・フローに記載しております。
②資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払、借入金の返済、配当金の支払等であります。
また、その資金の原資といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、社債、金融機関からの借入等により必要とする資金を調達しております