有価証券報告書-第64期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/29 12:43
【資料】
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【項目】
139項目
[1]経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態・経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、外出自粛や個人消費マインドの低下など、経済・社会活動が停滞したことで国内経済は急速に悪化しました。
第3四半期以降、徐々に、塗り替え需要を中心に回復傾向を見せていますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が混在するなど、当社グループを取り巻く環境におきましても、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、状況に応じて対策を講じながら、業績の向上に努めてまいりました。
当連結会計年度においては、コミュニケーションツールとしてメールマガジンの配信を継続し、耐久性に優れたフッ素樹脂塗料の認知度アップを図るべく「フッ素セレクション」、異常気象対策として省エネ効果が期待できる断熱セラミック塗料「キクスイガイナ」、改修市場における汎用シリコンNo.1品質にグレードアップした主力製品「水系ファインコートシリコン」、石綿含有建築用仕上塗材に対する環境配慮型剥離剤「キクスイSPリムーバーエコ」など、環境への配慮や社会的な課題解決に向けた取り組みを意識し、継続して社会の役に立つ製品群の普及・提案活動を図ってまいりました。
工事においては、戸建住宅の改修工事や、非住宅の防耐火や石綿含有建築用仕上塗材の除去などの特殊工事のご依頼に対し、安全・品質・コンプライアンスの充実に努め、更に強固な施工管理体制の充実化に取り組みました。
それらの効果もあり、第3四半期以降は、回復傾向となりましたが、第2四半期までの落ち込みをカバーするには至りませんでした。
その結果、当連結会計年度における業績は、連結売上高は205億27百万円(前期比5.1%減)を計上することになりました。
利益面におきましては、連結営業利益は3億2百万円(同8.0%減)、連結経常利益は3億29百万円(同4.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億63百万円(同5.5%増)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当社グループは製品販売・工事の単一セグメントであります。
当連結会計年度における生産実績は、次の通りであります。
セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)
製品販売・工事18,044,845△1.1
合計18,044,845△1.1

(注) 1 金額は、販売価額で表示してあります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当社グループの工事(ビルリフレッシュ)は、受注から完了までの期間が非常に短いため、受注残高はほとんどなく、受注高と販売実績と大きな差異はないので、受注高並びに受注残高については、記載を省略しております。
③ 販売実績
当社グループは製品販売・工事の単一セグメントであります。
当連結会計年度における販売実績は、次の通りであります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
製品販売・工事20,527,103△5.1
合計20,527,103△5.1

(注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先前連結会計年度当連結会計年度
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
大和ハウスリフォーム㈱2,552,09411.82,294,73111.2
住友林業ホームテック㈱2,501,66511.61,728,5048.4

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産の残高は、100億59百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億40百万円の増加となりました。主な内容は、現金及び預金が3億34百万円増加、受取手形及び売掛金が1億42百万円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産の残高は、66億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ53百万円の減少となりました。主な内容は、建物及び構築物(純額)が1億11百万円、投資有価証券が1億76百万円増加、機械装置及び運搬具(純額)が81百万円、リース資産(無形)が41百万円、長期性預金が2億1百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債の残高は、57億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億8百万円の増加となりました。主な内容は、支払手形及び買掛金が1億17百万円、短期借入金が2億50百万円、未払法人税等が1億19百万円増加し、1年内返済予定の長期借入金が4億3百万円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債の残高は、16億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億37百万円の減少となりました。主な内容は、完成工事補償引当金が8百万円、長期借入金が76百万円増加し、社債が1億97百万円、リース債務が54百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産の残高は、92億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億4百万円の増加となりました。主な内容は、その他有価証券評価差額金が1億88百万円、非支配株主持分が45百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ3億34百万円増加し、32億51百万円となりました。なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な内容は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、営業活動によるキャッシュ・フローは10億25百万円の資金の増加(前連結会計年度は4億64百万円)となりました。
これは主に、仕入債務の増減額による増加、未払費用の増減額による増加、法人税等の支払額の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、投資活動によるキャッシュ・フローは1億31百万円の資金の減少(前連結会計年度は2億84百万円)となりました。
これは主に、定期預金の純増減額による増加、投資有価証券の売却等による収入の増加、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出の増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において、財務活動によるキャッシュ・フローは5億63百万円の資金の減少(前連結会計年度は6億61百万円)となりました。
これは主に、短期借入金の純増減額によるものであります。
[2]経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果
2021年3月予想(A)2021年3月実績(B)増減額
(B-A)
2020年3月
参考
売上高(百万円)19,80020,52772721,622
営業利益(百万円)2943028328

売上高、営業利益につきましては、国内外の新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、営業活動の自粛による顧客情報の停滞や、受注を予定していた現場着工の遅延・停止などにより、前年を上回ることはできませんでしたが、下半期からの塗替え市場を中心とした回復傾向と、経費削減の活動効果により予想を上回る増収増益の結果となりました。
(3)当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ3億34百万円増加し、32億51百万円となりました。なお、各キャッシュ・フローの状況と増減については、3「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」[1]経営成績等の状況の概要 (3)キャッシュ・フローに記載しております。
②資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払、借入金の返済、配当金の支払等であります。
また、その資金の原資といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、社債、金融機関からの借入等により必要とする資金を調達しております

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